ナギサ「怯えることはないですよ。私が守ってあげますから。」
カバラ『はい…』
過去に何があったのか気になりますが…今は必要ないですからね。とりあえずは私に依存させる事を重要視しましょうか。そうすれば学校間の討論もこちら側が優位に立てますからね。
ナギサ「貴方に危害を加える人は此処には居ませんからね。安心して下さい。」
カバラ『はい…ありがとうございます…』
ナギサ「ほら、抱きついてください。いっぱい撫でてあげますから。」
カバラ『はい…』
カバラさんは私に抱きついてくる。
あぁ…やっと私の物に…
長かった…
私の可愛い犬…
私は愛でる様にカバラさんの頭を撫でる。
それに応えるようにカバラさんはもっと密着してくる。
愛くるしく、とても可愛げのある子だ。
カバラ『桐藤ナギサ…様…』
ナギサ「ナギサでいいですよ。カバラさん。」
カバラ『ナギサ…様…』
ナギサ「なんですか?」
カバラ『ありがとう…ございます…』
ナギサ「ふふっ、当たり前の事をしているまでですよ。」
カバラ『当たり前の…事…』
ナギサ「そうです。ただ、愛情を注ぐ当たり前の事なのです。」
私は微笑みながら言う。
従順な犬ほど可愛い者は無い。
最強の盾となり矛となる犬を手に入れた今のトリニティはこのキヴォトスで1番強い…
なんと扱いやすい犬なのでしょうか。
ナギサ「愛してますよ。カバラさん。」
カバラ『ナギサ様…』
あぁ、支配できたという事実が私を興奮させてくれます…
目の前の犬は私しか見えてない…
最高な支配関係…
しかし、私の昂った心を鎮めるかのようにドアが開く。
私はドアの方へと目を向ける。
そこには先生とミカさんが居た。
ミカ『やっほ〜ナギちゃん!先生が学校の近くに居たから連れてきたよ〜☆』
最悪だ。
ま、間に合わない…!
先生にバレてしま――
先生『――何してるの?ナギサ。』
ナギサ「っ!!」
バ、バレてしまった…
先生『どうしてカバラがトリニティに居るの?』
カバラ『ひっ……!!』
突然カバラさんが怯え始めた。
なぜ…?
この状況で先生にバレてしまったから…?
いや、でも多分違う…
怖い…?
先生に何かしらの恐怖があるから…?
先生『か、カバラ…?』
カバラ『ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!』
突然カバラさんが先生に対して謝りだす。
先生じゃない、何かに怯えたように。
先生『だ、大丈夫…?』
先生がカバラさんの肩を触ったその瞬間カバラさんは先生の手を叩きのけた。
しかし、カバラさんはすぐに顔を真っ青に染め、謝りだした。
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