スーパーロボット大戦OG 魔神伝   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、第35話目を投稿致します。
今回のサブタイは…意図的にこんな感じにしてますが、後々本当のサブタイが…?
さて、今回エアロゲイターが怪獣兵器を操れる理由が判明します。
と言ってももう知ってた、としか言えないでしょうが…。
では、本編へどうぞ!!


第35話『鋼のjadwgaqwdpw@(前編)』

「………よし、これでデータロックは外れた。

 後はそれらしいデータをピックアップするだけだ」

 

 情報チップの解析を行っていたユーゼス、ギリアムは全てのデータの中からエアロゲイターが怪獣を操れる理由をピックアップしてモニターに映していた。

 その中には『怪獣隷属化計画』や『地球怪獣捕獲計画』もあったが、それ等を無視してより原初の部分に踏み込み………その結果、あるデータが目に留まるのだった。

 

「………『宇宙恐魔人ゼット改造計画』だと?」

 

「…『協力者の手により齎されたレイブラッドの遺伝子、それを宇宙恐魔人ゼットに組み込み人工的なレイオニクスに仕立て上げる事に成功した』…。

 矢張り俺の予想通りレイオニクスがエアロゲイターに居たのか…。

 そして宇宙恐魔人ゼット…ゼットンに心を持たせた結果生まれた怪獣にしてあらゆるゼットンを操る存在、それがレイオニクス化すれば…その脅威は恐るべき物になるだろう…」

 

 その封入されたデータに記録された宇宙恐魔人ゼット、更に恐魔人ゼットにレイブラッドの遺伝子を組み込み人工的なレイオニクスに仕立て上げたと言った特大級の爆弾情報を聞きユーゼスも頭を抱え、ギリアムはレイオニクスが居るかも…と言う予想が当たり、このフラスコの実験室は『終焉の魔神』の存在も相まって本格的に可笑しいと感じざるを得なかったのだった。

 

「…兎に角、この情報をどうやってハガネ・ヒリュウ改部隊に共有する?」

 

「そうだな…「なら、俺達が正体を明かしてイングラムから然るべき時に情報を明かせって打ち合わせしてたって事にするか?」…ジャグラー」

 

 この情報をハガネ・ヒリュウ改部隊にどうやって共有するかを考えた所、其処にジャグラーが現れたのでヴィレッタも少し驚くが………ヴィレッタ側もジャグラーが連邦軍に紛れ込んでいる事を知っているので、それ以上の反応は見せなかった。

 そして、ギリアムは人工的な物とは言えレイオニクスが存在する為、最早ジャグラー達が正体を隠しながら活動していれば後手に回りかねないと判断し、頼まざるを得なくなっていた。

 

「…すまない、そうしてくれ。

 だが約束する、お前達の情報は必ずハガネ・ヒリュウ改部隊の内に留めさせる」

 

「へっ、信じてるぜ、この世界で出来た…俺等のダチよ」

 

 そしてジャグラーは情報チップを抜き取り、部屋から歩いて出て行く際に何時ものショウタ・ヘビクラ中佐の姿となりて全員をブリーフィングルームへと集めさせるのだった。

 そしてユーゼスもまた、レイオニクスが居ると判明したので此方もウルトラマンネクサスに変身する者として明かさねばならないと覚悟を決めるのであった………。

 

 

 

 

 それから数十分後、ダイテツとレフィーナがレイカー司令やノーマン少将から様々な角度から得られた情報より、一大反攻作戦『オペレーションSRW』の準備が整うまでの間陽動作戦へと入る事が決まってからの事。

 全員がブリーフィングルームへと集まるとダイゴやツカサ、クレナイもヘビクラとユーゼス、ギリアムが中心となり集合を掛けた事で事態を察し、話の流れに身を任せる事にしたのだった。

 

「全員集まってくれたな。

 ではこれより…エアロゲイターについて新たに判明した事実を明かしたい」

 

「エアロゲイターについて………もしかして、怪獣兵器を操る理由が分かったのか?」

 

「ああ………俺がイングラムから預かっていたこの情報チップ、これの解析に少し手間取ったが何とか全部解析出来た。

 其処で判明したのは………最悪な想定が現実になった事だ」

 

「…それって前に言ってたエアロゲイターにレイオニクスが居るかもって奴、だよな?

 マジかよ…」

 

 そうして集まった面々にヘビクラがイングラムから預かっていたと言う体で情報チップをコンソールに挿入し、データを見せながらエアロゲイターにレイオニクスが居ると話した所ツカサやクレナイも頭を抱える事態となっていた。

 またリュウセイもマニアとしての知識がこんな形で役に立つとは思わず絶句し………ダイゴは遂に自身達の事を話さねばならないと覚悟を決めたのだった。

 

「…しかしヘビクラ中佐、何故貴方がイングラム少佐からそんなに信頼を得ていたんだ?

 それに、何故それを黙っていたんだ?」

 

「ああ、その理由はな………【ブォォンッ】こう言う事だぜ、イルム」

 

「んな………ジャグラス………ジャグラー!?」

 

 更にヘビクラはイングラムから信頼をかなり置かれていた理由を自身がジャグラーだからと言う力技で納得させる様にするのだった。

 ダイテツ達はSSSSクラスの情報をそんなにポンポン明かして良いのかと少しは考えたが………ハガネ・ヒリュウ改部隊の隊員達は皆口は固い方なので恐らく大丈夫だと判断し、この件を黙認するのであった。

 

「待った、ヘビクラ中佐がジャグラーだって言うなら、クレナイ少佐は…!?」

 

「流石だなコウジ、お前もジュウゾウ博士達に似て頭が良いぜ【スッ】」

 

「そのアイテムに…カードに描かれているのは…!

 じゃあクレナイ少佐は、ウルトラマンオーブなのか…!?」

 

 其処にコウジの後押しもあり、クレナイはオーブリングとオーブオリジンのカードを取り出しウルトラマンオーブであると明かしたのだった。

 そしてダイゴとユーゼスもまた、クレナイの隣に立ちスパークレンスとエボルトラスター及びブラストショットを取り出してそれぞれウルトラマンティガ、ウルトラマンネクサスであると無言で明かしたのだった。

 

「おいおいおい…ウルトラマンは今まで人間に化けてたのかよ…!」

 

「化けてたと言うのは少し違うね。

 僕はティガの光そのものだから擬態型にあたるけど、ユーゼスやクレナイは紛れも無く人間で、ユーゼスはウルトラマンと融合しているタイプ、クレナイ・ガイはウルトラマンの力を得てそれを行使するタイプだよ。

 ただ、全員目的は一致してるけどね」

 

「目的…」

 

「そう、この星の皆が自立してウルトラマンの力が無くともスペースビーストや侵略を企てる宇宙人達と対等に渡り合い、平和を勝ち取るまで成長を見守る事だ。

 ハガネ・ヒリュウ改部隊は間違い無く俺達と並び立てるレベルになりつつあるが、地球人全体がこのレベルに到達しないと初めて自立出来た、とは言えないんだ。

 だから、それまでは俺達も戦ってやるさ。

 けどな、俺達がウルトラマンだって分かってもウルトラマンに頼り切りになる様な事は…まぁ、コウジやリュウセイ達を見てればそんな事は無いって分かるがな」

 

 更にウルトラマン達のスタンスである地球人全体の自立まで見守ると言う物を明かすと、リュウセイやキョウスケ、マサキにコウジ達もウルトラマンが徹底して地球人同士の争いに介入しなかった理由もスッと飲み込める様になり、タスクやジャーダは地球人全体がこの部隊と同レベルの戦闘力とバイタリティを得ないといけないとズバッと言われてしまい無茶だな〜と思いながらも………スペースビーストや異星人と言うとんでも無い脅威に対抗するにはそれしか無いとも考え、頷くのだった。

 …そして、ユーゼスもまた前回のイングラム救出作戦に必要になる物が何故その面子なのかと答えるべく、前に出たのだった。

 

「そして…此処からはユーゼスとしてイングラム救出に必要なメンバーや力を選出した理由を話したいと思う。

 …俺は確かにウルトラマンとして戦っている、これも事実だが…もう一つ明かさねばならない事実がある。

 それは俺とイングラムの間には決して切れぬ因果の楔が結ばれているからだ………そう、どの並行世界でも、俺とイングラムは必ずセットで現れるんだ。

 だからこそ俺はイングラムの事情も大体把握しているのだ。

 その上で………俺はエアロゲイターの本体、即ち『ゼ・バルマリィ帝国』と言う勢力の人間でもあった」

 

『!!!?』

 

「だが、今の俺はこの世界の記憶はメキシコ事変より前の記憶が無くなっているんだ。

 だからこの世界で俺は、それ以前に何をやったのかは俺自身も把握出来ていない…が、イングラムを死なせてはならない。

 イングラムが死ねばこの世界を存続させる未来への道がよりか細くなってしまう…そう判断し、俺はイングラム救出作戦を練りに練って、皆に伝えた訳だ」

 

 ユーゼスは自らがエアロゲイター…更にその上のバルマーの人間である事を明かすと、ダイテツ達もこの情報に衝撃を受けたが、それでも話し続けるユーゼスの姿勢にイングラムを何としても助け出さねばならないと言う使命感すら感じていた。

 そして、そうしなければ世界が存続させられないとまで話した所で………リュウセイがテーブルを立ち、ユーゼスを見ながら口を開いた。

 

「…なら、どうしてイングラム教官を助ける為にマジンガーやゲッター、仮面ライダーにウルトラマン、それにサイバスターやSRXが必要なんだ?

 ハッキリ答えて貰うぞ、ユーゼス」

 

「ああ…。

 先ず仮面ライダー、特に時の王者ジオウと世界の破壊者ディケイド、この両者はその場に居るだけで世界の在り方を変え得る力を持つ。

 その力をイングラムを縛る枷にぶつければ…イングラムを自由にする力となると考えたからだ。

 次にウルトラマンは………俺とイングラムは此処とは違う並行世界で、ウルトラマンと共に戦ったことがあるんだ。

 無論イングラムにはその記憶は今の所無いが…それでも奴の魂とウルトラマンとの間に結ばれた光の絆、それもまたイングラムを助ける一因になると計算している」

 

 リュウセイの問い掛けに一つ一つ答え始めると、ツカサやソウゴは確かにディケイド、ジオウの力は仮面ライダーの中でも特に…途轍も無く大きい為、イングラムを縛る枷とやらを壊すのに一役買える自負があった。

 次にウルトラマンと並行世界で共に戦った事があると言う言葉にジャグラーやガイは、O-50でも悪い意味で有名だったユーゼス・ゴッツォとそれを止める者、更にその隣にはウルトラマンや数多の戦士達が居たと聞き及んでいるので、その止める者が=イングラムであると直ぐに結び付けて納得するのだった。

 更にユーゼスは休まず言葉を紡いでいた

 

「次にサイバスターもまたイングラムと共に戦った事がある…そして、サイバスターのラプラスデモンコンピューターであいつのアカシックレコードを読み解き、閉ざされた道を観測して欲しいんだ」

 

「で、その閉じてる部分を力業でこじ開けるって事だな?」

 

「ああ。

 次にゲッターロボとマジンガーは…ゲッター線と光子力、その2つは世界の壁をも穿ち、そしてゲッターロボは進化の果てにあらゆる時を支配する皇帝となり、そしてマジンガーZの魔神パワーは因果律を歪める。

 この両者が同時に力を振るえば、イングラムが持つべき力がこの世界に顕現する、間違い無くな」

 

「…その『力』を呼び込むには因果律を少しでも歪める必要があるから、第6の魔神パワーを使えって事か…」

 

 更にゲッターロボとマジンガーZ、その行き着く果てをユーゼスは示唆すると、コウジはゲッターロボも『終焉の魔神』に似た存在に成り得る可能性があると知るが…今はイングラムを助け出す為に必要な要素だとして割り切り、ユーゼスの案に完全に乗る気で居たのだった。

 そして当のユーゼスは…特にリュウセイ、ライ、アヤに対して力強い視線を向けていた。

 

「最後にリュウセイ、ライディース、アヤ。

 お前達は特にイングラムと強い因果で結ばれている。

 そのお前達がイングラムを助ける一念でSRXの力を振るえば…イングラムの中の枷を壊し、イングラムが生きたまま真の自由を得させる事が出来る。

 だからSRXチーム…お前達がイングラム救出作戦の中で特に重要になる。

 それだけは留意して欲しい」

 

「私達が………」

 

「…」

 

「…ユーゼス、お前の目は嘘を吐いちゃいねえ。

 だから俺はお前を信じてやる。

 だからお前もイングラム教官を助け出す事に全力を尽くせよ?」

 

「ああ、約束する」

 

 そうしてユーゼスはSRXチームが1番重要な存在だと念押ししながら話し、リュウセイ達全員をイングラム救出に専念させるのだった。

 そしてリュウセイ達もまたイングラムの為にSRXへの合体を成功させると心の中で強く決意し、コウジもまた第6の魔神パワーを使う事を覚悟したのだった。

 更にツカサは…次の作戦はより大規模になると考え、クロガネにオーロラカーテンで飛ぶと、ニュージェネレーションヒーローズ達にゲッターチームと共に近場で待機させるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

───自動惑星ネビーイーム───

 

 

 

 

 

 その頃ネビーイームでは、ハガネ・ヒリュウ改部隊やその周囲に彷徨くクロガネ隊の実力の底を測る為、レビがイングラムを呼び出し命令を下そうとしていた。

 

「イングラム、次の作戦はお前が怪獣兵器を伴い出撃せよ。

 そして、ハガネとヒリュウ改の実力を引き出させるのだ。

 良いな?」

 

「…あ、ああ…」

 

「………?」

 

 しかし、当のイングラムが何やら不調をきたしている様な表情を浮かべており、レビは何があったかと思い観察していたが………イングラムはそのまま兵器管理区画へ向かい、『ズフィルードクリスタル』で複製されたR-GUNに乗り込み出撃しようとしていた。

 その周りには夥しい数の怪獣や超獣が居たのだった!

 

「(ふ、ふふ…いよいよ此処までか…。

 だが、此処でリュウセイ達に倒され…その未来を守る事になるのもまた…俺が辿る結末の一つ…だな…)」

 

 そしてイングラムは此処に至り漸く並行世界での己の結末を知り、だがそれもリュウセイ達の未来に繋がると満足して笑みを浮かべ………しかし、その直後にイングラムから人間らしい表情が消え、ハガネ・ヒリュウ改部隊の前に転移し始めるのだった。

 ………しかし、それでもまだ『黒き天使』は寄り添い続ける、イングラム自身の未来がまだ閉ざされていないのだから。

 そして………その影はより色濃くなり、顕現の時が迫っている事を己が身で示していたのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第35話『鋼のjadwgaqwdpw@』

 

 

 

 ハガネ・ヒリュウ改部隊はタクラマカン砂漠を航行し、敵がこちらへ来るならばそれを迎撃し、イングラムが来るならば全力で救出すると決意してる中、R-3のコックピットでアヤは集中して念を研ぎ澄ませていた。

 

「アヤ、ライ。

 次は多分イングラム教官が来る。

 その時は…」

 

「ああ、分かっている」

 

「私達と、皆の力で必ず…!」

 

 そしてリュウセイ達が互いに頷き合い、操縦桿を握る手に力が込められた…その時だった!!

 ハガネとヒリュウ改の両艦から警報が鳴り響くのだった!!

 

「前方に大規模重力震反応探知!!

 エアロゲイターが来ます!!」

 

「それにこの反応は…怪獣兵器も多数出現すると思われます!!」

 

「総員第一種戦闘配置!!

 直ちに出撃せよ!!」

 

 ダイテツの命令によりいの一番にセブンガー、ウインダム、ストライクチェスター、更にサイバスターとマジンガーZにグレートマジンガー、そしてSRXチームが出撃するとその後に機動部隊が出撃すると………転移予測地点にゼカリアやハバククに加えて多数の怪獣兵器、そしてR-GUNが出現したのだった!!

 

「R-GUN!?

 そんな、私がこうして乗ってるのに…!!」

 

「多分ありゃコピー品だろうな。

 にしても………」

 

「『最凶獣ヘルベロス』に『悪夢魔獣ナイトファング』、それに『殺し屋超獣バラバ』が3体に『ゼットン・ファルクス』が2体、そして………タイラントにギャラクトロンか。

 最早隠す気は0だな、ありゃ」

 

「フフフ…いよいよお前達の選別の時が来た。

 お前達全員の力を全て出し切って見せろ、サンプル達よ」

 

 そして怪獣兵器のラインナップから最早レイオニクスが居る事すら隠そうとしないと判断したハガネ・ヒリュウ改部隊に対してイングラムは冷徹にサンプルと言い切って力を見せてみろと煽って来ていた。

 ………しかし、その発言に対してリュウセイは違和感を覚え、その違和感を確信に変える為にある質問をしたのだった。

 

「イングラム………お前にとって俺達SRXチームは何なんだ?

 何故俺を選んだんだ?」

 

「愚問だな、お前達はサンプル55番とその付属品に過ぎない。

 そして、お前を選んだのもSRXの力を引き出すのに最適だと判断した為だが…どうやら見込み違いだったらしい。

 現にお前達は未だSRXへの合体を成功させていない…最早失敗作のサンプルには用は無い」

 

 リュウセイの問い掛けにイングラムは淡々とエアロゲイターのスパイとしての立場から答えると、キョウスケもマサキもコウジも以前まであった何処か人間味があったイングラムとは全く異なる言動に気付き、リュウセイはその確証を得る為にこんな問答をしたのかと察していた。

 そして………リュウセイは笑みを浮かべ、R-GUNのコピーを睨んでいた!

 

「…へっ、今ので大体分かったぜ、お前はイングラム教官じゃないな。

 確かに身体はイングラム教官だが、中身が違う…お前は誰だ!!」

 

「…フ、フフフフフ…お前達愚者がその真実を知る事は決して無い。

 やれ、ナイトファング」

 

『ギギャァァァァァッ!!!!』

 

【ビュォォォォォォォンッ!!!!!】

 

『っ、うあ…!!!!』

 

 リュウセイに核心を突かれた事を皮切りに、イングラムの身体を借りて何かしようとしている者はナイトファングに命じてSRXチームに悪夢を見せ行動不能にし始めた!

 更にゼカリアやハバククも怪獣兵器達と共に行動し、真っ先にSRXチームの撃墜を狙おうとしていたのだった!!

 

「おいユーゼス、これは…!」

 

「ああ、イングラムを操る『何か』はイングラムの救出を瓦解させようとしている…!!

 ゲイツ、ウォズ、すまないが俺達4人は直ぐに出る!!」

 

「ああ、行ってこい!!」

 

ライダータイム!

 仮面ライダー・ジオウ!』

 

KAMEN RIDE DECADE

 

 更にその狙いを看破したツカサ達もまた、SRXチームを守るべく先にディケイド、ジオウ、ネクサス、ティガへと変身しハガネ・ヒリュウ改部隊の前に立っていた!

 なお仮面ライダーの力は普通に人型機動兵器類や怪獣にもダメージを与えられるので、この様な戦いに参加しても何ら問題ないのだ!

 

「おいリュウセイ、ライ、アヤ、どうしたんだ!?」

 

「マサキ、今はリュウセイ達を守れ!!

 リュウセイ達がこうなってるのはあのナイトファングって怪獣に悪夢を見せられてる所為だ!!

 とっととナイトファングを倒してリュウセイ達を正気に戻すぞ!!」

 

「そうはさせん…R-GUNよ、転身せよ…!」

 

【ピキ、ピキピキピキ、バリィィィィィィン!!!!】

 

『…!?』

 

 更にリュウセイ達を守りながらナイトファングの撃破を狙おうとするヘビクラ達の前でR-GUNのコピーは鏡が砕ける様にその姿が変貌し、R-GUNの上下を逆さまにした様な機動兵器が宙に浮き、マジンガーZ達を見下ろしていたのだった!!

 

「なんだ、ありゃ!?」

 

「これこそが貴様達を地獄へと誘う使者…『R-GUNリヴァーレ』だ。

 さあ、束の間の希望を刈り取る時が来た…サンプル達よ、大人しく己の運命を受け入れるが良い」

 

「リヴァーレ………好敵手だぁ?

 はっ、俺等の仲間の身体で好き放題してる野郎が何ほざいてやがる………この落とし前、必ず付けさせてやるぜ」

 

 R-GUNリヴァーレと呼ぶ機体に乗る者は希望を刈り取るべく攻撃を怪獣兵器やゼカリア達と共に仕掛け、イングラム救出の要であるSRXチームの殺害を敢行しようとしていた!

 だが、ヘビクラは当然の事ながらこれ等の横暴に対して怒りを滲ませ………落とし前を付けるべくウインダムを駆り怪獣兵器達と戦闘を開始したのだった!!

 

「リュウセイ………早く起きろよ………!!」

 

「………艦長!!

 ゲッターチームと、新たなウルトラマン達が来ます!!」

 

「おうおうおう、かなり盛り上がってんじゃねえか!!」

 

「混迷混沌…SRXチームが動けない今は耐える時か」

 

『ティガ、ネクサス、俺達も力を貸すぜ!!』

 

 そして、戦場にゲッター1ゲッタードラゴンに加えてジードやタイガ、ウルトラマンゼット達も加わりSRXチームを防衛しながら敵と交戦し始めた!

 その中でコウジはR-GUNリヴァーレと直接対決し、ガン・スレイブを耐えたりしながらリュウセイ達が悪夢から目覚める時を待つのであった…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リュウセイ………お前には失望した。

 此処でライやアヤ共々朽ち果てるが良い」

 

「………っ!!」

 

 一方、ナイトファングの作り出した悪夢の中でリュウセイはイングラムの手で殺され掛かるが、R-1を動かしてその攻撃を耐えてライやアヤを守るのだった!

 しかし、そんなリュウセイにライやアヤが通信を掛け始めていた!

 

「リュウセイ………俺達には教官を救う事など無理だったんだ………」

 

「リュウ………もう、教官は………!」

 

「………ふう………これだけかよ。

 俺の決意って奴を鈍らせようとする物は?

 言っておくがこの程度じゃ俺は止まれねえぞ!!

 ライやアヤ、教官の声を借りて俺を惑わそうったってそうは行かないぜ!!」

 

 しかし、もう既に覚悟がガンギマリであったリュウセイに対してこの悪夢は逆効果であり、決意を鈍らせる所か寧ろ燃え上がらせる一方であった!

 ナイトファングも人間如きがまさかこんなにも覚悟がキマってる者が居るとは露にも思っておらず、新たな悪夢を見せて何とかリュウセイを、ライを、アヤを折れさせようとするのであった………が、この悪夢の世界に招かれた事で世界の理の境界線に立つ事となった3人は、『ある者』の介入を自然と許す事になるとはナイトファングは想定外であった!!

 

『………リュウセイ、ライディース、アヤ………』

 

「…!?

 お前は…」

 

『今イングラムを操る者は、因果律の番人の顕現を寧ろ狙っている節がある。

 それも全ては『終焉の魔神』を打倒し、自らが超越者になる為に必要な因子だと確信しているからだ。

 だがそれでもイングラムを死なせる訳には行かない…お前達の力を、この悪夢を壊しながら解き放つんだ…』

 

 その者は、イングラムを操る者は自身の介入や『黒き天使』の介入すらも想定内だとリュウセイ達に明かしたが、それでもイングラムの死は絶対に覆さねばならないので言葉を投げ掛け続け、リュウセイ達にナイトファングの悪夢を打ち破る様に促したのだった!

 そしてリュウセイ達は互いの隣に3人全員が並び立っている事を見えずとも確認し合い、そして操縦桿を握りしめていた!!

 

『頼んだぞリュウセイ、ライディース、アヤ…俺の、此処とは異なる世界の友よ…』

 

「…ああ、任せろ。

 行くぜ、ライ、アヤ!!」

 

「何時でも行けるぞ、リュウセイ!!」

 

「さあ、こんな悪夢とも呼べない物からおサラバするわよ!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

 

【ピキ、ピキピキピキ、ピキピキピキッ、バリィィィィィィィィィィン!!!!!】

 

 そして、ナイトファングの悪夢空間はリュウセイ達の気合と…リュウセイとアヤの高まった念動力によって砕け散り、その光景をリュウセイ達に声を掛けた者…ユーゼスとも違う白髪の青年は笑みを浮かべながら次はイングラムへと介入する準備を整えようと動くのであった…!

 

 

 

 

 

『輝きの力を手に!!』

 

ウルトラマンタイガフォトンアース

 

『変えるぜ、運命!!

 ジィィィィィィィィィドッ!!!!!』

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター!】

 

「闇を飲み込め、黄金の嵐!!」

 

ZERO BEYOND. GEED. BELIAL ATROCIOUS .】

 

『ご唱和下さい、我の名を!

 ウルトラマンゼェェット!!』

 

「ウルトラマン…ゼェェェェェェェェット!!!!!!!」

 

ULTRAMAN Z DELTARISECLAW

 

 一方その頃、現実空間では怪獣兵器を掃討するべくタイガは『フォトンアース』になりながらタイタス、フーマと共にバラバ3体戦い、ジードは『ウルトラマンキング』と言う伝説のウルトラマンの力をフュージョンライズした形態である『ロイヤルメガマスター』になり『キングソード』でヘルベロスとタイラントを斬り裂き、ゼットも『デルタライズクロー』となり、魔剣『ベリアロク』を携えながらゼットン・ファルクス2体と戦いナイトファングへの道を切り拓いていた!!

 更にそのナイトファングもティガとネクサスが戦い、撃破に向けて本気で攻撃を仕掛けていた!!

 

ATTACK RIDE BLAST!】

 

 更にディケイドもまたディケイドブラストでゼカリアやハバククを攻撃し、R-GUNリヴァーレに対して全力攻撃する余力を残しながら対応していた…が、矢張りリュウセイ達が目覚めなければどうしょうもなく、ナイトファングの撃破を急ぐ以外に他ならなかった!

 

「ククク…良いぞ、そのまま力を示し続けろ、サンプル共よ…」

 

「………やっぱ、お前はイングラム少佐と違って何も分かってないんだな」

 

「…何?」

 

 しかし、そんな中でコウジはマジンガーZを仁王立ちさせながらSRXチームの前に立ち、そしてイングラムを操る何者かにダメ出しをしながら言葉を投げつけ始めていた!

 そう…自身がSRXチームに寄せる信頼、その言葉を!

 

「リュウセイ達が今更悪夢だなんだ程度で止まる訳が無いんだよ…イングラム少佐を助け出す、その為ならあいつ等は喜んで悪夢だろうが何だろうが平気な顔で飛び込む、そんな事も分かっちゃいないお前にリュウセイ達を止められる訳が無いぜ!!」

 

「…!!」

 

『………おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!』

 

 そして、コウジの信頼に応えるかの如くリュウセイ達は…珍しくライも叫び声を上げながら目を覚まし、R-1達の双眸に光が灯ると共にリュウセイとアヤの念を測るT-LINKシステムの計器が臨界を突破し始めていたのだった!!

 更にその影響で裏モードである『ウラヌス・システム』が自動作動し、R-2パワードのトロニウム・エンジンの出力すらも完全安定化させていたのだった!!

 そしてその様子を見たコウジは…笑みを浮かべながら視線を向けていた!

 

「遅刻だぜ、リュウセイ、ライ、アヤ大尉!」

 

「ああ、すまねえ皆!!

 今から作戦を開始するぜ…ライ、アヤ、行くぞ!!」

 

「こちらアヤ・コバヤシ!!

 バターンOOCの使用許可を!!」

 

「…よし!

 ではこれより…イングラム・プリスケン救出作戦を開始する!!

 パターンOOCのプロテクトを解除する、各機はSRXチームを援護しろ!!」

 

「よっしゃぁぁぁぁ!!!

 ヴァリアブル・フォォォォォォォメイ、ションッ!!!!!!!」

 

 そして、リュウセイ達は前回失敗したパターンOOCを再び開始するとRシリーズは変形を開始し、更にアヤの念動フィールドの揺らぎは一切無く次々とパーツは変形合体して行き………そして遂に、R-2パワードの砲塔だった腕がR-1のシールド部のマスクを手に取るとそれを嵌め、50m級の1体の特機が此処に完成するのであった!!

 

「天下無敵のスーパーロボット、此処に見参!!」

 

「アレが…SUPER ROBOT X-TYPE…SRX!!」

 

「リュウセイ…!」

 

『…待っていたぞ、この時を…!!』

 

 そして、リョウト達も驚愕し、ラトゥーニやマジンガーZが歓喜しながらそのロボ………SRXへと目を向けると、皆一様にその姿から勇気を授かり、目の前の怪獣兵器やエアロゲイターの機動兵器群と再び戦闘を開始するのであった!!

 

「…フ、フハハハハ…漸く現れたか、SRX…!」

 

 更にイングラムを操る者もまた…SRXを打倒し、この世界の未来を我が物とする為にR-GUNリヴァーレを動かし、SRXと小手調べの殴り合いを開始していた!

 そして、ガイもまたオーブリングとオーブオリジンのカードを取り出し、作戦を第2段階に移行すべく怪獣兵器の殲滅を図ろうとするのであった…!!




此処までの閲覧ありがとうございました!
はい、エアロゲイター側には宇宙恐魔人ゼット、しかも何か変なルートでレイブラッドの遺伝子を入手して人工的なレイオニクスに仕立て上げてます。
なので宇宙恐魔人ゼットのゼットンを操る能力に付随して他の怪獣も操る能力が…?
そして今回、リュウセイ達はこれまで覚悟をガンギマッたお陰でほぼ自力でナイトファングの悪夢を破った他、その際にある青年が声掛けしました。
この青年の出番は次回まだあります。
更にSRXが遂に現れ戦闘を開始しましたが、果たして…?

次回もよろしくお願い致します!
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