スーパーロボット大戦OG 魔神伝   作:”蒼龍”

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皆様おはようございます、OG1の最終回を投稿致します。
今回でOG1は終了となり、次回からはOG2に至るまでのオリジナル話を描きます。
では、最後の審判者への裁きの時です、本編へどうぞ!!


最終話『最後の審判者』

 補給を済ませた鋼龍戦隊は、急ぎアイドネウス島へと降下しメテオ3を間近で見たのだった………が、その大きさは通常時の数倍を超える全長数100kmまで巨大化し、なおも巨大化する傾向が見られたのだった!!

 

「こ、これがメテオ3の真の正体なのか…!!」

 

「そう、エアロゲイターが初めに送り込んだバルマーの愚かな安全装置…『セプタギン』。

 監視・調査・収穫の対象文明が一定値以上…今回はジュデッカと恐魔人ゼットを撃破する程に成長した文明を滅ぼす為に存在する物だ。

 奴を構成している物質は全てリミッターが外れたズフィルード・クリスタルだ、グズグズしていれば文明も生物も全てアレを撃ち込まれて手遅れになる。

 ダイテツ艦長、レフィーナ艦長、出撃命令を!」

 

「よし、全機動部隊とウルトラマン、仮面ライダー達は出撃せよ!!」

 

 そして、イングラムの要請を受けて全機動部隊に加えてウルトラマン、仮面ライダー、ジャグラーもまた出撃し、ウルトラマンも仮面ライダーも切り札を切った状態で出撃していたのだった!!

 だが、それに反応してセプタギンもまた機動兵器群をズフィルード・クリスタルを射出して出現させた!!

 その構成はエアロゲイター機は当然ながら、地球側のランドリオン、ガーリオンやバレリオン、ライノセラスやストークスらも出現したのだった!!

 しかもパイロットの反応が無い、シグナルその物は監視艦隊の一部の物とまで判明した!

 

「全員、見ての通りセプタギンのリミッター無きズフィルード・クリスタルに触れれば取り込まれ、最後は機体を複製・増殖されてしまう。

 全員奴のクリスタル放射攻撃はフィールドで防ぐか回避しろ、俺からのアドバイスは以上だ」

 

「…あれ、弱点は?」

 

「………俺がそれについて言わないと言う事は、何をすれば良いのかもう皆なら判る筈だ」

 

「…そうか、ならば早い所済ませよう。

 今までの戦いをあんな石ころに台無しにされるのは業腹だ」

 

 そうしてセプタギンの攻撃やら複製と増殖能力を持ってると言う情報を与えられた後は好き勝手に暴れてやれと言うお墨付きが取れたので全員ならば何時も通りかと思いセプタギンを睨んだ………その時、セプタギンから機械音声が流れ始めた!!

 

『…我ガ名ハ………セプタギン………我ハ………』

 

 

 

最終話『最後の審判者』

 

 

 

『………対象文明レベル…一定値ヲ超過………消去プログラム…第二段階………起動………バルマーノ脅威…速ヤカニ排除スル……』

 

「艦長、メテオ3周辺の機体が動き出しました!!」

 

「………!

 隕石如きが…!

 ワシ等を侮るなよ!

 裁きを下されるのは、貴様の方だと言う事を………教えてやる!!

 総員に告ぐ!!

 我々が何の為に此処まで来たのか…今一度、思い出して貰いたい!!

 今に至るまで…多くの者が涙をのんで散って逝った…!

 我々の力が及ばぬ所為で、多くの罪無き人々が、絶望の底へ沈んで行った…!

 だが!

 ワシ等は今一度、此処で持てる力を振り絞らねばならん!!

 何としても、メテオ3を破壊せねばならん!!」

 

「そうです…この戦いに…真の終止符を打つのです…!

 多くの人々から、様々な希望と未来を託された…私達のこの手で!!」

 

「総員、総攻撃開始!!!」

 

「最後の審判者に…最期の裁きを下すのです!!」

 

 セプタギンが周囲の機体を動かし始めた直後、ダイテツとレフィーナによる演説が戦場に響き渡り、鋼龍戦隊全員が託された物を、散ってしまった者達の無念を、力無き人々が求めた平和な未来を、その全てを無駄にしない為にダイテツ達の言葉を胸に刻み込み、最後の審判者を名乗る愚かな装置を破壊すべく行動を開始したのだった!!

 

『中身が居ない複製品なら俺達もやれるな!!

 ハァッ!!!』

 

 その際、ウルトラマン達が地球の機体に攻撃を仕掛けていたが、中身である地球人が居ないので問題無く破壊し進むべき道を…リュウセイやキョウスケ、コウジ達が征くべき道を開かせていたのだった!!!!

 

「おいジオウ、今回は加減抜きだ、やるぞ」

 

「オッケー、ディケイド!!」

 

KAMEN(カメン) RIDE(ライド) FAIZ(ファイズ) BLASTER(ブラスター) KAMEN(カメン) RIDE(ライド) DRIVE(ドライブ) DRITRON(ドライトロン)

 

クウガ龍騎カブトオーズ ビルドタイムブレーク!!!!】

 

 更にディケイドコンプリート 21(トゥエンティワン)ネオディエンドライバーを使い仮面ライダーファイズブラスターフォーム仮面ライダードライブタイプドライトロンを呼び出し、ファイズブラスターとトレーラー砲を使わせて迫り来る敵を次々と撃ち落とさせる。

 一方グランドジオウもライダーレリーフをタッチし『仮面ライダークウガライジングペガサスフォーム』、『仮面ライダー龍騎サバイブ』、『仮面ライダーカブトハイパーフォーム』、『仮面ライダーオーズプトティラコンボ』、『仮面ライダービルドジーニアスフォーム』を歴史の中から召喚し、タイムブレークと共にそれぞれが銃系統の必殺攻撃した瞬間が再生され、敵を薙ぎ払いながら歩を進めるのであった!!

 

「…もしかしてディケイドとジオウ、レビの時は大分手加減してくれてたのか?」

 

「でなければ今みたいにレビ・トーラーとジュデッカは忽ち消し炭にされてたでしょう。

 しかし………成る程、世界の破壊者と最高最善の魔王、無法にも程がありますね」

 

「お前がそれ言うな、シュウ!!」

 

 リュウセイの疑問にシュウが前回のレビの時はかなり手加減したと事実を述べると共に無法と言う言葉を使うと、マサキにツッコまれてしまうが…シュウはそれを無視しつつ、差異次元のセプタギンよりも複製体の精製が早く多い事から、早くセプタギン本体を叩かねば取り返しが付かないとして、グランゾンのワームスマッシャーでストークやライノセラス、エゼキエル等を一斉ロックオンして迎撃、そのまま鋼龍戦隊とウルトラマン達の道を作り上げたのだった!!

 

「道が開けた、後は…突き進むのみ!!」

 

「ああ〜ん、待ってよキョウスケってば〜!」

 

「…礼は言わないぜ、シュウ」

 

「今だ、グレートブースター最大戦速!!」

 

「オラオラオラァ、ゲッタードラゴンのお通りだ!!」

 

 その瞬間、キョウスケがアルトアイゼンを最大加速をしながら突っ込んで行き、ヴァイスリッター、サイバスター、グレートマジンガー、ゲッタードラゴンが先陣を切りスクエア・クレイモア、オクスタン・ランチャーCモード、ダブルサンダーブレーク、ゲッタービームをそれぞれ放ちセプタギンを攻撃し始めた!! その間にライダー達やグランゾンが敵を薙ぎ払っていたので鋼龍戦隊もウルトラマン達も問題無くセプタギンまで突き進み、セプタギンの『クリスタル・マスメル』を迎撃、フィールドで防御、回避をしつつ接近して攻撃を開始し、必殺技の『オメガウェーブ』も何とか回避したりウルトラマン達の合体光線で相殺したりする等の行動を取り、何とかセプタギンに何もさせない様に攻撃を加えて行った!!

 

「けどやっぱり歪曲フィールドが付いてる分フィールドをブチ抜く攻撃を叩き込むのが1番だぜ!!

 光子力…ビィィィィィィィィィィィィィム!!!!!!」

 

 そんなセプタギンは防御手段として歪曲フィールドを持ち、サイズの関係でその力場も大きい………のだが、攻撃能力はクリスタル・マスメル等を抜かせば矢張りジュデッカと恐魔人ゼットの方が上と感じたコウジは、マジンガーZと共に気合を入れた最大出力の光子力ビームを魂を震わせて放ち、歪曲フィールドを単独で叩き割りながらセプタギンの再生能力を超えるダメージを蓄積させて行く!!

 

「(矢張り光子力リアクター等の技術やマジンガー、ゲッターロボ、ウルトラマン、仮面ライダー、そしてリベル・レギスにアストラナガンが居る分セプタギンのズフィルード・クリスタルによる複製が多くなっているか?)

 だとしても、何としても貴様を屠りリュウセイやライ、アヤ達のの未来を掴んで見せる!!

 ガン・スレイブ、T-LINKフェザー、アキシオン・キャノン!!!!!!」

 

 更に其処にアストラナガンが加わり、Z・O・ソードで斬り付けつつセプタギンの破損箇所にガン・スレイブを襲わせ、T-LINKフェザーで更に穴を空け、アキシオン・キャノンで更に大穴を空けつつ穿った!!

 其処にディストリオンブレイクとABRAHADABRAまで飛来し、セプタギンのダメージ蓄積率がセプタギン自身の想定を遥かに上回る形になってしまったのだった!!!!

 

『…損傷率50%以上…攻撃力…規定値ヲ オーバー………緊急プログラム作動…直チニ対象文明ヲ…消去…』

 

【ピキピキピキピキピキピキ、パリン!!】

 

「あれはグリフォンの量産機に………ギャラクトロン!?」

 

『幸いMK2は居ないらしいが、それでもどいつもこいつも8体居やがるぞ!!』

 

「これがセプタギンの厄介な所だ!!

 ズフィルード・クリスタルで対象を消去する為に必要な存在を生成し、此方へぶつけて来る!!

 このままでは想定外な存在も複製されかねん!!」

 

「よし、ならアサルト1より各機へ。

 相手は損傷率が50%を超えたらしい。

 ならばもっと攻撃を叩き付けてメテオ3を破壊するぞ」

 

『了解!!』

 

 そして、ヴァイクル・ベンとギャラクトロン8体ずつと言う相手を同時にしながらクリスタル・マスメルを避けてセプタギンを倒さねばならないと本来無茶な要求をされるが、光子力リアクター搭載機の力はダブルマジンガーと2大ゲッターロボに近しい存在になる為、それぞれがギャラクトロンを相手取り、他がヴァイクル・ベンを掃討し、セプタギンに更なるダメージを与えればそれで良い結果になっていた!!

 事実、零式斬艦刀や計都羅睺剣、リボルビング・ステークやオクスタン・ランチャーCモード等でダメージを与えた所にウルトラマン達もギャラクトロンを攻撃して撃破し、足りない部分もSRXやグランドジオウ、ディケイドコンプリート21(トゥエンティワン)が補った事でアレだけ苦戦したギャラクトロン8体を1分と経たず撃破したのだった!!

 実はこれは人工レイオニクスであった恐魔人ゼットが操ってた事で判断能力、攻撃力と防御力が上がっていた為であり、ギルバリスやレイオニクスと言った統率者が居なくなったギャラクトロンならば今の鋼龍戦隊でも十分早期撃破が可能だったのだ!!

 

『カタストロフィスパーク!!』

 

「マキシ・ブラスター!!」

 

「ファイナルビーム!!!!」

 

「Gインパクト・キャノンよ、喰らいなさい!!!」

 

「グラビトン・ランチャー…!!」

 

【ズドドドドドドドドドドドドドン!!!!!!】

 

 そして、今の鋼龍戦隊の戦力を測り損ねているセプタギンは当然の報いを受け、更に損傷を激しく与えられてしまい…ここに至り攻撃能力が最早最大危険レベルにまで高まったと判断し、最後の行動に出始めたのだった!!

 

『…危険…危険………危険…危険………データニ無シ…データニ無シ…」

 

「艦長!

 メテオ3の様子が…!!」

 

「むぅ!?」

 

『………回収済ミノ生体コア………修復開始………ジュデッカ…複製開始………』

 

「っ、全員気を付けろ!!

 奴はジュデッカを複製するつもりだ!!」

 

「な、何ですって!?

 マイを…マイを呪縛から解放したばかりなのに…!!」

 

「ならば…複製させなければ良い…!!」

 

「私とシュウの計算では先程の複製生成の時間を考慮して…残り5分で複製が完了してしまう!!

 その前に…メテオ3を破壊せよ!!」

 

「5分か…それだけありゃ、充分だぜ!!!」

 

「5分も要らねえ、直ぐにでも倒してやらぁ!!!」

 

「此処が勝負時だ…!!」

 

「ようし…俺達の全てを懸けて、奴に裁きを下してやるぜ!!!!」

 

 そして、セプタギンは何時の間にか回収した…恐らくエアロゲイター、バルマーの転移技術でやった…レビとジュデッカの修復・複製を始めようとしていた!!

 だが、その所要時間は5分あり………全員5分も掛ける前に全てを懸けて倒すと宣言し、セプタギンに突撃した!!

 今此処に、鋼の救世主達と光の戦士、仮面の戦士達の集団が最後の審判者に最期の裁きを下し始めたのだった!!!!

 

「その傷は更に断ち斬らせて貰う!!

 計都羅睺剣・暗剣殺!!!!!!!」

 

「究極…ゲシュペンストキィィィィィィックッ!!!!!!!!!!!!!!」

 

「コスモノヴァ!!!!」

 

「ブラックホール・クラスター!!」

 

「クロスマッシャー!!!!」

 

「クレイモア!!!!!!」

 

「オクスタン・ランチャーTモード!!

 因みにTモードのTはツヨツヨのTよん!!!」

 

「ゲッタァァァァァァァァァァァビィィィィィィィィィィム!!!!!!!!!」

 

【ズドドドドドドドドドドドドドドドン!!!!!!!!!】

 

 イルム、リン、マサキ、シュウ、リューネ、キョウスケ、エクセレン、ゴウが先陣を切りセプタギンの破損箇所を更に広げ、メテオ3だった物のコアがもう少しでめくれ上がるレベルまでの損傷が与えられていた!!

 其処にウルトラマン達が動いた!!!

 

デスシウムスラッシュ!!!!』

 

トリティウム光輪、ジェアァァァァァァァ!!!!!!』

 

『はぁぁぁぁ、クレッセントファイナルジードォォッ!!!!!!!』

 

ストリウムバースト!!!!』

 

『フッ…タァァァッ!!!!!!』

 

『シェア…ハァァァァ…フッ、デェアァァァァァ!!!!!!』

 

 オーブとジードは最後まで残していた最大火力の技であるトリニティウム光輪とクレッセントファイナルジードを、タイガ達はクワトロスクワッドブラスターではなくニュージェネレーションヒーローズで合わせる為に敢えてレインボーストリウムバーストを、ゼットもまたデスシウムスラッシュを斬撃波や巨大な光輪として放ち、セプタギンは全体に大きな亀裂が走った!!

 これにはセプタギンも堪らず『危険…』と言うアラートを繰り返すばかりであった!!

 

「此処だ、一気に行くぞジオウ!」

 

「オッケー、ディケイド!!」

 

FINAL(ファイナル) ATTACK(アタック) RIDE(ライド) DE(ディ) DE(ディ) DE(ディ) DECADE(ディケイド)

 

フィニッシュターイム、オールトゥエンティターイムブレーイク!!!!!!!!】

 

 更にディケイド、グランドジオウは此処で『強化ディメンションキック21』と、グランドジオウは先程とは別に『仮面ライダーエグゼイドムテキゲーマー』、『仮面ライダーアギトシャイニングフォーム、『仮面ライダーゴーストムゲン魂』、そして『仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーエクストリーム』、止めと言わんばかりに『仮面ライダーキバエンペラーフォーム』を召喚し、計7名の仮面ライダーの最強フォームによる強化されたライダーキックが炸裂したのだった!!!!

 かつて2019年までのグランドジオウではライダーを呼ぶのに何らかの制限が掛かり、この様な芸当をしたくても出来ない場合があった。

 だが………このソウゴは『最高最善の道を歩み、全ての平成ライダーの歴史を継承して尚も成長する魔王』なので、最早グランドジオウに呼べる制限は無くなっていたのだった!!

 やろうと思えば19のライダー全員を一気に呼ぶ事すらも可能なのだ!!

 そんなライダーの攻撃を受け、セプタギンは崩壊寸前となってしまったのだった!!

 

「止めを刺すぞ、リュウセイ、皆!!」

 

「おう!!」

 

「愚かな審判者よ………この星に、貴様の審判は要らん!!!!」

 

「征くぞ!!!」

 

「喰らいやがれぇ!!!!」

 

 そして、最後はSRX、アストラナガン、ゲッタードラゴン、グレートマジンガー、そしてマジンガーZがセプタギンに止めを刺すべく最大火力の攻撃を………今此処に叩き込み、地球を救う時が来たのだった!!!!!!

 

「天上天下ぁ、念動爆砕剣!!!!!」

 

「廻れ、インフィニティ・シリンダー!!!!!!」

 

『うおおおおおおおおおお、シャイィィィィィィィィン・スパァァァァァァァァァァァァァクッ!!!!!!!!!』

 

「ダブルサンダァァァァァァァァァァ・ブレェェェェェェェェェクッ!!!!!!!!!!!」

 

「光子力…ビィィィィィィィィィィィィィィム!!!!!!!!!!!」

 

【ズガガガガガガガガガ、バギィィィィィィィィィィン、ズドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!】

 

 そして、最後の5重の攻撃が遂にセプタギンのコアを破壊し、巨大質量となっていたセプタギンの駆体の崩壊

 が始まったのだった!!

 なお、イングラムはマイの事を考えて敢えて再生中のジュデッカを巻き込まない様にインフィニティ・シリンダーをヒットさせたので、コウジやマジンガーZの高次予測にマイの生存する未来が過ったのだった!!

 それに驚いたコウジ達はアストラナガンを見れば静かに頷き、これが最良の結果なのだと言う事を示したのだった!!

 

『…キ…ケン………ブ…ン………メ………イ………チ…ツジョ…ヲ………ミ…ダス………キケン………キケ…ン………ホ………ウ………コク………フ………カノ………ウ………【ドガァ!!】…ワ…レ………ハ………【ドガドガァッ!!!!!!!】…サ…イゴ………ノ………』

 

【ドドドドドドドドドドドドドン、ズドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!】

 

 そして、遂にセプタギンが大爆発を起こし、地球に残った争いの火種となるエアロゲイターの産物は…再生中のジュデッカの残骸が海底に沈んで行くのみとなり、これを知る者はコウジとマジンガーZ、そしてイングラムのみとなったのだった!!!!

 この結果に皆が拳を握り締め、勝利を分かち合っていた!!!

 ………だが、そんな時、イングラムの頭に声が響き始めたのだった。

 

『ユーゼス・タウルの助けもあったとは言え、よくぞ己の枷を外し運命を超克したな。

 褒めてやろう、因果律の番人の1人よ』

 

「(…っ、この声は…)」

 

『我が名はオーマジオウ、現在皇帝と魔神と共に『向こう側』の道を塞ぐ者なり。

 だがイングラム、お前は知らねばならぬ………お前達や若き日の私が超えるべき『終焉の魔神』の力を………』

 

 その声の主はオーマジオウを名乗り、セプタギンを倒した直後に真に超克すべき敵の力を知れと要求して来たのだった!

 そして………その証拠に、セプタギンの爆発した跡から次元の孔が出現し、それ自体に吸引力は無いのだが………アストラナガンが自動操縦でその孔の中に向かおうとしており、イングラムはアストラナガンも同じ考えなのだと思い、その身を委ねるのだった!!

 

「えっ、イングラム教官、一体何を!?」

 

「いや、俺は何もしていない、これはアストラナガンの自動操縦だ。

 …リュウセイ、どうやら俺は俺達が真に倒すべき『終焉の魔神』、その力を直に見届けて情報をこの世界に持ち帰らねばならなくなったらしい」

 

「何ですって!?

 イングラム、でも!!!」

 

「アヤ、戦いが終わったらと言う約束は延期になってしまうが………それでも、俺は必ずそれを果たす為に行く、そして帰って来ると約束する。

 今日は…それで我慢してくれ」

 

「少佐…!!」

 

「ライ、2人の事は任せたぞ。

 ヴィレッタ………俺の居ない間のSRXチームを頼む。

 そして………必ず戻ると約束する」

 

「…イングラム!!」

 

 どうやら、アストラナガンが勝手に動き始めて次元の孔に入ろうとしていると知った皆は、イングラムが語る『終焉の魔神の力』を知ると言う使命がある為に仕方無く行くしかないと頭では理解したのだった。

 だが何故イングラムが行かねばならぬのかと分からぬ者が大多数であり…ギリアムとシュウしかイングラムの『因果律の番人』としての使命を知る事が無いので、受け入れようにも受け入れられずにいた!!

 

「冗談じゃねぇ、1人で行こうったってそんな事許す【ズガァァァ!!!!!】ぐわっ!?

 あの孔、ゲッタードラゴンを弾きやがった!!」

 

 それを初代ゲッターチームが許さぬとして突っ込もうとしたが………どうやら彼等は招かれていない為に弾かれてしまい、付いて来る事が叶わなかった!

 更にコウジも付いて行こうと一瞬考えたが、その先に『終焉の魔神』が居るのは間違い無いので行けばマジンガーZを同じ『終焉の魔神』にしかねないと考え、ぐっと堪えたのだった!!

 そして、マジンガーZも同様の考えを持つ為俯く様に顔を下に向けながらスクランダーで空を飛んでいた…。

 そして、もう誰も付いて行く事が叶わないと思われた………その時だった。

 何とグレートマジンガーがアストラナガンの隣に立ち、その手を掴んでしまっていたのだった!!

 

『………ほう、そう来るかグレートマジンガー、偉大な勇者よ。

 ならばお前の同行のみは許してやろう』

 

「えっ、テツヤさん!?」

 

「…ほう、どうやら俺は行っても構わんらしいぞ。

 おいヘビクラ、クレナイ、エルザム、すまんが少し留守を頼む。

 コイツ1人でノコノコと行かせれば、また敵に良い様に操られかねん。

 …ジュン達には、長めの出張が入ってそっちに向かったと伝えてくれ。

 何、イングラムとアストラナガンを俺とグレートで連れて帰るだけの簡単な仕事だ。

 必ず果たしてやるさ」

 

「………そうか、其処まで言うならば止めはしないぞ、我が友よ。

 だがジュン夫人のご怒りは帰ってからしかと受け取るんだぞ、それを約束して貰うぞ」

 

「ああ、何遍でも叩かれて怒られてやるさ。

 まぁ、五体満足で帰るから其処まで心配は要らんがな」

 

 更にエルザム達にジュンに出張が入ったと伝えろと言伝を頼み込むと、エルザムには怒られろと突き放されてしまうがそれでも構わないとしてアストラナガンの手を離す気が0であった。

 しかし…現状イングラムの事を任せられるのはどうやらテツヤ・ツルギしかいない為、皆はツルギとグレートマジンガーに後を託す事にし、アヤも永遠の別れでは無いのでぐっと堪えて涙を流さなかったのだった!

 

「コウジ、操縦技術を磨く訓練をサボるなよ?」

 

「………ああ。

 それてもって、テツヤさんが驚く様な発明も俺が手伝ってやるさ!

 …だから、必ず帰って来てくれよ、偉大な勇者!!」

 

「任せろ、鉄の城!!」

 

【ビュォォォォォォォォォンッ、シュンッ】

 

 そして、最後にコウジとの会話を済ませた瞬間次元の孔は塞がり、アストラナガンとグレートマジンガーは一時的にこの世界から消えたのだった………。

 それをこの後皆はこう報告するだろう、『2人は極秘の調査任務に出てしまった為、メテオ3との戦いの後から帰還していない』と。

 それにより、イングラム達のMIAやKIA認定はされない様にしながら、偉大な勇者と黒き天使の帰還を皆が待つ事になるのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、コウジ達は一旦伊豆基地に帰還後、様々な報告や戦後処理を行っていた。

 メテオ3とジュデッカが破壊された事でネビーイームは完全停止し、エアロゲイターの脅威は去った事になり、地球圏に平和が戻ったのだった。

 その過程でコウジは一旦熱海に戻った後、父ケンゾウが所長を務める科学要塞研究所にてジュウゾウとケンゾウと共に光子力リアクター、超合金NZ(ニューゼット)メッキ大量生産化計画に参画する事になったのだった。

 更に光子力エンジン、超合金NZ(ニューゼット)のアップデートも並行して行う事が決定していた。

 今後もマジンガーZの力が必要になるのと………グレートマジンガーとテツヤ・ツルギが戻って来るその時に備えて。

 そして鋼龍戦隊の仲間達も………またバラバラに行動する事になるのだった。

 

「じゃあコウジはパイロットと研究者の二足の草鞋を履く事になるんだな。

 ギリアム少佐は情報部へ戻って、ヒリュウ改はレオナを新しくオクト小隊に加えてイカロス基地へ、ジャーダさんとガーネットさんは寿退役…しかもできちゃった婚、ラトゥーニはテンペスト少佐とカイ少佐と一緒に新教導隊の一員に、ストレイジはキングジョーを受理しにパリへ行く事に、マサキはシュウを探しに、リューネは木星か月に…皆、バラバラになっちまうんだな」

 

「まぁ、またいずれ皆会えるだろ。

 皆同じ世界で生きてるんだからさ」

 

「フッ、そうだな…」

 

 そうしてリュウセイ、キョウスケ、マサキ、コウジを中心に会話をし、その中にSRXチームとATXチーム、リューネとサヤカが居るのだが…エルザム達クロガネ部隊は既に姿を消していた。

 元DC且つビアン元総帥が居る戦艦が何時までも此処に留まるのは連邦軍としても都合が悪いせいである。

 

「じゃあな、マサキ、クロ、シロ!」

 

「ああ、じゃあな、皆…!」

 

 更に次はマサキもサイバスターと共にラ・ギアスと地上の療法を行き来し、シュウの捜索に旅立つのであった。

 シュウ・シラカワとマスターテリオン、かの2人はそれぞれ無言で消えたか、鋼龍戦隊に別れを告げてから居なくなったかの違いがあるが、もう既にハガネの格納庫にその姿は無く…まるで幻の様に消えていたのだった。

 

 

 

 

 

 更にクスハはテスラ・ライヒ研究所に出向し、皆と同じく守る側の人達の力になろうと決意したらしかった。

 ブリットもその道の応援をするのであった。

 …その二人は良い雰囲気になっていたと明記する。

 

「それで、ATXチームは再建されるラングレー基地に行くんだな?」

 

「ああ、護衛の意味も兼ねてな」

 

「元々彼処は私達の古巣だったし、色々と思い出があるのよね」

 

「そうか…この伊豆基地も寂しくなるな」

 

「でもってイルムさんやリョウト、リオ達はマオ社かぁ〜…お互い頑張ろうなリオ、リョウト!」

 

「うん」

 

「コウジ君もウカウカしてたら新しい機体や発明で遅れを取っちゃうかもね」

 

 更にATXチームもイルム達も伊豆基地から離れる事となり、後はSRXチームの動向のみであったが………本来はイングラムが裏切った為にSRX計画は凍結、ATX計画も資金バカ食いとピーキー機体の為に凍結となる筈だった………しかし、この世界では違った。

 

「うふふふふ………新たな量産機達には光子力リアクターと超合金NZ(ニューゼット)メッキ、更に換装パーツの共有化や修理部品のG2とH2のフレームの違いはあれど一部は規格統一と精密機器統一、更にパイロットによってはデフォルト機か原型機の様なチューンナップを選べる様に幅広い拡張性を持たせた………これにより、本来の計画凍結は免れて更なる飛躍へと繋がるわ…!」

 

「やっぱりあのレポートが決め手になっちまったか〜…」

 

 バレルは項垂れながらマリオンが上層部へ直訴してカブト一家との共同計画案のレポートを提出した上でヒュッケバインMk-IIの量産とは別にATX計画の量産機開発が決定した話をすると、マリオンは益々やる気に満ちた表情になりジュウゾウ達も光子力リアクターと超合金NZ(ニューゼット)メッキの正式実用化版の開発の道筋を作っていた所だった。

 更にSRX計画にも変化が訪れたのだった。

 

「後、イングラム少佐から念の為渡されたレポートがあってな………バルマーはズフィルード・クリスタルがあるからこのまま計画を凍結させて開発や発展を遅らせてしまえば、バルマーに付け入る隙を与えてしまうとの事らしい。

 で、上層部は計画見直しの為に2日間の計画の一時凍結をして………もうほぼ答えは出てるんだが、計画は続行する事になったぞ」

 

「本当かよロブ!!」

 

「じゃあこれで『グルンガスト参式』や『ヒュッケバインMk-III』とかのロールアウトも早まるな!!」

 

「しかも、グルンガスト弐式の量産計画や…こっちでも超合金NZ(ニューゼット)メッキや光子力リアクターを使う事になったんだ。

 R-1の廉価量産機の原型機開発も決まったし、それ等にもリアクター搭載やメッキ塗布される日が近いかもな」

 

「マジかよ!?」

 

 そして、光子力リアクターや超合金NZ(ニューゼット)メッキはPTと特機の開発に革命を起こし、SRX計画とATX計画を繋ぐ橋渡し役になるのだった。

 更にイングラムの意見が取り入れられたのも大きく、新型機や『量産型ヒュッケバインMk-II』以外にも『量産型グルンガスト弐式』が開発が進められる事となったらしく、SRXチームもATXチームもコウジ達も大忙しになる事が決定したのだった!

 そして、これもスペースビーストの脅威が残っている為と言う側面がある事は言うまでも無かった。

 一方…マジンガーZにもちょっとした事が決定したので、ジュウゾウは早く熱海に帰り、科学要塞研究所に設備移転をしなければと考えていたのだった。

 

「………じゃ、皆大忙しだし、皆そろそろ解散しましょう。

 ね、コウジ君、リュウセイ君、キョウスケ中尉」

 

「ああ!

 …キョウスケ、コウジ、また会おうぜ。

 今度はもっと強くなって、もっと教官やツルギ少佐達に認められる戦士になってな!」

 

「ああ………では、また会おう。

 コウジ、今度のテキサスホールデムでは勝つからな」

 

「いやいやいやいや、ブタカードであそこまで調子に乗ったキョウスケ中尉が悪いですって………はい。

 じゃあな、皆!!」

 

 そうして、コウジとサヤカ達は伊豆基地からマジンガーZをトレーラーに乗せて熱海に出発し、皆との再会する日を心待ちにしながら窓から空を見上げると、クロムチェスター3機が丁度空を飛んでいたので手を振り見送ったのだった。

 

「そう言えばユーゼスが語ってたディバイトランチャー用のアタッチメント、アレは一体何の事じゃったんだ?」

 

「聞いて驚けよお祖父ちゃん、そのアタッチメントはな………ウルトラマンのスペシウム光線を撃てる様にするアタッチメントなのさ!

 光子力リアクター機ならば問題無くアタッチメントを取り付けられるって話も出でたし、お祖父ちゃんと父さんの研究は色んな所で認められる凄い物だよ」

 

『何と!?』

 

 そして、コウジの口からディバイトランチャー用の『スペシウムアタッチメント』の話が出た途端、ジュウゾウ達も驚いて窓から身を乗り出してクロムチェスターに叫ぶのだった。

「 そう言う事はもっと早く教えんか!!」と。

 

 

 

 

 

 そしてユーゼス、ダイゴ達はナイトレイダー本部へ辿り着くと、少し掃除をしながら連邦軍やマオ社や………ギブ&テイクが成立したのでミツコ率いるイスルギ重工にもスペシウムアタッチメントの情報を開示し、当然怪獣やスペースビースト以外に使用を当面禁ずるとさせていた。

 当面なのは…超合金NZ(ニューゼット)メッキが普及してからはある程度大丈夫になるからである。

 そしてスペシウムアタッチメントの力、4機目のクロムチェスターの力は今後のビースト対策に欠かせなくなる。

 そう考えながら床を箒で掃いていたのだった。

 

「おや、此処に士が居ると思ったけど、何やら辛気臭い場所の様だね?」

 

「本当に此処に士君が居るんですか、『海東』さん?」

 

「………海東………それに、『夏海』………!!?」

 

 そんなナイトレイダー本部に突如として新たなる人物、『海東大樹』と『光夏海』が現れツカサを驚かせたのだった!!

 ダイゴも海東大樹の噂は知ってる上に、ソウゴ達も海東の方は嫌と言う程知ってるので………何故ツカサはこの2人がこの世界に現れたのか、その理由を知る事からがL5戦役後のナイトレイダーの初任務となる事を予感するのであった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方冥王星宙域外にて、深手を負ったがテレポートを使い何とか逃げた恐魔人ゼットはバルマー本星へ帰還しようとエネルギーを蓄えようとしていた所であった!

 

『今に見ておけ、地球人に仮面ライダー、そしてウルトラマン…我が記憶を持ち帰る事で、バルマーはより強固に…』

 

『そうはさせんぞ、宇宙恐魔人ゼット!!【ビュォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!】』

 

『な、グワァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!【ズドォォォォォォォォォォォン!!!!!!】

 

 だが、そんな恐魔人ゼットを有無を言わさず光線技が放たれ、『着弾と同時に爆散』したのであった!!

 そしてその光線を放ったウルトラ戦士が直ぐ其処に居た………そう、宇宙警備隊隊長、ゾフィーその人だった。

 

『カーウァイ、君の予測は正しかったな』

 

「奴はバルマーに帰る為に一旦冥王星宙域外まで出る、そうすればイカロス基地からの索敵からも外れるからな。

 …さあ行こう、地球へ」

 

『ああ、そして君の目を通して見てみよう、君の故郷たる青い星の人々を』

 

 そうして恐魔人ゼットに止めを刺したゾフィーは融合しているカーウァイと共にイカロス基地、コルムナのレーダーに引っかからないルートで地球に入ろうとするのであった。

 果たしてゾフィーとカーウァイのあいだでどんな会話があったのか………それを知る者は、当の本人達にしか不明であったのだった…。




此処までの閲覧ありがとうございました。
はい、イングラムとテツヤさんはこんな経緯で『向こう側』へ行きました。
更にSRX計画もATX計画も継続で、新たな量産機を作る事を主軸にした開発が進められますでしょう。
これもイングラム少佐の伝言と光子力リアクター、超合金NZ(ニューゼット)メッキで開発資金が削れても高性能機が作れる所為なんだ…。
更にスペシウムアタッチメントはウルトラマンXのXIOが持ってたアレを想像して下さい。
そうして…ディエンドと夏海とゾフィー、それぞれやって来てしまいました。
この意味やゾフィーが来る経緯を次回書けたらな〜と思ってます。

次回もよろしくお願い致します、感想等をお待ちしております!!
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