スーパーロボット大戦OG 魔神伝   作:”蒼龍”

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皆様こんばんはです、第42話を投稿致します。
何と、今回は1話完結の物になっております!!(なお文字数)
そしてウルトラマン達が切り札を切ったので、なら次は当然………。
そして、本作に於けるレビ・トーラーとの決着を目撃して下さいませ。
では、本編へどうぞ!!


第42話『最終地獄の超克』

 ───シャンハイ・L5宙域───

 

 

 

 

 一方その頃、ネビーイームの外では外の戦力を内部に入れて鋼龍戦隊への挟撃を捺せぬべく、地球軍艦隊と機動部隊が怪獣兵器も含めてそれを止めていた!!

 そんな戦場に…1つの変化が訪れたのだった!

 

「リ、リー艦長!

 怪獣兵器が突然ソルジャーやフラワーを攻撃して逃走!!

 地球圏外へ離脱しました!!」

 

「何…!?

 まさか、人工レイオニクスとやらが鋼龍戦隊により倒されたのか!!」

 

『此方グレートアーク、先程ホワイトスター内部にて大規模な爆発が起き、中枢部に近き場所まで鋼龍戦隊の反応が移動し始めている!

 恐らく宇宙恐魔人ゼットが倒されたものと思われる!!』

 

「ならば、我々の任務は変わらず中枢部の破壊まで持ち堪える事ですね、ノーマン少将?」

 

『ああ、それに怪獣兵器が消えた分一気に楽になったな!』

 

 何と怪獣兵器が一斉に逃げ出してエアロゲイターのコントロールから抜け出た事から、ノーマン少将もリリー中佐もリーも鋼龍戦隊が人工レイオニクスを打倒したと判断したのだった!!

 そして…残るは中枢部のジュデッカと呼ばれる機動兵器を倒すまで持ち堪えるのみとなり、ノーマン少将やリー達は強がりを言いながら戦闘を再開したのだった!!

 鋼龍戦隊が勝つその時を信じて…!!

 

 

 

 

 

 

第42話『手にするは両刃の剣』

 

 

 

 

 

 鋼龍戦隊は機動部隊を展開し、ウルトラマン達はオーブは既にトリニティフュージョンを、ジードもギガファイナライザーを使いジュデッカと戦う気で満々だった!!

 一方のディケイドとジオウもまた、『切り札』を切る時が来たとして既に準備を終えながらコンプリートフォーム、ジオウIIに変身しつつ出撃した!

 そしてSRXも合体し、周りを見渡せば…此処は兵器開発プラントとも違う、アイドネウス島のDC要塞中枢部に近い雰囲気があった!

 

「教官、此処が…?」

 

「ああ、そうだ。

 此処こそがネビーイームの中枢部だ。

 そして………来るぞ!!」

 

【キィィィィィィィィィィィン!!!!!!】

 

『ッ!?』

 

『こ、この邪気は…!!』

 

『いよいよ本命か…!!』

 

「これは…テレキネシスαリンク指数14!?

 今のリュウセイやイングラム少佐、アヤでも8なのに!?」

 

 そして、念動力に目覚めている者…イングラムも含めて全員の頭に火花が散った様な感覚が襲い、ウルトラマンやジャグラー、仮面ライダー達の方は途轍も無い邪気が来たと思いながら身構えていた!!

 更にラーダが図ったテレキネシスαリンク係数を調べ上げた所、鋼龍戦隊の誰よりもズバ抜けて高い強念を放つ者が来ると驚愕させていた!!

 そして、ヴァイクル・ベンを砲台代わりに配置しながら1番奥の開けた空間にそれ………ネビーイームの中枢を司る巨大機動兵器ジュデッカが現れたのであった!!

 

「ようこそ地球人共、我が名はレビ、レビ・トーラー、エアロゲイターの支配者だ」

 

「イ、イングラム………!!」

 

「………レビ、矢張りジュデッカを動かして来たか」

 

「当然だ裏切り者、それにそのアストラナガンを回収し、バルシェムでありながら念の力に目覚めたお前もサンプルとして調べ上げねばならないからな。

 よって地球人達への歓迎と快進撃を終わらせる為に私とジュデッカは此処に来た訳さ。

 …さて、選ばれしサンプル達、クラス・ギボルとクラス・オール・クラス・マスケの候補者達よ。

 大体の事はイングラムやユーゼス・タウル、恐魔人ゼットから聞いてるだろうからもう話す事は無いと思うが…何か聞く事はあるか?

 ジュデッカを動かさせた褒美に答えてやる」

 

 そしてレビはジュデッカを動かしながら鋼龍戦隊相手に余裕を見せ付けながら、イングラムとアストラナガンの捕縛と快進撃の褒美に質問に答えると言う敵の親玉ムーブを取った為、ならばと質問が飛び出した。

 

「地球人を狙った理由は具体的に何故だ?」

 

「数年に渡る調査の結果、お前達地球人は他星の人種に比べて精神が未熟ながらも…その他星の技術を短時間で吸収し、応用・発展させる能力と闘争本能が極めて強い柔軟且つ優秀な知能を持つ人種であると分かった。

 更に魔装機神やマジンガー、ゲッターロボと呼ばれる兵器の様に…地球には独自の技術力で超高性能な兵器を造り出す文明や技術者が存在している。

 つまり、地球人は…この銀河系の中でも、類い稀なる力を持った優性戦闘種族なのだ。

 そんな存在をある程度我々の技術を提供した上で鍛え上げ、進化を促し、そして我々が与えて来た試練を乗り越え兵器として完全に熟成し切った瞬間を狙い『収穫』をする為だ」

 

「ならば、バルマー本星の位置を貴女は把握していますか?」

 

「いや。

 いざと言う時の対策の為に私にすら教えられていない。

 このネビーイームを調べれば出て来るかもだが…尤も、私が健在でジュデッカが起動している今ではグランゾンであろうともハッキングは叶わず、私とジュデッカが万が一敗北すればバルマー本星に関するデータは全て破壊される仕組みになっている。

 残念だったな、シュウ・シラカワ」

 

「(…当然ですが、その様なネットワームは安全弁として付けてありますか)」

 

 レビにそれぞれビアン、シュウが質問を許されたので行うと、矢張りバルマーは地球人を兵器として育成し、それを収穫と言う名の簒奪を行う事で力を更に得ようとする魂胆があった事が伺い知れた。

 更にバルマー本星の場所もレビに知らされていない、イングラムもそのデータを見つけられなかった事から、ネビーイームの何処かに隠されているとしてもレビとジュデッカを倒さねばデータを得る権利は得られず、肝心のレビとジュデッカを倒せばバルマー本星に関する全てのデータが消し飛ぶ様になっている為、今の地球がバルマー本星を知る事は不可能であった。

 

『なら、てめえ等はどうやってニュージェネレーションヒーローズや平成ライダー、特にジオウ辺りまでの情報を得やがった?』

 

「無論、ネビーイームを創りし者が『知っていた』からに過ぎんさ、ジャグラスジャグラー」

 

「なら、ジオウやウルトラマンゼット以降のライダーやウルトラマンすらも知っているのか?」

 

「ご想像にお任せするよ、仮面ライダーディケイド」

 

 更にジャグラーとディケイドで切り込んだ質問を行うと、レビはネビーイームを創りし者…バルマー、即ちこの世界の何処かに居るもう1人のユーゼスが知っていたからと答えつつ、ゼット以降、ジオウ以降の『令和ウルトラマン』、『令和ライダー』を知っているかの部分だけはははぐらかされてしまい要領を得なかったのだった。

 

「さあ無駄話は此処までだ。

 お前達に私とジュデッカを倒す事は出来ない。

 大人しく我が軍門に下るが良い」

 

「はっ、宇宙恐魔人ゼットと似た様な事を言ってるぜ。

 だったらこのコウジ・カブトが代表して返事してやるぜ………答えはNOだ!!!!

 俺達はお前達が何であれ、地球人と地球の作った兵器を簒奪する事が目的ならば、そんなの黙って受け入れる訳無いだろうが!!!

 だから全力で抵抗して、ぶっ倒させて貰うぜ!!!!」

 

「………ふ、ふふふふふ…流石はクラス・ギボルの中でもより選別された『クラス・セディーム』候補の1人だよコウジ・カブト、そしてマジンガーZ。

 ならばお前達を力で排除し、地球を我が手に収めさせて貰うとしようか」

 

「上等だ、俺達やゲッターロボの前でそんなバカな事がやれるってんならやってみやがれ!!」

 

「俺達は、俺達の意志で此処まで来て、イングラム教官に教えられたから此処まで強くなれたんだ!!

 お前達が強くしたなんて思い上がってんじゃねぇ!!」

 

「ならば、貴様等の檻たる魔星ごと叩き斬ってくれる!!」

 

「うふふ…お前達の力でもこのネビーイームの中枢を司るジュデッカを倒す事は出来んさ。

 その名の通り…最終地獄を見せてやる」

 

「…フッ…フフ…」

 

 そして言い切る事を言い切った後はお決まりの軍門に下れをコウジ、リョウマ、リュウセイ、ゼンガーが啖呵を切ることで全力で拒否し、レビによってジュデッカの力で地獄を見せるとまで言われたが………此処まで来てビビる者は誰も居らず、あしゅら男爵すらもよい笑顔を向けながらガラダK7、ダブラスM2を操りながら逆に指をクイクイ動かし、『掛かって来い』と挑発したのだった!!

 そして…キョウスケは何故か笑っていたのだった!!

 

「キョ、キョウスケ?

 何で此処で笑って…?」

 

「いや…俺は幸せ者だと思ってな。

 …此処で命を賭ける事が出来るとは」

 

「あちゃあ…こんな時まで何時もの病気が…」

 

 しかもキョウスケが笑っていた理由も賭け狂い、ギャンブラー特有のそれであった為だと知り、エクセレンも頭を抱え、コウジとあしゅら男爵はズッコケていたのだった!

 一方Dr.ヘルはあの様な男でなければ鋼龍戦隊の機動部隊の指揮を取れないと判断し、サオトメはゲッターロボのテストパイロットにでもしてみるか?と考え始めていたのだった。

 そして…キョウスケが各機所か、ネビーイームの外に届くまでクロガネ、ヒリュウ改の通信設備を使い、己の魂の指示を飛ばし始めていた!!

 

「アサルト1より各機…いや、この通信を聞く、全ての者達へ…!

 この一戦に俺達の命と、地球の命運を賭けるっ!

 外れれば無一文所か全てが終わる、だが…当たれば億万長者だ…!

 全賭けで行く!!」

 

「良いじゃんそれ!

 なら、俺とマジンガーZも全部チップを賭けるぜ!!」

 

『そして………勝つのは、我々地球を護る剣達だ!!』

 

「なら、絶対に勝て…!

 以上だ」

 

 そんなオープン回線を聴いた鋼龍戦隊の面々も、外で奮闘している地球軍艦隊も、その全ての士気が爆上がりし正しく地球全体による『オール・イン』を行い気迫が入り、魂が震えたのだった!!

 ジャグラーはそんな地球人だから面白えと考え、ウルトラマン達もまた共に歩むべき友であるべきと考え、仮面ライダー達もそんな人間の尊厳と自由を守るべきだと考え身構え始めたのだった!!

 

「…やっぱ、良いなあ…あいつ…」

 

「あの、エクセレン少尉、聞こえちゃってますよ!!」

 

「!!!!!!!!!

 えっ、嘘、サヤカちゃん!?

 も、もももももももしかして…今の、皆聞いちゃって…」

 

「「ふふふ、我々はこの半々の身体の素体は夫婦だった者だったのだ。

 だから言えようエクセレン少尉…恋せよ乙女、そして男のハートを掴め、とな!!」」

 

「…むぐぐ…エクセレン・ブロウニング、一生の不覚…」

 

 そしてエクセレンはまさかのオープン通信でキョウスケに本音の惚れた発言をしてしまい、皆に聞かれると言う不覚を取ってしまったのだった!

 ブリットは流したのだが…あしゅら男爵は寧ろ煽って来たのでエクセレンの顔は茹でダコの様に赤くなってしまったのだった!!

 

「集中しろ、エクセレン。

 此処での戦い…決める…」

 

「愚かな男だ。

 魔神パワーなる未知なる力を有する魔神を駆る訳でも強念者でさえない…ただ機動兵器の扱いに優れていると言うだけ…勘と運だけで…私に戦いを挑むか」

 

「その勘と運ってのが、ここぞと言う時に半端やないんやで〜」

 

「御託は良い。

 もうコールは済んだ。

 …あと出来る事は、伏せたカードを見せるだけだ」

 

「カードだと?」

 

「そう。

 やる事は1つ…お前を…ただ、撃ち貫くのみ!」

 

 そしてキョウスケ達によるオール・インと伏せられたカードでジュデッカを狩る、その発言を合図に全員が突撃し、移動砲台代わりのヴァイクル・ベンを次々とスクラップに変えて行き、遂に2分足らずであっと言う間にジュデッカの目の前まで辿り着きヴァイクル・ベンは全てスクラップに変えられてしまったのであった!!

 それもウルトラマン達やファイブキング、ディケイド、ジオウIIも攻撃に参加した事もある為だが………矢張り鋼龍戦隊の戦闘能力が一戦一戦重ねる度に異様な速度で向上していると言う側面も強かったのだ!!

 

「ほう、中々やるでは無いか。

 だが、ジュデッカに近寄り過ぎるのは…危ないよ?

 第2地獄…『アンティノラ』!!」

 

 だがジュデッカは迂闊に集まった者達を地獄に誘うべく、周囲を己の作り出した力場で氷片を作り射出し、凍結させるMAPW、アンティノラを使用して弱い者も強い者も等しく凍結させようとした!!

 だが、ジャーダやガーネットすらも自力で避けた挙げ句、マジンガーもゲッターもSRXも防御し切り、超合金NZ(ニューゼット)メッキを施した機体も施されなかった機体も避けたり耐え切ったりした!!

 更にあしゅら男爵はDr.ヘル譲りの地獄流空手を使い氷塊を殴り粉砕してしまっていた…それも機械獣では無く『生身のあしゅら男爵』が、である!!

 

「何!?」

 

「「フッ、アンティノラ…4つの地獄の層の2つ目がこんな程度とは片腹痛いわ。

 では、続けて私の地獄流空手の餌食になって貰おう!!

 はぁぁ!!!【ドガ、ドガ、ドガァァァァッ!!!!!】

 フン、フン、フン、フン、フン、フン、フン、フン!!!【ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!!!!】

 でりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!【ドガァァァァァァァッ!!!!!!】

 

「うぐ…しまった、仮面ライダー以外の生身の人間サイズに念動結界が作動しない様にしてた為に手痛い先手を貰ったか!

 ならば念動結界の設定変更…これでもう先程の地獄流空手とやらは通用せん!!」

 

「ならば叩き斬るのみ!!

 往くぞブルックリン!!!!」

 

「はい、ゼンガー少佐!!!!」

 

「手伝うぞ、ゼンガー!!」

 

『チェェェェストォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!』

 

「其処にこの俺も加わって、4重斬撃だぜレビ・トーラー!!」

 

【ズガァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!】

 

 だが、念動フィールドSの設定を変更した矢先にゼンガー、ブリット、テンペスト、そしてイルムの機体の剣がフィールドを叩き破りながら斬撃を喰らわせ、手痛いダメージを与える…が、このジュデッカも当然ズフィルードクリスタルで作られているので、斬撃箇所も打撃痕も修復されつつあった!!

 其処にジャーダとガーネットも攻撃に加わろうとした瞬間、レビがカウンターを仕掛けて来る!!

 

「舐めるな!

 第1地獄…カイーナ!!」

 

「うわっぶねぇジャーダさん!!!!」

 

 ジュデッカはサソリ型の姿に変形し、4本の腕を使い前進しながら体当たりし、尻尾で突き刺そうとして来た!!

 しかし、それをマジンガーZとジガンスクードが盾となり防ぐと、その影からジャーダ、ガーネット、更にラトゥーニが飛び出して来た!!

 

「このチャンスは!!」

 

「逃さないわよ!!」

 

「…当てる!!」

 

 そして、マジンガーZとジガンスクードがジュデッカを取り押さえてる間にサークル・ザンバーとGインパクト・キャノン、更にグラビトン・ランチャーが発射され、直撃したのだった!!

 更にクスハ、リオ、レオナ、リューネ、カチーナの攻撃すらも次々と当てられてしまい、レビも苛立ちを覚え始めていた!!

 

「ええい、離さないか無礼者共!!」

 

「ああ、離してやるぜ!!

 ジガンテ・ウラガーノ!!!!」

 

「光子力ビーム、ドリルミサイル、ミサイルパンチ、ルストハリケーン、ブレストファイヤー一斉発射!!!」

 

「ぐぅぅぅぅぅ!!!!」

 

「ソニック・ブーストキック!!」

 

「アカシックバスター!!!」

 

 そしてジガンスクードとマジンガーZがジュデッカを離すついでに攻撃を加えた挙句、アーマリオンとサイバスターの同時攻撃が被弾し、ジュデッカに着実にダメージを蓄積させていた!!

 更に………此処でグランゾンとリベル・レギスが動いた!!

 

「ディストリオン…ブレイク!!」

 

『ABRAHADABRA!!』

 

【ズドォォォォォォォォォンッ!!!!!!】

 

「ぐ、ぐう、貴様等…!!【ギィィィィィン!!!!】

 な、何だ、この頭痛は…!!!」

 

「ま、まさか…マイ!!」

 

「マイ…誰だそれは…私は…レビ・トーラーだ!!!」

 

「…やっぱり駄目なの、あの子は、もう…!!」

 

 そんな鋼龍戦隊の攻撃を立て続けに受け続けたレビに突如として頭痛が発生し、もしかしたらとアヤはマイの名前を出して叫ぶが………直ぐに拒絶されてしまったのだった!!

 イングラムと違い、ガルインやゲーザ、アタッド達の様に元に戻れないとアヤは諦め始めていた………所が、そんなアヤ…SRXの前にディケイドとジオウIIが歩きながら全体に声が通る様に叫び始めた!

 

「確かにもう元に戻らないかもしれない。

 だがレビ・トーラーはその魂が、心が、人格や記憶を消されてなおもアヤ・コバヤシや自らが地球人マイ・コバヤシだった事を覚えている!

 ならば、やれる事は1つ………俺達の手でジュデッカの呪縛からあの少女を解放し、楽にしてやる事だ!

『姉』であるお前なら分かるだろう、『妹』がそれを望んでいるのだと!」

 

「ツ、ツカサさん…!」

 

「それに、俺達『平成ライダー』は特に諦めが悪い方で有名な方だからね。

 だからアヤ、あんたが家族の絆を取り戻す手伝いをしてやるよ!

 それが俺が目指す…皆の上に立つ最高最善の魔王だから!」

 

 ディケイドとジオウII…ツカサとソウゴはそれぞれアヤに諦めるなと鼓舞し、前に進みながら言葉を紡ぐ。

 その一言一言はなんて事の無い普通の言葉だ………しかし、その言葉を誰もが聞き逃がせずにいた!

 そうしてシュウは成る程、これが破壊者と魔王と平成ライダーの仲でも特に異質な2人の存在を正しく理解した瞬間だった!!

 

「だ、黙れ、私はレビ・トーラー、バルマーの…ジュデッカの…」

 

「違う!!

 アンタの魂はそんな事を叫んじゃいない!!

 しかも、そう認識させない様に歪まされているんだ!!

 だから、俺達がそのアンタの中にある、アンタを歪ませてる物を壊してやる!!」

 

 グランドジオウ!!!】

 

「そして、ある奴は言った………兄弟姉妹は仲良くしろ、とな。

 お前の姉がああやって涙を流すんだ、ならば俺達仮面ライダーの役目は………その涙を流す原因となる物を取り除く、それだけだ」

 

 K-TOUCH 21(トゥエンティワン)

 

 そして、レビの中にあるジュデッカの枷を完全に壊し、マイ・コバヤシの魂を解放する為にソウゴは19の平成ライダー達の歴史を継承した証のウォッチ、グランドジオウウォッチを取り出し、ジクウドライバーの左スロットに装填した!

 その瞬間、巨大なライダー達の石像が床から突然生えてくると、その石像の石が崩れ始め、中からディケイドを含む平成ライダー達の姿が現れ始めた!!

 更にケータッチ21に改めて21用のコンプリートカードを挿入し、再起動させていた!!

 

「ぐっ、貴様達………何者なのだ………!?」

 

「俺は最高最善の魔王を目指す男、そしてこっちは…」

 

「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」

 

 W(ダブル)O()O()O() FOURZE(フォーゼ) WIZARD(ウィザード) GAIM(鎧武) DRIVE(ドライブ) GHOST(ゴースト) EX-AID(エグゼイド) BU()ILD(ルド) ZI-O(ジオウ) ZERO-ONE(ゼロワン) FINAL(ファイナル) KAMEN(カメン) RIDE(ライド) DECADE(ディケイド) COMPLETE(コンプリート) 21(トゥエンティワン)

 

 クウガ アギト 龍騎 ファイズ ブレイド響鬼 カブト 電王 ディケイドブル フォーゼウィザード 鎧武 ドライブゴースト エグゼイド ルド〜『祝え!!』仮面ライダー グ・ラ・ン・ド ジオウ!!!!!】

 

 そして2人の仮面ライダーは遂に真の切り札たる姿…ディケイドは『令和ライダー』と呼ばれる新たなライダーの1号の力をも取り込んだ『仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム21(トゥエンティワン)』となり、全身や追加されたマントがライダーカードだらけになりディケイドの上に『仮面ライダーゼロツー』のカードが追加されると言う、コンプリートフォームを見慣れた鋼龍戦隊でも困惑する、しかしパワーが明らかに桁違いになった姿へ。

 ジオウは他の19の平成ライダー全ての歴史を継承して初めて至る至高の形態『仮面ライダーグランドジオウ』へと変身したのだった!!

 ウォズもこれには「祝え………いや、ただこの時の光景をその脳裏に刻め!!」と叫ぶ程の物だった!!

 一方、初めてグランドジオウの待機音を含める変身音を聞いた鋼龍戦隊の面々はと言えば………。

 

「…う、五月蝿えぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

「いや〜流石に1番五月蝿い変身音声に輝きそうですわ〜」

 

「ラトゥーニ、あの変身は確かにカッコいいんだけどさ…ベルトとウォッチの再現品は音を気持ち小さめにして作ろうな?」

 

「…うん、そうする…」

 

「あ、あれ〜?」

 

 と、ソウゴ本人は気にしなくても普通の人達には滅茶苦茶音に関しては非難轟々であった。

 シュウもチカを彷彿とさせる変身音が流れた瞬間、外部音声を拾う集音機能を無言で切った程であり、これにはグランドジオウも首を傾げるしか無かったのだった。

 

「ふむ……あのパワー、オーマジオウに及ばずとも各平成ライダーの力と比べても一線を画す物だ。

 エセルドレーダ、その力を我等は目に刻むぞ」

 

「イエス、マスター」

 

 しかし、人外のマスターテリオン達は音を気にせずその力のみに興味を持ち、コンプリート21もグランドジオウも平成ライダーの中でも特に強いと判断し、リベル・レギスのモニターからその力を傍観する気で居たのだった!!

 

「くっ、オーマジオウ擬きと破壊者め…第3地獄『トロメア』!!

 

 しかしレビはグランドジオウをオーマジオウ擬き、ディケイドコンプリート21はそのまま破壊者と侮蔑しながら無数のメギロートを敵にぶつけ質量と数の暴力で攻撃するトロメアを発動。

 無数のメギロートがグランドジオウとディケイドに向かって行き、更に他の機体も数多く狙い撃破を狙っていた!!

 

「させない、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

「うお、あの王様みたいな姿になってもキングギリギリスラッシュが使えんのか!!」

 

「そもそもサイキョージカンギレードはジオウの姿が変わる度に威力も何もかもがアップデートされ、常に最強の武器であり続ける機能があるのだ。

 今の技は最早ジオウIIの時の比では無いぞ、ジャーダ・ベネルディ少尉」

 

 なんと狙われたジャーダ、ガーネット、ラッセル等をグランドジオウ版キングギリギリスラッシュで斬り裂き、狙われた者達を救った!!

 更にウォズがサイキョージカンギレードのシステムを説明し、その破壊力がジオウIIの時を超えていると豪語しながらストライクチェスターの武装でジュデッカを攻撃していた!!

 

 ATTACK(アタック) RIDE(ライド) BLAST(ブラスト)ATTACK(アタック) RIDE(ライド) BLAST(ブラスト)

 

「行くぞ【ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!】」

 

「なっ…今の武器は、『仮面ライダーディエンド』の…!!」

 

 更にディケイドコンプリート21は自身のディケイドブラストに加えてディエンドの武器兼変身アイテムである『ネオディエンドライバー』を突如召喚し、ディエンドブラストも使用してメギロートを全て破壊してトロメアを不発に終わらせた!!

 そう、ディケイドコンプリート21は2号ライダーの力も上乗せされ、且つ令和ライダーのゼロワンの力すらも取り込んでいるのでその力は…令和の分を入れればグランドジオウすらも超えているのだ!!

 

「ば、バカな…ぐっ!!」

 

【ガシィィィ!!!!】

 

「マイ、今、貴女をその機体の呪縛から解き放つわ!!」

 

「捕まえたぜ、ジュデッカ!!」

 

「もう…放さん…!!」

 

「「覚悟しろ、レビ・トーラー…いや、マイ・コバヤシ!!」」

 

 そんなライダー達の力に戦慄したレビにSRX、マジンガーZ、アルトアイゼン、そしてガラダK7+あしゅら男爵が取り付くと、その機体を離す様子が無くこの6人+2機で止めを刺す気なのだとレビは判断し………そして、ニヤリと笑みを浮かべた!

 

「離さない…か、ならば離すなよ?」

 

「う、うおわっ!?」

 

「あたしとジュデッカに魅入られたら…お終いだよ」

 

「拙い、リュウセイ、ライ、アヤ、コウジ、マジンガーZ、キョウスケ、あしゅら男爵、今直ぐジュデッカから離れろ!!」

 

「もう遅い!!」

 

 そうしてジュデッカはグルグルと回転して黒い渦のゲートを作り出すと、イングラムの警告を遅いと称しながら取り付いて来た4機を連れて………下へと突き落ちて逝くのだった!!

 

「先ず第1地獄…カイーナ!」

 

「ぐっ!!」

 

「第2地獄…アンティノラ!!」

 

「きゃぁぁっ!!!!」

 

「第3地獄…トロメア!!!」

 

『うおおおおおっ!!!!』

 

「そしてこれが………最終地獄『ジュデッカ』!!!!

 さあ、地獄に呑まれろ、愚かなサンプル達!!

 突出した戦力は我等にとって両刃の剣となる、バルマーに降らぬと言うのであれば滅殺も止む無し!!

 お前達のデータをこのジュデッカに刻み込めば良い!!」

 

 そしてSRX、アルトアイゼン、マジンガーZ、更にガラダK7+あしゅら男爵は最終地獄ジュデッカを受け、異空間内に叩き込まれた挙句それまでの3つの地獄に加え、最下層の蛇の怪物が待つ層に叩き落とされ、其処で機体を貪られると言う取り付いた事で逆にピンチを招く結果を招いてしまったのだった!!

 

「リュウセイ、キョウスケ、コウジ!!!

 くそ、散々利用しておいて手に負えなくなったらブッ倒すってのか、思い上がってんのはお前達の方だろうが!!!!」

 

「お前達の過去のデータは此方にある、勝ち目は無いぞ。

 そしてアストラナガン、それと念に目覚めたバルシェムであるアウレフ…いや、イングラムは回収させて貰う!!」

 

「断る 、自由を得た俺はもう2度とリュウセイ達の敵には回らん!!」

 

「それに…過去のデータは所詮過去の物、我々人間も仮面ライダーも、ウルトラマン達も今を生き未来へ向かう者達です。

 そんな我々に…過去のデータに縋る貴女達如きが、我々を超えられる筈がありません!」

 

『………ガウンジェノサイダー/光子力ビーム!!!!!!!』

 

【ズドドドォォォォォォォン!!!!!!!】

 

「な、に!?」

 

 そして、マサキやイングラム、シュウとの問答の最中に異空間の穴がガウンジェノサイダーと光子力ビームで吹き飛ばされ、中から引きずり込まれた4機と1人が飛び出して来たのだった!!

 更に機体の損傷も…超合金NZ(ニューゼット)NZ(ニューゼット)メッキ、更にオリジナル機械獣を復元する為に使ったDr.ヘルが独自開発した『ヘル合金』によって固められていた事や、アヤが各機を護る為に強固な念動フィールドを広く展開した為に、其処まで深刻な損傷をする事なく最終地獄を乗り切ったのだった!!

 

「はぁ、はぁ、はぁ…耐えて、見せたわよ!!」

 

「「あの程度が最終地獄ですと?

 フフフ…我がDr.ヘル様と比べればそよ風も良い所でしたわ!!」」

 

「俺達は、この程度じゃ止まらねぇぞ…!!」

 

『そう、最後に勝利を掴むその時までは…!!』

 

「アサルト1より各機へ、仕切り直しだ。

 全機で一斉攻撃を仕掛け、奴を撃破するぞ」

 

「任せな、キョウスケ!!

 親父達が託そうとした未来を、あたし達の手で守ってみせる!!」

 

「さて、オーラスね!!」

 

「よし!

 行くぜ、皆!!

 この戦いを終わらせる為に…俺達の未来をこの手で掴む為にっ!!

 全力を尽くしてジュデッカを倒すぞ!!」

 

「ライ、アヤ、一気に行くぜ!!」

 

『了解!!』

 

 そうして、最終地獄を受けてもまだ倒れない者達に戦慄するレビに対して各機が仕切り直しにシシオウブレード、零式斬艦刀、Gインパクトキャノン、ブラックホール・キャノン、ディストリオンブレイク、クロスマッシャーと次々と必殺技を叩き込み、グレートマジンガーやゲッタードラゴンゲッター1もまたジュデッカに接敵したのだった!!

 

「喰らえ、ブレストバーン!!!」

 

「其処だ、ブレストファイヤー!!!!」

 

『ゲッタァァァァァァァァビィィィィィィィィムッ!!!!!!!!!』

 

「うわぁぁっ!!!!」

 

 更にダブルマジンガーとダブルゲッターによるダブルバーニングファイヤーとダブルゲッタービームの合わせ技によりジュデッカは中破し、念動フィールドSがいよいよ発動しなくなる所まで追い詰められ始めたのだった!!

 

「エクセレン!!」

 

「オッケーよ、キョウスケ!!!!」

 

【ズダダダダダダタダビュォォォォォォォォッ、ズガァッ、ズダンズダンズダンズダンズダンズガァッ、ズダンビュォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!】

 

「ぐ、ぐうううう!!!!」

 

「「やれ、ガラダK7、ダブラスM2、そして………はぁぁぁぁ!!!!!」」

 

「うああああああああっ!!!!!」

 

 更にアルトアイゼンとヴァイスリッターのランページ・ゴーストに加えてオリジナル機械獣2機の連携攻撃とあしゅら男爵の地獄流空手基本の型『正拳突き』を受けてジュデッカは更に深刻なダメージを受けてしまったのだった!!

 このままでは最初にして最後の審判者が起動する…そんな予感がレビの脳裏に過るのであった!!

 

「さて、枷による洗脳によって現れた地獄の絶望を『希望』に変えてやるぜ」

 

 WIZARD(ウィザード) KAMEN(カメン) RIDE(ライド) INFINITY(インフィニティー)

 

 次にディケイドは姉妹の絆が砕かれた絶望を希望に変える為、それに相応しい平成ライダー…『仮面ライダーウィザード・インフィニティースタイル』の幻影を呼び出し、最後の攻撃に備えていた!!

 更にグランドジオウもまた最大出力のキングギリギリスラッシュを放とうとチャージを完了させていた!!

 

 FINAL(ファイナル) ATTACK(アタック) RIDE(ライド) WI(ウィ) WI(ウィ) WI(ウィ) WIZARD(ウィザード)

 

 ハイタッチ・シャイニングストライク・キラキラァァァ!!!!!】

 

「合わせろ、ジオウ」

 

「行くよ、ディケイド!!」

 

 『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』

 

【ズガァァァァァァァァァァ!!!!!!!!】

 

「ぐ、あ、ああ………!!!」

 

 ディケイドとグランドジオウの攻撃はクリーンヒットし、ジュデッカを大きく傷つけた!!

 それでも矢張り枷は外れない………だが、その脳裏にはあのSRXに乗る女との温かな記憶、確かな愛情、『父親』と『姉』と共に祝った誕生日………例え記憶、人格を弄られても、魂の奥底に眠る物は変えられない。

 ライダー達の攻撃は、その眠る物を呼び起こし始めたのだ!!

 

トリティウムシュートォォォ!!!!』

 

『はぁぁぁぁぁぁ、レッキングノヴァ!!!!!』

 

ゼスティウム光線、チェストォォォォォォォォォ!!!!!!!』

 

トライストリウムバーストォォォォォォ !!!!』

 

『シェア、ハァァァァ………フッ、デェアァァァッ!!!!!!』

 

『フッ…………タァァッ!!!!!!』

 

【ダァァァァァァァァァンッ!!!!!!!】

 

「………っ!!!」

 

 そして、ウルトラマン達もオーブトリニティがトリニティウムシュート、ジードウルティメイトファイナルがレッキングノヴァ、ゼットデルタライズクローがゼスティウム光線、タイガトライストリウムがトライストリウムバースト、ネクサスがオーバーレイ・シュトローム、ティガがマルチタイプのゼペリオン光線を放ち、止めをSRXに任せる為に威力調節しながら放ち、そして最後にサイバスター、アストラナガン、リベル・レギスが動き始めた!!!!

 

「コスモノヴァ!!!!」

 

「アキシオン・キャノン!!」

 

「ハイパーボリア………」

 

「ゼロドライブ!!!!!」

 

「ぬ、うううう…………!!!!!」

 

 そしてコスモノヴァ、アキシオン・キャノン、珍しくエセルドレーダが叫ぶハイパーボリア・ゼロドライブが放たれ、ジュデッカは大破寸前にまで追い詰められたのだった!!

 そして、その間にSRXが天上天下無敵剣を抜き放ち、トロニウム・エンジンをフルドライブ状態にした上でリュウセイの溢れ出る念動力が収束され、R-GUNリヴァーレに抜き放った一撃が今再び放たれようとしていた!!!!!

 

「今だ!!」

 

「リュウセイ、ライ、アヤ!!!」

 

『行けぇ!!!!!!!』

 

「おおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

 天上天下ぁ、念動爆砕剣!!!!!!!!!

 これで終わりだ、レビ…念動爆砕!!!!!」

 

【ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!】

 

「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ…………!!!!!」

 

 そして、SRXの天上天下念動爆砕剣が炸裂し、ジュデッカに致命的な一撃を与えたのだった!!

 それによりジュデッカの各部も、連動して中枢部の各部も誘爆を始め、SRXは爆発に巻き込まれない様に離れ始めていた!!

 

「…ふ、ふふふ…お前達は…過ちを犯した…」

 

「…知ってるぜ、イングラム教官やユーゼスから聞いて、今地上に残ってる連邦軍部隊が監視してるぜ」

 

「…そうか、そうだったな、イングラムも…このネビーイームの真の主の並行同位体も…そちらに居たのだったな。

 ならばこれ以上語る事は無い、お前達は全て滅び去るしか………ああ、だが………」

 

『?』

 

 そして、レビがジュデッカの機能停止と恐魔人ゼットの撃破をトリガーに最初にして最後の審判者が起動する事を話そうとしたが、既に地球側はイングラムとユーゼスの口添えで最終決戦前にそれを知り、アイドネウス島のメテオ3を監視している事をレビに応答した。

 それにより本来は地獄を超える滅亡を前に滅びろと呪詛を唱えて果てるのが本来の流れであった。

 …しかし、ディケイドとグランドジオウの一撃がきっかけとなり、ウルトラマン達の光線によって道筋が作られた結果、レビはジュデッカの枷に支配され続けながらも………マイ・コバヤシとしての記憶を呼び起こし始めていたのだった。

 

「其処のSRXに乗る女………いや、アヤ・コバヤシ………お前は、マイ・コバヤシの姉、なのだな…?」

 

「っ、ま、まさかマイ、記憶が!?」

 

「いや、記憶はあっても…自認はレビ・トーラーのままだ………私の支配はイングラムの例外と違って、外れる事は無いのさ。

 ………でも………この温かな記憶と、愛情や幸せに満ちた過去も………それも…また………良い………な………」

 

【ドドドドドドドドドドン、ズドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!】

 

 そしてレビは最後に呪詛では無く………地球人としての幸せも悪くないと言うありきたりな、しかしアヤにとってこれ以上に無い悲しみと、漸くエアロゲイターからの解放が成された証を残し………中枢部と共に、ジュデッカは爆散したのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

 鋼龍戦隊のジュデッカ撃破と同時刻、地球軍艦隊はエアロゲイター機の激しい攻撃により生き残っていた艦隊の4割が轟沈、機動部隊全体も損耗率45%に到達し絶体絶命の危機に陥っていた!

 この中で生き残っているのは遠くない未来で『FDXチーム』となる者達や『クライウルブズ』隊長となる『アルベロ・エスト』に加えてリリー中佐にノーマン少将、そしてリーや一部の根性がある名無しのパイロット達位であった!!

 そして、グレートアークに総攻撃が仕掛けられようとした………その時、エアロゲイターの機動兵器が全て機能停止したのだった!!

 

「むっ、これは…!!」

 

『ノーマン少将、ホワイトスター中枢部より高熱源反応!!

 大規模な爆発が起きた物と思われます!!』

 

『何、では鋼龍戦隊はやってくれたのだな!?』

 

『恐らくは………あっ、レーダーにホワイトスターから脱出する機影を確認!!

 これは………クロガネとヒリュウ改です!!』

 

【ズドォォォォォォォォォン!!!!!!!】

 

 そうして、リーやリリー中佐、ノーマン少将と言った面々達の前でネビーイームの内部が大爆発を起こし、更に艦首超大型回転衝角を使い外へと脱出したクロガネと後に続くヒリュウ改の姿を地球軍艦隊は確認し、全員が歓喜に包まれたのであった!!

 

「此方鋼龍戦隊のダイテツ中佐より。

 ホワイトスターの中枢部とAGX-14ホワイトデスクロスの破壊、宇宙恐魔人ゼットの撃破を成し遂げた。

 以上を以てオペレーションSRWは作戦完了したと報告する」

 

「…北京の時と同様、やってくれたか鋼龍戦隊…!

 だが、これで我々に残された敵は…!!」

 

「うむ、これより鋼龍戦隊は速やかに補給を済ませた後、アイドネウス島に直接降下し最初にして最後の審判者………メテオ3の破壊任務に着任する。

 そして、これがエアロゲイターとの最後の戦いとなるだろう…!!」

 

 だがリーはジュデッカやネビーイーム中枢部の破壊、更に宇宙恐魔人ゼットの撃破がメテオ3…EOTを封入し、人類の技術レベルの底上げを果たさせた厄ネタの1つが『真の最後の敵』として起動するとイングラム達から統合参謀本部へ報告され、地球連邦軍全体に伝えられ、元DCは元々ビアンが『メテオ3は怪しい』と警戒心を解かなかった事から恐らく敵性体であると認識してた故に警戒心を緩めなかったのだった!!

 そして、たった今『メテオ3に異常発生』と言う緊急報告が監視艦隊から送られて来た事で、鋼龍戦隊への弾薬、エネルギー補給と損傷した機体の修復作業を移動させながら速やかに済ませ、アイドネウス島にクロガネとヒリュウ改が降下して行ったのであった…!!




此処までの閲覧ありがとうございました!!
グランドジオウは本当は待機音も入れたかったのですが、流石にやると文字数が1万5000を突破するのでやめました。
そしてレビはレビのままですが、マイとしての記憶を取り戻してそれもまた良いな〜と感じながら逝きました。
兄弟姉妹が洗脳によって敵対する絶望を、記憶を取り戻させる希望の流れに変えて差し上げました、はい。
因みにインフィニティースタイルの文字装飾の色はダイヤモンドと青系の中で1番相応しい色…ヒヤシンスのカラーにしました。
青のヒヤシンスの花言葉を調べたらなんでインフィニティースタイルの顔の色が違うのにその色にしたのか分かって頂けると思います。
後、グランドジオウの変身音が五月蝿いとツッコミが入りましたが…仮面ライダーと無縁の世界だったこの新西暦世界では仕方無い反応と思って下さい。

次回もよろしくお願い致します、感想等もお待ちしております!
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