朝、日が昇る少し前。時刻としては朝の4時ごろかな。
ゆっくり目を開けるのはしょーやだ。
「ふぁ〜あ、寝るの遅かったから眠てぇ…、とりあえずいつも通りの時間だな」
ボケーっとしたまま布団をめくりベッドから降りようと手を出したとき、なんかに手が当たった。
「なんだろう。随分柔らかいなぁ、それにすごく暖かいし」
ムニュ、ムニュ。
「んっ、くすぐったいよぉ」
「⁉︎」
俺は気づいた。いつの間にかフランが俺のベッドに寝ていた。
なんと‼︎俺が寝ぼけて触っていたのがフランだったなんて‼︎てゆうかなんで俺のベッドにフランがいるの⁉︎いや、落ち着け俺、とりあえず起こさないようにベッドから出よう。
フランを起こさないようにゆっくりベッドから出た。そのまま布団をかけてから着替え始める。
「とりあえずランニング行ってこようかな」
みんなを起こさないように素早く紅魔館を出る。
「清々しい朝だ。さて弾幕ごっこで疲れないようにするために体力つけなくちゃな」
湖畔の周りを走り始めた。
とりあえず湖畔を5周したが足取りは軽快、息ひとつ切れていない。
「この湖畔って意外と大きいのに全然疲れねぇな、まぁ時間も全然あることだしもっと走ろう」
軽快に走っていると前から2人の妖精が飛んできた。
「あ、昨日の急いでたお兄さんだ」
「君は確かチルノちゃんだったね、おはよう」
「うん、おはよう」
「ねぇチルノちゃん、この人誰?」
「この人はね〜、えっと、うんと、あ、名前まだ聞いてないんだった…」
「そういえばそうだったな、俺は叢雲翔哉だ。2人ともよろしくな、それとそっちの子は?」
「この子は大ちゃんだよ」
「初めまして大妖精と言います。呼び方はチルノちゃんみたいな感じで大丈夫です」
「礼儀正しいね。それにしてもこんな朝早くになにやってるんだ?」
「カエル凍らせてた」
この子はカエルでも集めてるのか?
変な考えが頭をよぎる。
「ねぇそれよりも弾幕ごっこしようよ」
「あぁ昨日出来なかったからな、いいよやってあげるよ」
「チルノちゃんこの人強そうだよ」
「大丈夫、あたいの方が強いから」
「随分自信満々だな、まぁいい。勝負はいっかい被弾したら終わりだ。いいか?」
「あたい強いからすぐ終わっちゃいそーだね」
じゃあ全力でいくか。
「スペル発動、誘導ショットガンリモート改」
ショットガンのように高速で拡散しながら飛ぶ弾幕がチルノめがけて飛んでいく。見えないように後ろから決め球をタイミングが合うようにゆっくり飛ばす。
「そんなスペルじゃ最強のあたいに勝てないよ?」
「それはどうかな」
改良したショットガンリモート改は不規則な動きをする。
「え?なにこの動き…」
チルノは避けてすぐに言った。弾幕が見たこともない動きをしているからだ。
不規則な動きをする弾幕に気を取られている隙にチルノに決め球の弾幕が直撃する。
「しまった‼︎」
「よし当たった」
「あんた強いね、あたいあんな弾幕見たことないよ‼︎」
「まぁまだまだこれからさ、それじゃそろそろ行くかな。またなチルノちゃんと大ちゃん」
「またしようね‼︎」
「お気をつけて」
それにしてもなかなか良い動きをしたな。これはいざ異変が起きてもいけそうだ。
新しいスペルに満足して紅魔館へ戻る。時間は6時と言ったところか?まだ誰も起きていないようだ。
部屋に戻るとまだぐっすりとフランが寝ていた。
「かわいい寝顔」
自然と笑顔にさせられほどのかわいさだ。
起こさないようにソファーに座りフランが目を覚ますのを待った。
1時間ほど経ち、フランが目を覚ました。
「うぅーん、よく寝た〜」
「お、やっと起きたな」
「おはよう…⁉︎しょーや、なんでフランの部屋にいるの⁉︎」
「それはこっちが聞きたいよ」
すかさずツッコミを入れる。するとフランが、
「あ、もしかして昨日寝ぼけて部屋間違えちゃったのかも」
「まぁいいさ、風邪引いてなければね」
「うん、大丈夫だよ」
「もう少し布団の中にいようかな」
「フランも〜」
2人で布団に潜り込む。
しばらくしてから咲夜さんが部屋に来た。
「しょーやさん、朝食の用意が……‼︎」
バタン!
勢い良く扉を閉めた咲夜さん。
「いったいどうしたんだろう」
「もしかしたら、誤解されたかも…」
「誤解?」
「そう、とりあえず咲夜さんに聞いてみようか」
「そうだね」
咲夜さんはというと、
なんで妹様としょーやさんが一緒に寝てるんですか⁉︎まさか昨日の夜に……、
「いけないいけない、変なことを考えてしまいましたわ」
咲夜さんへそのままレミリアを呼びに部屋に向かう。
咲夜さんに少し誤解をされてしまったしょーや。
彼は果たしてこの誤解を解けるのか?
なかなか楽しいですね
リアルであればいいのになんて思うんですよ
それでは次回お楽しみに