ブルアカにドMを生やしただけ 作:ナギサ様の臀部
674:主席
はい。
675:次席
はいじゃありませんが??
676:主席
いいえ。
677:五席
いいえでもありませんわ〜!
678:主席
はい。
679:四席
もしかして無限ループですの?
680:主席
ごめんなさい!
681:名無しの椅子
謝れてえらいですわ!
682:名無しの椅子
甘やかしてはいけませんわ! 特に悪いことはしてませんけど、心配をかけ続けたのは事実ですのよ!
683:名無しの椅子
今北産業ですわ! 主席戻ってきたんですのね、良かった良かったですわ!
684:名無しの椅子
>>683
主席はどうやら予知夢を見てここまでのことは把握していたそうですわ!
虚妄のサンクトゥムは自分が出るまでもなくCHAIRSに任せるのが一番と判断したそうですわ!
主席はなぜか砂漠の地下の宇宙戦艦の中で先んじて待機していたそうですの!
何も良くありませんわよ説明が説明になってないんですの予知夢の詳細を教えなさいな宇宙戦艦って何なんですのアビドスの市街地では結局何が起きてたんですの主席はどこまで把握してますの!!!
685:名無しの椅子
>>684
めっちゃ早口で言ってそうですわね。
686:次席
説明ご苦労様ですわ。とりあえず主席には後ほどお仕置きをするとして、まずは点呼を取りましょうか。
687:主席
お仕置き!?
688:名無しの椅子
……これ喜んでません?
689:名無しの椅子
放置して罪悪感を育ませても喜んで、お仕置きしても喜んで、これもうどうすればいいかわっかりませんわね。
690:名無しの椅子
点呼ですわよ! ヒラCHAIRSは静粛に!
691:主席
こうして皆さんが揃うのは久々では? 1!
692:次席
2。久々と言うほど久々でもない……というのは、全員揃わないときもワタクシが点呼を取っていたからでしょうか?
693:三席
3。最近は忙しかったですものね。コテハン持ち全員集合は、おそらくエデン条約の調印式の警護に当たった時以来ですわね。
694:四席
思えば色々ありましたわね……本当に色々……人生に一度もあって欲しくもないようなことが……。4。
695:五席
中学時代のワタクシに数年後のお前はこうなってますわよって言っても多分鼻で笑われますわ〜! 5!
696:六席
6。……あの、次席。ワタクシのクルセイダーちゃん、ちゃんと経費で修理してくれますわよね……? してくれなきゃ、クルセイダーちゃんの亡霊が夜中に枕元に降ってきますわよ……?
697:七席
主席ー、スレ用の端末を一度置いて下さいましー。救護できませんわー。7。
698:八席
8! 五席の戦車は、言ってくだされば新品を用意しますわよ? あくまで修理がお望みであれば十席を頼ってくださいまし!
699:九席
それならついでにワタクシのヘリの整備もお願いしたいところですわね。9。
700:十席
戦車の修理とヘリの整備は同時並行でできるようなものではありませんのよ!? 10!
701:十一席
11。……何と言うか、不思議なテンションだな。雑談を交えた点呼……。
702:次席
コテハン持ち全員の出席を確認いたしましたわ。五席と九席には適当に業者を手配しますからご心配なく。では主席、続きは任せましたわ。
703:名無しの椅子
こうしてみると、随分とCHAIRSも大きな組織ですわね……作戦時にはコテハン持ちそれぞれに数十人単位で部下がつくわけですし。
704:名無しの椅子
>>703
普段はその数十人の中で完結してしまう上に、基本その数十人がさらに細かくグループ分けされますものね。規模が分かりにくいんですのよね。スレも何人いるのか分かりませんし。
705:名無しの椅子
しかもアリウス組の加入でさらに数百名ほどメンバーが増えましたものね!
706:名無しの椅子
CHAIRS全員の適性を理解して適切な場所に適切な人員を配置できる次席って、もしかしなくても主席と同じくらいヤバいのでは……?
707:主席
はーい! 雑談はその辺りにして、そろそろ話をさせてもらいますね!
708:名無しの椅子
はーいですわー!
709:名無しの椅子
いぇーいですわー!
710:名無しの椅子
でもちょっとまた何か厄介なことが起きる気がしてきましたわー!
711:主席
予知夢によればというか、色んな人たちが調べた結果、敵さんの拠点はキヴォトスの上空75000メートルの場所に浮かんでいるそうです! 宇宙戦艦でそこに突っ込むのに同行するので、トリニティの平穏は皆さんに任せました! 以上です!
712:名無しの椅子
以上ではありませんが??
713:主席
以上ですっ!
714:名無しの椅子
説明が足りてないと言っているんですの! そんな雑に任せられても困りますわ!
715:名無しの椅子
でも多分主席はこれで説明し切ったつもりなんでしょうね……。
716:名無しの椅子
次席ー! はやく補完してくださいましー!
717:次席
補完と言っても、特に付け足すような情報はございませんわよ? ワタクシたちは地上で待機。敵の本拠地は各学園からエリートを集めて、先生が指揮をとってどうにかするとのことですわ。
718:名無しの椅子
……確かに作戦についてはこれ以上知っても仕方ありませんわね。
719:名無しの椅子
宇宙戦艦って何ですの??
720:主席
アビドス砂漠の地下に埋もれていた古代の超兵器です! 発掘を進めていたカイザーは邪魔だったので退場してもらいました!
721:名無しの椅子
古代の超兵器!?
722:名無しの椅子
最近なんだかファンタジーなのにノンフィクションとかいう頭の痛くなる事態に直面する機会が多いですわね……。
723:名無しの椅子
主席、しれっとカイザー叩き潰してません?
724:名無しの椅子
カイザーなら別によろしいのでは?
725:八席
カイザーとはワタクシも慎重に取引してますから、あまり派手にやらかされると困りますけど……しかし、連中が悪いことをしているのも事実! どうせなら本社を爆破するくらいはやっちゃってくださいまし!
726:名無しの椅子
>>724>>725
カイザーへの恨みが強すぎますわ! 気持ちは分かりますけども!
727:名無しの椅子
次の質問! 次の質問ですわ! 結局どうして主席は連絡取れなかったんですの? もう少しワタクシたちを頼ってくれてもよろしかったのではなくて?
728:主席
それはその……砂漠! そう、砂漠のど真ん中まで歩いて行きましたから! 地下にも潜りましたし、電波が悪かったんですよ!
729:三席
ワタクシの時は全然普通に連絡できましたが……主席の使う端末ってワタクシたちのものと同じモデルですわよね?
730:名無しの椅子
えっ、何ならワタクシたちよりちょっと丈夫だったり機能が多かったりすると以前十席に聞きましたわよ?
731:名無しの椅子
言い逃れはできませんわよ! 市街地で見つけた戦闘の痕跡のことも含めて、洗いざらい話してもらいますわ!!
732:主席
うぐぐ……あっ、そうだ! 地上最後の夜ですから、ちょっとナギサ様とお話してきたくなってきました! そういうわけですので、ちょっと失礼しますね!
733:名無しの椅子
逃げましたわ! 次席、ナギサ様の所で待ち伏せする許可を!
734:名無しの椅子
謎が謎を呼んで夜しか眠れませんわ!
735:名無しの椅子
そもそも予知夢が本当に予知夢なのかも疑わしい……主犯から何か話を聞いていたのでは?
736:名無しの椅子
次席!
737:名無しの椅子
次席!
738:名無しの椅子
次席!!
739:次席
ええい、やかましいですわよあなた達!! 確かに気になることばかりですが、主席が今はまだ話したくないと言うならそれで良いではありませんの!! それとも社会的死がお望みですの!?
740:名無しの椅子
大変申し訳御座いませんわ! >>736には厳しく改善指導致しますわ!
741:名無しの椅子
大変申し訳御座いませんわ! >>737には即指導致しますわ!
742:名無しの椅子
大変申し訳御座いませんわ! >>738には指導徹底致しますわ!
743:名無しの椅子
次席は副社長でしたの……?
744:名無しの椅子
CHAIRSの副リーダーが誰かと聞かれれば次席ですし、あながち間違いではありませんわね!
745:名無しの椅子
いやでも、社会的死はワタクシたちに全面的に非がありますわよね……?
「ではナギサ様、行ってまいります!」
「……気をつけてくださいね。必ず……生きて帰ってください」
「大丈夫ですよ! お土産も期待していてください!」
「昨晩もそうでしたけど本当に軽いですね!? 命の危険がある場所なんですよ!?」
なんやかんやで迎えたアトラ・ハシースの箱舟への侵攻作戦! 私が参加することにナギサ様や先生は渋っている様子でしたが、戦力はいくらあっても困らないからということで、結局参戦することになりました!
ワクワクしてきますね! 向こうで待っている人もワクワクしていることでしょう! 向こうのワクワクは私が叩き潰しますけど!
アトラ・ハシースの箱舟までは、アビドス砂漠の地下でカイザーが発掘を進めていたものを私が強奪したウトナピシュティムの本船で向かいます! 高度75000メートル……ちょっと窓を開けるくらいしてもいいでしょうか?
「君が土江ムイ……」
「はい! お呼びでしょうか?」
「あ、いや、その……梔子ユメっていう人のこと、知ってる?」
「梔子ユメさん……? すみません、心当たりはありませんね。探し人ですか? よければ今回のお礼に、CHAIRSに探すようにお願いしますよ?」
「あー、いいのいいの。……探してももう、どこにもいないからさ」
この作戦において、私の役割はアビドスの廃校対策委員会やミレニアムのゲーム開発部、ゲヘナの美食研究会と同じく、確実にあると思われる敵の抵抗に対する戦力です。とりあえず戦えばオーケー……簡単なお仕事ですね!
その途中、アビドスの小鳥遊ホシノさんを始めとして、虚妄のサンクトゥム攻略戦で別世界の私を目にした方々から声をかけられました。まあ確かに、あれだけ私たちが派手にやらかせば、目立つに決まってますよね……。
特にミレニアムに流れ着いた世界の私の使っていたパワードスーツについては、ヒマリさんやリオさんに事細かに聞かれましたね。向こうの私たちのことは私も知らないとしか言えませんが。
しかもどうやら虚妄のサンクトゥム攻略後にミレニアムの私たちだけ消滅していないということを知られていたようで、居場所についても尋ねられました。それについてはすぐにでも分かると思いますよ?
あっ、ほら! アトラ・ハシースの展開してるバリアがちょっと変わりましたよ! これでアリスちゃんがプロトコルATRAHASISで光の剣をぶっ放す他にアレを突破する方法は無くなっちゃいました!
え? 何で知ってるかって? ……き、企業秘密です! お問い合わせは土江グループまで!
さて、ウトナピシュティムの本船の中でプロトコルを発動させるアリスちゃんですが、このままではなんやかんやでウトナピシュティムに消されてしまいます! しかーし! ここに颯爽と現れるのが消えずに残っていたミレニアムの私! オーパーツの塊の方!
アリスちゃんの代わりに消えようとしていたケイちゃんの代わりに、残りのエネルギーと体を構成しているオーパーツを捧げてミレニアムの私は退場! お疲れ様でした!
“あれ? ミレニアムにはもう一人いたって聞いてたけど……”
「あ、それなら先生がこの船を動かす際の反動を肩代わりするために犠牲になりましたよ」
“えっ”
もう一人のミレニアムの私は、既に私以外の誰にも知られずにひっそりとあるべき世界に帰っていました。尊い犠牲……といっても死んでませんよ? ただエネルギーを使い果たして元の世界に帰っただけですから。
さてさてこれで後はアトラ・ハシースの箱舟まで一直線ですよ! やっちゃいましょう、リンさん!
“色々言いたいことや聞きたいことが山ほどあるけど……行こう、リンちゃん!”
「はい! ウトナピシュティム、最大速力で突進します!!」
ひゃあっ! たまりませんね、このヘイローまで響く衝撃! 一生に一度味わえるかどうかの速度ですよ!? ほらほらセリカさんも! どうしたんですか蹲って! さあそしてさらにアトラ・ハシースにシュゥゥゥーッ! 超! エキサイティン!!
「げ、元気ですね!? トリニティのお偉いさんとかって聞いて、てっきりオペレーターに回るのかと思ってたんですけど!?」
「私は皆さんと同じく前衛でバシバシ戦わせてもらいますよ! さて、ようやく着いたことですし、早速中央部を目指しましょうか!!」
「うへ〜……おじさん、若い子の元気には勝てないなあ」
「背負いましょうか? お姫様抱っこしましょうか? あ、肩車なら運びながらでも二人一緒に戦えますね!」
「うへ!?」
“まずは作戦を聞いてからだよ、ムイ”
あっ、流石に先生は見逃してくれませんでした。皆さんが目を回しているうちにと思ったんですけどね……それに、作戦会議なんかしたって仕方ありませんし。どうせ向こうの戦力なんて大したものじゃありませんよ?
特殊部隊のリーダーを務めていると言ってもほとんどお飾りですから、まどろっこしい作戦会議はあまり好きではないんですよね。細かいことは次席や五席に任せてきたツケが回ってきたとも言います。
ふむ……アトラ・ハシースをハッキングして自爆させて、私たちはウトナピシュティムで脱出……でも向こうは逆ハックしてくるんでしたっけ? ……やはり、私がここに留まる理由はありませんね。
「お説教は後で聞きます!」
“あっ、ムイ!?”
「ナラム・シンの玉座で待ってますからね!」
先生の制止を聞かず、対策委員会の包囲を掻い潜り、ゲーム開発部を素通りして、美食研究会には若干怯えられながら私はウトナピシュティムの本船を脱出し、アトラ・ハシースの箱舟の中を走り出しました。
ウトナピシュティムに向かっていた敵の下っ端は、私を見るとさっと横にはけて道を譲ります。まあ、そうなるとは思っていましたが……しかし後々皆さんの迷惑になるので、全て始末しておきます。
そうして何の抵抗も受けずに、私はあっさりとナラム・シンの玉座に辿り着けました。
「……想定よりちょっと遅かったですね。買い被りすぎたでしょうか?」
「道中の無名の守護者を片っ端から潰して回りましたからね! 遅くなっちゃいました!」
「それを踏まえてもですよ、『私』」
「肌がヒリつくような殺気……興奮してきますね!」
場の雰囲気には不釣り合いな軽い口調ですが、それは単に私が暗いのが苦手なだけです。向こうの「私」はそうでもないみたいですけど。
“……君は、この世界のムイ?”
「はい! 土江ムイと言います! よろしくお願いしますね、別世界の先生!」
「ごめんなさい、私は、手伝えそうにない……」
「大丈夫ですよ、ここまで『私』を抑えてくれてたんでしょう? 交代の時間が来ただけです!」
「一人で相手するんですか? 私を?」
「おやおや、すごい自信ですね。たかがちょっと別の世界で世界に絶望して色彩を取り込んでアトラ・ハシースの補助を受けてるだけの分際で!」
“結構厳しくないかな……?”
「しかし先生、手出し無用ですよ!」
相対するのは──別世界の私自身。
そう、私自身こそが虚妄のサンクトゥムから始まる一連の騒動の主犯であり、全ての元凶だったのです! 事情が色々あることは知っていますが、ナギサ様のためにもこんなことはやめてもらいます!
「殺せるなら、殺してくださいね?」
「甘ったれたことを抜かしますね。本当に私ですか?」
アビドスの市街地で戦ったときはまんまとシロコさんを連れて行かれてしまいましたが、今回は負けませんよ! ただし絶対に殺しませんし、死なせてなんてあげません!!