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レフィーヤ爆弾発言事件と呼ばれた次の日、俺の近くには付いてくる小鴨が増えた。気分的にも親鴨でしかないが…付いてくる小鴨は一人目はアイズ、当然の様に傍にいる。二人目は爆弾発言後思い込みを直そうと話したが全く手応えがなく、付いてくる小鴨になったレフィーヤ、三人目はアマゾネス姉妹の妹のティオナである。
アイズはまだわかる。レフィーヤは諦めた。ティオナは話を聞く限り英雄の物語が大好きで俺とベート、レフィーヤの戦闘の際に俺に英雄の影を見たらしく興味を持ったらしい。そこれでこの三人がセットの様に付いてきている。
そして、当然ともいえる周囲からの殺意、嫉妬の類がすごいのだ…アイズは可愛くて美人である。レフィーヤも思い込みが激しいがエルフであり美少女だ。ティオナも褐色系であり、見た目も整っている美少女だ。そんな三人を連れているのだから男達からの視線がとんでもない。
三人が俺を案内するということになり、オラリオの探索や紹介、彼女達がよくいく場所等に連れていかれている。
「ここがギルドだよ~」
「あっ、ミィシャさんー!」
「あれ?どうしたんです?」
ギルドへと到着して、ギルドへと入るとロキファミリアの専属らしい人、つまりは担当者がいるらしくその人物のところへと向かった。その先にいたのはピンク髪の女性だった。
「スエルの登録にきたんだよ!」
「スエル?」
「俺だ」
「うひゃ!?び、びっくりした…こ、コホン、ロキファミリアに新しく入った人なんですね」
「ああ」
「私はミィシャ・フロットです。ロキファミリアの担当をしています。ギルドでのルールや冒険者としてのルールはー」
「いらん」
「うっ…」
「私がスエル様にしました!」
「あっ、そ、そうなんですか?(スエル様????)」
「レフィーヤ…」
「あっ、す、すいませんスエルさん…つい」
思い込みは無理だったが、なんとか様付けだけは回避しようと説得をし結果、本人は不服そうだったが何とか様づけはしないようということになったのだが、移動中もだったのだがたまに口走ってしまっている。ミィシャさんが怪訝そうな表情で見つめていた。
「それよりも、俺はもうダンジョンに潜るぞ」
「え?」
「スエルがいくなら私も」
「私も行きます!」
「じゃあ私も~」
「ちょ、ちょ…!」
「待ってください」
「ん?」
ミィシャさんが何か言おうとしていたが、スルーしてダンジョンへと向かおうとした俺に声がかけられた。そこにいたのは眼鏡をかけた女性でありエルフ?だった。
「規則なのでルールをきちんと把握してもらわないと困ります」
「問題ない。ロキファミリアでも聞いたし、俺はここにくる前からモンスターとはずっと戦ってる」
「失礼ですがお名前は?」
「スエル・ハーヴ、いや、こう言った方がいいか?俺は“銀の黒刃”だ」
『!?』
ミィシャさんと俺を停めにきた女性が驚愕の表情で見つめてきた。俺は何度かギルド関連の依頼をオラリオの外でうけている。だからこそ俺がそういう経験があるということはわかっているはずだ。ギルド関連の依頼後は常に入れてあるものがある。依頼報告の際にいれてある黒の刃がかかれた紙を渡した。
「た、確かに…」
「ならいいか」
「は、はい…」
「それじゃあ……一応貴女の名前を聞いておこう。善意から俺に声をかけたんだろ?貴女が優しい女性であることがわかったからな」
「は、はい。エイナ・チュールです」
「それではなミィシャさん、エイナさん。それじゃ行くぞ」
俺は呆然としているミィシャさんと此方を困惑した表情で見ていたエイナさんに挨拶をしてからギルドを去った。
ーーミィシャ・フロストーー
ロキファミリアに新人が入ったそういってきた。そう剣姫、
最初見惚れたのは内緒である。そんなことはさておき、ロキファミリアでも中心的な人物達を連れてきたのだしかも新人が…
スエル・ハーヴ、期待以上の大新人らしいけど。そんな男性はギルドのルールやら冒険者のルールやらはどうでもいいからダンジョンにいきたいと言ってきた。よくある話だ、そんな面倒なことはしなくていいからダンジョンへ行きたいというのは…
そういう人程よく死んでいるのに、ね。そう思ったのも束の間、隣にいたエイナが彼を引き留め、何とか話をしたのだが…わかったのは彼、スエル・ハーヴが“銀の黒刃”ということだった。
“銀の黒刃”数年前に忽然と現れた謎の人物、オラリオの外ではかなりの有名人であり、モンスター関連の依頼成功率100%、そんな噂からその人物へとギルドで試しに依頼を出したのだが、何と成功。その後オラリオの外へと逃げられた闇派閥の討伐依頼も出したのだが、それも成功、依頼成功率100%まさに怪物ともいえる人物だった。
その“銀の黒刃”が目の前に現れた、さも当然の様によく送られてきていた黒い刃が浮かんでくる特殊な黒い紙を渡してきて……
え?もしかして私ってロキファミリアだけじゃなくて、あの“銀の黒刃”の担当もしないといけないの?嘘でしょ!?
彼は此方に話しかけてきていたが、私はそれどころではなかった。当然だけどその後エイナに泣きついて、彼がきた時には同伴して欲しいとお願いしたのだった。
ーーーー
何か背後で泣き声の様な叫びが聞こえたが、そんなことよりも俺はアイズ、レフィーヤ、ティオナの三人と共にダンジョンへと向かっていきダンジョンへとやっと入ることが出来た。
「……ん?いつもと変わらんような???」
ダンジョンへと入るとゴブリンやウルフ等のモンスターがいたのだが瞬殺してどんどん下へと下がっていく。なのだが、オラリオの外と対して変わらない気がするのは俺が狩り続けてきたからなのだろう。
「はやー!」
「凄い…」
「格好いい…」
「もうちょっとぐらい手応えがある奴がいたらよかったんだがな……流石に黒龍レベルはいないか」
『え?』
「あっ……」
モンスターとの戦闘をやっている最中にどんどん階層の下へといっていたのだが、あまりにも手応えがなく、つい……そう、つい言わない様にしていた黒龍のことを口にしてしまった。
「こく、りゅう?」
「黒龍って…あの?」
「“隻眼の黒龍”?」
「あー…………聞かなかったことには?」
『無理』
「だよなぁ……はぁ、しまったな。あまりにもモンスターに手応えがなくて油断してた。アイズ、レフィーヤ、ティオナ…この事は俺達だけの内緒だ。いいな?」
「え、えっと…」
「そ、それは…」
「……スエル、スエルは…黒龍を…?」
レフィーヤとティオナは困惑していて回答がなかなか出来なそうだったが、アイズは逆に俺に問いかけをしてきた。その問いに俺は素直に答えることにした。
「“隻眼の黒龍”なら俺が討伐した」
『!?』
「最初は知らなかったけどな。やっといた手応えが多少はある奴ぐらいの感覚だったし、知ったのは最近だ」
「ーーーーやっぱり、やっぱりスエルはー私の、私の英雄(スエル)」
「ん?何かいったかアイズ?」
「ううん、何も」
「そうか?」
岩の巨人を真っ二つにしつつ、俺は何か言った様に聞こえたアイズに聞くが、なにも話していないと言ってきたので戦闘を続行した。更に下に下がりつつ、戦闘しつつ、話を続けた。
「流石スエルさんです!」
「そう、なんだ…すっごーい!!!」
「スエルなら当然」
俺が黒龍を倒した時の話をしつつ、アイズ、レフィーヤ、ティオナの三人には俺が黒龍を倒したということは話さないと言い聞かせ、三人はそれを了承したので、俺が今までやってきたことを話しもしていた。
「そういえば、ギルドからもそんな話もありました」
「うん、でも最近になってから全然無かったけど、そういうことだったんだ」
「スエルが倒してたんだ」
「ああいうのは狩り尽くすのに限るからな」
闇派閥の殲滅、モンスターとの狩り、ギルド関連の依頼、黒龍の討伐、黒龍以外にもいた多少は手応えがあったモンスター達。ダンジョンに潜りながら話すことではないが色々と話をした。その話をする度にレフィーヤからは尊敬や好意の様な感情をアイズからは更なる熱が籠った愛情と依存を感じ取っていた。そしてティオナに至ってはーーとても恍惚としたまるで獲物を狙っている様な眼差しを感じ取っていた。
これは……やらかしたか?
感情らしきものを感じとってから後悔したのだが、後の祭りというやつであったのだが……ダンジョンから地上に戻りロキファミリアに戻る間もずっと視線や感情がひしひしと伝わっていた。
更なるやらかしをしてスエル、スエルの運命(童貞)はいかに…!
ハンター側
アイズ【私の英雄スエル】
NEW ティオナ【物語の英雄以上の英雄、いいなぁ、欲しいなぁ】
NEW レフィーヤ【アイズさんを救い、冒険者達の絶望“隻眼の黒龍”を倒した英傑、なんだろう胸がおかしいような?】
さてどうなるのか(*・ω・)ワタシニハワカラナイ