機動戦士Gundam_GQuuuuuuX 大地の子らの旗の下に   作:ティタマチュ

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今回からマチュの仲間達が登場します。



黒のガンダム2「少女の仲間達」

ジャミトフとジャマイカンが会議に赴いている時、マチュを乗せたリムジンはティターンズのガンダムである『ガンダムMark-Ⅱ』の起動実験場を兼ねた軍事施設に着いていた。

 

「ここまでありがとう!それじゃあ、おじさん達によろしくね!」

「はい!お嬢さんもお気をつけて!」

そう言ってマチュが実験場に入るのを見送るとリムジンはジャミトフとジャマイカンを迎えに行く為に庁舎へと戻っていった。

 

「お待たせしました。マチュ・ハイマン中尉、ただいま到着しました!」

マチュは施設に入ると敬礼と共に挨拶する。

「おっ、ようやく来たみたいだな!こっちは待ちくたびれたぞ。」

「本日の主役のご登場だな。」

到着したマチュを2人の男性が仲良く出迎える。

「ジェリド!カクさん!」

マチュは同僚である2人の男性『ジェリド・メサ』と『カクリコン・カクーラー』から話しかけられて嬉しそうだ。

 

「今日がいよいよ『ガンダムMark-Ⅱ』の正式な起動実験だな。」

「そう!あの機体を動かせるのはティターンズでは私だけだから頑張らなくちゃ!」

「随分と張り切ってるな。施設周囲の警備は俺やジェリド達に任せてお前はしっかりと『ガンダムMark-Ⅱ』を頼むぞ。」

「オッケー!あれ、そう言えばエマ姉は?」

「あぁ、あいつなら…」

ジェリドが言葉を紡ごうとしたその矢先に

 

「マ〜チュ〜!」

短髪の女性がマチュに抱き付いて来る。

「うわっ⁉︎ビックリしたよ、エマ姉!」

驚いている様に見えるがマチュの顔は嬉しそうだ。

「中々来なかったからお姉ちゃんは心配してたのよ。」

俗に言うマッシュルームカットの様な髪型の女性『エマ・シーン』はマチュの頭を撫でながら言う。

「えへへ〜。ありがとう、エマ姉。」

撫でてもらっているマチュはとても嬉しそうだ。

 

「おいおい、姉妹愛を俺達に見せつけるのはそれどころにして早く今回の任務についてのミーティングの準備をするぞ。」

カクリコンが言っているとジャミトフとジャマイカンが到着した。

それに駆け寄りジャミトフとまるで親子の様に話すマチュをエマ達は暖かく見ている。

「さぁ、ここからが宇宙におけるティターンズの本格始動だ。頼むぞ、マチュ!」

「うん!任せてよ、おじさん!」

それを聞いたジャミトフはジェリド達を見る。

 

「遅れてすまなかったな。では、今回の起動実験の準備に関しての会議を行うとしよう。」

「は、ハッ!」

「閣下、少将、申し訳ございません!」

敬礼を行っていたジェリドとカクリコンは謝罪する。

「別に謝らなくても構わんよ。では、我々も会議室に行くとしよう。」

『了解しました!』

こうしてマチュ達は会議室に向かう事となった。

 

「これはジャミトフ閣下にジャマイカン少将。会議の準備は出来ております。」

この軍事施設の責任者である連邦軍の士官、『テッド・アヤチ少佐』が会議室に赴いた面々を出迎える。

「そんなに硬くならないでくれたまえ。では、起動実験及び各種会議を始めるとしよう。」

こうして目的であった『ガンダムMark-Ⅱ』の起動実験等についての会議が始まる。

 

議題はまずこの軍事施設自体の事であった。

「まず、1番の問題なのはこの施設の立地だな…。」

「えぇ、施設を建設する為の土地が足りなかったのか難民街の一部を破壊して確保した様です。住居を追い出された難民達が武装して報復に来るのは目に見えている事かと…。」

テッドが苦い顔で話す。

「恐らく、我々という援軍がいる事に対しての過信か我々の前で軍警連中で武装した難民達を蹴散らす事で点数稼ぎでもしたいのでしょう。サイド6(ここの奴ら)は1年戦争の時からそうやって動いてきた姑息な連中です。最悪、我々の情報をジオンに流して閣下や機体を売り渡す事も十分有り得るかと。」

ジャマイカンもそれに答える。

「私も少将からそれを言われてこの施設の職員は全員連邦から選んだ人員にしております。しかし、普通の職員はともかくとして食料や嗜好品、各種機材や部品を輸送するトラックの人員ですらその有様ですよ…。正直な話、サイド6でここまで行うのにはリスクが高く、職員達もそれで精神的に参っています。それ故に『サイド6は我々の精神を疲弊させてジオンと共に叩こうとしている』という噂まで出て来る始末です…。」

「そうか…。では、起動実験を早く始めて最悪の場合に備えてここからの撤退の準備も早められるようにしよう。」

 

そうしてようやく議題は起動実験自体に移る。

「まず、閣下のご令嬢が『ガンダムMark-Ⅱ』に搭乗し起動させる。次に各種動作の確認を行い、それから武装の確認という事ですがこれで大丈夫でしょうか?」

「あぁ、それで問題ない。」

テッドの確認にジャミトフは答える。

「この間にジェリド中尉達は軍警と協力して武装した難民達を抑える。実験が成功した際に難民達が残っていたらご令嬢も合流し、実戦訓練を兼ねて鎮圧させるという事ですね。ところでジオンが武装難民側を支援して来る可能性は考えられるでしょうか?」

テッドは今度はジャマイカンに質問する。

「今の所、ジオンの正式な部隊が動いているという情報は無い。しかし、サイド6は実質ジオンの勢力下も同然と言える。難民に紛れて連中の工作員が潜んでいる可能性も否定は出来ない。下手をしたら別の新型機のテストと称して『ガンダムMark-Ⅱ』を強奪する為の部隊が来る可能性も考えられる。」

「やはりそうなりますか…。」

「だからこそ、彼女以外にも閣下直属の部隊や連邦軍の精鋭を用意した。そしてサイド6からもここイズマコロニーだけでなく各コロニーから軍警の戦力を用意させた。あぁ、これに関して君が気に病む事はない。悪いのは全てジオンに媚びたサイド6だ。それが今更我々に難民達への対処を要請して来るのだ。それ相応の対価を支払ってもらうだけだ。それに連邦の部隊に関しては閣下から君が指示をする事と軍警に対しても警戒を怠ってはいけない事を伝えてある、安心してくれ。」

「そうですか…、感謝します。」

テッドはジャマイカンに感謝する。

 

「え~っと、つまり私は普通に『ガンダムMark-Ⅱ』に乗って色々と機体のテストをすれば良いんだよね?」

「そういう事だ。テストを終わらせるまでは難民達への対処はジェリド達に任せて君はテストに集中してくれ。」

「わかったよ、おじさん!」

「大丈夫ですよ、閣下。妹であるマチュは姉の私が守りますので!」

「う、うむ…。頼んだぞ…。」

エマは今回の任務にやる気の様だがジャミトフはタジタジであった。

その後も会議は進み、方針の確認が終わった所でテッドが軍警に連絡を行い、起動実験は開始される事となった。

 

一方、ここはジオン軍のある部隊の艦。

「このサイド6のイズマコロニーで連邦軍が新型兵器の起動実験の準備をしているのは間違いないんですね?」

ジオンの若き士官である『エグザベ・オリベ()()』が艦のクルーに確認していた。

「えぇ、連中は今までは各コロニーに武装した難民対策用の部隊を派遣していたみたいですがどうやら本格的に宇宙に戻ってくるみたいですね。キシリア閣下はそれを阻止したいと考えておられるようです。」

「それで我々の部隊に白羽の矢が立ったと。」

エグサベは敬愛する上司であるキシリアの指示ならそれを行うのが正しいと思った。

 

「えぇ。『マレット・サンギーヌ()()』達、キシリア閣下直属の親衛隊を動かすなんて事になったらそれこそギレン総帥の派閥に目をつけられてしまいますからね。そこで大尉達、『()()()()()()()』の出番という訳です。」

「しかし、難民ですか…。」

エグサベは『難民』という言葉を聞いて少し視線を下に向ける。

 

「そう言えば大尉達も元は難民だとお聞きしました。」

「あぁ。自分も彼女も元は難民だったけどキシリア様に拾われた事で今はこうしてジオンの軍人としてキシリア様に恩返しをする事が出来ています。」

「もしかすると大尉達の後輩が見つかるかもしれませんね。」

「ハハハ。それは楽しみですね。」

エグサベは軽い笑顔を浮かべる。

 

同じくジオンの艦の格納庫、そこには黒髪の少女がいた。

「キシリア様の為に、それが今の私に出来る事。キシリア様の敵には裁きの鉄槌を。」

エグサベのマヴを務めているジオン軍のエース『ニャアン()()()()』は愛機(GQuuuuuuX)の目の前で呟いた。




御覧の通りタグの「キャラ崩壊」が存分にかかっているのはエマさんの事です。
この作品のエマさんはずっとこんな調子でマチュ大好きなシスコンお姉ちゃんになっています。
真面目なお姉さんから残念系お姉さんになっていますがやるときはやる…はずですので応援よろしくお願いします。
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