ふむ、右か。
なるほど。
それじゃ、君の選択を信じて右の道へ行くとしようか。
私は右の道へと進む。
意外にも道は案外短く、すぐに道を抜けた。
抜けた直後、私の視界に映るのはホログラムなどの近未来な建物などが視界を大きく占めた。
カバラ「ふむ…ここがミレニアムか。」
カバラ「楽しみですね。」
???『あぁ、私はお前と戦うのが楽しみだぜ?』
カバラ「っ…!?」
背後から急に声がする。
私は後ろに体を向ける。
そこには4人のメイド服を着た人達が居た。
???『さっさと処理しねぇとユウカに怒られるからな。』
???『そんじゃ、お前ら気合入れて行くぞ!』
真ん中の小さい子供がそう言った瞬間、3人は銃口を私に向けて構える。
私は煙幕を張ろうとしたが暁のホルス達から逃げるのに使った事を思い出した。
カバラ「何か他は…!!」
???『行っくよー!!』
その掛け声と共に1人のメイドが物凄いスピードで私へと近づいて来た。
そして、暁のホルスと同様に躊躇いなく撃ってきた。
何十発もの弾丸は私のお腹を貫き、どこかへと消えていった。
そして、私のお腹からは血が溢れ出す。
まるで噴水の様に。ドバドバと。
カバラ「がっ…!?」
???『おいおい、もう終わり――って、血…?血か…?それは…?』
カバラ「貴女方は……!本当に殺人に――ゲホッ、ゲホッ…!!」
私は吐血する。
それも、異常な量の血反吐を。
カバラ「がぁっ…躊躇いが無いのですね……!!」
???『部長、これは一旦作戦を中止して救急室に運んだ方が良いのでは…?』
私は懐から別の治癒薬を取り出す。
これは黒服から貰った脳などの力や潜在能力を一時的に引き出す効果の治癒薬である。勿論、傷も治る。
私は治癒薬を飲み干す。
その瞬間、心臓の鼓動が速くなる。
それも、バイクのエンジンのように。
???『大丈夫…?』
その瞬間、経無頼カバラの頭上に再び、「ヘイロー」が顕れる。
腹部の穴も瞬時に埋まる。
しかし、2度目のヘイロー出現。身体は持たなかったらしい。
経無頼カバラは吐血し、ぶっ倒れる。
そして、力なく、糸の切れた傀儡の様に。
???『!?』
???『おい大丈夫か!?』
カバラは口を開くことすらできなかった。
それほど、身体が持たなかったらしい。
???『チッ!!とりあえず医務室かどっかに運ぶぞ!』
???『トキとアカネはユウカにこの事を報告!アスナは私についてこい!』
トキ『了解しました。ピースピース。』
アカネ『では、行きますか。』
???『アスナ、こいつは私が運ぶからお前は先に医務室に行って容体説明してこい!』
アスナ『分かったよ!』
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