続くかは…気分次第?(*・ω・)
気がついたらこの世界にいた。この表現が一番正しいだろう。
俺が元の世界で死んで気がついたらこの世界に誕生していた。正確には誕生とは言えない、何故なら俺が気がついて目が覚めた所は……半壊した村であり炎で囲まれた場所だった。
所々が傷だらけな自分の体、物語でしか見たこともない人種の死体、そしてモンスター…これもまた物語でしか見たこともない生き物だった。
「……」
「グルルル…!」
目の前には狼のような体をしたモンスターが複数、このモンスター達がこの現状を引き起こしたのだろう。
本来なら、普通の人なら恐怖するんだろう、怯えるのだろう、周囲はボロボロで死体だらけ、更に元々の世界では存在しないものが目の前にいて正常に行動出来る人がどれだけいるだろうか?
だかーーーー俺は普通ではなかった。元々いた普通の世界でも苦痛でしかなかった。普通ではない力があり、極限まで抑えてもオリンピックでも軽く優勝できる身体能力、発揮しても異常者扱いでしかなかった。でもこの世界でならーーー俺は普通でいられるのかもしれない。
「は、ハハハ……⬜⬜⬜⬜」
俺がとある力を発言するとモンスター達は炎に包まれた。苦しみの声をあげたモンスター達は次々と倒れ、消滅していった。
その場にいたモンスター達を消滅させ、俺は周囲の死体を埋葬してから壊滅した村を去ることにした。ここにいても何もしてやることも出来ないし、ここにいる意味もないからだ。そして、自分自身がどんな姿なのかも確認しておきたいというものある。
傷だらけな自分というもの変だったからここにいる俺は本来の自分自身ではないということだろう。それに何か違和感もある、それも己の髪やお尻辺りに…
近くにあった湖に行くことにした。夜ということあり、自身の姿が確認出来るというのと単純に喉が渇いたという理由もある。
「これは……誰?」
湖から月光によって鏡のように写し出された姿は元々の自身とはまるで違った姿だった。
光輝く様な綺麗な銀色の髪、その髪に生える狼のような耳、アメジストの様な輝きを放つ紫色の瞳、そして違和感があったお尻に生えている銀色の尻尾。
「狼の獣人?モンスターもいたし、周囲の死体からも予想はしてたけど……」
どうやら俺は異世界に転生していて、モンスターによって壊滅した生き残り?死にかけ?ていた少年に憑依転生したようだ。
ーー
壊滅した村の出来事から数ヶ月の時が経っていた、あれから俺はモンスターを狩りつつ自身の体を慣らすように戦闘を続けている。元々あった能力もそうだが、もう1つ俺がこの体に憑依転生したことで増えた力があった、それはーー刃だ。
刃というのは剣や刀の先端部分や鋭利的な意味を持つが、この力の場合はそうではない。【羅刃】そう名付けした能力でその力はあらゆる刃を生成するというものだ、それは武器であり、自然である。所謂…武器としての剣や刀等、自然の力である風や炎等を利用して刃として生成出来るというものだ。
この力の慣らしや元々あった二つの力、身体能力も含めて様々なモンスターを狩り尽くした。様々なモンスターを狩ったが殆ど手応えがなった。モンスターを倒して人に感謝された、狩ったモンスターの部位を売ったりして資金にした。そんなこともあったが手応えがあったやつもいた。
唯一手応えがあったのは変な谷にいた黒い龍…“隻眼の黒龍”だった。あれはわりと楽しかった。でもこの世界で発現した【覇刃】と元々持っていた【無間世界】と【距離領域】の敵ではなかった。周囲に何もなかったのが不思議ではあったが、黒龍を倒した数ヶ月後に俺はこの世界のことを聞き回った際に聞いていた場所に行くことにした。
ーーこの世界には神がいる。神から恩恵を受けると強くなる。オラリオと呼ばれる場所にはダンジョンがある。
神が存在するということや神の恩恵というのには興味はなかったが、ダンジョンがあるというのは興味があった。ダンジョンでモンスターと戦うというのは男のロマンだろう?そんな理由も考えつつ俺はオラリオへと向かうことにしたのだ。
彼が向かおうとしているオラリオの一部でとある噂が流れていた。どんなモンスターでも狩り、どんなモンスターの部位を持ち帰る獣人………通称“銀の黒刃”
黒いローブで身を隠しているがそのローブから少し見える銀色の髪、紫色の瞳、そして異常なまでの禍々しい黒い剣から名付けられた通称…商人やオラリオの外からもたらされた情報が噂として流れていっていた。
「……」
その噂に興味を持っていた少女と邂逅するのは…もう間もなくだろう。
主人公
名前:スエル・ハーヴ。 元々の名前⬜⬜⬜⬜⬜
元々いた世界から異世界へと憑依転生して、壊滅した村の死んでいた少年である獣人に憑依して生き返る。その後各地をモンスター狩りつつ移動、その際に隻眼の黒龍を知らずに討伐、その部位を利用して作った黒い爪剣“剣獣”を愛剣にしてる
異能力
【覇刃】刃を生成する剣をや刀のような武器から自然を利用した刃、概念的な刃も生成可能
【無間世界】あらゆる⬜⬜を使用可能
【距離領域】⬜⬜を自在に操る