はぁ……。
最悪すぎる。
暁のホルスが嫌ってないとしても他がどうなんだ……。
嫌われていても別に構わないが……。
暴力など振るわれたら困るな……。
それ以前に実を言うところあまりアビドスは好きではない……。
暑いし、迷路だし……。
本当に不便極まりない。
私の中で住みたくない地域No.1だ。
それより、話を戻そうか。
今、私の現状はこうだ。
暁のホルスに引き取られ、数日が経過した今日、登校する日だ。
はぁ……。
今日は、嫌でも暁のホルスを頼るしかないだろうな。
最悪だな…。
私は家の扉を開ける。
そして、私の予想もしてなかった事が今起きた。
玄関前に知ら――
???『ん、私は砂狼シロコ。ホシノ先輩に頼まれて、迎えに来た。』
カバラ「……。」
カバラ「はぁ……。」
カバラ「なぜ、迎えに来たのです?私、キヴォトスで有名な「クズ」、ですよ?憎くないのです?」
シロコ『ホシノ先輩が嫌ってないなら、きっと大丈夫。ホシノ先輩が嫌ってないなら、優しい人だから。』
シロコ『早く行こ。カバラ。』
カバラ「っ……はい。」
こいつ、名前を……。
いや、当たり前か。
暁のホルスが教えていなければ迎えに行かせることもないだろう。
まだ朝だから脳がボケてるな……。
シロコ『カバラ。』
カバラ「え、あっ、はい。なんですか?」
シロコ『どうして、先生を嫌っているの?』
カバラ「なんと言えばいいんでしょうか。先生がゲマトリアを嫌っているのでしょうか……。まぁ、対立関係にあってですね……。」
カバラ「と、言ったところでしょうか。」
シロコ『ん……。』
シロコ『なるほど。分かった。』
シロコ『これから先生を好きになれば良い。』
シロコ『先生は、いい人だから。きっと好きになれる。』
カバラ「そう言えば、他のアビドス生徒の人達は私をどういう風に思ってますかね……。」
シロコ『ん、分からない。ただ、そんな話は一度もしなかった。』
カバラ「そうですか……。」
シロコ『ん、到着。』
シロコ『早く教室に行こう。』
カバラ「分かりました。」
私は砂狼シロコについて行く。
階段を上がり、また階段を上がる。
そんな事ばかりを見て、思っていると気づけは3階で、教室前に来ていた。
シロコ『ん、ただいま。』
セリカ『ちょっと遅いわよ!もう先生来ちゃったわよ!』
先生『せ、セリカ?落ち着こ?』
カバラ「なっ……。」
なんで…。
なぜ、先生が居るのだ……?
最悪すぎる……。
クソッタレが……。
先生『や、ちゃんと来たんだね。カバラ。今日からカバラはアビドス生徒であり、「私の生徒」、だからね。』
こいつ……。
あの時の言葉根に持ってるだろ……。*1
カバラ「はぁ……。君はなぜ、ここに居るのか、不思議なのだが?」
先生『そりゃあ、カバラがちゃんと学校に来るか、心配だったからだよ。』
カバラ「………はぁ……。」
カバラ「本当に、ため息しか出ない。」
カバラ「暁のホルス、先生が居るから帰ってもいいです?」
ホシノ『不機嫌だねぇ。あと、暁のホルスじゃなくて、ホシノ先輩、でしょ?』
カバラ「あ〜なんかそう呼べって言ってましたね……。」
ホシノ『帰ることは許可しないよ。』
カバラ「はぁ……。」
もうヤダ帰りたい。
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