ある日の事、俺はいつも通りシャーレのオフィスでゴロゴロしながらポテチを食べる為にシャーレへ向かっている途中にトリニティを通りかかった瞬間、急に意識が失せた。
│トリニティ・何処かの医療室
俺は目を覚ます。
カバラ「ここは……はぁ…なんか見たことあんな…」
???『覚えていただいて光栄です。』
カバラ「っ!?」
気づかなかった。
人が居たとは。
俺は警戒する。
何処か聞き覚えのある声だった。
俺は声のした方向へと顔を向ける。
そこには嫌いな人の顔があった。
カバラ「なぜ、起きたら私はここに居たのか不思議ですね。」
カバラ「教えてくださいません?桐藤ナギサさん?」
ナギサ『名前まで覚えていただいてるとは…恐縮ですね…』
カバラ「はぁ…それで目的は何です?」
ナギサ『頭の良い貴方ならご検討がついてると思っていたのですが…』
カバラ「前対話した時と態度が明らかに違いますね…?」
カバラ「……何が目的です?」
ナギサ『トリニティにぜひご入学を…』
カバラ「断ります。」
ナギサ『ですが…』
ナギサ(彼さえ居れば…我々トリニティは優位に立てるというのに…)
カバラ「どうせ…私を利用しようとしているのでしょう?」
カバラ「私はそういう人が嫌いでしてね。」
カバラ「それにその表情。当たりのようですね。」
カバラ「これは、先生に報告するしかないようですね。」
ナギサ『な、なぜ先生が出てくるのですか…?』
カバラ「1番信頼できる人だからですよ。」
こんな適当なこと言っておけばいい。
前に「先生を信用する」、そう言ったが、実を言うところ信用していない。
あの中身がよくわからない大人など信用するはずがない。
黒服やマエストロ、ゴルコンダにデカマルコニー達はキヴォトスの謎を追求する友として信頼できる。
だが、あの大人は私の邪魔をしてばかりだ。
本当に馬鹿だな。
私の本当の喋り方など存在しない。
「俺」というのは私が作った「私」。
本当に騙される馬鹿共は笑えてくる。
前、私は心で「信じたい」などと言っていたがあれは最高な演技をする為だ。そう自分を一時的に思い込ませたら最高な演技に成る。
ナギサ『私は知っています。』
カバラ「何をです?どうせしょうもない事でしょ――」
ナギサ『――貴方が神秘について研究している事を。』
カバラ「っ…!?」
カバラ「な、なぜ知っているのですか!?」
ナギサ『私みたいにお金があればそういう情報などいくらでも手に入れる事ができるのですよ。』
カバラ「本当に貴女は「クズ」ですね。私のプライベートなどの情報を握っているということですか…!」
私の小説は、終わらねぇ!!