殺人鬼達に救われる道はあるのか? 作:コミカド
一部センシティブな表現もあるので御留意下さい。
「ねえフワちゃん。このお弁当『ヤキトリ弁当』って表記されてるのに明らかに豚肉なんだけど?」
野々宮先輩はレンジで温めた弁当を口にし首をかしげる。
「それが何か?『ヤキトリ弁当』なんだからお肉が豚肉なのは当然です。道民の常識ですよ。」
「そういうもんなの?」
「そういうもんです。」
「………まあ、美味しいから良いけど。」
どこか釈然としない様子ではあるが、先輩は函館名物ヤキトリ弁当に舌鼓を打つ。
私はそれを眺めながら、ザンギをツマミに缶ビールを呷った。
「おお!良い飲みっぷり。フワちゃん昔からお酒強かったわねぇ。」
「そういう先輩だって昔から酒豪じゃないですか。新歓コンパでいったい何人潰した事やら。」
「失礼な事言うわねぇ!フワちゃんの代は5人しか潰してないですぅ!」
「何の弁明にもなりませんよ、それ。というか随分と買ってきましたね。」
テーブルの上には弁当の他に、シャケトバやルイベといった北海道名物の酒のツマミが所狭しと並べられていた。
「いやぁ、下の売店で目移りしちゃって。やっぱり食の産地北海道!良いものが揃ってるわ。」
「はあ、北海道の名物を楽しんでもらえたなら嬉しい限りですけど、流石に買いすぎです。」
「分かってるって!残ったらちゃんと持ち帰るから。」
そう言いながら先輩もビールを飲む。
思い返せば、こうして先輩と酒席を囲むのは学生時代以来だ。
あの頃は金銭面では本当にギリギリだったから、先輩の差し入れが命綱だった時もあった。
バイト先も先輩が所属する弁護士事務所を紹介して貰えて、他よりも割高の時給で雇ってもらえていた。
本当にあの時を思い返すと先輩には頭が上がらない。
そんな事に思いを巡らせながら先輩と談笑しつつ食事をしていると、あっという間に1時間が経過していた。
「へぇ、じゃあ明智先輩も最近北海道に来てたんですね。」
「らしいわよ。例のテレビクルー連続殺人事件の現場にいたみたい。せっかく近くに来てたならフワちゃんに挨拶していけばいいのに。」
「まあ、北海道は広いですから。時間も無くて来たくても来れなかったんじゃないですか?」
「いいや、聞いた話じゃ健悟のやつ事件の時に随分とやらかしちゃって上からお叱りを受けたらしいわ。その直後だったから顔を合わせ辛かったのかも。」
「あの明智先輩がですか?」
「うん。警察手帳を掛けてはじめ君と推理合戦をした挙句、無実の関係者を犯人扱いした上に犯人の罠に掛って危うく事件を迷宮入りにさせ掛けたそうよ。」
それって普通に懲戒案件では?
よくそれでお叱りですんだわね、あの人。
「健悟の奴もここ最近色々あったそうだから溜まってたモノがあったのかもね。それにしたって、あの醜態は擁護できないけど。」
「明智先輩も人の子ですから。」
「フワちゃんも気を付けてよ。知り合いの不祥事案件なんて聞きたくないんだから。」
「…心配しなくても、大丈夫です。」
今まさしく人の道から外れた犯行を行おうとしている手前、先輩の言葉が胸を刺す。
この人は時折、こちらの心を読んでいるのかと思うほど的確なタイミングで言葉を投げ掛けてくるから厄介だ。
「…ねえフワちゃん、美国礼奈さんの事を憶えてる?」
「ミクニさんって、あの美国さんですか?」
私が聞き返すと先輩は頷く。
「そうよ。音羽山女子大に通っていた美国さん。彼女いま、都内でラジオDJをしてるの。」
「…そうですか。それはなんというか…本当に良かったです。あれから、ちゃんと立ち直ってくれて。」
「うん。この前美国さんに頼まれて彼女がパーソナリティーを務めている番組に出させてもらったの。あの事件から暫くは心療内科に通って、大学も留年する事になって局アナの内定も取り消しになっちゃったけど、いまは元気にやってるわ。」
「そうなんですね。本当に、よかった。」
かつて私達が関わった事件の被害者が元気に過ごせてると聞き、心の奥に残っていた濁りのようなモノが清められた感覚を私は覚えた。
美国礼奈。彼女はかつて大学間を跨いで発生した『西東医大生による連続不同意性交事件』の被害者の1人である。
この事件の首謀者であり当時西東医大3年生であった海堂理人は、所属する『西東医大DJ同好会』が主催する飲み会において、ターゲットにした女子大生に薬物入りの飲み物を飲ませ、前後不覚に陥った女性を介抱するという名目で個室に連れていき、そこで性的暴行を加えるという犯行を複数の男子生徒と共に繰り返していた。
私がこの事件を知る事になった切っ掛けは、私の同級生の友人が彼らの魔の手に掛かり自殺未遂を起こしたからであった。
幸い命を取り留めた友人に自殺をしようとした理由を問い質したところ、数日前に初めて参加したコンパで酔い潰れレイプされた事、そしてその時の写真をメールで送られた事を涙ながらに話してくれた。
私はすぐに警察に行くように言ったが、友人はもし警察に行った事がバレて写真をネットに流されたら生きていけないと泣いて拒否した。卑劣な犯罪は友人の心に癒えぬ傷を作ってしまっていた。
悩んだ私は、野々宮先輩に相談する事にした。
身近にいる信頼できる知り合いは、先輩以外に考えられなかった。
事情を知った先輩は友人と面談し、被害を受けた時の詳細を聞き出そうとする。
忌まわしい記憶に苦しむ友人を、先輩は宥め、励まし、共感し少しずつ話を聞きだす。
そうして2時間を越える面談の末に話を聞き終えると、先輩は深刻な表情で言った。
『手慣れ過ぎてるわ。常習犯の可能性があるわね。』
その時、私は初めて知った。
先輩は感情表現が豊かだし、自分の気持ちは素直に言葉に出来る人だ。
だけど、怒りの感情がある一線を越えた瞬間、あらゆる感情を冷たい無表情の下に隠す。
『フワちゃん、悪いけど手伝って。この事件、徹底的に調べ上げて見せるわ。』
底冷えのするような冷たい口調で話す先輩は、これまでに見た誰よりも本気でブチギレていた。
翌日から始まった先輩の調査は、凄まじいの一言であった。
先輩は自分の持つ人脈をフル活用して事件関係者を洗い出し、時には自ら関係者に会いに行き事件の全容を解明しようとしていた。
私も先輩の指示に従い方々に足を延ばした。
そうした中で出会ったのが、当時音羽山女子大学に通っていた『美国礼奈』さんだった。
彼女もまた被害者の1人である可能性に辿り着いた私達は、彼女のアパートに赴いて話を聞いた。
美国さんは最初、頑なに事件への関与を否定し詳言を拒んでいた。
そんな彼女を先輩は必死に説得した。
『思い出したくない事でしょう。けれど、その記憶は決して忘れられるモノではありません。』
『もし貴女の悪夢を消し去る方法があるのだとすれば、それは貴女に傷を負わせた全ての人間に相応の報いを受けさせる事だけ。』
『私達は貴女の助けになる手段を知っています。どうかお力添えさせて頂けないでしょうか?』
先輩の真摯な言葉に考えを改めたのか、美国さんはポツポツと自身の身に起きた出来事について話し、そして1枚の画像を私達に見せた。
携帯の液晶を覗き込んだ私は、思わず口元を覆った。
画面の中には焦点の定まらぬ虚ろな眼をした全裸の美国さんが映っていた。
その顔には白濁の液体が掛けられ、無理やりM字に開かれた股の間からは彼女の純潔が奪われた赤い証が…
私は耐えきれずトイレに駆け込むと、胃液が出なくなるまでエヅき、泣いた。
どうして、どうして、彼女があんな目に遭わなくちゃいけないんだろう?
なんで、なんで、あんな鬼畜の所業が出来るのだろう?
そんな疑問が頭の中を駆け巡り脳を揺らす。
ショックと混乱、そして嫌悪感にフラフラになりながらリビングに戻ると、啜り泣く美国さんの肩を先輩がそっと抱きしめていた。
その眼に涙は無い。
『大丈夫、大丈夫よ。貴方は汚くなんかない。汚くなんかないわ。』
優しく語り掛ける先輩。ただその瞳は暗く鈍い光を纏っていた。
『安心して、貴方を傷付けた奴らは、絶対に全員残らず地獄に叩き落すから。』
この時の私は先輩の異常性に気付いていなかった。
私がそれに気付いたのは警察官になり、性犯罪の捜査に携わるようになってから。
一般的に女性が被害者の性犯罪では、被害者の聴取は女性警官が行う。
性犯罪の立件には産婦人科での診断書や証拠写真等の他に、被害者からの詳細な証言が必要だ。
それを得るためには、どのような状況で、どんな風に犯されたのかを事細かに聞かなければならない。
つまり、被害者の忌まわしき記憶を呼び起こし、それを他人に話すように強要する必要があるという事だ。
これに耐えきれず、何人の性犯罪被害者が告訴を取り下げたことか。
かといって甘い聴取では起訴出来るだけの有益な証言を得られず、起訴が見送られる事になる。
不起訴になったと伝えた時の被害者の絶望した顔は、とても直視に耐えれるものでは無い。
話を聞く側もただでさえ同性の性被害を聞くのは精神的負荷が著しい上に、どうにもならない現実に直面し心を折られる女性警察官も少なくない。
性犯罪捜査の過酷さに押し潰され、泣く泣く警察組織を去っていく同僚達を私は何人も見送った。
だけど先輩は、本職の警察官でさえ心を擦り減らす性犯罪被害者への聴取をやり遂げた。
その数、僅か一月半の間に22名。
先輩は彼女たちから得た証言を纏めると、22人の連名で集団告訴を行った。
その際、告訴状と共に提出した被害内容の調書は、現職の警察官たちが「このまま証拠採用しても問題ない」と太鼓判を押すほど詳細な被害状況が綴られていた。
これだけ詳細な証言を得られた要因に先輩の優れたコミュニケーション能力があった他に、被害者の女性たちに対し『貴女以外にも多くの被害者がいる』と伝え、集団告訴という方法で被害を訴える事が出来ると説得した事があった。
自分と同じ苦しみを味わい、同じ憎しみと絶望を知る人間が多くいると知った彼女たちは、加害者たちと戦う勇気を得る事が出来たのだ。
警察もこれだけ多くの被害申告と詳しい状況説明を受けた以上、二の足を踏む理由は一切無かった。
警察はすぐさま令状を取得すると海堂をはじめとした西東医大DJ同好会の面々に家宅捜索を行った。
「写真を撮って脅しているから女たちは反撃出来ない」とでも高を括っていたのか、男子学生たちは警察の襲来を全く予想できておらず、画像データの他、違法に大学の研究室から持ち出されたと思われる薬物なども押収され、主要なメンバーの8名全員が逮捕された。
警察の調べに対して男子学生達は当初容疑を否認していたが、程なく証拠品を突き付けられ次々と容疑を認めた。
ただ一人、海堂のみを除いて。
海堂は起訴され裁判が始まってからも「すべて合意の上だった」と主張したが、検察は先輩が提出した調書の内容を読み上げた。
そこに書かれていたのは、被害者達の悲痛な叫び。
約8時間にも渡り代わる代わる繰り返し凌辱された絶望。
体が動かせぬ中、意識だけ保ち続け自分の体が何度も穢される痛み。
終わる事の無い悪夢にうなされ、心身を壊し夢の大学生活を諦めなければならなくなった無念。
22人の被害者のうち5名が中絶手術を受け、全員が事件後に一度は死を選ぼうとしていた。
検察官がそれを語って聞かせると、男子学生たちはようやく自分達がとんでもない過ちを犯したのだと理解した。
彼らはただただ馬鹿だった。
悪ノリがいつしか冗談にならない犯罪になっていた事も分からず、自分達の快楽を優先したばかりに何人もの人間を死の淵に追い詰めていた。
男子学生たちはこの時になって初めて、己の罪深さに戦慄した。
だが、それはあまりにも遅すぎた。
裁判所が下した判決は、不同意性交罪及び薬事法違反により有罪。主犯の海堂には懲役30年が下され、他のメンバーには懲役10~20年の実刑判決が下された。
判決を言い渡された海堂達は、自分の人生が破滅した事を悟ったのか皆一様に地獄に落とされたような絶望顔をしていたらしい。
「あれからもうずいぶん経ったわね。フワちゃんの友達はアレからどう?」
「はい。先日、結婚の報告がありました。彼女なりに立ち直ったみたいです。」
もう二度と男性とは関われなくなってしまったのでは、と心配した事も有ったが友人は時間を掛けて少しずつ平穏な日常を取り戻し、良い出会いに恵まれ愛することの出来る伴侶を得る事が出来た。
友人として、ただただ嬉しい。
「そう。それは良かった。どんなに傷ついても、生きていれば報われる日が来る。陳腐だけど、そう思えるわね。」
「…かもしれませんね。」
そう答えてビールを飲もうとしたが、缶の中身は既になかった。
代わりに割きイカに手を付けると、先輩がじっと私の顔を見ながら口を開いた。
「ねえ、フワちゃん。フワちゃんはどうして警察官になったの?」
「……どうしたんですか、急に?」
「いえ、ちょっと気になっちゃってね。」
「……まあ、一言で言うなら、麻薬犯罪に対処する仕事に着きたかったからです。」
「うん、それは知ってる。だけど麻薬犯罪に立ち向かうなら、警察じゃなく厚生労働省の麻薬取締部の方が専門性が強いわ。警察だと必ずしも麻薬犯罪捜査に携われるとは限らない。むしろ、それ以外の犯罪に係る事の方が多いわ。」
先輩の言うとおり、生涯を麻薬犯罪撲滅に捧げるつもりならば麻薬取締捜査の専門組織である厚生労働省麻薬取締部、通称『マトリ』を希望するのが常だ。
実際私も大学に入った時は厚生労働省を就職希望先にしていた。たぶんその事を、先輩は覚えている。
「どうして、警察官になったの?フワちゃん。」
先輩は質問を繰り返す。
酔っているせいだろうか。先輩の言葉に素直に答えたくなる魔力を感じた。
「…ありがとう、って言われたからですかね。」
「ありがとう?」
「ええ。例の事件を終えて、西東医大の奴らに実刑判決が下された時に被害者の1人から言われたんです。「ありがとう。これで私は生きていける」って。あの言葉がすごく嬉しかったんです。私も人の命を救えたんだ、って思えたから。だから、これを生涯を捧げる仕事にしたいって思えたんです。」
「…そう。だからフワちゃんは、今でも市民の命を守り続けてるのね。」
「…出来てますかね、私に。」
「出来てるわよ。だって、さっきフワちゃんの部下の人達から話を聞いたんだけどさ、みんな言ってたわよ。『不破警視は何時も厳しいし怖いと思う時もあるけど、常に事件解決に全力で、被害者の事を第一に考えてる』って。男社会の警察組織でキャリアでありながらバリバリに前線で戦っている貴方の事を慕う人は多いみたいね。」
「そ、そんな。私は別に…」
「謙遜しないの。みんなフワちゃんの事はちゃんと見てるんだから。だからね…」
先輩は私の目を真っすぐに見つめ言った。
「これまでにフワちゃんは、どれだけの『ありがとう』を言ってもらえたか、憶えてる?」
その瞬間、いくつもの記憶が走馬灯のように脳内に駆け巡る。
『ありがとう御座います。これ、母の遺品なんです。戻ってきて本当に良かった!』
空き巣被害にあった家主は、返還されたペンダントを愛おしそうに握りしめながら頭を下げた。
『ありがとう刑事さん!これでようやく安心して暮らせます。』
DV被害にあっていた女性は、シェルターを利用し新たな土地で再出発する日に嬉しそうに未来の展望を語った。
『どうもありがとうございます。刑事さんたちの捜査の御蔭です。これで息子も浮かばれます。』
傷害致死事件の被害者の母親は、加害者に実刑判決が下された日にわざわざ警察署を訪問し、涙ながらに感謝の言葉を述べた。
そんな、守るべき人々の姿を思い出した私は、全身が震えるのを自覚した。
「いいえ、私はそんな、そんな…」
何を言うべきなのか頭で整理できない。
脳裏には万代と虹川、それに花江の姿が浮かび、そして消えていく。
目の前の先輩は変わらず私の顔を凝視している。
「フワちゃんは立派な警察官になったと思うわ。何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党且つ公平中正に警察職務の遂行にあたる、そんな警察官になったと思うわ。」
ああ、その言葉は…
それはまごうこと無き、『警察職員の服務の宣誓』。
警察組織に入った者が、その職務に従事する旨を宣誓する時に述べる言葉。
警察学校に入学した際、私はそれを総代として日の丸の前で誓っている。
『君たちの肩には市民の安全と、警察への信頼が掛かっている。どうか君たちには市民からの信頼を裏切らない警察官になって欲しい。』
警察学校の恩師の言葉が脳内に響いた。
警察官の誇りを胸に抱いた日の高鳴りが蘇り…
様々な感情が零れ落ち…
ようやく…理解した…
「ごめんなさい、せんぱい…」
気が付けば私は泣いていた。
空のビール缶に涙の雫が落ちる。
「わたし、わたしは警察官なのに…とんでもない事を……」
本当に…なんと愚かな事をしようとしていたのだろう…
自分勝手な正義感と、見当違いの使命感を暴走させた挙句、自己保身の為に許されざる犯罪に手を染めようとしていた。
それがどれ程警察の誇りと信頼を傷付ける事になるか、考えもしないで…
「助けて下さい…助けて下さい…先輩!」
それでもなお、私は無様に見苦しい醜態を晒しながら先輩を頼った。
そんな私を、先輩はあの日、美国さんにしたようにそっと抱きしめた。
「うん、大丈夫。貴方の事は私が助けるわ。」
とても安心できる、優しい声だった。
だけど私にはわかる。
きっと今の先輩は、あの時と同じように瞳に暗く鈍い光を宿しているのだろうと…
「フワちゃん、貴方の依頼は私が受けるわ。」
・西東医大生による連続不同意性交事件
『金田一少年の事件簿R』の『学生明智健悟の事件簿』内で発生した事件。
ノベルズ版や短編などを除いては、作中初めて性犯罪被害が描かれており、直接的な死亡者はいないが犯行の悪質度ではトップクラスの胸糞さを誇る。
加害者の家族には被害者に謝罪し金銭を支払い示談を求める者もいたが、被害者達は誰一人示談には応じず、厳罰のみを求めた。
なお、本作では学生時代の明智もフワちゃんと共に珠樹の捜査に協力しており、主に『西東医大DJ同好会』の実態調査を行っていた。この時の明智は、高校で親密だった先輩の美国が被害者となっていた事を知り、珠樹に負けず劣らずキレていた。