ホロの短編集みたいな何か   作:味噌砺波

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おつかれすいちゃんが癒される話

「今日もこんな時間か……」

収録や打ち合わせを終え自宅に着くともう既に日付が変わるまであと少しという所だった

「明日は何も予定ないし何しようかな……」

そう言いながら自宅のドアを開けると

「おかえりにぇ!!」

返事が返ってこないと思っていたので驚いていると

「すいちゃん帰ってくるの遅いにぇ!お風呂沸いてるから先に入ってくるにぇ!!」

そのままビジネスパートナー……みこちの言われるままお風呂に入って汗を流してから上がるとテーブルにはみこちが作ったと思われる料理が並んでいた

「みこち、どうしたのこれ?」

「すいちゃんが明日休みって事で頑張って見たにぇ!!」

最近忙しくて二人で食べるのなんていつぶりだろう……そんな事を考えながら食べているとあっという間に食べ終わってしまった

「ご馳走様でした」

「どういたしましてだにぇ」

そして片付けが終わると

「すいちゃん、こっちに来るにぇ」

そんな事を言いながらみこちは太ももをぽんぽんとたたく

「えっ?」

「すいちゃん早く」

そんなふうに急かされてみこちの太ももに頭をのせる、所謂膝枕というやつだ

「よ~し、よし、すいちゃんは頑張り屋さんだからにぇ、みこが癒してあげるにぇ」

そうみこちが囁くと耳かきを取り出して耳かきを始めた

「すいちゃんは頑張りすぎだにぇ……」

「みこち……」

「みこはすいちゃんが心配だにぇ、みこが何を聞いても大丈夫としか返してこないし隠してるのかもしれないけど疲れてるのはばれてるんだよ??」

「本当に大丈夫なんだって」

私はそう返したが内心バレてたのかと少し反省する

「すいちゃん、みこはすいちゃんの事が大好きだにぇ」

耳かきをされながらそんなことを言われ顔が熱くなる

「ふふっすいちゃんの正直な反応大好きだにぇ、っとこっちは綺麗になったにぇ」

そんなことを言われたかと思ったら

「ふー」

と息を吹きかけられビクッと反応してしまった

「すいちゃんのそういう反応大好きだよ、それじゃあ反対側するからはい、ごろーん」

そう言われ顔が熱いまま寝返りをうち反対側の耳を向ける

また同じように耳かきが終わり欠伸を噛み殺そうとすると

「すいちゃんねむいにぇ?そのまま寝ていいにぇ目が覚めるまで一緒に居るにぇ」

そうみこちが言うとみこちは膝枕からこちらの頭を抱き抱えるように体制をかえた

みこちの心臓の音が聞こえ、とても落ち着く

「みこの音きこえるにぇ?すいちゃん、安心してくれるなら嬉しいにぇ、おやすみなさい」

そうみこちが言い終わるのを待たず私は意識を手放した

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