ブルアカにドMを生やしただけ 作:ナギサ様の臀部
【急募】ナギサ様の椅子になる方法【緊急】
1:名無しの椅子
ナギサ様の椅子になりたいです! どうしたらなれますか!
2:名無しのトリニティ生
あらあらあら、真昼間からこんなに堂々とクーデター宣言ですわ。
3:名無しのトリニティ生
トリニティと言えど掲示板ですもの。正直ゲヘナより治安終わってますわよ?
4:名無しのトリニティ生
テーマパークに来たみたいな気分ですわね! テンション上がりますわ〜!
5:名無しのトリニティ生
しかしいきなりティーパーティーの椅子を狙いに行くとは、分かってますわね。
6:名無しのトリニティ生
……にしては言い回しがおかしくありませんの? 「ナギサ様の椅子が欲しい」、ではなく「ナギサ様の椅子になりたい」、というのは……。
7:名無しのトリニティ生
どっちも同じではありませんの?
8:名無しのトリニティ生
違いますわ!
9:名無しの椅子
ナギサ様の椅子になりたいんです! 政治の話はさっぱりですが、腕には自信があるので!
10:名無しのトリニティ生
やっぱり話が違くありませんこと??
11:名無しのトリニティ生
あらぁ?
12:名無しのトリニティ生
そ、その、イッチ? ナギサ様の椅子になりたいというのは、言葉の通りの意味ではなく、ナギサ様の座るポストが欲しいという意味ですのよね?
13:名無しのトリニティ生
おほほ、まさかこのトリニティに、自ら進んで誰かに座られたいと願う酔狂な者がいるわけ……。
14:名無しのトリニティ生
そうですわ! もしそんな方がいるなら、明日ワタクシは水着を着て登校しますわ!
15:名無しの椅子
>>12
ナギサ様の椅子になりたいというのは、ナギサ様の椅子になりたいということです! 叶うなら、私の背にティーセットを広げてアフタヌーンティーを楽しんでいただきたいです!
16:名無しのトリニティ生
あらあらあら、まさかまさかの酔狂の化身でしたわ。
17:名無しのトリニティ生
イッチ、まさか、陰湿な連中ばかりに囲まれる生活に疲れて……。
18:名無しのトリニティ生
おいたわしや、イッチ上……。
19:名無しのトリニティ生
それはそれとして>>14、明日が楽しみですわね?
20:>>14
冗談ですわ!! ほんのジョークですわ!! お許しくださいまし何でもしますから!!
21:名無しのトリニティ生
ん?
22:名無しのトリニティ生
今何でもって……。
23:名無しのトリニティ生
>>21>>22
貴女達仲がよろしいですわね。
24:名無しの椅子
とりあえずナギサ様が座るのに相応しい椅子であるべく、長時間四つん這いになっても疲れないように手足は鍛えてます!
25:名無しのトリニティ生
……四つん這い?
26:名無しの椅子
しかしどうしたらナギサ様に座っていただけるのかがさっぱり分かりません! 教えてください有識者さん!
27:名無しのトリニティ生
……え、これマジで物理的にナギサ様の椅子になりたがってるんですの?
28:名無しのトリニティ生
酔狂の権化ですわ〜!
29:名無しのトリニティ生
>>28
ですわじゃありませんわ。
30:>>28
ですの〜!
31:名無しのトリニティ生
>>30
そういう問題でもありませんのよ。
32:名無しのトリニティ生
イッチに足りないもの、それは! 頭脳、気品、優雅さ、そして何よりも政治的立場ですわ!
33:名無しのトリニティ生
>>32
確かに情熱、思想、理念、勤勉さは足りてますわね……。
34:名無しのトリニティ生
速さも足りてますわ。足りすぎですわ。
35:名無しの椅子
>>32
そんなぁ! 政治は分からないのに!?
36:名無しのトリニティ生
しかしイッチ、貴女は幸運ですわ。何せ、他人に相談するという手段を選ぶことができたんですもの。
37:名無しのトリニティ生
あっ(察し)
38:名無しのトリニティ生
安価ですの!?
39:名無しのトリニティ生
>>38
貴女もイッチ並に気が早いですわ〜!
40:名無しの椅子
安……価……! その手がありましたか!
41:名無しのトリニティ生
そうですわ! ここにいるのを誰だと存じてますの!
42:名無しのトリニティ生
オヤノスネカジリムシ!(自爆)
43:名無しのトリニティ生
ぐわぁっ!?(流れ弾)
44:名無しのトリニティ生
うげぇっ!?(直撃弾)
45:名無しのトリニティ生
ぎゃあっ!?(至近弾)
46:名無しのトリニティ生
>>42
ここにいるのは大体そういう連中なんですから、事実であってもそんなこと言うんじゃありませんわ!(致命傷)
47:名無しの椅子
足りない政治的立場をどうするか>>65
皆さんお願いします!
48:名無しのトリニティ生
あら〜ガン無視ですのね〜(重体)
49:名無しのトリニティ生
でも、せっかく頼ってくれたんですから、真面目に考えますわよ!(軽傷)
50:名無しのトリニティ生
>>49
……親から貰った立場に胡座をかいて下っ端をこき使うしかないワタクシたちが?
51:>>49
経験は嘘をつきませんわ! ここにいるのはどなたもいわゆるトリカスと呼ばれるような方々でしょうけれど、今ならまだ間に合いますわよ!
52:名無しのトリニティ生
擁護するように見せて突然刺してくるのはやめていただけません?
53:>>49
無駄なレスをしている暇があったらイッチのために頭を回しなさいな!
54:名無しのトリニティ生
ならまずはワタクシから!
ティーパーティーのテラスに襲撃するのが手っ取り早いですわ〜! 立場が足りないなら無理やりジャンプするまでですわ〜!
55:>>49
ジャンプした先は矯正局ですわよそれ。
56:名無しのトリニティ生
であれば、行政官の誰かを襲撃してすり替わるというのは? どうせ下っ端の顔も名前もロクに覚えていないはずですもの。
57:>>49
野蛮が過ぎますわ! 乱世じゃありませんのよ!?
58:名無しのトリニティ生
「FREE SIT」と書いた紙を首から下げて四つん這いで校区を練り歩く! これですわ!
59:>>49
どれですの? もれなく通報→正実ルートですの?
60:名無しのトリニティ生
やっぱり対抗派閥の弱みを握ってその情報を流すというのが確実では! どうやって弱みを握るかは分かりませんけど!
61:>>49
ダメじゃないですの。
62:名無しのトリニティ生
襲撃して脅すのが一番ですわ!
63:>>49
最悪ですわ!
64:名無しのトリニティ生
>>49
貴女、文句ばかり言って自分は何も言ってないじゃありませんの! そこまで言うなら何か提案したらどうですの!?
65:>>49
フィリウス分派の行政官の一人が毎日走ってるランニングコースを知ってますわ。そこを一緒に走って仲良くなってそれとなく興味を示せば、多分いけますわ。
66:>>64
>>65
急にガチじゃありませんこと……?
67:名無しの椅子
あ、メール来ました! ありがとうございます! 早速行ってきます!
68:名無しのトリニティ生
行動力の塊ですわ〜!
69:名無しのトリニティ生
……え、メール? 連絡先特定しましたの? ……どうやって?
70:>>49
余計なことは考えないのが吉ですわよ。
71:名無しのトリニティ生
ヒエッ。
72:名無しのトリニティ生
あれ、でもランニングコースは教えてましたけど、時間帯は教えましたの?
73:>>49
あっ。
74:名無しのトリニティ生
えっ?
75:名無しのトリニティ生
えっ?
76:名無しのトリニティ生
えぇ……。
77:名無しのトリニティ生
ランニングコースに向かってみれば、そこには一晩中走り回ってぶっ倒れたイッチの姿が……。
78:名無しのトリニティ生
>>77
やめなさいな!
79:名無しのトリニティ生
ところでナギサ様って誰ですの?
80:名無しのトリニティ生
さあ?
81:名無しのトリニティ生
確か次期ティーパーティー候補と名高い、フィリウス分派のすごい人ですわ!
82:名無しのトリニティ生
イッチも皆さんもいいところに目をつけたものだと思ってましたけど……えっ、まさか誰も詳細を知らずに遊んでましたの?
83:名無しのトリニティ生
ままままさかそんな遊ぶだなんてオホホホホ。
84:名無しのトリニティ生
面白そうだからって何も聞かずに適当なことを言っていただなんてそんなことあるわけないですわ〜!
85:名無しのトリニティ生
やはりトリカスはトリカスですのね……。
86:名無しのトリニティ生
あらあら、同じ穴の狢が何か言ってますわ。
87:名無しのトリニティ生
争いは同レベルの相手同士でしか発生しないんですのよ?
88:名無しのトリニティ生
つまりスレはトリカスの蠱毒ということですのね!
89:名無しのトリニティ生
……否定できませんわ!
90:名無しのトリニティ生
イッチは大丈夫ですの……? こんなワタクシたちの話を鵜呑みにして走りに行ってしまいましたけど……。
91:名無しのトリニティ生
あ、案外冷静にランニングコースで張り込みをしてるだけかもしれませんわ!
92:名無しのトリニティ生
きっと下見に行っただけですわ!
93:名無しのトリニティ生
そうですわ! もしイッチが一晩中走ってたら……やっぱやめましたわ!
94:名無しのトリニティ生
反省を活かせて偉いですわね♡
明日のことは見逃しませんわよ。
95:名無しのトリニティ生
許してくださいまし!!!
そいつと会ったのは、まだ寒さの残る春の朝のことでしたわ。
忘れることなんてできるはずもないほど、その出会いは衝撃的でした。
ワタクシが普段日課のランニングを行っている道は、人通りも車通りもなく、不良も湧かないような静かな道です。そこにある日突然そいつはいましたの。
これでもワタクシ、フィリウス分派の行政官ですもの。最初は立場が目的のバカが現れたかと思いましたわ。
横から追い越してやろうと近づいてみたときに、違和感に気づきました。
そいつが着ている服はランニングウェアのようなものではなく、極地にでも行くのかと聞きたくなるような重装備でしたの。
しかも一歩踏み出すごとにガシャガシャと音が鳴って、中にまだ何か仕込んでいることも分かりましたわ。
そんな装備で、まるで一晩中走っていたかのように汗をダラダラと流して、それでもそいつは──笑ってましたの。
しかもワタクシに気づいたかと思えば、呑気に挨拶をしてくる始末ですわ。
『ごきげんよう!!』
『ひっ』
得体の知れないものを見た時の恐怖というのは、ああいうものを指すのでしょうね。当然、叫び声をあげることもできずに、ワタクシは全速力で逃げ出しましたわ。
……そしたらあいつ、追っかけてきましたのよ。
気分はタ○ミネ○ターに追われるサ○・コナーでしたわ。これでも毎日走ってますから脚には自信がありましたのに、重い足音は少しずつ近づいてくるんです。
足がもつれて転んでしまった時は、死を覚悟しましたわ。
そんなことなんて知らずに、あいつは転んだワタクシのそばに寄って、普通に話しかけてきましたの。
『だ、大丈夫ですか……?』
『大丈夫なわけがありませんわぁ!!』
そこからの話の流れで、あいつがフィリウス分派に入ることになりましたの。それが今やナギサ様の側近……随分と出世したものですわね。