ブルアカにドMを生やしただけ   作:ナギサ様の臀部

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【貴女】イッチ捜索スレPart7【どこですの】

518:名無しの椅子

あっ、追跡バレましたわ!

 

519:名無しの椅子

構うものですか! このまま突撃でしてよ!

 

520:名無しの椅子

おバカ! コテハン持ちが来るまで待機と……ああ! 言わんこっちゃありませんわ!

 

521:名無しの椅子

イッチはどこまで逃げますの!? ナギサ様も泣いておられますわよ!!

 

522:主席

ここまで来たんですから、最後まで突っ走りますよ!

 

523:名無しの椅子

ならせめてゴールを教えてくださいまし!

 

524:名無しの椅子

今北産業社長令嬢ですわ。

 

525:名無しの椅子

>>524

イッチ、病院から脱走

CHAIRS、追跡開始

逃亡から現在3日

ですわ!

 

526:名無しの椅子

>>525

四行ではありませんの!

 

527:次席

どうして聖堂の地下になんて入ってしまいますの……! ああもう! 電波が悪くてあちこちに位置情報が飛びますわ!

 

528:名無しの椅子

アンテナ設置班はまだですの!?

 

529:名無しの椅子

そりゃあ地下ですもの。既に数百個は設置しましたけど、マッピングも完了しませんわ。

 

530:名無しの椅子

そんな中イッチは当然のようにレスしてくるのですが……。

 

531:名無しの椅子

ふむ……では電波環境の良い場所を辿れば追跡も容易ですわね!

 

532:名無しの椅子

>>531

なるほど完璧な作戦ですわね。不可能だということに目をつぶれば!

 

533:四席

補足しましたわ。イッチは確かにオールラウンダーですが……そういったものに特化したワタクシから逃げられるとは思わないことですわ!

 

534:名無しの椅子

四席……! 貴女ならやってくれると信じてましたわ!

 

535:名無しの椅子

レッツゴー四席!

 

536:名無しの椅子

>>535

それは負けフラグでしてよ!?

 

537:五席

……四席が転がっていますわ。でもワタクシが代わりに追いついたので無問題ですわ〜!

 

538:名無しの椅子

五席、武器の貯蔵は十分ですの?

 

539:名無しの椅子

>>538

それもあまりこの状況で言うべきではありませんわ!!

 

540:六席

クルセイダーちゃんで壁ぶち抜いて進んじゃダメですの? 多分これが一番速いですわよ?

 

541:次席

クルセイダーごと生き埋めにされたいならお好きにどうぞですわ。というか、狭い地下通路に戦車で乗り込むバカがどこにいますの!

 

542:名無しの椅子

えっ!?(砲手)

 

543:名無しの椅子

えっ!?(装填手)

 

544:名無しの椅子

えっ!?(操縦手)

 

545:名無しの椅子

あの戦車、キッチリ四人乗ってましたのね……。

 

546:名無しの椅子

それにしてもイッチは何がしたいんですの? ナギサ様に合わせる顔がないというだけなら、何もここまでしなくても……というより、逃走経路が意味不明ですわ。トリニティから出る気配もございませんし……。

 

547:名無しの椅子

図書委員会から最新情報ですわ! 委員長にそれとなく聖堂の地下について聞きましたら、なんでもカタコンベとかいうなぞのばしょがあるらしいですわ!

 

548:名無しの椅子

ほへー。

 

549:名無しの椅子

すごいですわねー。

 

550:名無しの椅子

で、その情報が何の役に立ちますの?

 

551:>>547

入り口が不思議な力でコロコロ変わるらしいですの! しかも、通った先にあるのがあのアリウスの自治区だとか!

 

552:名無しの椅子

>>551

アリウスの自治区! ゴールは絶対そこでしょう!?

 

553:名無しの椅子

>>551

なぜその情報を真っ先に寄越しませんの!

 

554:名無しの椅子

>>551

入り口が変わるって……それ出口も変わるのでは? ワタクシたち、もしかしてここから出られませんの……?

 

555:次席

何のための端末とアンテナだと思ってるんですの! 地図機能を追加しましたわ! ついでに今の所マッピングが完了しているところは全部表示できるようにしましたわ!

 

556:名無しの椅子

仕事が早すぎますわ!?

 

557:名無しの椅子

赤い点がイッチ……いやもう一番奥まで進んでるではありませんの!?

 

558:主席

着きました! アリウス自治区! ガスマスク共はナギサ様の敵です! ぶっ飛ばしちゃってください!

 

559:五席

二番乗りですわ〜! お出迎えの方々はさっさとお掃除ですわ〜!

 

560:名無しの椅子

数百人の人海戦術でカタコンベをマッピング……多分これは、昔の人たちも想定していませんわね。

 

561:名無しの椅子

いくら出入り口を変えようと、ネットを通じてリアルタイムで情報を更新されれば無意味ですものね! 時代遅れの迷路は処分ですわ!

 

562:次席

>>558>>559

ちょっ、待っ、正実とシスターフッドにも協力要請しましたから! 先生も呼びましたしナギサ様の許可も取りましたから! 一度止まって増援を待ちなさい!! そこはアズサさんの故郷でしてよ!?

 

563:名無しの椅子

でも既に敵の本拠地ということは、止まったらタコ殴りにされるのでは?

 

564:名無しの椅子

こうなれば、ワタクシたちもアリウスを目指しつつイッチに情報を提供して、このまま勢いだけでアリウスを制圧ですわね。

 

565:名無しの椅子

どうしてこうなりますの……。

 

566:名無しの椅子

確かアリウススクワッドなる四人組が危険だとアズサさんが仰っていましたわね。

 

567:主席

うわぁ、木の人形が喋ってる!

 

568:名無しの椅子

イッチそれは多分幻覚ですわ!

 

569:名無しの椅子

入院中に突然逃げ出したわけですものね……錯乱していても何もおかしくは……。

 

570:名無しの椅子

増援がすぐにでも必要ですわね! 五席以外は何をしていますの!

 

571:名無しの椅子

え、でもまだ六十人くらいしか集まってませんし、もうちょっと待ってからでいいかと……。

 

572:名無しの椅子

>>571

六十人もいるならさっさと突撃なさい!

 

573:五席

木の人形が変なデカブツを召喚しましたわ!? ファンタジーですわ!! ファンタジーですわ〜!!

 

574:名無しの椅子

いやこれマジで喋る人形がいる感じではありませんの?

 

575:名無しの椅子

ワタクシのデータにはありませんわよ!?

 

576:名無しの椅子

>>575

データと情報と知識と知恵は別の話ですわよ。

 

577:名無しの椅子

正実到着! 烏合の衆は邪魔ですから一箇所にはけていなさい! ここからはワタクシたちの仕事ですわ!

 

578:名無しの椅子

>>577

あっ、正実のくせにこの前上司の命令聞かずにイッチの加勢しに来てたバカですわ! ……そういうワタクシはシスターフッドですけども!

 

579:次席

コテハン持ちも全員アリウスに着きましたわ! あれでも、全勢力がここに集まったということはトリニティの治安維持は……?

 

580:六席

オーホッホッホ! ワタクシのクルセイダーちゃんにかかれば、このくらい朝飯前……そういえばまだ朝の七時ですわ!?

 

581:三席

ワタクシの仕事は交渉でしてよ!? 戦線に駆り出されても困りますわ!

 

582:四席

ごちゃごちゃうるさいですわよ三席。ワタクシだって工作班のはずなのに、いつのまにかニンジャみたいなことさせられてますし……。

 

583:八席

ありったけの爆薬を持ってきましたわ! でもこんなものを抱えた状態で敵の攻撃を食らったらまずいことに気づきませんでしたわ!

 

584:七席

なら負傷者に手榴弾を持たせてほしいですわー。それなら動けなくても戦わせられますからー。

 

585:九席

あらあら、武装ヘリからガトリング取ってきたら遅くなってしまいましたわ……とりあえず誰か持つの手伝ってくださいまし!

 

586:十席

反動ヤバいですから、五人くらいを推奨しますわよ。

 

587:名無しの椅子

なんか……アリウスが哀れに思えてきましたわ。

 

588:名無しの椅子

でも巡行ミサイルとかいくつも準備してますし、確実に調印式を狙って襲撃する気マンマンでしてよ。

 

589:名無しの椅子

うわっ、本当ですわ……ここのボスって確か、アズサさんから聞く限り変な赤いババアでしたっけ? 何のためにここまで……。

 

590:名無しの椅子

あ、先生きましたわ!

 

591:名無しの椅子

もうついたんですの!

 

592:名無しの椅子

はやい!

 

593:名無しの椅子

きましたわ! 先生きましたわ!

 

594:名無しの椅子

勝ちましたわね、風呂入ってきますわ。

 

595:主席

こっちもヒエロ何たらを片付けました! スクワッドは……先生と補習授業部の皆さんが対処中ですね! では私はボスのところへ!

 

596:五席

ご一緒いたしますわ〜!

 

597:名無しの椅子

あれ、なんかスクワッドの一人が連れていかれましたわ。

 

598:名無しの椅子

あら? スクワッドの残りが他のアリウス生に攻撃されて……?

 

599:名無しの椅子

儀式? どういうことですの?

 

600:次席

CHAIRS、主席と五席以外集合ですわ!

 

 

 

 


 

 

 

 

 セイア様と夢の中で話した後、目が覚めた私は病院を抜け出しました。

 

 一分一秒だって惜しかったんです! ナギサ様には申し訳ありませんし、確かに誰かに相談してもよかったのですが、動き出した体は止まりませんでした。

 

 だって、補習授業部の騒動の原因は対応がいつまでも後手後手だったこともありますから。あちらもしてきたことです。こちらから宣戦無しの先制攻撃を行ったところで、何も問題はないでしょう?

 

 ティーパーティーの権限だと言い張ってミカ様と面会し、アリウスとの接触方法を聞き出した私は、武器や物資を集めるために二日ほど費やし、カタコンベに乗り込みました。

 

 途中であえてCHAIRSの皆さんには見つかっておいて、カタコンベの細かい攻略は任せます。

 

 私は勘と直感に従って走り回り、ついにアリウス自治区へと辿り着きました!

 

 突然現れた私に呆然とするアリウス生には、申し訳ありませんが眠ってもらいます!

 

 数をいくら揃えたところで、二日の間に準備は整えてきた私の敵ではありません。武力という一点においてはCHAIRSで随一の五席もいるんですから、さっさと道を空けた方が身のためですよ!

 

 とはいえあちらもタダで通してくれるはずもなく、小難しいことを言う人形の人にヒエロ何たらというデカブツを召喚され、足止めを食らってしまいます。

 

 突然現れ、杖で地面を叩いたら私たちの足元が光って、よく分からない方法で攻撃してきて……随分とファンタジーですね!?

 

 まあ、ファンタジーというだけでどうということはありませんでしたが。

 

 木の人形の方は作品がどうこうと言っていましたが、私に芸術は分かりません。ただ、カッコよかったとは思いますよ? 私の方が強かったですけども!

 

 私が足止めされている間にアリウス自治区にはCHAIRSや正実やシスターフッド、先生までもが集まってきていました。ドンパチ賑やかなお祭り騒ぎですね。

 

 あっ、ハスミさんと目が合っちゃいました!? すごい怒ってます! で、でもボスに条約の邪魔をやめさせるまでは止まりませんから!

 

 

 

 


 

 

 

 

「よくもここまで私の領地を荒らし回ってくれましたね、土江ムイ……」

「赤い肌、長い黒髪、大量の目玉……ベア何とかで合ってますね? 合ってなくても、アリウスのお偉いさんと言うならぶっ飛ばしますけど」

「いかにも、私がベアトリーチェですよ。……まさか、複製(ミメシス)も儀式も完了しないうちにここまで来るとは思いま──まだ話の途中でしょう! どんな教育を受けたのですか!」

 

 どうでもいい話の気配がしたので、途中で銃弾を撃ち込んで無理やり話を止めました。何というか、不快なんですよ。貴女は。

 

「貴女の話に興味はないんです」

 

 私が聞きたいのは一つだけなんで、それだけ答えてくれれば結構です。

 

「アリウスの様子を見るに、貴女があれこれ吹き込んだんですよね。憎悪がどうとか、虚しいとか何とかって」

「それが何か?」

「その確認が取れれば結構……徹底的に叩き潰します。先生、指示を」

 

 後ろから足音が聞こえたので私と五席も指揮下に入ろうとしましたが、来ていたのは当然先生だけではなく……。

 

「随分と都合のいいことを言いますね、ムイさん……!」

「うわぁ、ハスミさん!? そんなに怒らなくてもいいじゃないですか! アレが敵のボスなんですよ!? 叩き潰せばオールオッケー! でしょう!?」

「救護が必要ですか」

「必要ないです」

「必要ですわ〜」

「必要ないです!」

“そう簡単な話でもないけど……アツコは助けないと”

「……あなたが先生ですか」

 

 せっかくさっさと戦えるようにしたのに、先生がベアトリーチェと話を始めてしまったので、私は先生の指揮下にある人たちを見渡してみる。

 

 すると、驚いたことにアリウスの生徒が混じっていました。アズサさんが一緒にいるということはあれが噂の……。

 

「貴女たちはもしかして、スクワッドとやらですか?」

「そういうそちらは、土江ムイか。……分かっている。全てが終わったら、好きにしてくれ。だが今は……!」

「え、好きにしていいんですか?」

「ま、待ってくれムイ。皆は……」

「ひえっ。ど、どうされちゃうんでしょうか、私たち……」

「……どうにもならないでしょ」

「はは、そうですね。私にそんな権限はありませんよ。どちらかと言えば、勝手に襲撃した私の方が罰せられる側ですし」

 

 アリウススクワッドとの話はそのくらいで打ち切り、私は先ほどからずっと涙目で睨みつけてくるコハルと話すことにした。

 

「ムイ姉……! 何でこんなことしたの! 心配したんだから!」

「あー……えっと、話すと長くもならないんだけど、混み合ったワケがあって……」

「……セイアちゃんと話しましたか」

「あれ、よく分かりましたね」

「そのセイア様が急に姿を現して、アリウスが危ないと言ったからここにいるんですよ……」

 

 えっ……あ、もしかして予知夢だと、CHAIRSがアリウスで暴れる所しか見えなかったとかですかね? 私だってそこまでしませんよ! ナギサ様を傷つけようとした罪は重いと考えていますが、あくまで未遂ですし!

 

 さて、そんな風に話していたらベアトリーチェが変身して、先生の方も“やろう!”という感じになりましたね!

 

 さあさあ処刑の時間ですよ! よくもトリニティを混乱に陥れ、ナギサ様を傷つけてくれましたね!! 二度とまともに生活できない状態で永遠に檻の中にぶち込まれるくらいは覚悟しなさい、ベアトリーチェ!!

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