好き嫌いはでるのは当然ですからね~( ̄▽ ̄;)
でもまぁ、このままで行きます!( ̄^ ̄)では投稿です
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芋虫の様なモンスターの特徴は攻撃した瞬間にある武器を溶かす液体にある。それだけじゃなくて深層にいる程の強さをもってはいる。普通ならば遠距離からの攻撃や魔法が効率的なのだろう。しかし、そんなものは俺には関係ない。
黒龍の素材で作り上げた取っておきの武器は黒のオーラを纏うことであらゆる干渉を遮断する。このオラリオには壊れない武器である不壊属性武器というものがあるらしいが、この剣獣は干渉すら許されない。絶望の黒龍の素材から作っただけあって異常な性能を持っている。
芋虫達を軽々切り裂き、液体を浴びるがまるで痛む様子はなく俺自身にも永劫領域によって液体は届かない。斬り込んだ俺は負傷しているロキファミリアの面々の回りにいるモンスターを一掃していく。
「エクストラヒール」
負傷している冒険者達にエクストラヒールによる治療を行い、俺は更に前へと斬り込んでいく。
「フィン!他のメンバーを下がらせろ!纏めて細切れにする!」
「皆!撤退しろ!スエルの攻撃に巻き込まれるぞ!」
フィンの指示によって冒険者達は50階層近くまで下がったのを戦闘しながら確認する。
「纏え“覇刃-線刃の舞」
線刃…糸の様な見えない線による刃を周囲に展開し、その糸を回転させて周囲を一掃、更に前方に向かって凪払った。前方と周囲にいた芋虫のモンスターだけではなく、他にもいたガドモスや深層モンスターが細切れになって魔石や素材だけが落ちていく。
「取り敢えず終わったぞ」
「君は…全く何事もなかったかのように言うね」
「解消にもならないくらいだったからな、もうちょい下に降りていいか?」
「許可したいところだけど、負傷者は君や後方に待機していたレフィーヤの魔法で治療済みだけど、物資や食料が心もとないからね」
「そうか……少しくらいはーー」
「駄目、これから先は情報によると厄介な奴がいるみたいだからね。それでも君は大丈夫だろうけど他に影響がないとは言えないからね」
「むぅ」
「それよりも後ろを気にした方がいいよ」
「ん?」
まだ戦い足りない俺はもうちょい下にいって戦いたがったがフィンからの許可は降りなかった。それよりもフィンは後ろを気にした方がいいといってきたので振り向くと、そこには負傷して治療された冒険者達や一緒にいた後方支援の者であるロキファミリアの面々がいた。
「す、すげぇ…!」
「き、聞いてはいたけど、こんなに強いなんて…」
「ほ、本当にレベル1何だよな?」
「あれなら団長が遠征に連れていくのも当然だよな…」
「え、英雄?本物の英雄なのか?」
とても尊敬しています!と言わんばかりの視線が殺到していた。ここは普通ならば嫉妬や怪訝とかもあるんじゃないかと思っていたが、どうやらそんなことはないようだ。
声をかけようとした瞬間、何かの殺意と意思を感じ下側から何かの気配を感じた。
「フィン!50階層に撤退しろ!!」
「スエル!?」
俺がそう言った瞬間、俺の真下が崩壊し砲撃の様な一撃が迫ってきた。
「先には行かせないぞ、永劫領域」
距離を支配し、50階層まで攻撃が届かない様にしてから俺は砲撃によって空いた階層を飛び下りた。
「聞いてた情報と違うな10Mのドラゴンの様なモンスター…こいつが恐らく
俺が剣獣を構えるのと同時にドラコン達による砲撃が複数迫ってきた。それを躱しつつ接近するが、砲撃の狙いは俺ではなく、足元で階層に次々と穴が空き行動を制限してくる。
「モンスターが戦術か、尚更面白い。普通ならば足場がないと死ぬだけだが、俺は例外だぞ」
本来俺には接近や遠距離といったものは意味をなさない。足場がなくなろうが、相手の攻撃が迫ろうが、モンスターに囲まれようが、足場がない状態で砲撃が迫ろうが無意味である。
「距離という力を見せてやろう永劫領域-近遠距離」
刹那、すべての攻撃が消え去り、モンスターが次々と細切れになり、ドラコン達も頭が切られ落ちた。
距離の意味を失くし、距離を永遠にする。近距離によって斬り裂かれ遠距離によって攻撃は無意味となる。俺はただ剣を振い倒すだけ、全てのモンスターが絶滅したのを確認するした後、俺は距離を失くしフィン達の元へと戻った。
ーーフィン・ディムナーー
スエルが炎の砲撃によって足場を崩され落ちていった。皆が落ちた穴へと向かう中、アイズ、レフィーヤ、ティオナは平然とした様子で待っていた。
「君達は行かないのかい?」
「スエルなら問題ない」
「そうそう、心配なんてしなくてもスエルなら余裕だよ~」
「そうですね!スエルさんなら何も問題ないです!」
スエルの力を確信している僕でも多少は戸惑っているのだが、三人はまるで心配をしていなかった。まるであの程度には傷すら付けられないと確信しているようだった。
「ーースエルを知っているのかい?」
「信頼してる」
「!」
「それだけじゃ駄目?」
「………」
アイズの一言で僕は言葉を失った。確かにそうだ、スエルの力を信じているならあの程度の相手に負けるはずがない。どうやら僕も戸惑っていたらしい。アイズの一言で僕は気を取り戻し、下で行われている戦闘を見守ることにした。
そこであったのはまるで英雄のようだった。攻撃を躱し、足場がなくされても瓦礫を利用して飛ぶ、モンスターが迫っても難なく撃退し、モンスターを倒していく。砲撃は確かに厄介だそれも複数体いて、強化種の様なものまで見える。でも何も問題はなかった。
足場がなくなり、周囲から無数の攻撃を受けたスエルだったが、次の瞬間攻撃は消滅し、周囲のモンスターは次々と細切れになり、
魔石や素材だけが堕ちていき、スエルは刹那まるで落ちていなかったかのように僕等の前に立っていた。
「終わったぞ」
ああ、確かに心配は無用だったね。それに周囲の者達の視線がまるで英雄を見ているかのようだ。こうして僕達ロキファミリアは59階層を攻略したとオラリオ中に広まった。
ーー??ーー
「僕だって英雄になるんだ…!それで出会いを求めるんだ!」
ロキファミリアが攻略を進めている最中にとある白い髪で赤色の瞳の少年がダンジョンへと入っていった。
『グルルルル』
ダンジョンの意志か、神の意志か、はたまた別の何かなのか白い髪の少年は邂逅した。
「え?み、ミノタウロス…?そ、それも複数!?な、何で…?う、うわああああああああああああああ!!!!」
「ーーーー」
「え?」
ミノタウロス達は少年へと襲いかかるが、次の瞬間細切れになった。そこにいたのは…………銀髪に紫色の瞳をした獣人だった。
「こんな所にミノタウロス?………ー了か、大丈夫か?」
「ーーーー」
目の前にいたのは綺麗なまるで物語の英雄の様な輝きを持った人で、白い髪の少年はーー
「うわああああああああああああああーーーーー!!!!」
脱兎の如く逃げ出した。
「……え?」
「スエル、何かした?」
「スエル、何したの?」
「スエルさん?」
「無実だ」
白い髪の少年は本来邂逅はならず、銀の獣人に邂逅し、その姿に英雄の姿を見た。その銀の獣人は仲間に何故か逃げられたのを聞かれていたのは知るよしもない。
ここまでですー(*・ω・)
原作通りってのもあれなので変えてみました(*・ω・)
それでは次の投稿で(^_^)/