ブルアカにドMを生やしただけ 作:ナギサ様の臀部
804:名無しの椅子
三席! 状況はどうなってますの!?
805:三席
第一サンクトゥムの守護者ビナーのビームを対策委員会の委員長が盾で受け止めたかと思ったら、実際はアビドスの制服を着た主席が生身で受け止めてましたわ!!
806:名無しの椅子
……まるで意味が分かりませんわよ!?
807:名無しの椅子
えっ、あのビームが……え、主席? はい??
808:三席
第一サンクトゥムの守護者ビナーのビームを対策委員会の委員長が盾で受け止めたかと思ったら、実際はアビドスの制服を着た主席が生身で受け止めてましたわ!!
809:名無しの椅子
復唱しろとは言ってませんわ!!
810:名無しの椅子
ます盾で受け止めようって時点で意味不明ですわ!!
811:名無しの椅子
あの、ビナーのビームって普通に盾くらい余裕で溶かしますわよね? なぜ受け止められると思ったんですの?? というか主席はなぜ当然のように生身で受け止めてますの??
812:六席
その主席は主席とは似て非なるものですわ! こっちには謎のパワードスーツを着た主席が出現してますもの!!
813:名無しの椅子
ただ今次席がヴェリタスや関係各所に確認を取ってますからしばしお待ちくださいな。とりあえず敵ではないようですし、存分に頼りにしましょう。
814:名無しの椅子
>>813
お役所仕事!! その確認とやらはいつになったら終わるやつですの!?
815:八席
>>814
ワガママなやつは主席が来そうにないスランピアで雑魚の相手を手伝ってもらいますわよー。
816:>>814
>>815
(´・ω・`)そんなーですわー。
817:名無しの椅子
スランピアはゲヘナの風紀委員長とミレニアムの超兵器が出張ってますから……。
818:名無しの椅子
ああっ、哀れな守護者がレールガンの餌食に!
819:名無しの椅子
あんなに小さいのにとんでもないパワータイプ……あの子多分主席と同じタイプですわね。
820:十席
あの……謎のパワードスーツを着た主席、こっちにも出ましたわ……。
821:名無しの椅子
謎のパワードスーツの主席が二人……!
822:名無しの椅子
来ますわよ次席!
823:次席
来ないでくださいまし。
824:名無しの椅子
いや主席には来てもらわないと困るでしょう今の状況では。
825:名無しの椅子
ここまで大規模な作戦は初めてですものね! いくらコテハン持ちでも、ヒラCHAIRSの面倒を細かく見ていられないのは仕方ありませんわ!
826:名無しの椅子
だから主席の適当なお願いが必要なんですわね……とりあえずゴール地点だけは示してくれる指示が……!
827:名無しの椅子
>>823
それで次席、あの謎の主席モドキの正体は分かりましたの?
828:次席
ええ、もちろん。ワタクシを誰だと思ってますの?
829:名無しの椅子
>>828
ただの帰宅部だったワタクシを特殊部隊に引き摺り込んだカスですわ!
830:名無しの椅子
>>828
ただの不登校だったワタクシをハッカーに仕立て上げたクズですわ!
831:名無しの椅子
>>828
ただの穀潰しだったワタクシを更生()させたクソですわ!
832:次席
>>829>>830>>831
作戦中ですが、あなた方には社会的に死んでもらいますわ。
833:名無しの椅子
暴言は感心できませんが、分かりますわ。そういうフリだと思ってしまう気持ちは、嫌というほど分かりますわ。だからこそ必要なんですの。愚かな悪戯心を忘れるような、恐ろしい罰が……。
834:名無しの椅子
トリニティの連中って全員こんな感じなんですの……?
835:名無しの椅子
作戦中に不要なことを話すのはいけませんからROMってようかと思ってましたけど、先輩方が積極的に駄弁ってるのはどういうことですの??
836:次席
>>834>>835
これがCHAIRSですわ! ノリが軽すぎると思われるでしょうが、慣れてくださいまし! ここにいるのは全員元一般生徒ですのよ!
話を戻しますけど、とりあえずその主席たちは後ろに下げるよりむしろ最前線で守護者と殴り合わせてくださいまし。
837:十一席
既にこちらに現れた主席はヒエロニムスと殴り合い始めてしまったが、止めなくていいんだな? 主席しか知らないような情報もあるように思われるが、それについてはどうすればいい?
838:名無しの椅子
ちなみにヒエロニムスと殴り合い始める前にバルバラをバラバラにしてたよ。電波環境が悪くて連絡遅くなっちゃった。
839:次席
>>837
今現れている主席は虚妄のサンクトゥムと同じ不思議パワーで顕現している偽者ですわ。こちらの味方をしてくれる理由は不明ですが、エネルギーを使い切らせないと下手したらもう何本かサンクトゥムが生えますわ。
840:名無しの椅子
うーん、サンクトゥムのおかわりは確かに御免被りたいところですわね!
841:名無しの椅子
サンクトゥムが出ずとも、あの変なロボットとかシスターとかが暴れるのでしょう? 主席には悪いですが、守護者の相手は任せてしまいましょうか。
842:名無しの椅子
主席ならむしろ喜んで相手しそうなものですけどね。
843:名無しの椅子
……いや、あの様子を見るに、本当に喜んで相手してません?
844:名無しの椅子
ここまで誰も虚妄のサンクトゥムの不思議パワーで顕現した主席という点に何の疑問も抱かないの凄いですわね。
845:名無しの椅子
>>844
だって主席ですわよ?
846:名無しの椅子
>>845
この一言が全てですわ!
847:名無しの椅子
でもエリドゥの主席が言うには、サンクトゥムパワーを吸ってるのは事実だそうですけど、中身は別世界の主席だそうですわよ? なんか、不思議パワーで意識だけこっちに飛ばしてるみたいな、そんな感じらしいですわ。
848:次席
えっ。
849:名無しの椅子
まあ、主席以外の誰があんな真似できるんですのって話ですものね。
850:名無しの椅子
ビナーのビームを生身で受け止められるような人間は主席くらいのものですのよ? というかなぜ服が燃えてませんの??
851:名無しの椅子
パワードスーツの補助があるとはいえ、それでも体のほとんどが露出しているんですから、亜音速で動けば普通は体のどっかが逝ってるものですわよ!
852:名無しの椅子
ヒエロニムスの杖を受け止める! 殴り返す! 受け止める! 殴り返す! なぜ避けませんの!? 不思議パワーも受け切った上で殴り返す! 受け切る! 殴り返す! なぜ銃を使いませんの!?
853:名無しの椅子
>>850>>851>>852
これは主席ですわね。ワタクシは詳しいんですわ。
854:名無しの椅子
もしかして、全員自分を顕現させてるエネルギーについて理解しているからこそ、少しでも減らそうと努力しているのでは?
855:次席
>>854
あの子がいかにも考えそうなことですわぁ! 多分それですわぁ!
856:名無しの椅子
えっと、つまり、主席を援護したり守護者のヘイトを稼いだりせずに、勝手に戦わせてエネルギー切れを待てということですの?
857:四席
残念ながらそのようですわね。せっかくならお話したかったのですけど。
858:名無しの椅子
あっ、四席が出ましたわ!
859:名無しの椅子
先生は無事ですの!? 五席は!? そちらの守護者は!?
860:五席
オーッホッホッホ! 流石に敵の数が多すぎましたわ! 疲れましたわ〜!
861:名無しの椅子
先生なら今頃出現した守護者と巨大ロボの戦闘を食い入るように見てますわよー。
862:名無しの椅子
>>861
はい??
863:名無しの椅子
>>861
そっちもやっぱり守護者出たんですのねー……ロボ?
864:四席
カイテンジャーとかいうテロリストのロボを、ミレニアムの天才さんたちが開発したトンデモアイテムで巨大化させたんですの。これでやることがなくなったので、やっとスレに書き込める程度に余裕ができたというわけですわ。
865:名無しの椅子
ちょっと何言ってるか分かりませんわね。
866:名無しの椅子
……とりあえず、守護者がどうにかなって虚妄のサンクトゥムがへし折れるならヨシ! ですわ!
867:名無しの椅子
>>866
主席がまだ見つかってませんから何も良くありませんが??
868:名無しの椅子
というか主犯も分かってませんし目的も不明ですものね。まだ全然安心できませんわ。
869:次席
……守護者の対応が終わって余裕のできた所から人を集めて、主席の捜索班を結成しましょうか。捜索場所は……とりあえずアビドス?
870:名無しの椅子
とりあえずで砂漠に放り込まれるのは嫌ですわ!
871:名無しの椅子
でも主席を探すためなら例え火山の中氷海の中!!
872:名無しの椅子
>>871
主席を探すためにまず主席でないと行けないような場所に行ける人を探さないといけないとか地獄ですの??
虚妄のサンクトゥムの破壊は完了した。建物への被害はすごいことになってるけど、民間人や生徒への被害は今の所聞いていない。全ては私のお願いを聞いてくれたみんな──そして、なぜか前もって虚妄のサンクトゥム周辺に配備されていたCHAIRSのおかげだった。
CHAIRSがどうしてアビドスの砂漠やミレニアムの廃墟やスランピアにまでいたのは分からない。理由を聞いても主席……ムイの指示だと言うし、そのムイとは連絡がつかない。ナギサすら行方を知らないと言う。
行方知れずと言えば、シロコも不穏な電話を最後に連絡がつかないらしい。関連があるかは分からないけど、これで一件落着とはならないことは明らかだった。
そんな時だった。私の目の前の空間が歪み、どことなく覚えのある雰囲気の少女がその謎空間の向こうから現れたのは。
「ん……先生、ここまで来れたんだ。流石だね」
“シロコ……なの……?”
「シ、シロコ先輩!?」
「ん、私は確かに砂狼シロコ本人……別の世界の、だけど」
シロコは、私の記憶にあるものとは大きく異なった姿をしていた。少し会わないうちに随分と大きくなったのかと一瞬思ったが、シロコはいくら成長期でもありえない急成長を遂げていた。それに、ヘイローの色も変だし、一部が欠けている。
確かにこれだけ違うのだから、別の世界から来たと言うなら納得がいく。そもそも、私の知るシロコと違って雰囲気が……こう、ピリついているし。
「細かい説明をしたい所だけど、生憎と時間がない。急がないと、手遅れになる」
“手遅れって、一体何が……!”
「ん、それは来れば分かる……アトラ・ハシースの箱舟で先に待ってる」
“ま、待って、シロコ!”
「ダメです、彼女を追ってはなりません、先生!」
リンちゃんの制止を振り切って、私はシロコを追って謎の空間に飛び込んだ。
『シャーレの先生が重体になってから14日が経ちました。ゲヘナ学園とトリニティ総合学園では既に治安が──』
『トリニティがトリニティであるうちに……あの子の帰る家が、帰るべき家であるうちに、私たちでトリニティを──』
『どうしてっ……どうしてですかナギサ様……! 答えてくださいよ! ねえ!! 教えてよルイ!!』
『苦しむために、生まれてきたんだ──』
『そうでもないと思いますよ?』
『理解できぬ』
『あなたなら、私を終わらせてくれますか?』
『理解できぬ』
『待っていてくださいね、ナギサ様──』
『理解できぬ──!』
真っ暗な空間の向こうは、真っ白な床が広がる不思議な場所だった。そこには別世界のシロコだけではなく、不気味な仮面を被った大人もいた。……隅の方には、肩を寄せ合って震える全身真っ白な人たちもいた。
まさかあの大人や白い人たちが色彩を使役しているのかと一瞬考えたが、その時黒服の話を思い出した。
『色彩はアヌビスを目覚めさせましたが、本命はもう一人の方でしょう』
はっと振り向く直前にシロコたち以外の誰かが指を鳴らす音が聞こえ、私は再び謎の空間でシャーレまで戻された。
「あっ、先生! 無事ですか!?」
“う、うん……私には何ともないよ”
真っ先に私に気づいて駆け寄ってきたのは、CHAIRSの四席、シノ。でも私は、シノの顔をちゃんと見ることができなかった。
なぜなら振り向く寸前、一瞬だけ見えたあの姿は──ムイにそっくりだったから。