ブルアカにドMを生やしただけ 作:ナギサ様の臀部
1:次席
このスレは自称ナギサ様非公認専属ナギサ様公認ティーパーティー直属特殊部隊CHAIRSの情報交換用スレです。
下記の利用規約をよく読んで、ティーパーティー傘下に相応しい、トリニティ生らしい優雅でお淑やかな振る舞いを心がけましょう。
利用規約
このスレの存在を主席にバラしたものは物理的にバラされると思ってください。
細かい意見は後で聞きますわ! まずは点呼! 主席はいないのでワタクシから2!
2:三席
え、何ですのこれ3!
3:四席
知りませんわ……怖……4……。
4:五席
5! 細かいことは後回しですわ〜!
5:六席
とはいえ最低限の説明くらいは欲しいものですわ! 6!
6:七席
点呼が要るということはそれなりの事態ですのー? 7。
7:八席
8……最初のテンプレがちょっとおかしくありませんこと?
8:九席
9。自称ナギサ様非公認専属ナギサ様公認ティーパーティー直属特殊部隊って何ですの??
9:十席
10! 非公認の公認とは一体……うごごご!
10:次席
点呼終了ですわ! コテハン持ちは揃ってますわね!
11:秘密の椅子
点呼の前にするべきことがありませんの??
12:秘密の椅子
>>3
工作担当の四席が知らないってどういうことですの!
13:秘密の椅子
何が何だかは主席が行政官と仲良くなった辺りからとっくに分かりませんわ!!
でもとにかくまた面白そうなことになっているのは分かりますわ!!
14:秘密の椅子
>>1
誰も指摘しませんけど、物理的にバラされるとありますわよね……? 物理的にってどういうことですの……?
15:秘密の椅子
シャリ……シャリ……(包丁を研ぐ音)
16:秘密の椅子
ブォオオオン!!(チェーンソーの音)
17:秘密の椅子
ガチャン! ガチャン!(ノコ鉈を変形させる音)
18:>>14
あっ、やっぱり何でもありませんわ。
19:秘密の椅子
プシュッ!(あぁ〜! 水素の音ォ〜!)
20:次席
いちいち貴女たちの意見を聞いていたらスレがいくつあっても足りませんから、一度全部説明してしまいますわね。
21:秘密の椅子
横暴ですわ! もっと民衆の意見に耳を傾けるべきですわ!
22:秘密の椅子
ですわ! ですわ!
23:秘密の椅子
オーボー山のオーボー鳥ですわ!
24:五席
>>23
火を点けろ、タヌキの背中に。
25:秘密の椅子
>>24
イッチの背中に火炎放射器浴びせた奴が何か言ってますわ。
26:次席
これだから進まないと言ってるんですのよ!!
あと五席は事情を知る側でしょう! ふざけてないで大人しくしてなさい!
27:秘密の椅子
いえ、ですが分かりますわよこれは……他のコテハン持ちは何も知らないのに次席と五席は何か知っている……そしてハブられた主席……!
28:秘密の椅子
なるほどですのね!(何の話ですの?)
29:秘密の椅子
そういうことでしたの!(????)
30:秘密の椅子
読めましたわ……完全に!(とりあえず乗っておきますわ!)
31:次席
事の発端はイッチの立てた最初のスレに情報局の生徒が紛れ込んでいたことから始まりますわ!
32:>>27
え、そうなんですの?
33:秘密の椅子
>>32
ポンコツ探偵!
34:秘密の椅子
>>32
期待を返してくださいまし!
35:秘密の椅子
>>32
面白かったから座布団はあげますわ!
36:次席
そろそろキレてもいいですの??
37:八席
まだまだ始まったばっかりですわよ……心を強く持ってくださいな。
38:秘密の椅子
ヾヽヽ
(,, ・∀・) 1羽でチュン!
ミ_ノ
″″
39:秘密の椅子
ヾヽヽ ヾヽヽ
(,, ・∀・) (,, ・∀・) 2羽でチュチュン!
ミ_ノ ミ_ノ
″″ ″″
40:秘密の椅子
ヾヽヽ ヾヽヽ ヾヽヽ
(,, ・∀・) (,, ・∀・) (,, ・∀・) 3羽揃えば
ミ_ノ ミ_ノ ミ_ノ
″″ ″″ ″″ ″″
41:秘密の椅子
>>38>>39>>40
親の負担も三倍!
42:>>38
泣きますわよ?
43:>>39
泣き喚きますわよ??
44:>>40
いいんですの? しつこいですわよ?
45:次席
>>41>>42>>43>>44
貴様らの端末から向こう30分はAVが大音量で流れるようにしましたわ。電源を落とそうが何をしようが無駄ですわ。社会的な死をプレゼントですの。
46:秘密の椅子
次席、キレた!
47:秘密の椅子
多分とっくにブチギレでしてよ。たった今理性が消え去っただけで。
48:名無しの椅子
引きこもりにはノーダメージでは……?
49:秘密の椅子
引きこもりではないことは確認済みなのでしょう? 引きこもり相手なら日記とかネット小説とかを晒していたでしょうし。
50:次席
>>46
「異世界キヴォトス人」
>>47
「突然ゾンビパニックになったけどウチだけは余裕な件」
>>48
「転生したら銃でした」
大変面白かったですわよ。似たようなのを無数に見たことがあるような気がしましたけれど
51:七席
なんてむごいことを……。
52:次席
でもほら、静かになったでしょう?
53:十席
成金の風刺画ですの??
54:次席
えー、で、何でしたっけ。スレに入り浸っていた情報局の生徒がなぜか上にイッチのことは報告せず、むしろスレの監視は任せろと言って誰にも見つからないようにしていた話はしましたっけ?
55:次席
ああ、まだでしたわね。どっちでも大して変わりませんが。
ただ、その生徒が黙っていたからと言っていつまでもバレないはずもなく、例のクーデター(笑)の日の前日辺りにはナギサ様の耳にも入っていたとのことでした。
56:四席
えっ。
57:九席
……マジですの?
58:七席
イッチが聞いたらぶっ倒れかねませんわねー……。
59:次席
そしてクーデター(笑)の翌日、ついに五席とワタクシはナギサ様から呼び出しを食らいましたわ。
そこで色々話し合った結果生まれたのが、特殊部隊CHAIRSというわけですの。
あ、そろそろ変なこと言っても怒りませんから、皆さん普通にしていただいて結構ですわよ。
60:秘密の椅子
うんちょこちょこちょこぴー!
61:次席
>>60
社会的死をプレゼントですわ。
62:秘密の椅子
>>60
無茶しやがって……。
63:秘密の椅子
>>60
なぜその勇気を日常で活かせませんの……?
64:秘密の椅子
>>60
「怒ってないから出ておいで」は「ブチギレてるから○す」と同義でしょうに……。
65:次席
CHAIRSの存在意義は、今のところはイッチの補佐ですわ。マジの豪運が味方しまくった結果行政官になったイッチですが、正攻法()でその立場になった方に比べればやや欠けたものがあるのも事実ですので。
66:秘密の椅子
ティーパーティー直属って名前なのに、イッチの補佐?
67:次席
ナギサ様がイッチのためにと許可してくださった組織ですから、基本的にイッチの下でわちゃわちゃするという点に変わりはありませんわ。
68:秘密の椅子
わざわざイッチを隔離したスレを用意した理由は?
69:次席
この辺りの説明がしたかったのと、場合によっては本当にティーパーティーからの仕事をこちらで秘密裏にこなす必要もあるので、このような形を取りましたわ。
70:秘密の椅子
なるほど分かりませんわ。
71:次席
利用規約を読み直しなさい。こっちに貼ったやつはこっちのルールを書いてますから。
72:秘密の椅子
よく分かりませんけど、会話はティーパーティーに見られているってことですの?
73:秘密の椅子
そんなマキマみたいな感じですの??
74:五席
どっちかと言うと情報局に見られてますわね〜。安価次第でイッチの行動を操作できるなんて、危険極まりませんもの。放ってはおけないわけですのね〜見てるだけではどうにもなりませんけど〜。
75:秘密の椅子
なんか特殊部隊の仲間入りをしたようで楽しくなってきましたわね!
76:秘密の椅子
とっくにCHAIRSの一員でしてよ。
77:秘密の椅子
貴女も椅子ですわ!
78:次席
ま、そう大事な任務がワタクシたちに回ってくることなんてあるわけありませんし、イッチの夢をただ応援してればいいですわ。
79:秘密の椅子
烏合の衆ですものね。
80:秘密の椅子
>>78
あの、何度でも言いますけど、イッチがナギサ様の椅子を志すのは自由ですが、ワタクシたちは別にナギサ様の椅子を志しておりませんのよ? ですから危ないことはしたくありませんわよ??
81:秘密の椅子
利用規約読んでも分かりませんわ! 多分ワタクシたちの大半は雰囲気でレスしてますわ!
82:秘密の椅子
>>81
なぜバレましたの!?
83:秘密の椅子
>>81
貴女……エスパーですわね!
84:次席
……イッチに教えちゃいけないことリストだけは作っておきますわ。
85:秘密の椅子
次席が気の毒に思えてきましたわ。ワタクシはふざけ倒す側ですが。
「やあ、初めましてになるね、CHAIRS次席、
「百合園……セイア、様……?」
「いかにも。私がセイアだ。こんな形で呼び出してしまってすまないが……まぁ、何だ。お茶でもどうかな?」
ルイは気がつくと、ティーパーティーのテラスで、使い道が分からないレベルの大きさの長机に、セイアと向かい合って座っていた。
これは夢だと言い聞かせながらルイはひとまず出された紅茶を口にして、セイアに関しては夢の方がタチが悪いことを思い出した。
「さて、私が君を呼び出したのは他でもない。ナギサが突然設立したCHAIRSについて聞きたいんだよ」
「CHAIRSについて……?」
緊張による手と声の震えを必死に押し殺し、ルイは返事だけは返した。
「私の予知夢については、君なら聞いたことくらいあるだろう?」
「予知夢……」
「そう、その予知夢だが……土江ムイの行動だけは読めないんだ。まるで数十、数百の人間の意思を代行しているかのように、彼女の未来だけは複数の可能性が同時に存在している」
「可能性が同時に……」
セイアが語ったのは、CHAIRS主席のイッチについてだった。
無数の可能性。まるで数十、数百の人間の意思の代行。
まさかスレだの安価だのと言えるはずもなく、ルイは気の抜けた返事を続ける。
「……未来が見えることが当たり前な私からすると、それはとても恐ろしいことでね。今日に至るまで、あれこれと理由をつけて彼女との接触は拒んできた」
「接触を拒んで……」
「…………でも、変数を投げ込めるのであれば、物語の結末も予測がつかなくなる。そう信じ、まだ未来が見える君に接触を試みたわけなんだ」
「接触を試みた……」
「うん、ちょっと待とうか」
だが、永遠にオウム返しを続けるのは流石に適当すぎた。
「ま、まさか、私のオウム返し話術が通用しない……!?」
「ふざけてるのかと思ったよ。何なんだ君は」
「何だかんだと聞かれたら!」
「……?」
「あ、いや、何でもございません」
空元気でおどけてみるが、某ラブリーチャーミーな敵役の口上は、セイアには通じなかった。
よくわからない雰囲気になってしまったので、一度気持ちを落ち着けようと、とりあえずルイもセイアも紅茶を飲んだ。
「……一応確認しておくけれど、話の内容は理解できているんだろうね? 聞くのを諦めただなんて言われた日には、ティーパーティーの強権を濫用することも厭わないよ?」
「そりゃもうバッチリですよ。100%中の100%理解しました。セイア様は主席が怖いんですね」
「……まぁ、いいか。もうその認識でいいよ」
呼び出す人間を間違えただろうかとセイアは後悔しかけていたが、ムイを今の立場に叩き上げたのは次席の手腕によるところが大きい。
返事は適当だったし緊張していたのも事実だが、CHAIRSの一般構成員のように本当に話を理解できていなかったわけではないのだ。
「あとなんか不吉な未来が見えてガン萎えだったけど、主席と私たちが騒げば良くなるかもっていう可能性に賭けてるんですよね」
「分かってるならもっと真面目に返事をしてくれたまえ!」
「アレが一番早いんですから、仕方ありませんね」
つまりはそういうことだろ? とドヤ顔で言ってのけたルイには、流石のセイアも声を荒らげる。
セイアは反省の色が無色透明なルイに対してまだ怒りそうになったが、再び紅茶を飲んで心を落ち着けた。
「……それで、協力してくれるのかどうかだけ聞かせてくれないか? 私にはもう時間がない。こうして夢の中で会えるのも、これが最初で最後かも分からない」
「なるほど。今のところ主席は非公認のものと思い込んでいますが、実際はナギサ様が本当に設立した部隊ですからね。そして私はそこのナンバーツー……サンクトゥス分派のボスの言うことを聞くかが一番分からない……合ってます?」
「そこまで分かっているなら最初からもっと知的であってくれ。というか、未来の君もそんなに知的な印象が無いのは何なんだ?」
「真の能無しは隠した爪の場所を忘れるものですよ」
堂々とどうしようもないことを言うルイに、セイアは怒りを通り越して哀れみすら抱き始めていた。
きっと、これが彼女の性質なのだ。悔しいが仕方ないんだ。そう結論づけた。
「で、協力についてですけど、別に構いませんよ。そのくらいお安い御用ってやつです」
「……理由を聞いてもいいかな?」
「え? 理由?」
あれこれと語ったが、返答自体はあっさりと返ってきた。
最初からこうなることを予期していたのか、それとも何も考えていないだけなのか。セイアは真意を確かめようと尋ねてみるが、その答えは単純なものだった。
「『凄い奴になりたい』ってのが私の原点ですから。この決断がいつか褒め称えられるようになるなら、それが一番です」
「……包み隠さない野心は尊敬に値するよ」
「そりゃどーも」
漠然とした、子供のような夢。だがそのためなら他者を利用し、あらゆる手段を尽くす、信念とも言える目標。
ムイの行動が「ナギサ様の椅子として相応しくあるため」に帰結するように、ルイの行動もまた、「凄い奴になるため」に帰結するのだ。
ただのバカでなくて良かったと喜ぶべきか、それとも一筋縄ではいかないことを嘆くべきか、セイアには判断できなかった。
そうして話がひと段落つくと、夢の世界が崩れ始めた。一瞬驚いたルイだったが、それがどういうことなのかはすぐに察しがついた。
「あ、そろそろ朝ですかね?」
「いや、まだ夜中だ。私はそろそろ起きるけどね」
「こんな時間に……頻尿?」
「……なぜそうも失礼な答えがすぐさま出てくるのか、理解に苦しむよ。ただアラームを鳴らしただけさ」
意識が現実に浮上しようとしていく中で、セイアは伝え忘れていたことをまとめて話した。
「今夜、私はナギサの言う裏切り者の指示で来た、ある人物に襲撃される。今から起きて彼女と話をしなければならないんだ」
「……はい?」
「そのあとは、殺されはしないが、危険が近くにあり続けるだろうからね。しばらく隠れさせてもらう。彼女には殺したと報告してもらうから、死んだことになっているだろうけれど」
「はい??」
「さて、それじゃあ、約束は違えないでくれよ。……先生だけじゃなく、君たちも頼りなんだ」
「えっ、ちょっ……待ってください! 先生って誰です!?」
「……あぁ、しまった。あれはまだ先の出来事か」
このあと、飛び起きたルイは夢の内容を忘れないうちに、事細かにメモにまとめた。おかげで翌日は寝不足だった。