ザク隊長のドルフロ戦記外伝~時空を超えた奮戦記~   作:零戦之介

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ザク隊長のドルフロ戦記未来編スタートです!どうしても書きたくなったので書いてしまいましたがこれも完走できるよう頑張りますので宜しくお願い致します。

GATE要素はまだ少ないですがこれから若干濃くなっていくのでこれまたよろしくお願いします。

このお話に出てくるタチコマたちはドルフロコラボイベント後にはやぶさが駄々をこねまくって公安九課からレンタルしたタチコマで、ここではペット兼妖精兼支援部隊を兼ねています。(ダイナちゃんのライバルでもある。)


異世界接触α~自衛隊彼の地にて、斯く戦えり編~
門開門!!新たな出会いは唐突に~ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり編一話~


~これは遠くて近い未来の物語

 

 

ザク隊長の基地はいつも通りの日常が流れていた。

鉄血工造は降伏し、グリフィンの傘下に入りザク隊長の基地に本拠点を置くことになった。それからいろいろあったが、平和になりつつあった。

 

最初は様々な混乱もあったが徐々に慣れ、日常の一つになっていった。

 

~はやぶさの自室~

 

はやぶさ「ふんふんふ~ん。今日もお洗濯もの一杯だーっと。」

 

はやぶさは鼻歌を歌いながら洗濯物を干していた。

 

はやぶさ「それにしても、本当に我が基地も人が増えた・・・。」

 

はやぶさ「このまま平和だといいなぁ。」

 

はやぶさは雲がある青空を遠い目で眺め、呟く。

 

MCX「おーい、はやぶさくーん。」

 

はやぶさ「なんだーい、MCX?」

 

MCX「私の下着も洗濯してくれな~い?今日は数が多くて面倒くさくてさ~。」

 

はやぶさ「もー昨日も同じこと言ってたじゃん。今日は自分で洗いなさーい。」

 

MCX「ケチー。」

 

穏やかな日常が流れていた。

 

今日も同じ日常が流れ、穏やかに終わりまた朝が来る。

皆、そう思っていた。

 

しかし、平穏は一瞬で崩された。とんでもないハプニングと共に。

 

場所は変わって・・・

 

~裏の世界~

 

フェネクス「くそっ!空間侵食が早すぎて抑止できない!!」

 

ユニコーン「あきらめるな!何としてでも止めるんだ!」

 

バンシィ「だが無理だぜ、ユニコーン。相手の浸食が早いからもう止められない。」

 

ペガサス「でも放置はできないよ、このままじゃはやぶさ君たちが・・・。」

 

バンシィ「わかっている!だが、もう止められないんだ・・・。」

 

フェネクス「私、ザク隊長にテレパシーで緊急事態を伝えてくるわ!」

 

ユニコーン「頼んだ!」

 

ペガサス「僕もはやぶさくんの所に行ってくる!」

 

バンシィ「行ってこい!」

 

ペガサス「お気をつけて・・・。」バビューン

 

ユニコーン「ザク隊長・・・僕たちはいけませんがなんとか踏ん張ってください・・・。」

 

ユニコーンは悔しそうに拳を握りしめ、そうつぶやいた。

 

・・・

・・・・・・

 

ザク隊長「ふあ~あったかくて気持いいなぁ。」

 

WA2000「そうね、いい気持ちだわ。」

 

M1911「二人とも呑気ね?のんびりしたい気持ちはわかるけど、その様子じゃ部下たちに示しがつきませんよ?」

 

WA2000「はーい。」

 

ザク隊長「わかったー。」

 

ザク隊長たちは執務室で思い思いにのんびり過ごしていた。とても静かで穏やかな陽気、これから動乱が起きるとは思えないほど平和であった。

 

pipipi!

 

突然ザク隊長の携帯からけたたましいアラーム音がする。

 

ザク隊長「うわっ!何事!?」

 

ザク隊長「フェネクスから・・・?久しぶりだな。」

 

ザク隊長「もしもし。」

 

フェネクス「もしもし、ザク隊長?緊急事態なの!」

 

フェネクスはザク隊長に通信がつながると勢いよく話始める。

 

ザク隊長「どおしたのフェネクス、緊急事態ってなにさ。」

 

フェネクス「門が開くわ!」

ザク隊長「門?」

 

フェネクス「異世界から門が開かれるわ、侵略の意志がある連中が来る!なんとか迎撃して!」

 

ザク隊長「ちょっと待って?急にそんなこと言われても。」

 

フェネクス「うるさい!とっとと戦闘配置について!侵略されても文句言わないでよ!それじゃ忙しいからもう切るわ、ご武運を!!」ブツッ プープープー

 

ザク隊長「なんなんだ一体・・・。」ブスー

 

WA2000「相変わらずせっかちなやつね。」

 

M1911「とはいえ、あのフェネクスがあそこまで大焦りで電話をかけてくるなんて珍しいことですよ。」

 

ザク隊長「それはそうなんだよね・・・。まぁ、一応第3種戦闘配置を出しておこうか。」

 

ザク隊長達は突然の連絡に驚きつつ、のんびり目に指示を出そうとしていた。

 

はやぶさ「父さん!」バターン

 

はやぶさが勢いよく扉を開け、中に入る。

 

ザク隊長「おおう!?どしたのはやぶさ君。」

 

はやぶさ「ペガサスからの緊急報告です!」

 

ザク隊長「ペガサスから?もしかして・・・。」

 

はやぶさ「ええ、異世界からの侵略者のことです!」

 

M1911「ユニコーン達の状況は?」

 

はやぶさ「もう大慌てのてんてこ舞い状態です、もう防御しきれないとか・・・。」

 

WA2000「・・・指揮官。」

 

ザク隊長「ああ、これはまずいね。第3種戦闘配置から第1種戦闘配置にレベルを上げる。総員戦闘配置!」

 

WA2000「了解!M1911、アナウンスをお願い!」

 

M1911「わかった!」

 

ザク隊長「まったく・・・いったい何が起きるって言うんだ。」

 

・・・

・・・・・・

 

宿舎にて

 

タチコマα「うぬぬぬ・・・。」

 

MCX「さぁ~タチコマくぅん?どっちを引くのかな~?」

 

タチコマα「こ、こっち!」シュパッ

 

タチコマα「あっ!こ これは!」

 

MCX「はーい残念、君が引いたのはババでした~。上がり!」

 

タチコマα「ムキー!も、もう一回だ!!」

 

MCX「いいよ~。勝つのは私だけど♪」

 

VSK-94「まだやっているのですか・・・。よくまぁババ抜き一つで粘れるものですね。」

 

DSR-50「いいじゃないの、こうして平和にゲームができるのは私たちのやってる仕事が無駄じゃない証よ。」

 

DP-12「そうですよ、私たちも参加してみましょ?」

 

VSK-94「遠慮しておきます。」ビシッ

 

DSR-50「つれないわねえ。」

 

MCX「それはそうとはやぶさくんいったいどうしたんだろう、急に血相を変えて指揮官室に行っちゃったけど。」

 

DP-12「そうですね、確かに心配です。様子を見に行ってきますね。」

 

ビィービィービィー

 

VSK-94「この音は第一種戦闘配置の警報!?」

 

MCX「緊急事態が起きたってことだね、タチコマくん試合はお預け!配置について!」

 

タチコマα「了解!仲間に伝達するね!」

 

MCX「お願い!」

 

DP-12「私たちも急ぎましょう。」

 

DSR-50「わかったわ!」

 

・・・

・・・・・・

 

エージェント「エリザ様!」

 

エリザ「うん、聞こえてる。戦闘配置だよね。」

 

ハンター「しかしなぜ急に戦闘配置なのだ?」

 

ドリーマー「フェネクスの話によると異世界からの侵略者が来たんだとよ。」

 

エクスキューショナー「異世界だぁ?エイリアンでも攻めてくんのかよ。」

 

スケアクロウ「愚痴っていないで行きますよ。」

 

エクスキューショナー「りょーかい!」

 

・・・

・・・・・・

 

M1911「指揮官様、皆戦闘配置に着きましたわ。」

 

ザク隊長「了解。はやぶさ、ペガサスからはなんて来てる?」

 

はやぶさ「もうじき門が開くそうです。」

 

ザク隊長「ありがとう。WA2000、隔壁及びゲートの封鎖は終わった?」

 

WA2000「もう全部終わってる!」

 

ザク隊長「宜しい!」

 

ザク隊長「さて、鬼が出るか蛇が出るか・・・。」

 

~防壁の上にて~

 

MCX「ねえ、はやぶさくん。本当に来るの?」

 

はやぶさ「可能性は高い。俺自身も嫌な空気をビンビンに感じる。」

 

DSR-50「確かに・・・変な風も吹いてきたわね。」

 

M4A1「はやぶさ!」

 

はやぶさ「姉さん!」

 

M4A1「何が起きたっていうの?こんなにも穏やかな感じなのに第一種戦闘配置だなんて。」

 

RO635「まさかドッキリですか?」

 

はやぶさ「姉さんたち、これは訓練でもドッキリでもありません!マジモンの実戦です!」

 

ペガサス「みんな!気を引き締めて!そろそろ来るよ!!」ムネカラニュッ

 

はやぶさ「ペガサス!」

 

SOP2「わッ!相変わらずぎょっとする出てきかただなぁ。」

 

ペガサス「そんなことはどーでもいい!!もうじきユニコーン兄さんたちの結界が崩れる、そうなったらいよいよ戦闘開始だ。みんな気を張っていくよ!」

 

RO635「わ、分かったわ。」

 

M4A1「AR小隊の皆、気合い入れていくわよ!」

 

AR小隊「「「「応ッ!」」」」

 

皆がそれぞれに気合いを入れている中、ペガサスは遠くの空を睨みつけ、少し経ったときこう呟いた。

 

ペガサス「・・・来たぞ!」

 

ズドォォォォオオオン!!!!

 

重い轟音が静かに鳴り響く、ふと気が付けばデカい門が建っていた。

 

DP-12「門・・・?あれが?」

 

MCX「随分と小綺麗な門だねぇ。何?パレードでも始まるの?」

 

VSK-94「・・・どうやらパレードで合ってるようですよ。」

 

DSR-50「もっとも、楽しそうなものではなさそうですが。」

 

全メンバーが門に視線を向ける、すると堰を切ったように敵が姿を現し始めた。

 

タチコマα「うわぁ!中世の騎士みたいなのがあふれ出てきた!」

 

タチコマβ「あれ見ろよ!ドラゴンが人をのっけて飛んでるぞ!」

 

スコーピオン「うわわわ、オークやゴブリンもぞろぞろいるー!」

 

Vector「ねえ、なんかこっちにあいつら弓矢向けてない?」

 

AK-47「ああ、こっちに向けて・・・。」

 

ヒュパパパパパ

 

56-1式「撃ってきたー!!!」

 

MDR「あははは、当たるわけないのにご苦労なことで~。」

 

ピシュッ

 

MDRの頬を弓矢が掠り勢いよく地面に刺さる。MDRの切れた頬から人工血液が垂れる。

 

MDR「・・・。」

 

FAL「MDR大丈夫!?」

 

MDR「うんだいじょーぶ。」ガクブル

 

ボーイズ「MDRの仇だ、もってけ!デブオーク!」ズガーン

 

MDR「私まだ死んでないし!食らっとけ!クソ蛮人!!」ズガガガガガガ

 

M2HB「アハハハハッ!皆木っ端みじんにしてやるわ!」ドドドドド

 

AK-12「まったく、蛮族なのはどっちなのかしら。」タタタン タタタン

 

AN-94「ああ、弾は無尽蔵にあるわけじゃない。敵が多いからこそ節約するべきなのに。」タタタッ タタタッ

 

AK-15「チッ、この数は正味キツイ。弾はまだあるとはいえ固い敵が多すぎる。」ダダダッ ダダダッ

 

RPK-16「そうですね~まぁ私は特殊徹甲弾使っているのでこれといった問題はありませんが。」ダダダダダ

 

AK-15「ん?あれは投石器か?」

 

RPK-16「おや、どうやらこっちに狙いを定めているようですね。」

 

ヒュバッ

 

AK-12「うわっ!こっちに投げてきた!」

 

AN-94「皆、離れろ!」

 

ヒュー・・・ガラガラガシャーン!!!

 

AK-12「ケホケホ・・・AN-94、AK-15、RPK-16大丈夫!?」

 

AN-94「問題ない!」

 

AK-15「戦闘行動に問題なし。」

 

RPK-16「大丈夫です。」

 

AK-12「まったく・・・あの投石器を潰さないと厄介ね。」ポリポリ

 

UMP45「いや~大変なことになったわねえ。」カタテヒラヒラ

 

AK-12「あら、45来てたのね。」

 

UMP45「ええ、せっかく室内プールでバカンス気分だったのに急に戦闘に駆り出されてご機嫌斜めよ此畜生。」

 

AK-12「あっそ、それよりお宅のとこの眠り目の狙撃手にあの投石器の人員の排除を要請して頂戴。あいつの投石に当たるほどトロくはないけど微妙にムカつくからさっさとぶっ壊して。」

 

UMP45「もうやってるわ。もっともG11じゃなくてHK416にやらしてるけど。」

 

AK-12「416?・・・ああ、榴弾で吹っ飛ばすのね。」

 

ドカーン

 

UMP45「あら、もう終わったみたいね。」

 

AK-12「そのよう。」

 

HK416「なーにぼんやりしてんのよ、アンタたち!」

 

UMP45「あら、416。ナイス爆破だったわよ。」

 

HK416「そいつはどーも!それはそうとなんでこんな事になってるのよ!なに?映画撮影?」

 

UMP9「416、これは実戦だよ?だってほら、この矢とか本物だし。」

 

HK416「そんなことは分かってる!いきなり中世の騎士軍団と戦わされてパニックになってるのよ!」

 

UMP9「まぁ、気持ちはわからないでもないよね~。でも、こんなでっかいドンパチ久しぶりだから楽しさのほうが優勢かな~。」

 

HK416「お気楽そうで何よりよ。」タメイキ

 

タチコマγ「ひえー、お助けー!」ピューン

 

UMP45「あら、どうしたのタチコマ。」

タチコマγ「いやー、調子乗って壁上で機銃掃射してたら弓矢の集中攻撃を食らっちゃってね。矢だらけにされちゃったから引っこ抜いてもらいに行くの。」

 

UMP45「そう、気を付けてね。」

 

タチコマγ「ありがとう!みんなも気を付けてね!」ピュイーン

 

G11「それにしても鉄血は何やってるんだろ。さぼり?」

 

エクスキューショナー「だーれがサボリだコラ。俺は射程が短いからもうちょっと数を減らさないと突撃できないんだよ。」

 

G11「ゲッ!エクスキューショナー!?」

 

アルケミスト「あたしもいるぞ。」

UMP45「あら、アルケミスト。あんたも手持ち無沙汰?」

 

アルケミスト「まぁね、もうちょっとしたら突撃をする予定だが。」

 

AK-12「ほかの鉄血は何やってるの?」

エクスキューショナー「ほかの奴らは遠距離戦用下級鉄血人形を率いてボコボコ攻撃してる。エリザ様も重力操作まで使って大暴れ中さ。」

 

AK-15「ほう、エルダーブレインも参戦とは豪勢だな。」

 

アルケミスト「今回は指揮官も前線で久しぶりに指揮を執っているからな、いいとこを見せて褒めてもらいたいのかもな。」

 

RPK-16「子供っぽいですねえ。」

 

エクスキューショナー「ま、武勲を立てて褒めてもらいたいって気持ちは分からないわけじゃないからなァ。」

 

ピピピ

 

エクスキューショナー「あ、エリザ様から通信だ。もしもし。」

 

エリザ「エクスキューショナー、アルケミスト突撃準備。近接戦闘用鉄血人形を連れて正面ゲートで待機してて。」

 

エクスキューショナー「ん、了解しました。」

 

エクスキューショナー「・・・というわけでこれから畳み掛けに入る。行ってくるぜ。」

 

UMP45「気を付けてね~」

 

~正面ゲート~

 

SPAS-12「遅れてごめんなさーい!!」ダダダダッ

 

ドム・ノーミーデス(M・B)「スパスさーん、遅いですよ!緊急事態なんですからもうちょっと早く動いて下さい!」

 

SPAS-12「はい!以後気を付けます・・・。」ゼハゼハ

 

ティターニア(A・S)「さて、こっから私たちの出番だね!」

 

リック・ドムⅡ(GH)「よっし久しぶりの殴り合いだ、スプリングフィールドにいいとこ見せてやるぜ!!」

 

ザクⅡ改[フリッツヘルム仕様](R・R)「気合い入れていくか!」

 

イフリート(D・S)「ゲートが開くぞ、総員突撃準備!」ジャギッ

 

ギュイッ ガガガガガ・・・

 

重い音を立て、ゲートが開いていく。

 

イフリート(D・S)「開いたな!総員突撃!!!!」

 

MS&人形軍団「「「「「「「「「「おおおおおおおおおお!!」」」」」」」」」」

 

数十分後・・・臨時前線指揮所にて

 

高機動型ザク後期型(B・H)「指揮官、伝令です!」

 

ザク隊長「ありがとうバルバラさん。内容は?」

 

高機動型ザク後期型(B・H)「侵略してきた敵は軒並み撃滅、生き残りは逃げるか捕虜になったそうです。」

 

ザク隊長「了解!ふぅ~とりあえずひと段落かな。」

 

先行量産型ゲルググ(K・G)「そうですね、とりあえずですが。」

 

カリーナ「やらなきゃいけないことも山積みですしね・・・。」

 

ザク隊長「報告書に請求書、死体処理に帳簿計算・・・その他諸々の書類の山が・・・。」

 

カリーナ「泣いても仕事は始まりません、徹夜しましょう・・・。」

 

ザク隊長「ちくしょー。」

 

・・・数日後

 

ヘリアン「久しぶりだな指揮官、この前の異世界からの侵略者への対応ご苦労だった。」

 

ザク隊長「ええ、おかげで三日三晩皆寝ずに死体処理や門の防御ドームの建設、書類の仕事で全員疲労度MAXです。」ゲッソリ

 

ヘリアン「すまない、後で必ず埋め合わせをすることを約束する。」

 

ヘリアン「・・・皆が疲れている中申し訳ないのだが、新しい仕事だ。」

 

ザク隊長「もしかして門の奴ですか。」

 

ヘリアン「ああ、新ソ連政府がこの門を認知してしまってな。門の先の世界をとっとと調べて有用な資源の調査と賠償金をむしり取ってこいとのことだ。」

 

ザク隊長「随分とぶっちゃけましたね。」

 

ヘリアン「こうしたほうがお前も分かりやすくていいだろう、まぁなんだ頑張ってくれ。」

 

ザク隊長「了解、クルーガーさんにも宜しく伝えておいてね。」

 

ヘリアン「ああ、それでは。」ブツッ

 

ザク隊長「カリーナ、聞いた?」

 

カリーナ「はい、またろくでもない陰謀に巻き込まれましたね・・・。」

 

ザク隊長「まぁ、これも仕事だ頑張ろう。」

 

~大食堂~

デストロイヤー「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛づがれ゛だ。」ベター

 

アーキテクト「私も・・・もう死体は暫く見たくないよ。」グデー

 

ゲーガー「流石に私もしんどい・・・。おのれ異世界の蛮族め。」ブツブツ

 

高機動型ザク後期型(B・H)「みんなお疲れ・・・。同席いいかしら?」

 

デストロイヤー「あ、バルバラさんもお疲れ様。」

 

アーキテクト「すっごいデカいくまが出来てるけど・・・ちゃんと寝てる?」

 

高機動型ザク後期型(B・H)「指揮官の書類仕事に付き合っていてね、もう本当に疲れているんだ。」

 

ゲーガー「お疲れ様です・・・。」

 

アーキテクト「まったくもう、なんで急に攻めてきたんだろう。」

 

ゲーガー「ユニコーンの話によるとかなり上位の神様が裏で絡んでいるらしいな。まったく傍迷惑な話だ。」

 

高機動型ザク後期型(B・H)「くそう・・・私の安眠時間が。」

 

皆が神への呪詛を吐いていると・・・

 

ブイィー!!!

 

高機動型ザク後期型(B・H)「こ、この音は。」

 

アーキテクト「総員招集のブザー・・・。」

 

デストロイヤー「またトラブルが起きたのかな・・・。」

 

ゲーガー「とりあえず行くぞ。」

 

みな足どり重くとぼとぼと大講堂室に歩いていくのであった。

 

~大講堂~

 

ざわざわざわ・・・

エクスキューショナー「ったく・・・なんで指揮官は急に招集なんぞかけたんだ。」

 

アガ太「さぁ?でもおおよそろくでもないことになりつつある事だけは分かるよ。」

 

ザクⅡ(A・B)「ああ、ローゼ。僕は眠いよ・・・。」

 

サイコミュ・システム試験用ザク(A・R)「起きなさいアル・・・みんな頑張ってるのよ。」

 

スケアクロウ「あ、指揮官様が来ましたわ。」

 

先行量産型ゲルググ(K・G)「総員起立!」

 

ザッ

 

ザク隊長「あー座ってていいよ。」

 

先行量産型ゲルググ(K・G)「総員着席!」

 

ガタガチャ

 

ザク隊長「ん、みんな連日の仕事お疲れ様。」

 

ザク隊長「そんな中に申し訳ないんだけど最悪の報告があります。」

 

ザワザワ

 

ザク隊長「新ソ連政府からお仕事の依頼です。門の先の世界へ行き、賠償金搾り取ったうえで有用な資源のありかを探してこいとのことです。」

 

リック・ドムⅡ(G・H)「はぁ!?なんだよそれ!」

 

ハンター「我々は政府の犬じゃないんだぞ!」

 

ブーブー

 

ザク隊長「皆ごめん・・・この仕事は受けないと我々も危ないんだ。」

 

エリザ「指揮官さん、それってどういうことなの・・・?」

 

ザク隊長「実は政府高官の間でグリフィン&クルーガー社の解体要請案があってね。この仕事の成果次第じゃそれの取り消しも考えてくれるそうなんだ。」

 

アルケミスト「なるほどな、受けないと我々の安全や衣食住は保証されないというわけか。」

 

アーキテクト「卑劣な高官どもめ~。」

 

ザク隊長「改めて皆に言うよ、ゴメン。無理な仕事を請け負ってしまって。」

 

エクスキューショナー「しょうがねえよ、政府直々の仕事なら受けたくなくても受けざるをえないだろうさ。」

 

ティターニア(A・S)「ザク隊長は気に病む必要はないよ。私たちももうちょっと頑張ってみるよ。」

 

ザク隊長「みんな・・・ありがとう。」ポロポロ

 

M4A1「さぁ、指揮官私達に指示を!」

 

ザク隊長「わかった!」

ザク隊長「オホン!それでは、二日後に遠征隊を組んで出発する。それまでにしっかり休息をとって万全の態勢で出発する。」

 

ザク隊長「質問はある?ないなら直ちに休みに行くように!」

 

ザク隊長「解散!」

 

ガタガタガタ

 

イフリート・イェーガー(H・H)「さて、寝るか!」

 

ドム・ノーミーデス(M・B)「そうねー早くベッドに入りたい・・・。」

 

ウロボロス「二日後までに体力や精力を補充せねばな。」

 

タチコマΔ「僕も休眠するかー。」

 

・・・

・・・・・・

 

~二日後門の前にて~

ザク隊長「諸君!ついにこの日がやってきた!これより異世界への侵攻を開始する!」

 

ザク隊長「今回の作戦は向こう側で何が起きるかは未知数、外に出た瞬間に即交戦の可能性がある。」

 

ザク隊長「そこで少しでも犠牲を少なくするために鉄血の下級人形を先頭に、鉄血ハイエンド、グリフィン人形、タチコマ、MSの順で進むことにした!」

 

ザク隊長「鉄血にはいつも苦労をかける、本当に済まない!」

 

ザク隊長「これはグリフィンの大仕事である!気を引き締めていくように!」

 

ザク隊長「それでは出発!」

 

人形&MS&タチコマ「「「了解!!!!!!」」」

 

ザッザッザッザッ

 

タチコマβ「うーん、緊張するなぁ。」

 

タチコマε「おいおい、いまさら緊張したって仕方ないぜ。それにいつもの任務に比べれば楽勝じゃないか、旅行気分で行けばいいのさ!」

 

タチコマα「これこれ、旅行気分で行ってはいかんよ。β程緊張しなくてもいいけど気を引き締めていくよーに。」チッチッチ

 

タチコマε「なんだい!引率の先生でもあるまいに偉そうにしちゃって!」プンスコ

 

はやぶさ「まぁまぁ、喧嘩しないで・・・。」

 

M4A1「はやぶさ、門に入るわよ。」

 

はやぶさ「りょ、了解!」

 

ザスザスザス・・・

 

エクスキューショナー「暗闇が長いな・・・。」

 

ハンター「ああ、お化け屋敷にいるみたいでなんかいやだな。」

 

SOP2「歩くのに飽きてきたなあ。」

 

WA2000「!光が見えてきたわ。」

 

ドリーマー「よっし、急ぐぞ。ガード、マンティコア、イージス、駆け足!」

 

マンティコア「!」ガシャガシャ

 

アーキテクト「ねえ、そんなに急がして大丈夫?」

 

ドリーマー「先頭のガード達とリンクして偵察してみたけど生体反応はなく、非常に静かな感じ。問題ないわ。」

 

ゲーガー「光が大きくなってきたな。」

 

アルケミスト「もうじきゴールだ、兜の緒を締めるぞ。」

 

ジャリジャリジャリ・・・!

 

スケアクロウ「着きましたわ、異世界!」

 

はやぶさ「なんて広い大地・・・美しい。」

 

無事異世界についたG&K社の人形たち、これから起きる動乱と新たなる出会いが彼らにもたらされる事をまだこの頃のはやぶさ達は知らない。

 

~つづく~




お久しぶりです、零戦之介です。
ザク隊長のドルフロ戦記外伝~自衛隊彼の地にて、斯く戦えり編~
はいかがでしたでしょうか?
これからもガシガシ書いていくつもりなのでよろしくお願いいたします。
クロスオーバーも増やすのでお楽しみに。
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