「それにしてもまさか流鬼までこっちに来るとはなぁ驚いたよ」
「叢が失踪したって聞いた時はすごいショック受けたけど今はこうしてまた会えて嬉しいよ」
「だな」
「それにしてもお前あんなにいい館に住んでいるとはなぁ外の世界の時とあまり変わらない生活だな」
「確かにな」
もうなくなったけど火事になる前はかなりの豪邸に住んでいたよな。あれも全部父さんと母さんのおかげだよな。
「なぁ、その子ずっと一緒にいるけどどういう関係なんだ?」
俺の隣を歩くレミリアを見ながら聞いてきた。
「そうだなぁまぁ俺の親代わりみたいな感じかな」
「お前子供に世話してもらってるのかよ」
「失礼なことを言うのね。これでも貴方の何十倍も生きてるのよ」
「そうなのか、さっきのは完全に言い過ぎたよ、すまない」
「ふふふ、律儀なのね」
「昔から変わらねえよな」
「そうかもな」
「それにしてもこの先の貴方の運命は面白い進み方をするのね」
「この先の運命?」
「私は運命を操る程度の能力を持ってるの」
「つまりその能力で先の運命を見れるってことか?」
「そうなるわね」
「面白い運命か、楽しみだぜ」
「まぁ楽しむのもいいがそろそろ着くぜ。博麗神社によ」
話しているうちに博麗神社へついていた。中からは元気な声が聞こえてきて賑やかなのを物語っていた。
「ここが博麗神社か」
「霊夢〜‼︎」
「あら翔哉来たのね、それとレミリアと紫の言っていた翔哉の幼馴染ね」
すると奥からフランが出てきた。
「あ、しょーやだ‼︎」
フランは勢い良く俺に抱きついて来た。
流鬼哉はそれを見て愕然としていた。
「お、おい叢、その子誰だ?しかもなんで抱きつかれてんの⁉︎」
「あぁ、言い忘れてたな。この子はフラン、俺の彼女だよ」
「えぇ〜‼︎」
流鬼哉の声が木霊する。
まさか彼女が出来ていたとは、しかもスーパーかわいいし、でも羽生えてるよな?てことは人間じゃないのか?
「ねぇしょーや、その人だれ?」
「こいつは俺の幼馴染の奴だよ」
「俺は水無月流鬼哉、叢の幼馴染で唯一無二の親友さ」
「私はフランドール・スカーレット、フランって呼んでくれればいいよ。因みにしょーやの横にいるのが私のお姉様だよ」
「姉妹だったのか」
とりあえず立ち話もなんだから中へ入って頂戴」
「お邪魔するよ」
みんなで神社の中へ入っていった。
久しぶりに中に入ったけどやっぱり綺麗に掃除されている。この畳の匂いも久しぶりだ。しばらく来てなかったから新鮮に感じるよ。
叢ってここじゃ結構人気者なんだな。
そう思う理由はフランやレミリア、霊夢に紫、みんなと仲良くしているのを見たからだ。
やっぱり人間関係は大切なんだな。
「流鬼どうしたんだ?さっきからずっと黙りっぱなしじゃないか」
「ちょっと考え事しててな」
そこへ霊夢が流鬼哉に質問をした。
「ねぇ流鬼哉、貴方の能力ってなに?」
「能力?」
「ようは貴方の使える潜在能力のことよ」
「霊夢は空を飛ぶ程度の能力、紫はスキマを操る程度の能力、レミリアはさっき言ったよな。そしてフランがありとあらゆる物を破壊する程度の能力、そっちのメイド長の咲夜さんは時を操る程度の能力、俺は直感と暗黒を使う程度の能力とまあ人それぞれ能力があるんだ」
そうなんだと納得している様子だが何処か不安そうな雰囲気を感じる。まだ能力がわからないから不安なんだろうな。
「じゃあさみんなで協力して流鬼の能力調べて見ないか?」
「いいわね、早速始めましょ」
霊夢が立ち上がり外へ向かった。みんなそれぞれ動き始める。
「ほら流鬼行くぞ」
「どこでやるんだ?」
「すぐそこだよ。みんな待たせてるから早く行こうぜ」
「あぁ」
流鬼を連れて外へ出る。
「よし、来たわね」
「なにすればいいの?」
「まずは自分の心に集中する」
みんなが見守る中言われたとおり目を閉じて心に集中する。するとそのうちあるものが見えてきた。
これは…なんだ?でも確かに感じる、強い力を。その力に手を伸ばす。光に包まれ目を開く。
「なにかつかめた?」
「あぁ」
すると流鬼哉の体に電気が流れ始める。
「もしかしてこれが流鬼の能力か」
「あぁ、電気を操る程度の能力ってとこかな?」
「おぉ〜‼︎」
その場にいたみんなが驚いた。そして能力開花を祝った。
「さて、能力開花したことだし明日から特訓だ‼︎」
「おう‼︎」
かくして流鬼哉は能力を得た。そして次の日から異変に向け本格的な特訓を開始する翔哉と流鬼哉だった。
新しい登場人物の特徴書いときます。
水無月流鬼哉
年齢18歳
誕生日1996年12月25日
特技ブレイクダンス、剣道
身長185cm
体重63kg
性格気楽
好きなタイプ優しくてショートカットの子
とまあこんな感じです