魔法科高校の後輩   作:パクチーダンス

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第四十一話 真夜「イザヤ怖い」達也「俺も怖い」イザヤ「僕も怖い」真夜・達也「「……」」

 遡る事数時間前。まだ若手会議が行われていた頃、ここ魔法師開発第三研究所に詩奈は自主トレのために訪れていた。第三研の研究テーマはマルチキャスト技術の向上。同時に発動可能な魔法数の限界を極める事。それは十師族の魔法師にも有効な技術である。特に軍の魔法師にとっては、兵士の戦闘を向上させる技術として重要視されていた。三矢家現当主、三矢元は、軍と密接に関わっている。三矢元は、魔法師でありながら政府の暗黙の了解の下で外国の勢力と交渉があり、密かに日本から外国へ出掛けることも度々ある。特に、東アジア地域の情報収集において、国防軍に貢献しているのだ。詩奈は子供の時から、現役の軍の魔法師と訓練を行っている為に、戦闘力は見た目に反してかなり高いのだ。イザヤもそのギャップに目をつけたのかもしれない。詩奈は耳に原因不明のハンデを抱えていなければ、三矢家でも随一の魔法師になれただろう。

「あっ、つかささん」

「あら、詩奈ちゃん。今日もトレーニングですか?」

国防陸軍情報部所属、遠山つかさ曹長。ここでは「遠山」を名乗っているが、彼女が「十山」の人間である事は、詩奈は早い時期から知っていた。詩奈は、第三研に足繁く通っている軍人と知り合う機会は多い。二十八家である彼女は親しい知り合いの一人といえよう。

「侍郎君とは、一緒ではないんですね?」

「はい、自室でトレーニングしてます」

「自室ですか………」

ここに来る方がよっぽど有意義なトレーニングが出来るのに、なぜ自室なのか。だが、つかさは深くは考えずに頭の隅っこにしまった。

「ところで詩奈ちゃん、魔法科高校はどうですか?いろいろ大変ではないですか?」

「思ったほどではありませんよ」

「生徒会長があの四葉家の方なんでしょう?」

「そっちも大丈夫です。すっごく綺麗な人でびっくりしちゃいましたけど、最初に想像していたような怖い印象はありませんでした」

「そうですか、それはよかった」

つかさは微笑みを浮かべたのち、自分の計画のために詩奈を利用する事を企む。

「すみませんが、少し私の仕事を手伝っていただけませんか?」

「えっ……つかささんの仕事って情報部ですよね?」

「難しくはありませんよ。要人救出の訓練の人質役をしてもらいたいんです」

「そういうのって、本当に情報部のお仕事ですか?」

「私がいる部署は防諜が任務なんです。情報流出を防ぐために、誘拐された要人の奪還なんかも担当しているんですよ」

「それは私に務まるでしょうか?」

詩奈は口ではそう言うものの、かなり乗り気である。実は詩奈はかなり好奇心旺盛な女の子である。その好奇心ゆえに、危機管理能力が低い事をイザヤも指摘していた。

「大丈夫ですよ、半日で終わりますし」

つかさも詩奈の性質を理解していたのだ。事は容易に進むであろう。さて、同じ一高であり同じ生徒会役員でもある詩奈が人質になったと聞けば、あの男、司波達也も無視は出来ないはずだ。達也をテストする良い駒が手に入ったと、内心微笑むつかさであったが、これが最悪の選択だったと後悔するのはまだ先のお話である。

 

 

 

 若手会議が終了した後、達也は深雪、水波と合流して四葉本家へと向かった。

「達也様、深雪様、奥様がお待ちです。どうぞこちらに」

本家に着いた時、達也たちを出迎えてくれたのは、四葉家執事No.1の葉山であった。葉山に先導されるように、達也たちは食堂へと案内された。葉山が扉を開けて、深雪から入室していく。そこには、新発田勝成、津久葉夕歌、黒羽文弥、黒羽亜夜子の姿が。

「お待たせして申し訳ありません」

「遅れたわけではないから謝罪は不要ですよ。まずはお座りなさい」

真ん中の席にはもちろん、四葉家現当主、四葉真夜の姿があった。真夜はイザヤを本家に招いた後、体調が悪くなったと葉山から伝えられていたが、目の前の真夜はいつもの様子であった。

「失礼します」

達也と深雪は椅子に腰掛ける。水波はメイドであるので、達也たちの後ろで立ち控えている。真夜はゆっくりと紅茶を一口飲んで、達也に話を振った。

「まず、達也さん。若手会議の顛末を聞かせてもらえる?」

「はい」

達也は淡々と会議で話し合われた内容を皆に話し始める。途中、社会に対する魔法師の貢献を世論に訴える為、深雪を広告等にしようとした件について、夕歌と文弥から憤慨している雰囲気が伝わってきた。

「私達もそろそろ、世間に対して本気を欠片でも見せた方がいいのではないでしようか」

夕歌の言う「世論」とは、魔法師界のコミュニティとしての「世論」のことである。四葉を舐められる訳にはいかない。

「達也さん、四葉家は貴方の判断を支持します。深雪さんを利用しようとする輩の企みも全て、無視していただいて結構よ」

「他家と対立しても構わないと?」

真夜との誤解がないよう達也は念には念として、真夜に訊ねる。

「ええ」

真夜は迷わず即答した。真夜はもしかしたら、若手会議が行われた本来の思惑を、事前に知っていたかもしれない。

「無視するだけで構わないのですか?」

今度は文弥が質問する。文弥が聞きたい事は反撃をしてもいいのか、と言う意味だ。

「攻撃を受けたら大人しくしている必要はありませんよ。その時は、反撃なさい」

真夜からの回答は、先に手を出すなと言う事である。しかし、手を出してきたならやり返せ、と言っているのだ。

「ただ、油断はしないように。分かっているとは思いますが、私たちは無敵ではありません。四葉の魔法師が他家の魔法師に対して絶対的に勝っているわけではありません」

それは誰よりも達也の心に響いたのだ。

「そう……無敵ではないのよ……」

真夜は自分に言い聞かせるようにそう呟いた。真夜の言葉に、文弥、勝成、夕歌が困惑した表情を見せる中、達也と深雪は暗い顔をしていた。そうだ、四葉は無敵ではない。他家に対して自分たちが負けるはずはないという驕りは、無いわけではない。しかし、あの男に対しては全くの別である。真夜は再び紅茶を口につけると、夕歌に視線を送った。夕歌もその視線が自分に向いていることに気がついた。

「そういえば夕歌さん、貴方、折紙イザヤと親しくなったんですって?」

「………親しくなったと言うのは語弊がありますが、折紙イザヤにはプライベートナンバーを貰いました」

夕歌がイザヤとの繋がりがあったことに驚いた達也と深雪は、黙って二人の会話に聞き耳を立てて集中する。

「どうやって彼と仲良くなったのかしら?よければ聞かせてもらえるかしら?」

よければと真夜言うが、これは強制であり命令である事は、夕歌はもちろん理解していた。それに、別に真夜達に話しても構わないことだ。

「私が現在研究している、魔法演算領域のオーバーヒートに、彼は興味を持ちました。その時に、折紙イザヤから、私達がまだ知らなかった秘密について情報を貰いました」

「それはどんな?」

真夜が夕歌に食い気味で訊ねる。達也も大いに興味がある。夕歌がイザヤから受け取った秘密とは一体。皆が黙って夕歌の次の言葉を待つ。

「私達魔法師は、本来の魔法力の半分しか使っていないことが分かりました。私たちにはまだ進化の余地があります」

[!?]

驚いたのは達也だけではない。この場にいる全員が夕歌の発言に度肝を抜かれてしまった。本来自分が発揮できる魔法力が、今まで半分程度しか使われていなかったとすれば、100%となった力は一体どれ程なのか。

「ただ、誰でも進化できるとは限りません。折紙イザヤの情報では、進化できる人間はごく少数であり、法則性も全くないとの事です」

「進化できる方法は?」

「……対象の精神世界に入り込み、『壁』を破壊するとの事です」

「『壁』とは何なの?」

真夜の質問責めが続く。

「私にもよくわかりませんが、私達魔法師がオーバーヒートしてしまう現象は、その『壁』にぶち当たり、無理に壊そうとするからだそうです。しかし、進化できる人間はその『壁』を破壊して、新たなステージに足を踏み入れることができます。正しい順序を踏めばの話ですが……」

「それはどんな?」

「まず、無意識に身体から放出されるサイオンを抑える事が必要です。そして、対象の精神世界に入る人間がその『壁』を破壊する。その時、対象の身体から大量のサイオンが放出されます。対象はそのサイオンの放出を抑えなければなりません。でないと死んでしまいます。これをクリア出来た魔法師が100%の力を発揮できます。以上です」

夕歌が話し終えると、一同はしばらく沈黙していた。夕歌の話した内容は、魔法師全体を揺るがすとてつもなく大きな事であった。イザヤが雫に口止めしていたことも頷ける。これが知られれば、日本だけでなく、世界各国から狙われる恐れがある。それはイザヤだけでなく、雫も同様だ。捕まれば、研究対象として身体を隅々までいじくられるに違いない。

「進化できる人間を見分ける方法は?」

達也が沈黙を破り、夕歌に質問した。

「イザヤは自分の『眼』で見たらわかる様だけど、私には見分ける方法がわからないわ。近いうちに、イザヤとコンタクトを取るわ。その『壁』を破壊するやり方もイザヤに伝授してもらうつもり」

「……怪しいですね。何故その男は、敵である我々にそれを教えたのか、何を企んでいるのやら……」

勝成の言葉は最もであるが、それが折紙イザヤという人間である。自分が楽しめるように、あえて情報を教える。加えて、やり方を伝授するとなれば、胡散臭さを通り越して困惑してしまう。

「未だに彼の正体は掴めず、静観するしかないのが現状ね。それも、彼がいつ行動するかも読めない。全てが後手に回っているわ」

ため息をついた真夜は頭を抱える。世界のバグとも言うべき存在に、どう対抗すれば良いのか。

「達也さん、深雪さん、その男と親しい人間はいるんですか?」

亜夜子のその言葉に二人が思い浮かべるのは、自分たちの友人と後輩。

「ああ。折紙イザヤは、北山雫、七草泉美、三矢詩奈の三名が、他の生徒とは違い、特別視している様に感じられるな」

「全員もれなく女性ね…………」

亜夜子はそう言うと、視線を夕歌に送った。不意に向けられた視線に、夕歌は亜夜子に言葉を投げかける。

「何ですか、亜夜子さん」

「いや、別に………」

亜夜子は視線を逸らしたが、夕歌は逃さなかった。

「今何を思ったのか、言いなさいよ。別に怒ったりはしないわ」

「……本当ですか?」

「ええ」

亜夜子は一息ついて話し出す。

「じゃあ言わせてもらいますが、夕歌さんが折紙イザヤをハニートラップでも仕掛けたら、弱みでも握れるかなーなんて思ったりして」

「ちょっと姉さんっ!」

弟の文弥が亜夜子の発言を咎めようとする。

「冗談よ、もう」

「いや、いけるかもしれない」

「「え?」」

達也の発言に、亜夜子と文弥が揃って達也の方を向く。夕歌や勝成、真夜も、亜夜子が冗談で言った事を達也は真に受けてしまったと思った。

「達也さん、姉さんが言ったのは冗談で……」

「案外、イザヤにはその方法が効果的である可能性が高い」

「どう言う事なの?」

夕歌は最初笑いを堪えていたが、達也の真剣な表情に、段々と亜夜子が言った言葉が現実味を帯びてきそうになっているのを感じた。

「これは俺の推測ですが、イザヤは、愛を欲っしている自分と愛をくだらないものと切り捨てる自分。二つの矛盾を抱えています。それは、幼い頃に誰にも愛されることがなかったことが原因だと思われます」

人から愛されたことのない人間は、その愛を求めて彷徨う。イザヤの力は、自身をより一層孤独にしただろう。生まれた時から他者と違う自分。誰にも理解されず、誰からも愛されず、イザヤは一人、子供のまま成長してしまったのだ。

「なるほど…………愛ね…………」

真夜は顎に手を当てて熟考する。もしかすると、それが折紙イザヤの弱点となるかもしれない。意外にも、人間らしい悩みを持っているなと思った真夜であった。

「夕歌さん、貴方そろそろ結婚するにはいい歳よね?」

「……ご当主、本気ですか?」

魔法師は早期結婚が求められる。真夜は夕歌を見てニコリとしたが、夕歌は明らかに無理だという顔をした。

「あら、魔法師としての才能は言わずもがな、彼の容姿は悪くないし、なかなか良い条件じゃない?」

「お、お戯を、ご当主」

「フフフ、冗談よ夕歌さん」

真夜はそれ以上イザヤと夕歌の事について何も言わなかった。夕歌は単に自分で遊んでいるだけだと思った。しかし、今のは割と本気ではなかったかと達也は感じていた。

「彼がいつ私達に牙を向くのか、それは彼の気分次第。だけど、私たちはその牙にいつまでも怯えているつもりはありません」

先ほどのふざけた話とは一変して、真夜の顔つきが真剣なものとなる。真夜もイザヤと戦う未来を予想しているのだろう。イザヤの力は未だ未知数。だが真夜は、敗北の泥を被るつもりはない。今までも、どんな敵だろうと自分たちは跳ね除けてきたのだ。

「これは四葉だけではなく、日本の魔法師の存亡を賭けた戦いになるでしょう。他の十師族とも連携を取らなければなりません」

達也たちは真夜の言葉をしかと胸に刻み込んだ。これにて四葉会議は終了した。達也たちは家に帰る為に退室しようとするが、夕歌は真夜に呼び止められた為に、最後まで食堂で残ることになった。達也は夕歌と真夜を一瞥したのち、深雪と水波を連れて東京へ帰ったのだった。

 

 

 

 いくら七草のお嬢様だからといって、リムジンに乗る機会はまずない。一体どこで用意してきたのか、泉美は対面に座るイザヤを見ながらそう思った。

「どうしたの?」

そう聞いてくるイザヤの顔はニヤリとしていた。いつもの様に、顔に笑みを貼り付けている。

「イザヤ君、私たちはこれからどこに行くのですか?」

泉美がリムジンに乗ってから早10分は経過している。リムジンだからスピードは出ないものの、ベイヒルズタワーから随分遠く離れていた。

「これから大型ショッピングモールで君の服を買いに行く。次に、喫茶店でくつろいだのち、レストランで夕食を食べる。こんな予定かな」

イザヤは本日のデートの予定を淡々と話す。泉美はイザヤに突然デートの約束を取り付けたので、こんな本格的なデートプランが作られていたのことに少々驚いていた。

「君の買う服は全部僕が見つけて、僕が全部買うから、お金の心配はしなくて良いよ。君は僕の着せ替え人形にするから」

以前、泉美は雫にイザヤとのデートはどんな内容だったのか聞いた事があった。イザヤは雫と服を買いに行った時も、雫を着せ替え人形にして自分の好みの服を着せていた。普段は見られない真剣に考えるイザヤの顔を見れるとの事だった。

「そうですか、イザヤ君のファッションセンスがどんなものか見ものですね」

泉美の挑発めいたその言葉とは裏腹に、彼女の心はワクワクしていたのだった。学校でいつも会うが、休日遊ぶ事なんて滅多にないのだ。いつも忙しいと断られてしまう為、泉美は不満であった。その不満が今日は一気に解消されることであろう。そして二人が乗ったリムジンは大型ショッピングモールへと到着した。

 

 

 

 ショッピングモール内には休日であるとこから、人が大勢見られた。特に目を引いたのは、カップル同士が食事をしたり、ベンチに腰掛けて楽しく過ごしていたりなど、仲睦まじい光景である。

(私たちも同じ様に見られているのでしょうか………)

泉美はそう思いながら、隣で歩くイザヤの顔をチラッと見るが、その視線に気づいたイザヤが泉美に訊ねる。

「どうしたの?泉美ちゃん」

「い、いえ!なんでもありません」

泉美は恥ずかしくなり、イザヤから顔を背けた。自分の赤くなっているであろう顔を見られたくなかったからだ。

「まあいいや、じゃあこれから2階で服を見るからエスカレーターで上がろうか」

イザヤは壁に貼り付けられていたフロアマップを見ながら泉美にそう言った。そして二人は、エスカレーターで上がって2階のすぐ右手にある洋服店に入った。

「じゃあ泉美ちゃん、君は更衣室前で待っていて。僕が今から君に似合う服を探しに行くから」

イザヤはそう言うと、泉美を置いて店内の商品を物色し始めた。泉美はイザヤの指示に従い、更衣室前にあるパイプ椅子に座って待っていた。すると、泉美の携帯電話が鳴った。香澄からの電話である。

 

〜電話中〜

「香澄ちゃん、どうしました?」

「泉美、今どこにいるの?」

香澄は泉美の現在地を聞いてきた。

「今は〇〇町の大型ショッピングモールです。イザヤ君が私の服を買ってくれるそうなので」

泉美は自分の現在地と、それに加えてショッピングモールに来た目的を話した。

「ふーん、そうなんだ」

「要件はそれですか?」

「今のはボクの要件で、今からは兄貴の要件を話すね」

「兄が?」

泉美が兄と言ったのは、七草家長男である七草智一の事である。智一が自分に何の用があるのか。そもそも用があるのなら智一自身から連絡をよこすのが筋である。

「兄貴がさ、イザヤ君がどういう人なのか泉美に聞きたいんだって」

「何故ですか?」

「それはボクも分からない。だけど、何やら若手会議でイザヤ君の名前が挙がったみたいなんだ」

「……‥人気者ですね、彼は」

何故イザヤが議題に上がっていたのかは分からない。しかし、智一が自分に聞いてくるということは、自分とイザヤの仲を知る人間が智一に告げ口したのだろう。それは多分………。

「帰りは遅くなりますが、それでも良いか聞いといてください」

「OKでしょ、泉美の都合に合わせる様に動くと思うよ。じゃあ、イザヤ君とのデート楽しんでね」

〜通話終了〜

 

泉美は香澄との通話を終了すると、先ほどの会話の内容のせいで妙に胸騒ぎがした。自分が知らない水面下で、イザヤの事で何やら少しずつ動いている感じがする。それは、とても良くない方向に。

(なんでしょうか、この感じは)

泉美は言語化できない異様なものを感じ取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、自分とイザヤを切り離すものだと知った時は、もう泉美の側にイザヤは居なかった。だが、これはまだ先のお話。しかし、そう遠くない未来のことであった。

 

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