この透き通る世界での探究心は無くならない   作:月山 白影

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嘘と沈黙で命の選択を

 

 

 

 

私は目を覚ます。

起き上がると後頭部がジンジンと痛む。

痛みに耐えながらも私はベットから足を降ろし、地面に足をつける。

 

 カバラ「う……痛みが全然引かない……。」

 カバラ「最悪だ……。」

 ???『最悪、ねぇ…。』

 ???『トリニティを馬鹿にしたあんたが悪いんじゃないの?』

 カバラ「っ……まさか、人が居たとはね。さっきの言動は忘れてください。敬語じゃない時は見られたくないものでしてね。」

 ???『ふ〜ん。なら尚更忘れられないね。』

 カバラ「……忘れてください。」

 ???『ま、あんたが忘れろって言うなら忘れるけど。』

 カバラ「はぁ……。」

 

部屋の外の廊下から声が聞こえる。

それも3人居る。

 

 ???『カズサちゃ〜ん。どこなの〜?』

 カズサ『はぁ……ここだよアイリ。』

 

カズサだと思われる女性は扉を開ける。

 

 アイリ『カズサちゃんどうしてここに?』

 カズサ『ちょっと面白そうなのが居たから。』

 ???『あれ?この子は?トリニティの制服じゃないし。』

 カズサ『ヨシミ知らないの?』

 ヨシミ『知らない。』

 ???『このはもしや……!スイーツを食べに来たのか…!!』

 カズサ『ナツ、冗談はそこまで。ヨシミが本気にしちゃうから。』

 ヨシミ『え?』

 カズサ『この子は拉致られたのよ。まぁ、拉致られる原因がこの子にあるんだけど……。』

 ヨシミ『原因…?』

 カズサ『そそ。原因よ。この子はトリニティを馬鹿にしてティーパーティだっけ?そのお偉いさんがこの子を拉致るように指示したって事よ。』

 ヨシミ『え?でもそれってマズくない?他校の生徒拉致ってるんだからバレたら戦争なんじゃ……。』

 カズサ『まぁ、なんとかなるんじゃない?』

 ヨシミ『なんとかって……』

 カバラ「はぁ……もう帰らせてくれません?時間が無駄なんですけど?」

 ナツ『ん……?カズサ、この子について思い出した。』

 カズサ『どうしたのよ。』

 ナツ『……彼は先生に反抗したクズと呼ばれている。』

 カズサ『ふぅ〜ん。先生に反抗、ねぇ……。』

 

ドンッと音が部屋に鳴り響く。

私は気づけは壁と背中がぴったんこだった。

私の顔の横の両方には腕があり、逃げれないようになっていた。

 

 カズサ『あんた、痛い目見る?』

 カバラ「はぁ……だからキヴォトス人は嫌いなんですよ。喧嘩っ早くて、先生を異常なほど好いてる。はっきり言って、気持ち悪い

 カズサ『へぇ〜わからせって知ってる?』

 カバラ「わからせ……?知らないですね。」

 カズサ『こうやって身体に分からせるんだよっ!!』

 

バコンッ!!

とてつもない、いや、人を殴った音とは思えない殴打音だった。

 

 カバラ「がはぁっ……ゲホッ、ゲホッ……。」

 

ビチャビチャと私の口から異常な量の血が出てきてベットに染み込む。

 

 カバラ「はぁっ、はぁっ……。」

 カズサ『分かった?これがわからせ。』

 

突如、私の脳裏に嫌で封じ込めておいた記憶が溢れ出す。

 

 カバラ「うっ…お゙ぇ゙っ゙……!!」

 ???『おい、何をしている!』

 カズサ『ゲッ、逃げるよっ!!』

 

4人は何処かへ逃げていった。

 

 ???『はぁ……。』

 

私は警戒する。

また、同じ事をされるのではないかと。

 

 ???『おい、早く立て。ティーパーティの方に連行の命令が出ているんだ。』

 カバラ「っ……」

 

私は素直に指示に従い、立つ。

 

 カバラ「……」

 

もう…嫌だ……。

どうして……こんな事するの……。

どうして……殴るの……?

どうして……罵るの……?

どうして……見捨てるの……?

どうして……?

どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして?

どうして、誰も助けてくれないの?

どうして、僕を見殺しにするの…?

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!

死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……!!

……何を言っているんだ私は。

もう誰も殴ってないだろ。

落ち着け。

昔の記憶がなんだ。

もう、大丈夫だろ。

私は強くて独りで生きてこれただろ。

もう、いいだろ…。

 

 ???『さっさと歩けっ!!』

 カバラ「っ……はい…。」

 

私は歩き出す。

知らない道。

通りがかる人全員が殺意の目や軽蔑の目……。

殺す…?

殺される……?

逃げたい…。

でも、逃げれない?

理不尽…。

この世は理不尽極まりない……。

 

 ???『入れ。』

 

私は大きなベランダ?の様な部屋に入れられる。

 

 ???『貴方がトリニティを馬鹿にし、先生に反抗されたクズですね?』

 カバラ「はぁ……。」

 

カバラが睨みあげ、目つきが変わると同時に雰囲気も変わった。

 

 カバラ「そこのお転婆娘が在籍している時点で恥さらしの学校では?制御が効かず、撃ってくる。それにあの大人に謝らせる。本当にお嬢様としてどうなんですかね?」

 ???『っ……それについてはすみませんでした。』

 カバラ「なんです?そこのお転婆娘は謝るってことを知らない、または会得してないんですか?」

 カバラ「まぁ、馬鹿みたいな面してるから当たり前でしたね。」

 カバラ「ククク、本当に笑いが出てきますよ。」

 カバラ「おっと、失礼。興が乗ってしまいましてね。」

 カバラ「因みに暴力などで従わせる等しても無駄ですからね。」

 カバラ「本当、お前ら3人揃いも揃って馬鹿みてぇな面してんなぁ!」

 カバラ「クハッハハハハハ!!」

 ???『静かにしたまえ。君の言葉次第では命を失うのだぞ?』

 カバラ「おっと失礼。本音が少し漏れてしまいました。」

 カバラ「因みに、トリニティは馬鹿にしてないですね。馬鹿にしたのはそこのお転婆娘だけですよ。」

 ???『あはっ!でも君はトリニティも含めて馬鹿にしたってことは変わらないよ?』

 カバラ「……。」

 ???『あれ?何も言えなくなっちゃった?可哀想だね☆』

 カバラ「何を言っているんです?私は「黙秘」しているのですよ?そんな事も知らないとは可哀想ですね。」

 ???『ねぇ、ナギちゃん。もうこの子殺しちゃってもいいかな?』

 ???『ダメです。』

 ???『ミカ、君は今彼の思い通りに動かされているのだよ。彼の情報処理能力等私たちより遥かに上だ。これは、負けるかもしれないね。彼の方が的確に私たちの弱点を突いてきている。』

 カバラ「ククク、負けを認めてさっさと解放してくれませんかね?百合園セイアさん?」

 セイア『っ……!?』

 セイア『どうして私の名を知っているんだい?』

 カバラ「ククク、まぁ別に隠す必要もなかったですしね。ですよね?聖園ミカさん?」

 ミカ『っ……』

 ミカ『どうい――』

 カバラ「マダム、本名 ベアトリーチェ。アリウス分校、アリウススクワッド、ロイヤルブラッドの秤アツコさん、リーダーの錠前サオリさん、百合園セイアさんの暗殺、トリニティの裏切り者の白洲アズサさん。」

 ???『貴方一体、何処まで知っているのですか……。』

 カバラ「何処まで、ですか…。まぁ、強いて言えば、調印式より約4ヶ月前からですね。」

 ???『なぜ、知っているのです?』

 カバラ「なぜって?まぁ、ベアトリーチェと一緒の組織に居たからに決まっているでしょう?」

 カバラ「その名も「ゲマトリア」。このキヴォトスに魅了され、やってきたならず者、と言っても良いでしょうか。まぁ、そんな所ですよ。ククク……!」

 ???『貴方は……その組織から抜けたりしないのですか……?抜けたら……トリニティに来てもらうことって……。』

 ミカ『ナギちゃん!?何を言って――!?』

 カバラ「――嫌ですね。こんな陰湿なイジメがある学校に居るなど嫌ですね。」

 

私は拒否する

なぜ、拉致った奴の勧誘に「はい、じゃあ通います。」なんて言うんだよ。

私はアビドスだけでも腹十分目だと言うのに。

 

 ???『クッ……』

 ???(彼が居れば、今後の学校間の事件でもこちら側が有利に立てる……。言葉巧みに相手側の学校に負けを認めさせる事も可能……!なんとしてでも……!)

 カバラ「ククク、悔しそうな顔ですね。」

 

つまらん。

こいつは、私を引き入れようと必死だ。

昔のあの人達のようにな。

結局は私など見ていない。

私を利用する事、ただ、それだけを見てる盲目の「ゴミ」。

くだらん。

 

 カバラ「それじゃ、帰らせてもらいますね。」

 セイア『最後に1つ、質問をしてもいいかい?』

 カバラ「なんです?」

 セイア『君は、ベアトリーチェの作戦を知って先生に計画を横流ししていたと聞く。なぜ、もっと早く計画を横流ししようとは思わなかったのかい?その行動からして阻止しようとしていたとしか思えない。なぜだい?』

 カバラ「ククク、私はベアトリーチェが嫌いだったのですよ。だから、どうせならトリニティとゲヘナ、アリウスが消える直前に横流ししても対応できずに先生の心が折れるのを見たかったのですよ。まぁ、最もとしての理由を言うならばやはり、ベアトリーチェが嫌いだったからですよ。」




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海行った人は許せません。(友達と友達の予定が合わずに無くなっ散った。)
でも川に1週間連続で行けてるから楽しい!!
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