今回はほぼイベント戦闘マップの話になります。
どんなものかは是非本編をご覧下さいませ。
では、本編へどうぞ!
ミネルバ来訪から翌日、レモンは整備班達を集めて超合金
そんな中でテツヤはトレーニングルームでカイドウとマガミの2人を相手取り、何度も2人をボコボコに倒しては挑まれてを繰り返していたのだった!
「イッテテ〜…少しは加減しやがれよロートルセンパイ!!」
「加減したらしたで舐めるなと言って余計に食って掛かって来る事は目に見えてるんだよガキ共。
さて、今日はもう終わりか?」
「いや、まだだ、まだやる…!」
カイドウとマガミはテツヤに一泡吹かせてやる、その一心で挑み続けては敗北してを繰り返し………だが一回も折れた事が無いので、マジンガー乗りとして間違いなく根性はあるとテツヤも評価し、ならばその根性で俺を超えてみろと今日も今日とでカイドウとマガミを揉んでいたのだった。
「…あの2人はテツヤさんと絡んでますが、何か理由でも?」
「分からぬ、ただマジンガー乗りとして負けてられんと言うプライドがあるのかも知れぬな。
そう、彼奴等も髑髏の魔神、カイザーSKLに乗るのだからな」
「マジン…カイザーSKL。
『グレートマジンカイザー』とも違う、新たな…マジンカイザー………」
ミネルバはアルと会話しながら髑髏の魔神の名を聞き、嘗て1つの世界で観測し、マジンガーZEROが高次予測と因果律兵器のコンボが完全初見の為に使用出来なかった存在…グレートマジンカイザー、グレートマジンガーがマジンパワーをフルブーストする事で誕生した偉大な皇。
そんなグレートカイザーとも全く違う、2人乗りで放熱板が銃にもなる髑髏の魔神、自らを地獄と称する2人が乗り込む地獄の魔神、マジンカイザーSKL。
これを用意したのもコウジ司令と聞き、ならばあのカイザーにも何らかの秘密があるのではと考えていたミネルバであった。
「…そういやイングラム、そっちにマスターテリオンとエセルドレーダ、そしてリベル・レギスが居たんだろ?」
「ああ、そして終始我々の力となってくれていた。
『終焉の魔神』覚醒の阻止、それを間近で行う為にな」
「成る程な…へへ、あの自由人が。
邪神から解放されたらエンジョイ勢になりやがって…全く、俺にとっても今となっては腐れ縁にも程があるぜ」
一方でイングラムはクロウからマスターテリオン達の事を聞かれたので、敵になった事は一度も無いと答えると納得した様に軽く笑って遠い目で過去を思い出しながら………あの邪神の無限ループの中で永遠に血と汗と涙が流され、嘲笑と憎悪の連鎖が繰り返される
「邪神………そう言えば、俺達の世界にハンドレッドとか言う仮面ライダーの力を模倣する組織が現れたんだが、それを操るのが邪神…無貌の神と呼ばれる存在だったな。
俺達はその無貌の神が何なのか調べて、旧西暦に創作された神話の外なる神とか言う奴の一柱とか、名前までは知る事は出来たが結局そいつの居場所を発見する事が出来なかったな」
「何、無貌の神………ナイアルラトホテップだと!?
ソイツは一体何をしようとしてた、テツヤ、答えてくれ!!」
「マジンガーZの奪取と魔神パワーの完全開放、だったな。
何かの目的がありコウジを取り込んだマジンガーZEROを誕生させようとしたが………ハンドレッドがマヌケだったから失敗した上に、其処でマジンガーZの意思が確立されたんだがな」
「………そうか、奴が関わってるのか。
ならこの世界にビースト細胞を持ち込んだのも………!!」
クロウはテツヤの話を聞き、マジンガーZEROを意図的に誕生させようとしていたと知ると、この事件の裏にあの神が関わっているならば、この世界にビースト細胞を持ち込み世界を混沌とさせていたのもソイツ…ナイアルラトホテップが犯人の可能性が出たとして、アルと共に目を合わせてアル・アジフの頁の中にある邪神を探知する為に編み出したオリジナル魔術を使用し、10秒程この世界とその狭間に向けて魔術を向けると………それは居た!
あの邪神、ナイアルラトホテップが!!
『おや、今気が付いたのかい、僕の愛おしい怨敵達…ふっふふ…』
「…っ、見られたな、今」
「ああ、そして奴の居場所も特定出来た…!
ヴィンデル達に報告するぞ、クロウ!」
そうしてクロウ、アルはナイアルラトホテップを見つけたとしてヴィンデル達に報告する為にトレーニングルームから退出すると、イングラムは時系列的には此方の方が自身達の世界で起きた出来事のあらゆる時間軸の前に当たると考察しているので………その上でビースト細胞をナイアルラトホテップが持ち込んだと考えたならば………その先にあるのは『始まりの獣の降誕』であると考え、テツヤ達のトレーニングも止めて自分達もヴィンデル達の下に向かうのであった…!
そうして司令室にラウルやルビーナにリサ達を含めた全員が集まり、クロウからの情報を下に調査をしたヴィンデルからの報告等のブリーフィングが始まろうとしていた。
「クロウ達がナイアルラトホテップをこの世界で見つけたとの事だったので、そのポイントを重点的にあらゆるレーダー機器で探査した所………ビースト振動波探知機に夥しい数のスペースビーストが集まっている事が確認された。
そしてこの現象についての仮説だが………ビースト共は始まりの獣、ザ・ワンに回帰しようとしているのでは無いか?とレモンとも話し合い、その線が濃厚だと判断された」
「よって、動ける部隊全部を動かして集まってるスペースビーストを掃討、そしてザ・ワンに回帰する前に奴等を終わらせるのよ。
ザ・ワンが誕生すれば、他の世界にスペースビーストをばら撒き兼ねない、その要因は絶対に排除しなければならないわ」
「…つまり、プロジェクトEFに支障をきたす可能性があると言う事か、コイツがな」
「ああ、それにこれを駆逐出来ればスペースビーストは一気に数を減らせるだろう。
全員、全力を尽くして欲しい」
ヴィンデルはプロジェクトEFに支障をきたす所か支障その物であるスペースビーストに関して、此処で終わらせられると鼓舞すると全員に対し敬礼をしたので、アクセル達も敬礼を返し、命令の受諾を行ったのだった。
この場に居るシャドウミラーの全員が何としてもこのビースト災害だけでも終わらせてやろうと言う気概を見せ、プロジェクトEFの完遂の為にと決意していたのだ。
なおカイドウとマガミは相変わらずスペースビーストがウザいから潰す、ただそれだけである。
………なお、このザ・ワンが誕生すると聞き、テツヤとイングラムはある事を思い出し、2人共同じ考えだったのでこの空気に水を差さない方向で固めたのだった。
「ではこれよりポイントW990568の地下洞窟に突入し、ビースト殲滅作戦を開始する。
各員は乗機に乗り出撃し、シンとエボルト、クロウも共に出撃せよ!!」
「ああ、分かった」
「…クロウ」
「ああ、分かってる、ナイアが関わってるなら悪辣な罠を仕掛けてる筈………そいつを食い破る気で行くぞ」
そしてシンやエボルト達も出撃しようとする中、クロウ、アルはナイアルラトホテップ…ナイアが関わる事は全て悪辣な罠が掛けられている事を良く知っていたので、今回も何か仕掛けていると確信してそれを破るべく、デモンベインを召喚し乗り込むのだった!
………それからテツヤ、イングラムもこれでザ・ワン誕生を阻止出来てもそれはそれで新たな並行世界、マルチバースが生まれるだけなので其処は安心して行動してもまだ平気だと思い、されどビーストは殲滅すると言う覚悟の下で出撃したのだった…!!
第7話『始まりの獣』
アクセルが指揮する部隊全機が地下洞窟に侵入すると、其処の壁一面はビースト細胞に侵食された跡があり、更にはスペースビーストの反応も60を超えていた!
「こんな場所を今まで何故見つけられなかった?
此処までビーストが集結すれば、嫌でも振動波が漏れ出すはずなんだがな…」
「恐らくナイアの魔術だ。
あの邪神、ザ・ワンを誕生させる為に認識阻害魔術とかを使ってたと思うぜ」
「成る程、邪神様の加護があってこのザマだったか、これがな」
「アクセル、洞窟の中央部に大きなビースト振動波がある!」
そして、デュークが洞窟中央部、スペースビーストの群れの最奥にてそれ………卵にも似たグロテスクな肉の塊が其処にあったのだった!!
しかも、その肉の塊にはこれまで探知したビーストの反応が全て表れていると言う異常性まであったのだった!!
「………ペドレオンやフログロスだけじゃない、ノスフェルやガルベロス達上級ビーストの反応まであの肉の塊に集約されてるだと?
ゼロ、これはどう見る?」
『相当ヤバいぜ、これは。
もうスペースビースト達のザ・ワンへの回帰が始まった所じゃねえ、羽化寸前の状態だ!!』
「俺も念の為お遊び抜きでフェーズ4で来たが………マジでそれが功を奏すとはな!」
「…レモン、後どれだけであの肉の塊は羽化するか分かるか?」
エボルもゼロもヤバいとお墨付きの為、アクセルはレモンにあの肉の塊のエネルギー反応を計算して貰い、羽化までの時間を計算させ始めた。
なおレモンはアクセルがその言葉を発する前から計算を始めており、後5分であの肉の塊のエネルギーは臨界点に達すると計算していたのだった。
『私の計算によれば後5分で………って所かしらね』
「5分か、ならば4分以内にあの塊に近付いて破壊する事を勧めるが、どうするアクセル?」
「…テツヤの案に賛成だ。
この数を突破しながらあの肉の塊を破壊するには最低でも4分は必要だ。
ならばその最短を行くだけだ」
「だったら大暴れしてやろうぜ、此処に居る全員でな!」
「俺のアトリームで覚えた中央突破戦法、見せてやりますよ隊長!!」
テツヤの案に乗ったアクセルは4分以内にこのスペースビーストの群れを突破し、あの肉の塊の破壊を狙うのだった!
その案にクロウもミストも乗る気であり、カイドウとマガミも良い笑顔をしながらペドレオンやビーセクタ、バグバズン等の群れを睨み、デュークやゼロとエボルはザ・ワンの誕生を1秒でも阻止する方向で動く事になるのだった!!
「よし、ならば各機は早速戦闘開始だ。
誰でも良い、4分以内にあの肉の塊に辿り着き破壊しろ、以上だ」
「そんじゃあ………ひと暴れしてやるかァ!!!!」
「ダイザー、ゴー!!」
「行くぞ、アストラナガン」
そうして各機はスペースビーストの群れへと向かい、次々と撃破しつつ前進を開始した!
その間にタイムリミットは進んで行くが………レヴリアスとセリウス、セリウスIIの援護をエクサランス2機がやりながらも、ミスト達3人も良い動きをしつつスペースビーストと交戦した!!
「うおおおおお、化け物達は退治だ!!!」
【ズギュゥン、ズギュゥン、ズギュゥン、ズガズガズガズガズガズガ、ドォォォォォォォン!!!!】
レヴリアスの連続攻撃にペドレオン3体は爆散し、ビースト細胞が拡散する………が、何故かエクサランスと同様にレヴリアス、ついでにセリウス、セリウスIIの計3機が撃破したビーストの細胞が再生する様子が見られなかった!
「…何故ビースト細胞が再生する兆候が無いんだ?」
「いや〜、どうやら俺達の機体に搭載されてる『クリスタル・ハート』があの化け物達の特攻になってるんじゃないかってレモンさんに考察されてましたけど、詳しい事は分からないです!」
「…そうか」
レヴリアス達の攻撃でもビースト細胞が再生する様子が見られない事を不審がるテツヤとイングラムだったが、結局の所レモンの頭脳を以てしても解明不可能だったのでそれ以上は考える事を止めた。
但し、イングラムはクリスタル・ハートの情報をアストラナガンで再び調べ直すと、正の感情で半永久的にエネルギーを生み出し続ける、怒りや憎しみの負の感情で出力が大幅低下すると言う部分を読み取り、まるで光の巨人…ウルトラマン達が闇の力を何の対策もせずに使えば力が半減する、或いは大きなダメージを受けると同じだと考え、クリスタル・ハートにはウルトラマンの様な光の力を生み出すのかと考察し、それならばスペースビーストにも一定の有効打が与えられる上に、的確にビースト細胞の再生核を破壊すれば再生させない為、ミスト達は無意識下で再生核を射貫いているとも考えつつ、アキシオン・キャノンで複数のビーストを吹き飛ばしたのだった!!
「オラァ行くぜぇ、『トルネードクラッシャーパンチ』!!!!」
【ズォォォォォォォ、ズガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!】
更にカイザーSKLは牙斬刀を横に構えながらトルネードクラッシャーパンチ…カイザーSKLのロケットパンチを飛ばし、ドリルスリット状の『ブレストリガー』のマガジン装填部の回転と合わせてペドレオンを複数体斬り裂きながら貫いた!!
………のだが、その間に他のペドレオンが近付いて来るのにカイザーSKLは棒立ちになっており、それをグレートマジンガーが援護したのだった!!
「おいガギ共、何だその下手な戦い方は!
何故両腕を飛ばして戻って来るまで棒立ちになっている!!」
「いや〜、これ一度飛ばしたら戻って来るまでがまどろっこしくてなぁ〜」
「…この猿が何も考えず両腕を飛ばすからこうなっただけだ、俺の責任にしないで貰いたい」
「いや、同じ機体に乗っている以上は連帯責任だ!
そして…パンチの上手い使い方を見せてやる!!
ドリルプレッシャーパンチ、サンダーブレーク、グレートタイフーン、ブレストバーン!!!!!!」
一方テツヤはカイドウ達の戦い方を叱責しながら、自身の上手いロケットパンチ系統の使い方としてまず右腕はドリルプレッシャーとしてそのまま飛ばし、左腕はサンダーブレークを放つ為に残し、更にグレートタイフーンで逃げ場を無くしてからブレストバーンで焼き払うと言う正にプロの戦い方を見せ付けるのであった!!
その間にトルネードクラッシャーパンチが戻り、牙斬刀を背中に仕舞い、マガミにチェンジしてブレストリガーを構えながらその戦い方を黙って2人は学ぶのだった!!
「ふふ、矢張りテツヤ・ツルギ少佐の戦い方は奴等に良い刺激を与えている………この調子でやれば無軌道な戦いの中での連携も見出すだろうな」
「スカーレット大尉は、それを見越してテツヤ少佐のあの2人とのやり取りを止めなかったのですか?」
「その通りだユウキ中尉。
そして…我々の戦い方も見せるぞ!!」
「っ、はい!!」
更にその横ではウイングルが『超振動フルーレ』を胸の突起から抜き放ち、ビースト細胞の再生核を超振動で破壊しながら更に格闘戦でペドレオンもフログロスもビーセクタもバグバズンも関係無く屠っていた!!
次にユウキにチェンジすると『ブーメラン』として両腕部の刃を飛ばし、更に戻って来た刃を足に接続しダンスを踊る様に斬り裂き、敵を攻撃する『ブレードエッジ』を使いペドレオンを2体倒したのだった!!
その戦い方にテツヤもユウキも十分戦力だと考えつつ、スカーレットが自身に万が一があった場合にウイングルを慣らす為に動かさせていると看破し、ならばその万が一は起こさせないとしてグレンダイザーのスペースサンダーに合わせてサンダーブレークを放ち、肉の塊への道を作り出したのだった!!
「よし、道が開けた!!
グレートブースター最大戦足!!」
「行くぞソウルゲイン、あの肉の塊を撃ち抜くぞッ!!」
「『ダブルハーケン』!!!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
そしてグレートマジンガー、グレンダイザー、ソウルゲインの3体が一気に突撃し、肉の塊を破壊するべく攻撃を仕掛けようとした………その時、肉の塊の上に黒髪の女性が立っており、3体の特機をニヤリと嗤っていたのだった!!!
「何っ、人間が居る!?」
「クロウ、あれは!!」
「テツヤ、デューク、アクセル、構うなそいつごと肉の塊をぶっ壊せ!!!!!!!!」
「遅いよ君達♪」
【スゥゥゥゥゥゥゥ、ズゴォォォォォォォォォ!!!!!!!】
『ぐあっ!!』
クロウの警告も虚しく、黒髪の女性が手を押す仕草をすると、彼女の上の空間に『闇の空間』が現れ、更にその中から『赤いラインがある黒い右腕』が現れ、ソウルゲインを殴り付けて吹き飛ばした!!
更にグレートマジンガー、グレンダイザーも『何故か』吹き飛ばされ、宇宙合金グレンと1.5世代の超合金
「何なんだ、あの腕は!?」
「いや、何でグレートとグレンダイザーがぶっ飛ばされてんだ!?」
「あの女の魔術だ!!
『不可視の拳』って言う魔術でグレートマジンガーもグレンダイザーも吹き飛ばされたんだ!!
しかも………アイツが使えば、超合金
「はぁ〜い、麗しき我が宿命、我が愛しき怨敵。
そして、初めましての皆様方、ボクこそがナイアルラトホテップの化身が1人、ナイアです、以降お見知りおきを………うふふふふ」
「奴が………邪神………!!」
そして、テツヤは初めて見る邪神の化身体が1人を前に、その背後にある名状し難き存在を直感的に理解し、正気と狂気の狭間に墜ち掛ける………が、マジンガー乗りとしての誇り、グレートマジンガーの異名たる偉大な勇者としての在り様が、狂気を吹き飛ばして且つグレートマジンガーを立たせるに至ったのだった!!
更にデュークやアクセルも同様に正気を保ち………否、この場に居て狂気に墜ちて狂乱する者は1人も居なかったのだった!!
なお、カイドウとマガミだけはこの程度が狂気なのか?とケロッとしており、邪神を視ても全く動じない、揺らがない異常過ぎる精神性を持っていた事に気付いたのは…この中でナイア自身と、クロウ達であった!
「ぐっ、あれが邪神ならあの腕はなんだ!?」
『この闇の気配………ベリアルやトレギアの物とも全く違う………まさか、コイツが噂に聞く『ダークザギ』なのか!!」
「ピンポ〜ン、正解だよ、流石はウルトラマンゼロ………だけど、今ザギは右腕しか実体化出来なくてね………だからボクと共に闇を集めてる所の真っ最中なんだ。
そう、例えばボクがこの世界に持ち込んだビースト細胞から生まれたスペースビーストを用いたりね………。
そして、デビルスプリンターもこの卵にたっぷりと吸わせたから現れるよ………今までに無い、強化されたビースト・ザ・ワンが!!!!!」
『何!?』
その言葉が発せられたと同時に肉の塊から生まれる様にビースト・ザ・ワンが出現し、そのグロテスクな見た目はスペースビーストの親個体だと言う事が良く分かる程であった!!
更にデビルスプリンターと言う言葉を聞き、ゼロが目を凝らしてザ・ワンを見れば………ゼロの因縁、ゼロの宿敵とも言うべき存在、ウルトラマンベリアルの欠片の気配が数多くかんじられたのだった!!
『あれだけの数を、ザ・ワンに使いやがったのか!?』
「そう、全てはこの『次の世界』でより強力な個体のビーストを生んでビジネスパートナーの肉体を復活させる為に必要なのさ。
それじゃあ正義の味方さん達、精々『終焉』が確定したこの世界で足掻くだけ足掻いて、あの魔神の餌食になるといいさ!
あっははははは!!」
「待て、逃がさんぞ、玄武剛」
『待てアクセル、あのザ・ワンに攻撃したら駄目だ!!
強化されたスペースビーストが、この世界に拡散しちまう!!』
「なっ………ぐっ………!!」
アクセルは直ぐ様ソウルゲインを操作し、攻撃してでもザ・ワンを止めようとしたが………ゼロからザ・ワンへの攻撃を禁じられた為動く事が出来ず、ナイアとザ・ワン、ザキの右腕はそのまま何処かへと空間跳躍したのだった!!
「くそ、ほぼ全戦力を投入してこのザマか…ままならんとはこの事だな、これがな…!!」
「…アクセル、デューク、気を付けろ、まだスペースビーストの増援が来るぞ!!」
『ざっと数えて20は超えてやがる………くそ、これじゃ退こうにも退けねえな!!』
「まぁ、その分俺も暴れてやるから任せな、ウルトラマンゼロ」
そしてテツヤもイングラムもこれで全ては1本線になり繋がってしまったと思い、対するアクセルは自分達が全力で動いてこのザマと言う結果に苛立ちながらも、残されたスペースビースト及び増援のスペースビーストを全て倒さねばならず、全員で洞窟内から更に湧き出たスペースビーストを根こそぎ駆逐し始めるのであった!!
エボルもブラックホールフォームの力でスペースビーストをブラックホール送りにし、ビースト細胞を圧縮、光すら逃れられない孔に情報生命体を閉じ込めると言う戦法を取り、ディケイドやジオウとは違う対処法でビーストを撃破していたのだった!!
「これでも喰らえ、『舞朱雀』、でぇぇぇいっ!!」
「此処だ、全身風穴だらけになれ醜い化け物共!」
【ズギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ、ズガァァァァァァン、ズドドドドドドドドドドドドドドド、ドォォォォォォォォォン!!!!】
其処からソウルゲインの舞朱雀、カイザーSKLのブレストリガーによるガン=カタムーブにより複数体のビーストが大爆散したのだった!!
テツヤ達の世界ならば此処にサンダーブレークを放ち、ビースト細胞を焼滅させなければ無毒化出来なかったが此方ではそんな事も無くビースト細胞が異様な再生を見せる事無く沈静化していたのだった!
だがテツヤは念には念を入れる立場なので、霧散した細胞にサンダーブレークを拡散させて浴びせて焼き切り、完璧な無毒化処理を施すのだった!
「………お前達の世界のビーストはそうしなければ再生していたのか、テツヤ、イングラム?」
「ああ」
「そう考えれば………此処で起きた事象も含めて出て来る答えは………」
アクセルはテツヤ達のスペースビーストはこうやらなければ再生し続けていたと確認を取ると、2人は肯定し、最大威力のブレストファイヤーやブレストバーンを同時照射しなければ大型個体のビースト細胞を焼却も出来なかったと記憶していた。
その為、アクセルから考えられる事は明白であり、且つ通信先のレモンやヴィンデルも『そうか………』と言う反応を示すのだった!!
「スペースビーストの鎮圧確認!!
細胞再生兆候、無し!!」
『終わったか………だが、ザ・ワン達を逃がしたのは手痛かった。
それに奴は何処へ………』
「…その事で話がある、皆帰還後に司令室へ来る様に」
ミストの二重確認後、ゼロはザ・ワンやナイア、右腕だけのザギが何処へ行ったか………そう呟いた所でイングラムが皆に司令室へ集まる様に伝えながら帰還して行くのだった。
アクセルはこう言う時は大体嫌な情報しか出て来ないと経験上で察してるので、溜め息を吐きながらアストラナガンと並走するのだった。
───テスラ・ライヒ研究所・司令室───
「…テツヤ達の世界の新西暦180年にザ・ワンが訪れてる可能性が高い、だと?」
「ああ、あのザ・ワンはデビルスプリンターで強化されているとナイアの口から聞いた。
更に次の世界と言っていた…其処から導き出される答えは、あのザ・ワンが冥王星圏外に転移し、其処へウルトラマンネクサスがザ・ワンを分子分解しようと試みたが結局月まで逃げられた上で…」
「オーバーレイ・シュトロームを当てたは良いが強化された為に分子分解し切れず、ビースト細胞が俺達の地球中に拡散され…メキシコ事変等に繋がったと、俺とイングラムは睨んでいる」
「…そっちの世界でスペースビーストが現れてるってメモリーチップから共有されてだから、もしかしたとは思っていたけれど…もう、私達の世界から争いの火種が撒かれてしまっていた訳ね」
イングラムから自身達が見聞き した事を口にされた事で、レモンもヴィンデルも、アクセルも既にこの世界にあった火種がプロジェクトEF自分達戦士がで向かうべき世界へとばら撒かれてしまった事を知り、責任を感じていたのだった。
エボルトは深く考え過ぎだと口にしようとしたが、それよりも先にカイドウが舌打ちをしながら司令室から出ようとしたのだった。
「カイドウ特務少尉、何処へ行くんですか!?」
「缶コーヒー買いに行ってもう部屋戻んだよ、こんなトコで辛気臭い話をされたままの空気じゃ落ち着かないんだよ。
んじゃな、また明日からの任務よろしく頼むぜ」
「…俺も退室させて貰う。
もうこの件では議論の余地は残されていないからな。
ならばもう解散し、部屋で寝て英気を養う事が先決の筈だ。
ではヴィンデル総隊長、アクセル隊長、また何かあれば連絡をくれ」
そうしてカイドウ、マガミが先んじて司令室から退室すると、カイドウやマガミの言う事も一理あったのでもうザ・ワン達を逃がした件を話し合う事を止めようと言う空気にシフトしつつあり、咳払いをしながらヴィンデルが口を開いた。
「兎に角全員生きて帰還した事は喜ばしい事だ、良くやった。
それから、ナイアやザ・ワン、ザギの腕が消え去った事で各地のスペースビーストの動きが沈静化しつつあるとキャラバンを守っている連邦軍兵からビースト振動波探知機を通して分かったとの事だった。
ならば残る問題はベーオウルフとマジンガーZEROとデビルマジンガーのみに絞れる事になる」
「そうですか…では今は解散しつつまた此処へ集まり、今後の事を話し合いましょう。
特にプロジェクトEFは失敗が許されない重大事項ですから。
それでは…」
更にスカーレットも退室して行くと、デュークやルビーナ達も退室し始めて行き、残ったのはアクセル達とテツヤ達のみになった。
其処でテツヤはレモンに超合金
「レモン、超合金
「後20%って所ね。
あのデータが無ければこんな物は作れなかったからテツヤには本当に感謝してるわよ。
…所で、私からも質問なのだけど、テツヤ達の世界であのザ・ワンの子供であるスペースビーストが暴れてるなら、あの時ザ・ワンの羽化を止められたら未来は変わったかしら?」
「いや、歴史の分岐点が新たに生まれて並行世界が生まれるだけだ。
過去を変えようとも、一度生まれた未来の世界は消える事は無い………
なので、俺達の世界にザ・ワンが来たか否かの分岐点が生まれ、それぞれが独立した世界になったと断言する」
「………やっぱりそうなのね、ありがとうイングラム」
更にレモンから過去を変えたら未来は変わるのかと言う質問を投げ掛けられ、イングラムは包み隠さず並行世界が新たに生まれると言う解答を与えたのだった。
それを聞いたレモンは予想通り、と言った反応を見せた後格納庫へと向かい、損傷したソウルゲインやグレンダイザー、グレートマジンガーの修理をしつつ超合金
そうしてテツヤやイングラムも、アクセルも司令室から退室し、最後はヴィンデルも司令室から退室し………今日の任務は誰1人欠ける事無く無事に終えたのであった。
此処までの閲覧ありがとうございました!
はい、強化されたザ・ワンが生まれた経緯はこんな感じで、更にナイアには不完全ながらも力を貸すビジネスパートナーとしてダークザギも共に居ます。
マジンガーZEROを利用しようとするナイア、自らの復活の為にビーストを使い負の感情等を集めようとするザギ、全ての可能性を閉ざそうとするマジンガーZERO、そのマジンガーZEROやゲッター線すら狙うベーオウルフ………うん、本作の『向こう側』の裏の勢力図はルナティックも生温い物でしたね!
次回もよろしくお願い致します、感想等もお待ちしております!