別府・阿蘇殺意の旅‐小倉発特急「ハイパーにちりん」の死角‐   作:新庄雄太郎

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早速、高山と小海は鍋ケ滝公園へ。


第3章 鍋ケ滝公園で殺人

次の日、高山と小海は新幹線「ひかり」と特急「有明」に乗り継いで、熊本から豊肥本線に乗って阿蘇へ向かった。

 

「どうも、ご苦労様です熊本県警・捜査一課の玉名です。」

 

「同じく、私は小杉です。」

 

と、挨拶をした。

 

「鉄道公安隊公安特捜班の高山直人です。」

 

「同じく、小海です。」

 

「現場はこちらです。」

 

早速、高山と小海は鍋ケ滝公園へ向かった。

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、死因は?。」

 

「おそらく、この川に入ったから溺死と思われます。」

 

と、梶山刑事は言った。

 

「ほう、溺死か。」

 

「警部。」

 

「おう、国府田か。」

 

「被害者の身元が分かりました。」

 

「そうか、分かったのか。」

 

「東京の私立探偵のようですね。」

 

「ほう、東京か。」

 

と、小杉刑事は言った。

 

「ええ、住所は東京杉並在住の大野 康博さんと判明しました。」

 

「つまり、もみ合った後に池に転落して殺害した可能性がありますね。」

 

と、梶山刑事は南と高山と小海に言った。

 

「ところで、この事件の発見者は?。」

 

「ここにいます。」

 

「えっ、発見者はもしかしてルビィちゃんと花丸ちゃんか。」

 

「そうずら。」

 

「なるほど、主任は善子と花丸と一緒に来ていたんですか。」

 

「ええ。」

 

「そこへ、見物へ行ったら人が浮いているところを発見したんです。」

 

と、ルビィは南と高山に言った。

 

「ほう、なるほどね。」

 

「偶然、浮いているところを発見したんだね。」

 

「うーむ。」

 

「主任、どうしたんですか?。」

 

「実は、海地獄へ行った時に女性の水死体が発見されたんです。」

 

「えっ、じゃあ今回起きた別府と阿蘇の事件の犯人は同一人物だっていうのか?。」

 

と、高山は南に言った。

 

「ええ、たぶん。」

 

「とにかく、調べてみないとね。」

 

「もしかして、新幹線「ひかり」の個室で起きた殺人事件と関係しているのか。」

 

と、高山は南に言った。

 

「ええ、その可能性が高いと思われます。」

 

「事件が起きたのは、先日です。1人の男が倒れていると報告があって警乗していたところで発見されました。被害者は広島から東京へ帰る途中でした、死因は毒殺と思われます、体内からはアジ化ナトリウムが検出されました。我々も捜索したんですが犯人はわからぬまま謎を残してしまいました。」

 

「犯人は同一人物ですかね。」

 

「特捜班としては、その可能性があります。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、小杉刑事は言った。

 

「すいませんが、新幹線「ひかり」で起きた個室の殺人と阿蘇の殺人で情報を共有させていただけないでしょうか?。」

 

「わかりました、後別府で起きた殺人についても大分県警にも協力しておきましょう。」

 

「では、お願いします。」

 




そして、犯人は女なのか?

どんな列車トリックを使ったのか?
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