俺は唖然としていた。
なぜか、それは能力のことを聞かされたからだ。
「あなたには特殊な力があるようね」
「特殊な力?それって超能力とかの一種か?」
「超能力とは違うわね。これはこっちの世界の一部のものが持っている能力よ。私は境界を操る能力、さっきやり合ってた霊夢は空を飛ぶ能力よ」
境界を操る?空を飛ぶ?訳のわからないことを言うなぁ。頭がゴチャゴチャしてきたよ。
「でもそういう能力は全部架空のものだろ?」
「いえ、ちゃんと使えるわよ。こういう風にね」
紫は実演するために後ろに出来た割れ目のようなものに入って行った。
あれ?どこ行ったんだ?
「後ろをみなさい」
振り返ると紫が立っていた。
え?なにそれ、チート?なんて思った。
「これで信じてもらえたかしら?」
「まぁとりあえず、あんたが実際見せてくれたから信じる。でもさっき言ってた俺の能力ってなに?」
「さっきの戦いで無意識に使ってたわよ?」
「使ってたって?まさか、そんな冗談を言わないでよ」
「あなたさっき直感で戦ってたわよね?」
直感?あぁ、霊夢って子の攻撃が来るってわかったやつか。
「人の直感は戦った数で決まるわ。あなたは小さい頃から運動に長けてたらしいわね。あなたの直感はそのおかげもあるのかしらね」
俺は知らない間にいろんな経験値が溜まっていてそれが直感の鋭さになってるってことか?
「てことは、俺の能力ってまさか…」
「そう、あなたの能力は直感を使う程度の能力よ。」
程度の能力?程度のところに疑問を抱いた。そして疑問をそのまま問いただした。
「程度ってことはそんなにしょぼい能力なのか?」
「そんなことはないわ。十分優秀な能力よ。私たちは能力のことを〇〇程度の能力と呼んでいるの。だから決して弱いなんてことはないわ」
「ふーん、なら問題ないな」
「それとあなたにはここに住んでもらうわ」
「ここって…幻想郷に⁉︎」
「そうよ。ちゃんとサポートもするから大丈夫よ」
おいおいマジかよ。知らないところに住むって正気か?結構まずいと思った。
「とりあえず博麗神社に住んでもらうわ。霊夢〜ちょっと来て」
「なによ紫」
むすっとした顔をしながら霊夢が出てきた。
「彼、今日からここに住むことになったから仲良くしてね」
「はぁ⁉︎なにいきなりそんな流れになってるのよ‼︎」
「だって彼にも異変解決頼むんだからいいじゃない」
「ちょっと待て、なにその物騒なやつ。異変‥‥解決だっけ?それをするなんて一言も言ってねえよ」
「じゃああなたはずっと1人でこの見知らぬ幻想郷を生き抜くの?」
「くっ…わかったよ。異変解決やってやるよ」
「はぁ、仕方ないわね、まぁ一緒に修行もできるからいいか」
「とりあえずスペルカードルールの説明からね」
「スペルカードルール?」
「そうよ。ここでは弾幕ごっこで異変を解決するのよ」
少女説明中‥‥
「‥‥というわけよ。わかった?」
「ようは通常弾幕とスペルカードってのを使って異変解決しろってことね。わかった」
「あとはさっきいったように特訓をしてスペルカードを作るのよ」
「それじゃあがんばってね」
かくして俺の幻想郷での生活が始まるのだった。
説明終わりました。次は幻想郷での日常生活を書こうと思います