いつものようにバイクで学校に通う俺。
いつも通り朝1番に学校に来て教室の黒板を綺麗にしたり、花瓶の水を入れ替えたりしている。
「うん、やっぱり教室は綺麗じゃないとな」
「あれ?叢雨君おはよう」
「あ、おはよう」
今挨拶をしてきた女の子は俺と同じクラスの舞ちゃんだ。
舞ちゃんは頭も良くて運動も出来るし、生徒会長もやっているとても優秀な子だ。それに加えツヤツヤの綺麗な黒髪にパッチリ目、顔の整った学校一の美人生徒会長なのだ。
「叢雨君っていつも朝早いよね」
「言われてみればそうだね」
時刻は7時半を回ったところ、この時間学校に来るのは俺くらいだな。
「でも今日は舞ちゃんも早いね」
「今日はやることがあって早く来たの」
「忙しいもんね」
「うん、それじゃまた後でね」
手を振りながら舞ちゃんは生徒会室へ向かった。
それにしてもあんなにかわいい子と仲良くなれるなんて思わなかったよ。
何て考えてると続々とクラスメイトが登校して来た。
「叢、おはよう」
「おはよう」
「昨日のテレビ見た?すげー面白いのやってたぜ‼︎」
「マジか‼︎それ見てねぇや、うわーもったいないことした〜」
「俺が後で話してやるよ」
キーンコーンカーンコーン
授業のチャイムが鳴った。
「ほら、早く席に着け〜」
先生が教室に入ってきて声をかけるとみんな一斉に席に戻った。
授業が始まる。まだ始まって5分も経ってないのに机に伏せている友達がたくさんいた。
全く、授業中は昼寝の時間じゃないのによ。
それでも授業は進み1限が終わった。
其の後も授業が続き3限まで終わった。
4限の授業は体育だった。
「よし!今日の体育はバスケだぜ!やったね!」
「ほら、そんなことばっか言ってないでさっさと着替えろよ」
「わかってるって〜」
体育の授業はバスケで4チームに分かれて総当たりをすると先生は言った。
女子もバスケをしていたが待ってる女子はみんな男子のバスケを見ていた。
注目されるのは俺とバスケ部の部長の一対一だ。
俺はドリブルで切り込みチェンジオブペースを使いディフェンスを3人抜きすると部長が俺のマークについた。
「ここでお前を止めて俺らが勝つ!」
「よし、いいだろう!」
フェイクを混ぜたドライブで抜こうとするが抜けない。さすがはバスケ部の部長だぜ。
残りは数秒しかなかった。これしかないと思いゴールしたまで切り込んでついて来たところをロールでかわしダンクを決めたところでタイムアップ、見事ブザービートを決めて勝つことができた。
女子からは歓声が上がり体育の授業は大盛り上がりになった。
「お前やっぱりすげぇな‼︎」
「ダンクするとか高校生かよ」
何ていろいろ言われたが全て笑ってその場を収めた。
昼食の時間‥‥
「すげーダンクだったな、さすがは叢だよ」
「日々トレーニングは欠かさないからな。運動に関しては負けたくはないんだわ」
「うわー渋い‼︎」
「あははは‼︎」
全ての授業が終わり放課後になった。
「あー疲れたー帰ろうぜ」
「ねー一緒に帰ろー」
いろんなところから帰宅の声が聞こえた。
「よし、俺も帰るか」
「お、叢も帰るのか?気をつけて帰れよー」
「おう、じゃーな!」
帰りは寄り道することもなく家まで真っ直ぐ帰宅した。
「ただいまー」
「おかえり、ご飯出来てるわよ」
いつものように家族で夕飯を済ませ風呂に入り就寝した。
次回幻想入りするかもしれません。