この透き通る世界での探究心は無くならない   作:月山 白影

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窮地とピンチ

 

 

 

 

私は今、神秘の実験に必要な物を探す為にアビドスの住宅街に来ています。

なぜかって?

ここに神秘の残骸があるからですよ。

なぜここ、アビドスの住宅街にあるかは知らないのですが。

私は黒服から貰った神秘の見える薬を一粒飲む。

 

 カバラ「おお!」

 

私の視界には神秘の残骸が見えます。

 

 カバラ「すごいぞ!よく見える!」

 

私は神秘が傷つかないように手袋を装着し、慎重に神秘の残骸を回収する。

 

 カバラ「ククク……!!これで神秘の研究がまた一歩!進むぞ!」

 

私は夢中で神秘の残骸を回収している時、私の肩がトントン、と優しく叩かれる。

 

 カバラ「……?」

 

私は振り返る。

そこには黒服がアビドスで注意すべき人物と言ってた暁のホルス、小鳥遊ホシノが居ました。

 

 カバラ「っ!!」

 

私はすぐさま距離を取る。

 

 カバラ「なんの用です……。」

 ホシノ『君、さっきからずっと何してたの……?』

 

マズいですね……。

 

 ホシノ『答えてよ。』

 カバラ「もし、仮に私が貴方に答えて何か得がありますか?無いですよね?」

 ホシノ『う〜ん。だったら今君のしてる事を手伝ってあげる。』

 ホシノ『この条件でどう?』

 カバラ「嫌ですね。そもそも、知らない人に手伝ってもらうなんて悪いですし。」

 ホシノ『おじさんは大丈夫だよ?』

 カバラ「「おじさん」……?」

 ホシノ『あはは、おじさんはねぇ、自分のことを「おじさん」って呼んでるだ。』

 カバラ「一人称がおじさんという時点でさらに嫌ですね。」

 ホシノ『えぇ〜?』

 ホシノ『大丈夫だよぉ?おじさんは何も君に悪いことしないし。』

 カバラ「ですが――」

 

突然私のスマホから電話の着信音が鳴る。 

 

 カバラ「少し席を外します。」

 

私は暁のホルスから距離を取り、スマホをポケットから取り出す。

スマホに表記されていた電話相手の名前は「黒服」でした。

私は電話に出る。

 

 黒服『すみません、カバラさん。至急こっちに帰ってきてくれませんか?ゲマトリアで唯一の戦闘員が貴方しか居なくてですね……。』

 カバラ「何が起きてるんですか?」

 黒服『先生が大人のカードで生徒さんを召喚し、貴方を出せと言っていまして……。』

 カバラ「っ……分かりました。今すぐそちらに向かいます。もうしばらく時間を稼いでいてください。15分以内、いや、5分以内にそちらに着くよう頑張ります。」

 

私は電話を切り、スマホをポケットにしまい、振り返ると真後ろに暁のホルスが居た。

 

 ホシノ『黒服がピンチらしいな。』

 カバラ「ククク、電話内容を聞くとは常識が無いですね。」

 ホシノ『……お前をここで戦闘不能にする。』

 カバラ「はぁ……本当にこれ以上面倒事を増やさないでもらうと幸いですが……。どうせ通じないでしょうね。」

 




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