何でもかんでもカードバトルが解決してしまうのでバトルを避けて今日もカード開封して美少女を愛でたいだけの一般TS転生者 作:農田林
いざやるとなると少し恥ずかしくなったので、ちょっとお茶を濁そうと思う。よっこいしょ。
「やっぱ恥ずかしいんでその、えっちなやつは最後に取っておきます。何するかも決まって無いですし」
《コメント》
・待て待て待て
・サラッて言ってたけど何?ぺろぺろ?はい?
・美少女の口からとんでもない問題発言が出てて草
・これは切り抜かれますわ
・照れもせずにカードにセクハラ宣言かました後にいざ、自分がそう言う風になると照れるのか
「それに!まだパックはあります。二、三パックぐらいになってから考える事にしようと思います」
《コメント》
・もっと女の子っぽいリアクションして
まぁ、出れば良いんだよ。出れば、って事で。主人公のピンチには、相棒が駆けつけるもんじゃないの?たすけてー。僕が主人公がどうかは知らないけど。
「わぁ!ロボネコに、ロボ犬可愛い〜!!!!ってリアクションすれば良いですか?ね?」
《コメント》
・怖いって
・この時間のホラゲー助かる
・ビビった
・急にどうしたよ
・出なさ過ぎて頭おかしくなってる
だって出ないんだもん、こっちはただ脳汁出したいだけなのにさ。変なコメントは付くし、イライラするわ。
『落ち着け主よ、焦っては出る物も出なくなるぞ』
「そんな事言うならクソ長ネームドラゴンさんがパック開けてよ」
全く、どうせ出ないだろうけどね。まぁ、別に僕もそうだったし?しょうがないよ。ほら、出なかったでしょ?
『出なかったな』
「ね!ほら、ほら、やっぱ出ないじゃん。僕が運が悪いんじゃなくてそのパックおかしいよやっぱり。どうなってんの?」
次を開けても、また変わらないメンツで嫌になる。嫌なレギュラーメンバーだ、変わり映えがしなさ過ぎる。ロボ達がこちらを見ているだけなので机の隅っこに追いやる。
《コメント》
・可哀想だから被りあげるわ
・俺も、相棒呼んで手伝って探して貰うわ。もし出なかったらあげる
・やさC
・だからえっちな格好して♡
「ま、それはまた後でのお話ですね」
残りパック数も少なくなってきて、えっちな服も思考の片隅に入ってきたその時トラブルは起きた。
《コメント》
・あれ、気づいたら相棒いないんだけど
・と言うかアバターカードがねえ
・俺もだ
・嘘だろ?と思って調べたけど俺元々アバターカード持ってなかったわ
「ふむ、なんか大変な事が起きてるみたいだねドラゴンさん」
『我は何とも無いが、怪しいな。何が起きてるか気にはなるな』
気にはなるけど、僕的にはまだパックの方が優先……。あ。
「出た!!!やったぁ、出た、見て皆!!ほら、子供向けカードゲームとは思えないぐらいえっち!!」
《コメント》
・え、マジで無い。と言うか記憶が無い。
・↑どういう事?
・少し記憶が消えてる。具体的には、この配信の途中でカードを取りに行ってから戻ってくるまでの記憶が
・この世界で起きるトラブルは大体カードゲーム絡みだしそれじゃね?
・アバターカード狙いの強盗か?
・俺も記憶抜けてるから多分同一犯だと思われる。
・やばいな、何処にいるのか分からないから怖いわ
「……」
話題をすっかり奪われてしまった。まるでえっちなカードが話題にされたくないみたいだ。そんな訳無いだろうけど。
「アバターカード狙いなら多分僕の方にも来るかな」
『多分来るだろう。それを賭けてバトルを挑まれるのだろう』
「うえー、ドラゴンさん分かってるだろうけど、僕は」
『ああ、分かってる』
「速やかに終わらせて欲しい」
『分かった、任せろ』
もし、アバターカード強盗に出会ったら強そうだし僕は部屋の隅っこで隠れとこうと思う。あとはドラゴンさんに任せた。
「じゃないと安心してカードをぺろぺろ出来ないからね」
『分かった分かった』
何だよ、その仕方無いみたいな半ば呆れた様な感じ。ってかその顔も辞めて欲しい。ちょっとムカつく。