スーパーロボット大戦OG 魔神伝   作:”蒼龍”

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皆様こんばんはです、第41話後編を投稿致します。
今回はゼットン軍団との対決から始まります。
その戦いはどうなるのか、宇宙恐魔人ゼットとの決着は?
その答えはこの先に。
では、本編へどうぞ!!


第41話『恐魔神の宴(後編)』

「アサルト1より各機へ、ゼットンに正面から光線、光学兵器を使うな、吸収された上でその破壊力を上乗せして返されるぞ。

 格闘戦、実弾を中心に使い、正面以外を取れるなら光線や光学兵器の使用を許可する。

 全員、全てのゼットンと恐魔人ゼットを倒し中枢部に突入するぞ」

 

「ああ、分かってるぜキョウスケ!!」

 

 先ずキョウスケの指示で格闘戦と実弾が推奨され、先手はSRXが取っていた!

 EXゼットンのバワーにリュウセイ達3人の想いに応えたトロニウム・エンジンがEXゼットンを超える力を引き出させ、ザイン・ナックルとブレードキックを繰り返したSRXの手によりEXゼットンが早速倒され、ゼットン軍団は人が相手出来ない存在では無いと証明したのだった!!

 

「しゃあ、これが俺達とSRXの力だぜ!!」

 

「ああ、流石だなリュウセイ、ライ、アヤ!」

 

「次は俺の番だ、ハイパーゼットン…推して参るッ!!

 ………其処だ!!!!!

 斬艦刀・疾風怒濤!!!!!

 我が斬艦刀に、断てぬものなし!!!!!!

 

 次にゼンガーのグルンガスト零式がハイパーゼットンとパワーでは『互角』の戦いになり、お互いに力では拮抗したので、ハイパーゼットンがテレポートを繰り返して火球で攻撃するにシフトしたのでゼンガーは防御していた。

 が、ただ防御するのでは無くハイパーゼットンの癖を見抜き、次に何処へテレポートするのかを把握する為の防御であり、その甲斐ありテレポート直後に零式斬艦刀で真っ二つに断たれ爆散したのだった!!

 なお、ハイパーゼットンレベルの火球を何度も受ければ今の超合金NZ(ニューゼット)メッキでも危ないらしく、これは本家の超合金NZ(ニューゼット)も同様とゼンガーは鉄壁の防御を敷いた今回の戦闘で判明させたのだった!!

 

「行くぜ、ドリル・アタック!!

 続けてスパイラル・アタック!!

 そして、計都羅睺剣・暗剣殺!!!!

 これが俺の真骨頂だぜ!!」

 

「フッ、やるじゃないかイルム」

 

 続いて2体目のハイパーゼットンはイルムのガストランダー、ウィングガスト、そしてグルンガストと目まぐるしく変形しながら攻撃した変幻自在の戦法の前に翻弄され、そして計都羅睺剣・暗剣殺をモロに受けてしまい爆散したのだった!!

 この時リンも究極!ゲシュペンストキックにてゼットンの腹をブチ抜き爆散させているのでこのほぼ絶縁状態の恋人同士も言葉では余り語らないが熱々なのは間違いなかった。

 これで後はイルムの浮気癖が治れば良いのだが、それが無くなるとイルムのアイデンティティを失うので困った物だともリンは考えていた!

 

「エクセレン、合わせろ!!」

 

「はいは〜い!

 んじゃ、ダイナミックになったアルトちゃんとヴァイスちゃんの共同作業、やっちゃいますか!!」

 

【ズドドドドドドドド、ドンドンドンドン、ビュォォォォォォォォォ、ズガァァ、ズガァァァ、ズドンズドンズドンズドンズドンズドン!!!!!!

 ドォォォォォォォォォォォン!!!!!!!】

 

 次に2体のハイパーゼットンに向かってキョウスケとエクセレンが光子力リアクター換装後で初のランページ・ゴーストを披露し、ハイパーゼットン2体は動きに惑わされた挙句アブゾーブも許さずに側面からオクスタン・ランチャーEモードと背面からCモードを喰らい、前方からアルトの3連マシンキャノンとスクエア・クレイモアの斉射で動きを釘付けにされた挙句ヒートホーンで押し出され、互いに背中合わせの状態にさせられてしまい…其処にリボルビング・ステークとオクスタン・ランチャーを突き刺され、引き金を引かれてしまい爆散したのだった!!

 こうして光子力リアクターと超合金NZ(ニューゼット)メッキさえあれば、従来のPTやAMでも十分ゼットンの上位種クラスの怪獣であろうとも戦える事を証明したジュウゾウとマリオンはマッドな笑みを浮かべていたのだった!!

 

「くっ!!」

 

「このゼットン達良い個体ばっかりじゃない!!

 避けるのが手一杯だわ!!」

 

「焦らないで、ジャーダ、ガーネット…必ずチャンスが来るから…!!」

 

 その近くでジャーダ、ガーネット、ラトゥーニの3人はゼットン3体の連携を前に回避に専念していた!!

 だがラトゥーニは仲間を信じ、チャンスは廻って来ると考えその時を待っていた!!

 すると………ゼットン3体の側面からプラズマ光輪とT-LINKフェザーが飛来し、ゼットン3体にダメージを与えた!!

 その隙を逃さすビルトシュバインはサークル・ザンバー、ヒュッケバインMk-IIはGインパクト・キャノン、ビルトラプターはグラビトン・ランチャーを的確に当てて爆散させたのであった!!

 

「無事か、3人共!」

 

「おう、ありがとうイングラム少佐、ウルトラマンジード!!」

 

「グッドタイミングでしたよ!!」

 

「…これで、皆の援護に回れる…!」

 

 そしてジャーダ達はアストラナガンとジードに救われた事で他の皆の援護に回り始め、ゼットン軍団と何とか戦いを成立させつつあったのだった!!

 

「リオ、僕が隙を作らせるから其処を!!」

 

「良いわよ、リョウト君!!」

 

「行けぇ、ソニック・ブーストキック!!」

 

「今よ、メタルジェノサイダー!!!」

 

【ズドォォォォォォン!!!】

 

 次にリョウトとリオが2人掛かりでゼットン・ファルクスを撃破し、DC戦争や今までの戦いを生き抜いて来た意地と力を見せ付けるのであった!!

 …そして、この場を『第三の凶鳥』さえあれば、このゼットン軍団とも有利に立ち回れる筈であったが、矢張りヒュッケバインMk-IIを作ったばかりの時代では無理な話であった。

 

「レオナちゃん、俺がセンターやるから止めを任せた!!」

 

「良くてよ、タスク!!!」

 

「喰らえ、ジガンテ・ウラガーノ!!!!!」

 

「其処よ、ソニック・ブレイカー!!!!」

 

【ズドォォォォォォォォン!!!!!】

 

 更にタスクとレオナもまたゼットン・ファルクスを共に撃破し、少し性能が低めな機体、又はパイロット能力が低い者でも2人掛かりならばゼットン軍団の強個体達をしっかりと相手に出来ると、鋼龍戦隊の隊員としての力を見せ付けていた!!

 更にその隣では、光子力リアクターを搭載していないグルンガスト2号機とグルンガスト弐式がそれぞれゼットンを2体相手取り、そして既に剣を構えていた!!

 

「受けろ、計都羅睺剣・暗剣殺、チェストォォォォォォォォォォ!!!!!」

 

「行きます、計都瞬獄剣!!!!」

 

【ズガァァァァァァァッ、ズドォォォォォォォン!!!!!】

 

 クスハとブリット、2人は念動力者の中でも力が強く、将来『龍と虎の超機人』に選ばれる善良なる者である。

 そんな2人の成長率も高く、ゼットン軍団を1対1ならば対応出来るまでに成長していたのだ!!

 無論リョウトやタスク達もそれは同じだったが、今回はグルンガストとグルンガスト弐式のペアだった為に出来た芸当だったと明記する。

 

「目覚めよ、クンダリーニ!!」

 

「ブラックホール・キャノン、デッド・エンド・シュート!!!」

 

 更にラーダのシュッツバルトのサポートをすべく、ヴィレッタのヒュッケバイン008Lがゼットンを2対1で相手取り、上手く側面から光線武器と重力砲を当てて爆散させたのだった!!

 此処までで既にゼットン軍団を14体、1分掛けて撃破しており恐魔人ゼットも「ほう…」と呟き、特に光子力リアクター機やマジンガーにゲッター、SRXとアストラナガン、サイバスターとグランゾンの力が特筆して高いと評価しており、ウルトラマンや仮面ライダー達も良い動きをするとしていた!!

 

「おいカチーナ、俺に合わせろ!!」

 

「リューネ、俺に合わせて!!」

 

「よっしゃ、行くぜ仮面ライダー達!!」

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

【ズジャァァァァァァ、ズドォォォォォォォォォン!!!!!!!!!】

 

 更にヴァルシオン改とヴァルシオーネはディケイド、ジオウIIと共に斬撃を行いゼットン・ファルクス、EXゼットン、ハイパーゼットン2体の計4体を同時に撃破し流れを鋼龍戦隊の方に向かせつつあった!!

 しかし………此処で恐魔人ゼットが動き出した!

 

「ならば、追加注文は如何かな?」

 

【ズドォォォォォォォン!!!!!】

 

『うわ、ゼットン軍団が更に40体も増えた!?』

 

『…増えた奴等は俺達トライスクワッドに任せてくれ!!

 ヒロユキ………俺達3人で編み出した新たな技に、お前の気合も乗せてくれ!!』

 

「分かったよタイガ、タイタス、フーマ!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』

 

 そんな新たなゼットン軍団に対してタイガトライストリウムは、ヒロユキ抜きでトライストリウムになる為の修行をした結果会得した姿にヒロユキと共にタイプチェンジすると、トライストリウムは虹色に輝きインナースペースのタイガ達3人のウルトラマンとヒロユキは虹色のオーラに包まれるのだった!!

 これがヒロユキが居ない中でもトライストリウムになる為に修行して得た姿、『トライストリウム』であった!!

 更に………此処にはヒロユキも存在する為、通常のトライストリウムレインボーよりも更に力が増した状態となっていたのだった!!!!

 

『行くぞ、『ストリウムバースト!!!!』』

 

 そして、七色に輝くトライブレードから超強力な斬撃を飛ばすと、ハイパーゼットンもゼットン・ファルクスもEXゼットンもゼットンも全てゼットンシャッターを使い防御しようとしたが、何とそのシャッターごと全て斬り裂いた上で撃破すると言う芸当をやってのけたのだった!!!!!

 

「す、凄え、全くダメージが入ってないゼットン軍団達を、一撃で…!!」

 

「これが、ウルトラマンタロウの息子、タイガ達の真の力…!!」

 

『そう…俺は太陽を抱く者、ウルトラマンタロウの息子、ウルトラマンタイガ、そして…』

 

生まれた星は違っていても!!』

 

共に進むべき場所は1つ!』

 

永遠の絆と共に!!!」

 

我ら…!!』

 

トライスクワッドだ!!!!』

 

 そして、追加のゼットン軍団を撃破したトライストリウムレインボーはその勢いのままヒロユキ・クドウと共にトライスクワッドの口上を力強く叫ぶと、恐魔人ゼットもゼットン軍団もビクリッ!!と気圧され、ネクサス/ユーゼスやイングラム、ギリアム、そしてリュウセイ達にコウジとマジンガーZ達、シュウやマスターテリオン達すらもこれこそが光の繋がり、ウルトラの絆と感じ取り心が打ち震えたのだった!!

 なおジャグラーは「優等生が…」と口ではそう呟くが、彼処まで愚直なまでの真っ直ぐさと地球人とウルトラマンの絆はそうそう無いので実はニヤけていたのだが、それはクレナイ・ガイ位にしか分からない事であった!

 

「…しかし、幾らタイガ達があんな力を振るえても、そう何度もゼットン軍団が追加されれば何れはレインボーストリウムバーストを放てなくなりますね」

 

「ふむ、なればこそ宇宙恐魔人ゼットを倒すのが先決か」

 

「ならばティガ、ネクサス、お前達が行け!

 此処は俺達で充分だ!!」

 

『…コクッ、タァッ/シェアッ!!!』

 

 しかし、幾らレインボーストリウムバーストを放てるトライストリウムが居ても何度も増援が出ればタイガ達の力切れが起きるのでイングラムがティガとネクサスを行かせる事を即座に決めた。

 そんなティガ、ネクサスはその言葉に頷くと、回転ジャンプをしながら恐魔人ゼットが立つ渓谷に降り立ち戦闘を開始した!!

 その間にダブルマジンガーはロケットパンチやミサイル系列を中心にハイパーゼットン2体を相手取り、トドメに背面から最大出力の光子力ビームを叩き込み、グレートブースターを直撃させて撃破していた!!

 

『タァッ、デュッ、ダァッ!!』

 

『シェアッ、フッ、ハァッ!!!』

 

『ふふふふ、中々やるでは無いかウルトラマンティガ、ウルトラマンネクサス。

 だが………まだまだだ!!』

 

【ズガァァァァァァァァァァ!!!!】

 

『デュアァァッ!!!?/フゥゥアァァァッ!!?』

 

「ティガ、ネクサス!!!!」

 

 そうして、幾許かの格闘戦の後にに恐魔人ゼットは刺股による攻撃でティガ達が意図的に距離を離させる様に仕向けた直後、何と通常個体には見られなかった紫色の電撃と火炎弾を混ざらせた攻撃を左手から放ち、ティガとネクサスに大ダメージを与えてしまった!!

 そしてティガのカラータイマーと、ネクサスのエナジーコア点滅脈動を始めてしまっていた!!

 特にネクサスのコアゲージの方はネクサスでは無くデュナミスト、即ちユーゼスの命が危険な状態に陥っている事を示す指標となっており、それを知るウルトラマン達やナイトレイダー、仮面ライダー達は焦り始めていた!!

 

「拙い、あのままではユーゼスが死ぬ!!」

 

『何だって!?』

 

「ならば、1秒でも早くゼットン軍団を掃討し、恐魔人ゼットを叩く!!」

 

 ゲイツの叫び声にリュウセイ達が驚愕する中、エルザムはゼットン軍団の掃討を更に手早く行い始めた!!

 カイのゲシュペンストMk-IIは明らかに質量が違い過ぎるゼットン・ファルクスを背負い投げし、倒れた所をジェット・マグナムを叩き込み撃破した!

 テンペストはヘビクラ機から譲り受けたシシオウブレードでハイパーゼットンのテレポート攻撃をカウンターで斬り裂き、更に十字に斬る事で撃破した!!

 エルザムはトロンベのチャクラム・シューターでゼットンを絡め取り、ハイパーゼットンに向けて投げ付けてぶつけて体勢を崩した所にGインパクト・キャノンを叩き込み2体を撃破する!!

 更にギリアムのゲシュペンスト・タイプRはスラッシュ・リッパーで体勢を崩させた所にニュートロンビームを叩き込みEXゼットンを撃破したのだった!!

 更にオーブオリジンはオーブトリニティになり、トリニティウムブレイクでハイパーゼットンを撃破し、ジャグラーのファイブキングも同様にゼットン・ファルクスを撃破したのだった!!

 

『フハハハハハ…お前達では我には勝てない。

 特にネクサス、いや、ユーゼス・タウル、貴様は絶対にだ』

 

『!?』

 

『貴様はバルマー人でありながら地球人として振る舞い、ウルトラマンとして戦い同胞のバルマーを敵対する………だが、その割にはスペースビーストの掃討数も其処まで伸びていない………貴様は本気で地球を護る気があるのか?

 そんな中途半端な覚悟故に、我には勝てぬのだ…!』

 

 更に恐魔人ゼットはネクサス/ユーゼスを挑発し、本気でこの世界や地球を護る気が無いとする様な発言をしていた。

 更にバルマーと敵対するにも中途半端過ぎるとも………ユーゼスには心当たりがあった。

 バルマー、エアロゲイターと本気で戦うならもっと早く『4機目のクロムチェスター』を完成させて実戦投入し、地球を護るにもノスフェルも進化体にさせる前に倒せた筈だった。

 だが…現にノスフェルは進化し、4機目の『クロムチェスター』も完成していない。

 自身が裏で考えていたディバイトランチャーに取り付ける『とあるアタッチメント』の情報公開も未だ連邦軍にしていなかった…それが中途半端だとユーゼスは感じ、ネクサスは地面を手で握り締め、反論がその口から出る事が無かった…。

 

『違う、ユーゼスは中途半端じゃない!!

 4機目のクロムチェスターも昼夜問わず開発に注力して要約7割を超えた時にジュネーブでの一件があったんだ!!

 その所為でロールアウトが大幅に遅れる事になったんだ!!』

 

「それに、バルマーと敵対するならやスペースビーストの掃討数に関してもDC戦争に巻き込まれない様にする、EOT特別審議会が保有技術に目を掛ける様にしない様に立ち回る、それ等の縛りがある中でゴルゴレム:進化体やその他強化体、通常のスペースビーストを倒していた。

 本気でバルマーと敵対するのに中途半端?

 その男の覚悟を、その男の言葉を、その男の全てを知らないでそんな的外れな指摘は止めて貰おうか。

 そいつ…ユーゼス・タウルは俺達『ナイトレイダー』のリーダーなんだからな」

 

「(ダイゴ、ツカサ…)」

 

「それに、ユーゼスは本気でイングラム教官を助けようと尽力してくれてたんだ!!」

 

「2人の間にどんな因縁があるのかは俺達は未だ分からん、だがそれでも…本気で少佐を救いたいと言う想いは伝わっていた!」

 

「そして、イングラムを事実救ってくれたわ!!

 アストラナガンと言うイングラムの新しい力も呼び起こしながら!!」

 

「(リュウセイ、ライディース、アヤ…!)」

 

 そんなユーゼスを庇う様に代表してティガ/ダイゴとディケイド、SRXチームがそれぞれ自分達の力になる様に、イングラム・プリスケンを救う為にそのリソースを割いていた事を叫ぶと、ユーゼスは目を見開きながら鋼龍戦隊の皆を見つめていた!!

 更に、恐魔人ゼットへ反論する者が更に現れる!!

 

「それに、我々が知る差異次元のままのユーゼスであるならばウルトラマンネクサスの力を得られる訳が無いのです。

 そう、差異次元の悪の首魁とも言うべき『ユーゼス・ゴッツォ』のままならば」

 

「そして…その男は『ユーゼス・タウル』だ。

 俺と悪しき因果で結ばれ続けている男とは何処か違う………そう、まるであの時の(・・・・)善と悪の狭間で葛藤し、それでも善を成そうと藻掻き…過ちを犯してしまったユーゼスに近くありながらも、それ以上に正しき選択を繰り返している………。

 だからこそ俺には言える、ユーゼス・タウルは本気でこの世界を、無辜の民を、仲間を護ろうとする熱き男だと!!」

 

 其処にシュウとイングラム、差異次元のユーゼスをこれでもかと知っている2人すらもユーゼス・タウルは本気で地球や『この世界』、無辜の人々を護る為に身を削っていると口にしたのだった!!

 オーブやジード達もそれに頷き、ウルトラマン達も同意する。

 何故ならメタフィールドはネクサスの身を削り、デュナミストの生命も消耗させ疲労を蓄積させる事を知ってるからだ。

 更にオーバーレイ・シュトロームも2発撃てば死ぬ危険性が高いとも………そんな力を仲間や無辜の人々の為に振るうその在り方は、正にウルトラマンの在り方そのものだったのだ!!

 

『おいユーゼス、とっととその人工レイオニクスをぶっ倒して証明しやがれ。

 お前の信念だとか、正義とかそんな俺にとって蕁麻疹が出る物をな』

 

「ユーゼス、諦めてんじゃねぇぞ!!

 お前だったら勝てるだろ、俺達と一緒に戦って来たウルトラマンネクサスで、ユーゼス・タウルならな!!」

 

「ユーゼスさん、立って下さい!!

 貴方は、こんな事で倒れる様な人じゃない筈です!!」

 

「ユーゼス!!」

 

「ネクサス!!」

 

『諦めるな!!』

 

「(………鋼龍戦隊の皆………シュウ・シラカワ………イングラム………ありがとう………こんな俺を、信じてくれて)」

 

 そうしてユーゼス・タウルを、ウルトラマンネクサスを皆が発破を掛けて立ち上がらせようとしていた!!

 その言葉には信頼と絆が詰め込まれており………『バルマーのユーゼス・ゴッツォ』では絶対に得られない光の繋がりに涙を流し、それはネクサスにも反映され光の涙が流れたのであった!

 そして………その確かな絆と繋がり、エナジーコアへと力として集まって行き、それは大きな輝きへと変わって行く!!

 

『なら………俺は諦めない、ユーゼス・タウルとして、ウルトラマンネクサスとして、このと共にあり続け、悪しき影になり得る光も、あの青き星や無辜の人々を狙う悪しき存在と戦い続ける!!

 それが私…いや、俺の決意だ!!!!』

 

 ユーゼスはその決意を口にし、ともこれから戦う未来を想起する言葉を発した瞬間、エナジーコアが眩い光を放ち、周りの者全ての目を眩ませた!!

 その光の正体は『コアファイナル』、本来ならアンファンスにしか起きない奇跡の現象がジュネッスにも発生し………そして、光が消えた瞬間、ネクサスは青いジュネッスにタイプチェンジし、エナジーコアも元通りの状態になっていたのだった!!

 

「あれは………!?」

 

ジュネッスブルー…本来デュナミスト1人につき1つしかないジュネッスが鋼龍戦隊の絆や光とやらで奇跡的に発現しやがったのか………あ~あ、これだからウルトラマンは………』

 

 ジャグラーが悪態をつきながらジュネッスブルーの名を口にした直後、ネクサスはティガに光エネルギーを分け与えてカラータイマーを元の青い状態に戻したのだった!

 そして2人のウルトラマンは頷き合い………再び宇宙恐魔人ゼットへと向き直り、そしてティガもスカイタイプにチェンジし、駆け出したのだった!!

 

「ブラックホール・クラスター、発射!!」

 

「インフィニティ・シリンダー、デッド・エンド・シュート!!!」

 

「ハイパーボリア・ゼロドライブ!!!」

 

 その間にも鋼龍戦隊は次々とゼットン軍団を勢いに乗って撃破して行き、最後は3体のハイパーゼットンをグランゾンとアストラナガン及びリベル・レギスが撃破し、残るは恐魔人ゼットとなっていた!!

 その戦いは、ジュネッスブルーとなったネクサスが右腕の『アローアームドネクサス』から光の剣『シュトローム・ソード』を生成して何度も刺股と鍔迫り合い、その合間を縫ってティガが攻撃を仕掛けていた!!

 更に『ポードレイ・フェザー』やパーティクル・フェザーも放ち、ハンドスラッシュと共に牽制したりを繰り返していた!!

 

『おのれぇ!!』

 

『シェアッ………【キュィィィィィィン】ハァ!!!!【ビィィィィィィッ】』

 

『ぐおわっ!!?』

 

 更にネクサスは敵の攻撃を吸収し、己の攻撃エネルギーに変換して跳ね返す『ナックレイジェネレード』を先程の雷撃&火炎弾に対して使用し、恐魔人ゼットにカウンターダメージを与える事に成功した!!

 更にシュトローム・ソードで何度も何度も刺股と鍔迫り合いながらも弾き返しては斬り付け………最後には刺股を真っ二つにしてしまったのだった!!

 そう、シュトローム・ソードにも当然ながら分子分解能力が備わっており、それにより刺股の分子構造を破壊し、真っ二つにしてしまったのだった!!!

 

『ぐ、うう、おのれぇ………!!』

 

『俺は…戦い続ける!!

を信じ、仲間と共に試練を乗り越える、それこそが………『ウルトラマン』だ!!!!

 シェァァァッ!!!!!!【シュゥゥゥゥ、ビュォォォォォォォォォォッ!!!!!!】』

 

『ハァァァァァァァァ、テェアッ!!!!!!!【ビィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!】』

 

『う、うぐごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?』

 

 最後にユーゼスは己の中の独自のウルトラマン像を確立した瞬間、ネクサスはシュトローム・ソードと左腕のアローアームドネクサスから発射される『アローレイ・シュトローム』を右腕で組み合わせて放つ、ジュネッスブルーの最大必殺である『オーバーアローレイ・シュトローム』を放った!!

 それに合わせてティガもスカイタイプの状態で放つゼペリオン光線を放つと、その2つは同時に着弾し宇宙恐魔人ゼットは更に下の層へと続く大穴を空ける程の大爆散を起こし、戦いに勝利したのだった!!

 

『やったぜ!!』

 

「ヒュ〜、さっすが俺達とウルトラマンと仮面ライダーって感じッスね〜!!!」

 

『これで、怪獣兵器達は無力化された。

 後は…ジュデッカだけになった訳か』

 

 コウジとリュウセイが大喜びし、タスクが自画自賛しつつ鋼龍戦隊とウルトラマン、仮面ライダー達の力でこの死闘を乗り切った事を痛感したのだった!

 そしてオーブが冷静に人工レイオニクスの宇宙恐魔人ゼットが倒れた事により怪獣兵器は全てコントロールから外れて野良怪獣になるか、機能停止するかの2択となり残る敵はエアロゲイターの兵器とそれを統率するジュデッカのみとして、ネクサス達が空けた大穴を覗き込むのであった!!

 

「全てのエアロゲイター兵器群、並びに怪獣兵器と宇宙恐魔人ゼットの撃破を確認しました!!

 更にあの大穴から中枢部へ一気に突入可能だと思われます!!」

 

「よし、機動部隊とウルトラマン、仮面ライダー達は直ぐに帰艦し補給しつつあの大穴へ突入を」

 

『ジェア…!!』

 

『っ、ネクサスさん!!』

 

『大丈夫っすか、ネクサス先輩!?』

 

 そうしてクロガネ、ヒリュウ改は機動部隊やウルトラマン、仮面ライダーの帰艦を確認後大穴に突入しようとした…その時、ネクサスが膝を突きその場で僅かに動けなくなってしまった!

 更に光が溢れ、それが消えるとジュネッスブルーは元のジュネッスに戻ってしまっていた!!

 

「あ、あれ、ネクサスのジュネッスが青い物じゃ無くなった!?」

 

『まさか…火事場の馬鹿力とおんなじ奴だったのか?

 チッ、アレがアレば少しは戦力がマシになるのによぉ〜』

 

『すまない………だが、先の絆との結集によりジュネッスの力も増した感じがする。

 だから戦力そのものは向上したと約束出来るぞ』

 

 どうやらジュネッスブルーへの覚醒は一時的な物だったらしく、ジャグラーは糠喜びし、タスクは「ホンマデッカ〜」と残念がっていた。

 しかし、ユーゼス曰くジュネッス自体の全体能力値が上がった感じがあり、戦力向上は間違いなかった様だった。

 ビアンもその裏付けとして今のネクサスの能力値とこの戦闘にはいる前のネクサスの能力値を比較した所、矢張り今の能力値が約3割増しになってると分析していたのだった。

 

「…兎に角、ネクサスにも何も異常が無いならこのままこの大穴を突き抜け中枢部へ向かうぞ。

 いざと言う時はクロガネの艦首超大型回転衝角で穴を空け、其処から突入する。

 以上、全員帰艦せよ」

 

 それから改めてダイテツからの帰艦命令を受けてディケイドとジオウも紫外線除染設備で除染して漸く変身解除出来る様になり、ウルトラマン達も艦内に帰艦後変身解除し、直ぐにウルトラコンバーター再現装置に入り込みジュデッカとの決戦に備えるのだった。

 果たしてこの大穴は何処まで続くのか…その答えは、大穴に入った瞬間、アヤが真っ先に感じ取った念によって明らかになるのだった…!!




此処までの閲覧ありがとうございました!
トライストリウムレインボーですが、今回は工藤ヒロユキが居たのでかなりパワーアップし40体のゼットン軍団増援を一気に屠れましたが、ヒロユキ抜きだと15体位が限界でした。
そして、一時的にですがネクサスがジュネッスブルーに覚醒し、スカイタイプのティガと共に宇宙恐魔人ゼットを撃破しました。
そしてネクサスは今後の能力は今までの3割増しになりますのと、OG2でのちょっとした布石を打たせて貰いました。
OG2になったらそれが分かる時が来るのでしばしお待ち下さいませ。
なお、スカイタイプのゼペリオン光線は一応没映像に存在していたと記憶してるので出しました。
パワータイプが撃てるなら当然スカイタイプも撃てるよね理論です。

次回もよろしくお願い致します、感想等もお待ちしております!
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