筆が乗り、爆速で更新出来ました。
前回の続き、ウルトラマン達がヒリュウ改達の援護を行った所からまた戦闘が進みます。
どんな形の戦闘になるかはお楽しみにです。
後、前回の後書きに最後ボソッと書いた事も…。
では、本編へどうぞ!
「ウ、ウルトラマンが…7人も…!?」
「アレだけの数の怪獣がエアロゲイター側から現れたともあれば、既存のウルトラマンのみならず新たな戦士も現れる、と言った所でしょうか?」
レフィーナはハガネの報告書にあったネクサスとティガのみならず、新たに到来したウルトラマン5人にも驚きを隠せず、ショーンは人類側としてのウルトラマン出現の理由を口にしていた。
そうして戦域に緊張が走る中、ジード達がネクサスとティガに視線を合わせ、テレパシーによる会話を始めていた。
『まさか、この宇宙にもウルトラマンが既に居たなんて…初めまして。
僕はウルトラマンジード、此方の3人はウルトラマンタイガとウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマの3人組で、そしてこっちがウルトラマンゼットです』
『ジード…君が悪のウルトラマンとされるベリアルの…私はネクサス、此方はティガだ。
我々はあの白い魔星の調査をすべく地球から来たのだが、あの中からゼットン達が現れたのを確認したので君達が丁度良く現れた事に感謝する』
『いえ、僕達もこの宇宙から因果の歪みが様々な次元宇宙に広がりつつあると宇宙警備隊から報告があり、そうして火星宙域に転移した所にこの宙域での戦闘を探知したところでした』
そうしてジードが代表してネクサス…ユーゼスとテレパシーを交わすと、どうやらジード達も因果の歪み………即ち終焉の魔神や魔神パワーによる歪みを察知し、そして偶然この戦闘を知りこの宙域に来たらしかった。
だがユーゼスとしてもウルトラマンがこれだけ集まってくれた事は心強く感じており、またティガもニュージェネレーションの面々に視線を向けて頷き、タイガ達も頷き返していた。
『ゼットォン!!』
『ギュオオオオオオン!!』
『話はもう此処までに、今はあの怪獣達をあの戦艦と機動兵器達と共に撃滅しよう!』
『はい!
行くよタイガ、タイタス、フーマ、ゼット!』
『ああ!
ヒロユキも此処に居る、全員が揃ったトライスクワッドの力を見せるぜ!』
『ハルキ、俺達も行くぞ!』
「押忍!!」
そうして怪獣側が痺れを切らせてウルトラマン達に襲い掛かり始めるとティガはマルチタイプにタイプチェンジし、どんな状況でも広く対応出来る様にしていた!
一方タイガ達は本来なら工藤ヒロユキに『タイガスパーク』を介して3人が1人の人間と共にある独立型なのだが、ヒロユキは怪獣が11体も居ると聞き及んだので何と気合でタイタス、フーマを一時的に分離させ、トライスクワッド全員での戦闘を可能にさせていたのだ!
そしてゼットもナツカワ・ハルキと久々に共に戦うのでテンションが両者共に最高潮となり、怪獣達と気合十分で戦闘を開始する!!
『ほらベルゼブ共、俺とお前等のどっちが疾いか勝負だ!!』
『行くぞゼットン、賢者の拳は全てを砕く!!』
先ずベルゼブ7体をフーマがスピードで翻弄し、狙いを定めさせぬばかりか隙を生まれさせ、PT部隊がディバイトランチャーを装備する為に一旦帰還する時間を作り上げていた!
勿論フーマはそんな事情は知らないのだが、図らずもウルトラマンが人間達をアシストした形となっていた!
更にタイタスは一旦構えてからボディービルダーの様なポージングをしてゼットンのパンチを『真正面から受け止めて』微動だにせず、スーパーアーマーの様な仰け反りが無いまま反撃のパンチを鈍い音を上げながら炸裂させる!
因みにこのポージングはタイタスの能力を一時的に引き上げると言うしっかりとした意味のある物なので巫山戯てる訳では無いのだ。
『シェア!!
デュッ、ハァ!!』
『ハァァァ!!
ショア!!』
『シャァ!!』
一方ネクサス、ジード、タイガはタイラントを相手に2対1で戦っており初めての共闘で手探りながらも上手く連携を取りながら戦っていた!
と言うのもこのタイラントは初めはネクサス単独で戦おうとしたのだが、矢張り当時のウルトラ6兄弟の内5人を1人ずつ丁寧に倒した強豪怪獣故にネクサスだけでは止まらず、ジードとタイガがネクサスの援護に入りこれで漸く戦闘が拮抗していたのだ!
『タァァッ!!』
『キェア!!』
更にティガ、ゼットは残るゼットンとベムスターをそれぞれ相手取り、ゼットはベムスター相手にアルファエッジ特有の宇宙拳法の冴えを見せ付け、更にゼットスラッガーをヌンチャクの様に扱うアルファチェインブレードで攻撃し、迂闊に光線を放ち腹部の吸収口に吸われぬ様に立ち回っていた!
一方ティガはこのゼットンは確かにゼットンではあるが………タイラントと比べると育成がややおざなりなのか、自分一人でもどうとでもなりそうな個体であった!
その為マルチタイプのまま戦闘を継続しつつ様子見を行っていた!
「…さてマサキ、このまま我々は何もせずウルトラマン達に任せ切り…と言う訳には行きませんと言う事は理解してますね?」
「てめぇに言われなくても分かってらぁ。
魔装機神操者として、何より戦う力を持つ地球人としてあの怪獣達を放置する訳に行くかよ!!」
「結構。
では…行きますよ」
するとウルトラマン達の戦闘にサイバスターとグランゾンが突撃し、グランゾンはタイラントを詰ませるべくネクサス達との戦闘に乱入し、サイバスターはフーマのスピードに負けず劣らずの疾さでベルゼブ達をディスカッターで斬っていた!!
そのスピードを見たフーマはこの世界の地球人達の機動兵器が自身の自慢のスピードに追い付いた事に感心し、されど『風の覇者』の二つ名を持つ矜持があるのでサイバスターとスピードを競う様にベルゼブ達との戦闘を再開していた!
更にグランゾンはワームスマッシャーをタイラントの予測外の角度から当ててはネクサス、ジード、タイガ達が上手く攻撃出来る様に立ち回る…かと思えばグランワームソードで斬撃を行い、オフェンスとサポートを脅威的な思考速度で行い、ジードとタイガを驚かせていた!!
「オラオラオラオラァ!!
怪獣共、あたし等も相手だ!!」
「カチーナ中尉、余り先行し過ぎないで下さい!」
其処に再出撃したオクト小隊も戦闘に加わるとベルゼブ達にディバイトランチャーを当て、ジガンスクードはタイタスと共にゼットンを攻撃しながらベルゼブが隙を晒した時にギガ・ワイドブラスターで薙ぎ払う用意をしていた!
『この世界の地球人達は怪獣達とも上手く戦える程の力を…何が彼等に此処までの戦闘力を身に着けさせる事になっているんだ?』
そんな中、タイタスは『力の賢者』の二つ名に相応しくこの世界のウルトラマン達とも共に戦える地球人達の力にある種の疑問を感じ取り、何故こんな力を持つに至ったのだと考察を始めていた。
こんな怪獣達が現れてるからこの様な戦闘力を持った…と言うありきたりな物では先ず無いと考えていた。
何故ならゲシュペンストMk-IIやシュッツバルトが装備しているディバイトランチャー…あれはサイズが違えどスペースビーストが犇めいていたとされる地球が来訪者達の技術提供で生まれた対ビースト用装備と瓜二つなのだ。
となれば…と、タイタスはこの世界の地球の状況で最悪な想定を考察していたのだった。
そして、その答えが既に戦域に迫っていた!
「艦長、本艦の後方にビースト振動波を検知!!
スペースビーストが来ます!!」
「何ですって!?」
何とヒリュウ改の後方にビーセクタの大群…具体的に12体が現れ、ヒリュウ改に狙いを定めていた!!
流石にこれは想定外が過ぎる事態であり、オクト小隊はウルトラマン達と共に怪獣と戦闘している最中であり、援護が期待出来ない状況下であった!!
「しまった、ヒリュウ改が!!」
「くそ、スペースビーストめ…こんな時に現れやがって!!」
『あれは………スペースビースト!!
何でこの世界にスペースビーストが居るんだ!?』
『矢張り、この世界の地球人達はスペースビーストと戦闘し、これを殲滅する為にこれ程の力を!!』
オクト小隊はそれぞれ急いでヒリュウ改に戻ろうとするが、怪獣達がここぞと言わんばかりに進路を塞ぎ悪辣な対応を見せていた!!
更にジード達もスペースビーストの姿を見て驚愕し、そしてタイタスはディバイトランチャーと言うヒントを得ていた事によりスペースビーストがあの地球に無数に居ると最悪な考察が的中したのだった!!
そしてウルトラマン達も怪獣達を排除してあの戦艦をビーストの魔の手から救わねばと焦り、しかしその焦りが怪獣達が付け入る隙を生んでいた!!
「これは…万事休す、ですな…!!」
「まさか、スペースビーストがこの状況で現れるとは…いえ、あの人間の恐怖心を喰らうビーストの生態を考えれば、ホワイトスター近辺で戦う私達の前に現れるのも可笑しくなかった、と言う事ですね…!!」
そしてレフィーナはスペースビーストの生態を思い出し、偵察機の味わった恐怖やエアロゲイター達への負の感情を探知すればビーストが集まってしまうと言う答えに行き着き、主砲やミサイルのロックをビーセクタ達に向けるが…このままではヒリュウ改はスペースビーストの餌食になると言う結末が見えており、誰もがこの事態に最悪だと感じていた!!
それをシュウはグランゾンのワームホールを操る能力を駆使してヒリュウ改の援護を…としようとしたが、フーマ達が相手取っていたベルゼブの一部や目の前のタイラントがヒリュウ改の側に移動しようとするグランゾンを阻み始めた為、シュウは珍しく苛立ちを覚え始めたのだった!!
そうしてビーセクタがヒリュウ改に接近し始め…。
「フッ………白き魔星が現れ、この地に獣共と怪獣が揃うのであるならば………余が表舞台に出ても良い事になるな」
「えっ!?」
「…ほう、貴方が今この場に来ますか…マスターテリオン」
しかし、そんなビーセクタ達とヒリュウ改の間に逆五芒星の魔法陣が展開され、その中から
が、マスターテリオンとエセルドレーダはそんな咆哮など何処吹く風としながらも通信をヒリュウ改やオクト小隊、サイバスターとおまけにグランゾンに繋いでいた。
「この場に居る大半の者は初見であろう。
余の名はマスターテリオン、そして我が比翼連理の翼エセルドレーダだ。
そしてこれなる鬼神は余の
獣共の相手は余が自ら担おう、汝等は怪獣共を光の巨人達と共に屠り、この場から去るが良い」
「何だこの感じ…シュウの奴に似た、だが決定的な何かが違うこの感じ…てめぇは何者なんだ!」
「余の素性などこの場を収めし後、そちらの艦で幾らでも語っているも良い。
が、今はその様な問答をしている時間では無かろう、風の魔装機神の操者よ。
では問答はこれにて終いにしよう…さあ、余と共に踊ろうか、エセルドレーダ」
「勿論ですマスター…何処までも、何時でも、私は貴方と共に…」
かくしてリベル・レギスはそのままビーセクタの群れと向かい戦い…否、文字通り『踊り始めていた』。
その輪舞曲はマスターテリオンとエセルドレーダ、互いが互いに向けての絆を示す為の物。
観客はヒリュウ改や光の巨人達、輪舞曲の贄はビーセクタの群れ。
そうしてマスターテリオンとエセルドレーダはスペースビーストを前に踊り、戯れるのであった!
「何なんだ、あいつ等…スペースビーストを相手に、遊んでやがる…!!」
「これは…彼等はスペースビーストを敵とすら認識していない………ただの害虫を踏み潰す程度の感覚しか持っていないの…?」
「艦長、ビーセクタはあのマスターテリオンと名乗った者に任せ、我々はエアロゲイターが放ったと目される怪獣側を相手にしましょう。
あの雰囲気からして…彼等もまたシュウ・シラカワ博士と同様、邪魔立てしなければ何もして来ないでしょう」
「…そう考えるべきですね。
オクト小隊とサイバスターへ、私達は引き続き怪獣達を撃破し、この宙域離脱を図ります!!」
「賢明なご判断です、艦長」
そんな光景を目の当たりにしたレフィーナ達は困惑しながらも、ショーンからの助言もありオクト小隊とサイバスターには怪獣達を相手取りこれの撃破、然る後に離脱し情報を連邦軍全体に共有するべく命令を飛ばした!
その命令を受け、またマスターテリオン達の助力もありカチーナ達やマサキ、そしてその光景を見たウルトラマン達も焦りが落ち着き、共に目の前の怪獣達にその力を再び向けたのだった!
『アストロビーム!!』
『ゼットォン!! 【キィィィィィィン、キィン!!】』
タイタスは額のアストロスポットから放つビーム技であるアストロビームを放つも、ゼットンはその攻撃を見てからゼットンシャッターと言うバリアで防御してしまう!
だが………そのゼットンシャッターを『使わせる』事こそがタイタスの狙いだったのだ!!
『その隙は逃さん、はぁぁぁ、ワイズマンフィストォ!!!!』
【ドゴォォォォォッ、バリィィィィィンッ、ボォォォォンッ!!!!!!】
『ゼットォン!!?!?』
タイタスは全身の筋肉、そして光の力を拳に収束させて放つ渾身のパンチである『ワイズマンフィスト』を放ち、何と頑強で破られる事は滅多に無いとされるゼットンのバリア、それも強化版のゼットンシャッターを文字通り賢者の拳で砕いてしまったのだ!!
それを見たネクサス/ユーゼスやシュウもタイタスのバリアを誘いゼットンのテレポートを封じ、そして自慢のパワーでゼットンのバリアをも砕く力と知恵が上手く合わさった戦闘スタイルに感心していた。
そして、ゼットンはバリアを砕かれワイズマンフィストをマトモに受けた事でグロッキー状態になり、最早反撃する力も残っていなかった!
更にタイタスはジガンスクードに視線を移すと、何とゼットンとフーマ、サイバスターが押さえてるベルゼブの何体かの射線が重なり、今ギガ・ワイドブラスターを放てばゼットンごと倒せる位置に『誘導』していたのだった!!
「まさかあのマッチョのウルトラマン、俺の狙いに気付いてアシストしてくれてたのか?
…だったらサンキューな、助かったぜ!!
行くぜ、ギガ・ワイドブラスター!!!!」
『ぬぅぅん、プラニウムバスター!!!!!』
【ビィィィィィィィィ、ズドォォォォン、ビュォォォォォォォォン、ズドォォォォォォォン!!!!!】
そしてタスクはジガンスクードの胸部から放つ熱線であるギガ・ワイドブラスターを、タイタスは必殺の光弾であるプラニウムバスターを同時に放ちゼットンを撃破し、更にギガ・ワイドブラスターは後方のベルゼブ3体すらも巻き込んで撃破すると言う狙い通りの結果が生まれたのだった!!
ジガンとタイタスを口火にして怪獣の数が減った事で均衡が破れた事で状況が更に動き始めていた!!
「喰らいやがれ、怪獣!!!!」
「ディバイトランチャー、一斉射!!」
「スシュムナーを通じて…目覚めよ、クンダリーニ!!」
『ギィィィィィィィィィ!!!!?』
【ズドンッズドンッズドンッズドンッズドンッズドンッ、ドォォォォォォォォン!!!!!!】
カチーナ達はディバイトランチャーを斉射し、ベルゼブを2体、纏めて撃破し残るベルゼブはこれで2体のみとなっていた!!
カチーナも人間の力がスペースビーストと同様怪獣達にもちゃんと通じる事を証明し、鼻息を荒くしながら勝ち誇っていた!
…但し、今までの行動もあり、部下のラッセルはそろそろ堪忍袋の緒が切れる寸前である事を彼女は分かっていなかった。
『行くぜ、極星光波手裏剣!!』
「マサキ、今だニャ!!」
「ああ、行くぜ!
アァァカシック・バスタァァァァァァッ!!!!!!!!!」
【キィィィィィィン、キュイイイイイン、スガァッ、ズドォォォォォォォン!!!!!!】
そしてフーマの光輪系の必殺技である極星光波手裏剣とサイバスターのアカシックバスターの同時攻撃により残りのベルゼブは撃破される!!
フーマは自身のスピードに最後まで付いて来ていたサイバスターにサムズアップをしてそのスピードを讃えると、マサキはサイバスターのスピードを褒めてると察してフーマに笑みを浮かべたのだった。
『タァァッ、テッ、ハァァァ!!』
【ドガァッ、ドガァッ、ドガァッ!!!!】
『ゼットォン…!!!』
一方ティガはゼットンに優位を取らせぬ様に格闘攻撃を流れる様に叩き込み続け、遂にゼットンをグロッキー状態に追い込む事に成功する!
そして、ティガはその上でゼットンを抱えて正面が向かない様に投げ飛ばすとゼットンは真空の
『テュッ、タァァッ!!!! 【ヒュン、キィィィィィィン、ビィィィィィィ!!!!!!】
【ビィィィィィィ、ズドォォォォン!!!!!】
最後に止めとして放たれたゼペリオン光線はゼットンの横腹に直撃し、2体目のゼットンもカラータイマーを点滅させる前に撃破に成功する!
尤も、ウルトラマンは宇宙空間で戦う時には太陽光線を直に浴びる事となるので地球上で戦うよりもカラータイマーが点滅するのは遅くなる傾向があるのだ。
『行くぜハルキ、気合入れるぞ!!』
『押忍!!』
『ゼスティウム光線!!!!!! 「チェストォォォォォォォッ!!!!!!」【キン、キン、ビィィィィィィィィ!!!!!!】』
【ズドォォォォォォォン!!!!!】
更にゼットは上手くベムスターを弱らせ、ハルキと共に気合を入れてゼスティウム光線を放つ事でベムスターを見事単独で撃破したのだった!!
奇しくもハルキの居た地球ではヤプールの怨念が具現化した『殺し屋超獣バラバ』が現れる兆候により逃がしてしまったベムスターを他のウルトラメダルを使用したウルトラフュージョンを使わずにこの世界で倒した事により、ゼットとハルキは共にあの時よりも成長しているのだと己で証明したのであった!!
『ヒロユキ、他の皆が決めたみたいだ!
なら俺達もこのタイラントを倒すぞ!!』
「ああ、勿論だタイガ!!」
『タイガ、ネクサスさん、行きますよ!!』
『コクッ!』
そしてジード達もタイラントを相手に上手く連携を取りながら戦い続けた結果、後少しで撃破出来る所まで追い込み始めていた!!
そして3人のウルトラマンはそれぞれエネルギーをチャージし、必殺の光線を放つ用意を行い始めていた!!
「では、私もそろそろ幕引きをするとしましょうか。
空間歪曲、収束。
受けなさい…ディストリオン…ブレイク!!」
『テェアァッ!!!!』
『レッキングバーストォォォ!!!!!』
『ストリウムブラスター!!!!!』
【ビュォォォォォォォォン、ビィィィィィィィィィィ!!!!!!
ギュルルルル………キィィィィィィン、ブクブクブク、ズドォォォォォォォン!!!!!!!!】
そうしてタイラントへとディストリオンブレイク、オーバーレイ・シュトローム、レッキングバースト、ストリウムブラスターの4つの光線が放たれ、タイラントは最後の意地と言わんばかりにベムスターの吸収口を使用して4つの光線を吸収しようとしていた!!
が、ネクサスの技は分子分解能力があるので体内に吸収してしまうとそのまま分子分解に直結する為、吸収口内部からタイラントの全身がズタズタにされ、吸収能力が激減してしまい最後には吸収出来る量を超える結果となり、破裂する様に爆散したのだった!!
そうして怪獣軍団はオクト小隊、サイバスター、グランゾン、そして7人のウルトラマン達の手で全滅し、漸くエアロゲイター側の波状攻撃が途切れたのだった!!
『ギィィィィィィィィィ』
【グシャ、グシャグシャグシャグシャグシャ!!!!!】
『!?』
一方ビーセクタは、何とリベル・レギスを前に最後の1体になるまで共喰いを始め、ヒリュウ改部隊やマサキ、更にはこの現象を始めて目にしたウルトラマン達やシュウすらも驚いていた!!
その光景にグロテスクな物が苦手なカチーナはただでさえ見た目がグロテスクなスペースビーストが共喰いをした事で吐きそうになっていたが、何とか吐く事を免れ、それを最後まで見届けたのだった!
そして………最後の1体になったビーセクタは、群体だった頃よりも強化された個体となり、あのゴルゴレム:進化体の様にビーセクタ:強化体となるのであった!!
「ほう………どうやら獣共が強化体を生み出す仕組みは人の血肉と恐怖心を喰らい続ける他に同種による共喰い、そして強き個体が残る淘汰により起きる可能性があるのか。
しかし………元より弱き種が強化体となろうともこのリベル・レギスには及ばぬ事と知れ。
エセルドレーダ、術式解凍をしこの輪舞曲に終局を齎そう」
「イエス、マスター。
ハイパーボリア・ゼロドライブ、術式解凍…!」
【キィィィィィィン!!!!!】
しかし、マスターテリオンはそれでもビーセクタ:強化体はリベル・レギスの敵では無いと断じるとビースト細胞を完全に滅却すべく負の無限熱量を右手に宿して行き、宇宙空間で冷気が渦巻き始める!
「醜悪なる獣よ、触れれば消滅必至の奥義、味わうが良い」
「リベル・レギス!」
そしてマスターテリオンとエセルドレーダはそれぞれが普通の言葉とも取れる詠唱を行い、それにより負の無限熱量が臨界に達し右腕が白く輝いていた!!
そしてリベル・レギスがビーセクタ:強化体に己の無力さを知らしめるべく猛スピードで接近し、遂に零距離まで詰めるのだった!
「受けよ、ハイパーボリア・ゼロドライブ!」
【ズシャ、ピキピキピキピキピキピキ!!!!!】
「昇華!!」
【バリィィィィィンッ!!!!!!!!】
そうしてビーセクタ:強化体に放たれた負の無限熱量による絶対零度すらも下回る事で凍結、物質が絶対零度を下回る事で発生する反転移現象により昇華を発生させ相対する者を消滅させる必殺の呪法兵葬、ハイパーボリア・ゼロドライブである!!
これにより本来ならば分子分解やビースト細胞の核を全て焼却し、再生能力を封じなければ必ず再生してしまうスペースビーストを文字通り『消滅』させる事が可能なのだ!!
尤も、リベル・レギスならばウェーク島で見せた様にABRAHADABRAによる圧倒的なエネルギーで跡形も無く消滅させる事も可能なのだが、それは通常のビーストに有効であって強化体となったビーストには『有効では無い』と、『獣狩り』を裏で行っていたマスターテリオンは既に理解しているのでハイパーボリア・ゼロドライブの使用に踏み切ったのである!!
『す、凄え…何なんだ、アイツ…!』
『今のは…負の熱量が絶対零度を下回る事で起きる反転移現象による昇華を発生させたのか…!
もしや、アレがジョーニアスが私に教えてくれた
一方この世界に来たばかりのニュージェネレーションの面々はリベル・レギスの力に驚愕しており、更にタイタスはその発揮された力からU40にてウルトラマンジョーニアスが語った邪悪なる神話に記された『門にして鍵、一にして全なる者』とされる邪神が人を介して産み落とさせた邪神の落とし子にして
しかし、マスターテリオンは既に邪神から解放された後でありタイタスやニュージェネレーションの面々に穏やかな笑みを浮かべると彼等に念話を飛ばし始めていた!
『心配せずとも良い、今の余とエセルドレーダは邪神より解放され自由の翼を得た身。
負の象徴である事に変わりは無いが、世界の為に余の力を振るいエセルドレーダと共に舞い踊る事を誓おう、ニュージェネレーションヒーローズと呼ばれし新世代のウルトラマン達よ』
『ッ!!
僕達に念話を飛ばした…!?』
そしてマスターテリオンは心に思ったありのままの事実を念話として飛ばすと、ジード達はその力にも驚く…が、タイタス自身も先程までの警戒心が薄れる程にマスターテリオンは何処までも穏やかであった。
ジョーニアスが語った邪悪そのものとはまるで逆である様に。
そうして僅かに思考したニュージェネレーションヒーローズ達は………リベル・レギスに向かって頷き、その言葉を信じるのであった。
「敵機、及び怪獣の殲滅を確認しました!」
「此方も撤退するなら今の内ですな」
「そうですね…。
PT各機は直ちに帰還、本艦はこれよりこの宙域を離脱します!」
そしてエアロゲイターの波状攻撃が途切れた今が撤退のチャンスであるとしてレフィーナはオクト小隊に帰還命令を飛ばすと、カチーナも流石に機体の状態からこれ以上の戦闘は危ういと判断して渋々了解の信号を出してた。
「…私の出番は此処まで、と思っていましたが…どうやらあの魔星には怪獣を操る何かが秘められている様ですね…。
ならば、それを暴く事を選ばれた彼等に任せましょうか」
「何、どう言う意味だ、シュウ!?」
「マサキ、これ以上私を追っても無駄ですよ。
少なくとも…彼等がホワイトスターにある秘密を暴くまでは行動を起こすつもりはありません。
尤も、私の言葉を信じるかどうかは貴方次第ですがね、ククク…」
「て、てめぇ…!」
「それでは、ごきげんよう…」
【ギュォォォォンッ!】
更にそれに乗じてシュウはグランゾンと共に空間転移で何処かへと跳んで行った…のだが、その言葉からホワイトスターが何故怪獣兵器を操れるのかをビアンやマイヤーに選ばれた戦士達が暴くまでは行動しないらしかった。
本来ならば暫くは姿を晦ます予定であったのだが、矢張り怪獣兵器と言う想定外の産物があった為にシュウも予定を変更したのであったのだ。
尤も、そんな思惑はシュウ本人にしか預かり知らぬ事である。
そしてサイバスターのレーダー追跡から逃れて行くのだった。
更にヒリュウ改とオクト小隊、更にサイバスターと………オマケにリベル・レギスは合流しつつ戦闘宙域より離脱するのであった。
『では、我々もナイトレイダー本部へ帰還しよう。
新たなウルトラマン達…協力に感謝する』
『あの、何故スペースビーストがこの世界の地球に現れたのですか!?
それにこの世界に広がる因果の歪みは一体…!!』
『それは今この場で語るには話が長くなってしまう。
なので一旦地球のこの地点へ行くと良い、其処に君達にこの世界の情勢を正しく教えてくれる者達が現れるだろう。
では、また共に戦える時があらん事を…』
『シェア!! /タァッ!!』
次にウルトラマン側もジードの問い掛けにネクサス/ユーゼスが念話に加え、自らの手に光を収束させてジードにそれを手渡すと、それがカラータイマーへと吸収され、ジード…朝倉リクの手に地球のとあるポイントを示す座標が書かれた情報媒体が手渡されたのだった。
そして其処に行けば世界情勢を教えてくれる者達が居ると語るとネクサスとティガは高速で飛行しながらワープし、地球連邦軍に正体が悟られぬ様に去るのであった。
『ジード先輩、タイガ先輩、どうしますか?』
『…一先ずネクサスさんが語った地点に向かおう。
但しこの世界の人達に正体を知られない様に一度ネオブリタニア号に乗って、其処からステルス機能を起動して地球に降りよう』
『その方が良いだろう。
見るからに…あの白い衛星状の物体、アレは地球外の物、即ち異星人達の物であり、この世界の地球もまた異星人達に狙われている可能性が高いのだからな。
そんな地球に直通で降りれば要らぬ混乱を招く事になりかねないだろう』
『んじゃ、早速ネオブリタニア号に戻ろうぜ!』
最後にニュージェネレーションヒーローズ達はリクがマルチバース宇宙の移動に用いるネオブリタニア号…サイドスペースのリクが住まう天文台地下の星雲荘の正体であり、ベリアルの軍団であるテラー・ザ・ベリアルが使用していた保有していた戦列艦であった物に戻り、其処からステルス機能をフル活用しながら地球の指定された地点に降りる事となるのだった。
こうしてこの世界の戦いは新たなる局面へと至り、更に新たなる戦士もまた舞い降りた。
その先にある未来が何であるか、まだ誰にも分からぬのであった…。
此処までの閲覧ありがとうございました。
新たなニュージェネウルトラマン達がこの世界に参戦し、更に物語は混沌としますが上手く描けて行けたら良いなと思ってます。
因みに戦闘の組み合わせではフーマとサイバスターの『風』繋がりだったり、タイタスとジガンでマッシブ(攻撃と防御)繋がり、タイガとユーゼスはタロウの繋がりだったりと色々と組み合わせがありました。
なおシュウ本人の出番はまだOG1の中でまだありますし、今回から何とマスターテリオンがヒリュウ改と合流したので参戦します(!?)
次回は今回の戦闘後会話パートと地球に降りたリク達の話が中心となる閑話の予定になります。
次回もよろしくお願い致します、感想等もお待ちしてます!