神殺し兄妹と女神様   作:ダッソー

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十六話

一通り事を終え、馬乗りになっていたアテナが少し気怠そうに言った。

 

「ふん。及第点はくれてやる」

 

「そ、そうか」

 

護堂は汗を流しながら、息も絶え絶えになりながら返事をした。

この女神さまはかなり激しくスルので、相手をするのは結構大変なのだ。

いくらカンピオーネの体質があるとはいえ、精神的にかなり疲れる。

 

「だが、まだ足りぬな。……そういえば、あなたは妾と臥所を共にしている最中、なぜか腰が引けておらなかったか?」

 

アテナが護堂をジロリと見てきた。

 

「い、いや、そんなことはないと思うぞ」

 

護堂としては、やはりアテナのような幼い身体とするのは少し気が引けるのもある。

それに護堂の好みはエリカのようなスタイルなのだ。だから積極的にはなれなかったのだが、そんな事を口に出そうものなら、目の前の女神さまは確実に不機嫌になる事は間違いない。

 

女性の容姿に関することは非常にデリケートだということは、妹や幼馴染のことで理解していた。

 

「護堂、まさかとは思うが、妾の肉体が未熟であるが故に手が出づらかったなどとは考えてはいまいな?」

 

その言葉を聞いた護堂はぎくりとした。

護堂の様子に気づいたアテナが怒りのオーラを纏い始めた。

 

「……心の臓を妾に貫かれるか、妾以外で二度と出来ぬようになるか、どちらか選べ」

 

そう言いながら、護堂の胸の上を指先でなぞる。

 

「お、落ち着けアテナ」

 

「妾は落ち着いておる。ただ不敬者に灸を据えてやるだけだからな」

 

アテナは酷薄な笑みを浮かべた。

 

「護堂、案ずることはないぞ。あなたには『雄羊』の化身と、ニーズヘッグより簒奪した権能があるだろう。心の臓を失っても、冥府に行くことはない。まあ、一度死して冥府の門の前に行くことにはなるがな」

 

「何も安心できない!」

 

どうやらアテナは、一度護堂を殺すつもりらしい。

 

「そ、そういえば、出来なくするって何をする気なんだ?」

 

「妾以外ではあなたのモノが使い物にならなくなるよう術をかけてやるだけだ」

 

アテナはとんでもないことを言い出した。

何としても弁解して、この場を乗り切らなくては。

 

「あのな、確かにアテナとするのは気が引けたけど、アテナが魅力的じゃないってわけじゃないんだ」

 

「ほう。ではどういった訳だ?」

 

「アテナが、俺には釣り合わないくらいきれいだったからだよ。アテナに手を出したくないって思ったんだ」

 

これは嘘ではない。実際、護堂はアテナと行為をしている最中に、ふと我に返った瞬間があった。

いくらアテナが幼い身体をしているとはいえ、とびきり美しい少女なのには変わりはない。

 

途中で少し我に返り、そういう気持ちが湧いたのは事実だった。

 

「……つまらんことを気にしているな」

 

アテナは、つまらない事を聞いたというような顔をした。

 

「妾がよいと言ったのだ。妾に気を揉む必要はない。むしろ気を揉まれる方が面白くないな」

 

その顔はどこか退屈そうだった。

 

「まあいい。それよりも智慧の『剣』を研ぐぞ」

 

「あ、ああ」

 

護堂も退屈そうなアテナの顔を見て少し思うところがあったが、今は智慧を身につけるべきだろう。

 

アテナが護堂の顔を幼い手で掴むと、唇をふさいだ。

 

アテナと護堂の間で魔術的な繋がりが構築される。

 

やがてアテナは一度唇を離し、囁いた。

 

「ティシュパクはバビロンの地にかつて存在した都市、エシュヌンナの都市神だ」

 

エシュヌンナは、紀元前三千年頃から繁栄し、のちにバビロン王ハンムラビによって滅ぼされるまでメソポタミアに存在した都市国家である。

 

「彼奴が司るものは王権と闘争、そして嵐。だがその神性には蛇が深く関わっている」

 

アテナは再び護堂の唇を塞いだ。

 

アテナの濡れた唇が押し付けられ開かれた口から吐息が護堂の口の中に入ってくる。

 

貪るようにして押し付けられ唇と入ってくる吐息に護堂の煩悩が刺激され、思わず舌をアテナの口の中に入れてしまった。

 

「っ……!」

 

突然のことにアテナが一瞬驚き目を見開いたが、すぐにアテナの方から舌を絡ませてきた。

 

荒々しく差し込まれたお互いの舌を絡ませ、強く貪る。

 

「王権と蛇は深い関わりがある。彼奴は蛇を斃すだけでなく、蛇を従わせることで自らの王権を確固たるものにした」

 

――かつてエシュヌンナで信仰された神。

 

――王権と密接に関わる蛇の聖獣。

 

――そして彼と関連づけられた嵐神。

 

アテナが囁くたびに知識が護堂へ流れ込み、『剣』が研がれていく。

 

そしてアテナがひと通りの知識を流し込み終え、唇を離すと唾液の架け橋が出来て、やがて切れた。

 

アテナの口から垂れた唾液が彼女の首から胸元へと溢れ落ちて、その無垢な肌を汚していった。

 

護堂は荒い息をするが、アテナは涼しい顔をしている。

 

「『剣』の言霊は手に入ったようだな」

 

アテナは涼しい顔でそう言った。

つい先ほどまで荒々しく交わっていたとは思えないほど、声には落ち着きがある。

 

「ああ、これであいつの権能を切ることが出来る。助かったよ」

 

護堂は息を整えながら答えた。

身体の奥にはまだ熱が残っているが、頭の方は少しずつ冷静さを取り戻しつつあった。

 

「あなたにもう少し智慧を授けてやる。彼奴は強大な蛇殺しの《鋼》だ。権能そのものは単純であるが故に隙がない。恐らく策など練らず、正面から来るはずだ」

 

アテナは静かに告げる。

そこには、戦場を知る神の確信があった。

 

「じゃあ馬鹿正直に真っ向勝負で戦ったらダメってことだろ? なら隙を作ればいいだけだろ」

 

護堂は獰猛に微笑みながら言った。

 

その笑みは、戦いを前にした戦士のものだった。

 

相手が単純な相手ほど隙がなく強大であることは理解している。

ならば隙がないなら、無理矢理にでも隙を作ればいい。

 

アテナはそんな護堂の様子を見て、楽しげな笑みを浮かべた。

 

そして、何かに気づいたかのように言った。

 

「再び昂ってきたようだな」

 

「い、い、い、いや、またしたいって訳じゃないぞ」

 

アテナに指摘されたことで、護堂の身体は余計に強く熱を帯びてしまう。

 

視線を逸らそうとして、かえって目に入ってしまった。

 

馬乗りになっている一糸纏わぬ幼い少女の姿が。

 

汚れひとつない白い肌。

月を溶かしたような銀色の髪。

女性らしいほのかな膨らみと、可愛らしい先端。

 

視線が思わずそこから下へと落ちる。

 

細い腰。滑らかな脚。

そして今も自分の上に跨っている、その体勢。

 

護堂の理性が、再びガリガリと削られていった。

 

ついさっきまで、必死で冷静さを取り戻そうとしていたはずなのに。

身体の奥でくすぶっていた熱が、再び勢いよく燃え上がってくる。

 

「どうする? このまま寝かしつけてもよいが、また続けてもいい」

 

アテナはじっと護堂を見下ろした。

 

その瞳はどこか面白がっているようでもあり、試しているようでもあった。

 

「ま、まってくれ。時間をかけたくないって言ってなかったか?」

 

護堂は必死で、この場を乗り切るための理由を探した。

 

「想定よりも早く終わったのでな。まだ時間はある」

 

アテナはあっさりと言い放つ。

 

目の前にいるのはとびきり美しい女神だ。

しかも、今は完全に無防備な姿で、自分の上に跨っている。

 

「して、どうするのだ? このまま寝るのか、続けるのか。選べ」

 

アテナは、試すようにそう言った。

 

護堂の理性が焼き切れる感覚と共にアテナをひっくり返し、荒々しく接物をした。舌を絡み合わせ、お互いの唇を貪り水音を響かせた。

 

護堂は細かいことは後で考えればいいと開き直った考えをするとそのままアテナを抱いた。

 

 

「護堂ったら、昨日は随分と情熱的な夜を過ごしたみたいね」

 

「な、な、な……何を言ってるんだよ、エリカ」

 

護堂は声を震わせた。

 

「あら、当たってたのね。ほら、私が言った通りになったじゃない」

 

エリカが小悪魔的な表情を浮かべながら言った。

 

「こ、このことは今は関係ないだろ。それよりも神様たちの戦いのミーティングをしよう! これから戦うんだしさ」

 

護堂は必死になって話題を逸らした。

 

「私たち魔術師が、カンピオーネとまつろわぬ神との戦いで出来ることなんて殆どないわよ。護堂は話を逸らすのが下手ね。修辞学を学ぶべきだわ」

 

エリカは、そんな護堂の魂胆など最初から見抜いていたようだ。

護堂は、エリカ相手に口論で勝つことはできないのではないかと思い始めていた。

 

「そ、そのだな。神さまを斬る『剣』を使うためには、その神様のことをよく知らないとダメなんだよ。俺は神様のことをよく知らないから、アテナに『教授』ってやつで教えてもらってるんだけど」

 

護堂は、こうなったらヤケだとばかりに、自分の悪評を少しでも下げようと弁解を始めた。

 

「ちょっと待ちなさい。護堂が言っているの、権能の発動条件じゃないの!? それをこんな世間話感覚で話すなんて、何を考えてるの!?」

 

エリカが信じられないものを見るかのような顔で言い、アテナが度し難いものを見るかのような目をした。

 

「えっと、エリカなら大丈夫だと思って」

 

「……あなた、私が他の人たちに言いふらさないかって考えなかったの?」

 

「言いふらす気なら、俺に注意なんてしないだろ。それに、権能の発動条件がバレたとしても問題ないんだよ」

 

「どうして? 第二権能があるから?」

 

「違う。権能が使えるか使えないかなんかじゃない。大切なのは、今ある力をどう使うかなんだ。どれだけ力を持っていたって、使う機会がなかったら使いようがないだろ? だから今使える力を、どれだけ上手く使うかが大事なんだ」

 

エリカはその言葉を聞き、どこか納得したような顔つきになった。

 

「あなたがウルスラグナから簒奪した権能が、『十の化身』なんて扱いづらい形で顕れたのか、分かった気がするわ」

 

「……護堂、あなたが得る権能は、自由度が高いものになりそうだな」

 

アテナが神妙な顔つきで言った。

 

「何でそんなこと分かるんだよ?」

 

「神殺しが神より簒奪する権能は、その者の資質によって形を変えるのだ。いくら神殺しとて元は人間だからな。神の権能の全てを奪うことは出来ん」

 

「そして、神殺しが最初に簒奪する権能は最も魂との結びつきが強い。故に、神殺しが簒奪する権能の中で最も幅広く力を振るうことができると同時に、その者の気質が強く顕れるものだ」

 

「護堂、あなたはその力に対する考え方故に、扱いやすいかどうかではなく、多くのことができる権能を簒奪するのであろうな」

 

アテナは、どこか面白そうな顔で言った。

 

「……カンピオーネの権能に、そんな秘密があったなんて」

 

エリカは、まるで世紀の大発見に触れたかのような声を漏らした。

 

カンピオーネの権能には、その所有者の個性や技能、適性が反映されることは推測していた。

だが、第一権能にそのような秘密があるとは、思いもしなかった。

 

このことを賢人議会にレポートとして提出してみようか。エリカはそんなことを考えていた。

 

すると、玄関がコンコンと叩かれる音がした。

 

「何かしら?」

 

エリカが玄関に出ると、そこには蛇がいた。

二本の角を生やした蛇の頭と長い胴体。蛇の尾とライオンの前足、そして鷲の後脚を持つ《竜》が描かれた石のメダルを咥えている。

 

「ティシュパクの言伝か」

 

アテナはそう言うと、蛇から石のメダルを受け取った。

すると、そこからティシュパクの声が響いた。

 

『待たせてしまったようだな! ようやく我らにふさわしき決闘場が出来たのだ!』

 

非常に傍迷惑な行いを、まるで誇らしげに語る声音に、護堂たちは頭が痛くなった。

 

『今回の決闘場にはフレイヤ殿の意向も混ぜたのでな! 趣向を凝らした、見事な決闘場だ! あなたたちも満足できるだろう!』

 

ティシュパクは上機嫌のまま続ける。

 

『我らはここで待っている。ゆえに疾く来るのだぞ。せっかく決闘場を作ったというのに、そちらまで出向く気にはなれんからな!』

 

そう告げると、声はそこで途切れた。

 

「向こうの準備は整ったようね。ここからが本番よ」

 

エリカが表情を引き締めて言う。

 

「ああ、行くしかないよな」

 

護堂も短く答えた。

 

「ならば、疾く行くぞ。彼奴らが痺れを切らさんとは限らんからな」

 

アテナがそう言うと、背中から梟の翼を生やし、護堂を抱えて空を飛んだ。

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

護堂は悲鳴を上げながら、空へと連れ去られていった。

 

その光景を、エリカは少しため息を吐きながら見ていた。

 

「い、いきなり何をするんだよ!? 飛ぶなら飛ぶって言ってくれ!」

 

護堂は抗議の声を上げた。

 

あの後、大きく弧を描くように飛び、あっという間にヴェローナへと辿り着いたのだ。

 

飛んでいる最中は、まるでジェットコースターに乗っているようだった。

 

「あの程度で、わざわざ言う必要はないからな。いちいち婢女のような声を上げるな。見苦しい」

 

アテナは、護堂の抗議などどこ吹く風だ。

 

そうして護堂たちが辿り着いたヴェローナは、街そのものが巨大なスタジアムのような姿へと変貌していた。

 

古い石造りの建物群は、無理やり引き剥がされて積み直されたかのように、幾重もの観客席となって都市の中心を取り囲んでいる。

 

「めちゃくちゃやりやがって。どうするんだよ」

 

神様たちの傍迷惑さに、護堂は呆れた声を漏らした。

 

すると、再び蛇が目の前に現れ、先へ進めとばかりに身をくねらせた。

どうやら、こちらへ来いと言っているらしい。

 

護堂とアテナは、それに従って歩き出した。

 

蛇が先導する道を進んでいくと、組み替えられた街並みを見せつけるように、道はわざと遠回りをするように続いていた。

 

まるで、この決闘場の出来栄えを誇るかのような道筋だった。

 

そこに並ぶ石造建築は、どれも高く持ち上げられた基壇の上に築かれ、分厚い壁と巨大な門を備えている。

壁面や門柱には、蛇や稲妻、武具を思わせる浮彫りが刻まれていた。

 

だが、その無骨で威圧的な石の都には、もうひとつの趣味が露骨なほど入り込んでいる。

柱には蔓草めいた文様が絡みつき、欄干には花弁を思わせる曲線が刻まれ、崩れた壁面にさえ咲き乱れる花の意匠が這っていた。

蔓は巻きつくように階段を這い、回廊の天井には葉を模した模様が重なり、ところどころには熟れた果実を思わせる浮彫りさえ見える。

 

正直に言えば、見事な建造物だと言いたいところではあった。

だが、それが人間の都市を犠牲にして作られたものであり、しかも神殿じみた建物のあちこち人影が見えるとなれば、護堂としてはげんなりするしかない。

 

これ、収拾つくのかなぁ――などと、半ば呑気なことを考えてしまう。

 

実のところ、護堂たちとほぼ同じタイミングで、イタリアの魔術師たちも密かに街へ入り込み、情報収集に動いていた。

だが、目の前に広がる有様に、上層部はどう対処したものかと頭を抱えているらしかった。

 

蛇に先導されて辿り着いた場所は、巨大なスタジアムの中心にある、だだっ広いフィールドだった。

 

周囲は人間の居住区によって囲まれている。

本来なら生活の匂いに満ちているはずの街並みは、今や神々の決闘場の外縁として押しやられていた。

 

「余らの作りし決闘場はいかがだったかな?見事なものであっただろう?」

 

ティシュパクが誇らしげに言う。

 

「確かにあんた達が作ったものはすごいけど、人間社会に迷惑をかけるな! 人間が住んでないところでやれ!」

 

護堂は思わず怒鳴った。

 

「ははは、見事であろう!」

 

――人の話をまるで聞いていない。

 

「ふふ、私はこういうのは初めてやったけど、面白かったわ」

 

フレイヤが姿を現し、楽しげに微笑んだ。

 

「今度は私の愛の都を作るために、やってみようかしら。是非ともあなたを招待したいわ、アテナ」

 

その視線は、真っ直ぐにアテナへ注がれている。

 

「妾はあなたのものになどならん」

 

アテナは冷ややかに言い放った。

 

「ふふ、その強情な態度も愛らしいわね。どうやって鳴かせてあげましょうか。楽しみだわ」

 

フレイヤは、ますます愉しげに笑みを深めた。

 

護堂は、自分勝手な神様達に呆れながらも、戦意を高めていく。

 

身体中に全能感が迸る。

極度の緊張感の中で、権能の掌握がさらに進んでいくのを感じていた。

 

新たに掌握した化身は『山羊』。

 

群衆が苦難に立たされた時に発動可能な、精神感応によって群衆から精神エネルギーを集め、それを電撃へと変える化身だ。

 

あまり言いたくはないが、この状況はかなり護堂に有利だった。

 

『化身』の多くが発動可能なうえ、民衆も戦場から離れた場所にいて、何かで守られているように感じられる。

 

「良い目をしているな。それでこそ神殺し! はは! 人間どもがねっとと呼ぶものを使った甲斐がありそうではないか!」

 

「んな!? お前、この状況をネット配信してるのか!」

 

「詳しくは知らないが、人間どもが余らの戦を世界に伝える手段があるようなのでな、人間どもにやらせてみたのだよ」

 

なお、イタリアの魔術結社は大慌てでヴェローナのインターネットを遮断していた。

 

「いつまで言葉を交わす気だ。疾く始めるぞ」

 

アテナが急かすように言った。

 

「待たせ過ぎてしまったようですな」

 

ティシュパクが愉快そうに応じる。

 

「そうね。始めましょうか」

 

フレイヤもまた、楽しげに微笑んだ。

 

目の前の神々が呪力を迸らせる。

空気が震え、大地さえ張り詰めたものへと変わっていく。

 

神殺しや神が戦う理由は、神殺しが変わり種でない限り、大体二つだ。

 

一つは、ただ戦いたいから。

 

そしてもう一つは――

 

「我は最強にして、全ての勝利を掴む者なり! 全ての敵意と敵を挫くものなり!」

 

「我が求むるはゴルゴネイオン。古の蛇よ。願わくば、まつろわぬ女王の旅路を導き給え!」

 

気に食わない相手をぶちのめすためだ。

 

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