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sideペペロンチーノ
私の人生は碌なものじゃないと、張りたくもない胸を張って言える。修験道の一派【天狗道】を
修めさせる家系に生まれ、やりたくも無い修行をさせられ....挙げ句連中は全く関係ないただの
子供達を勝手に攫ってきて修行させ、修行が出来なければ捨てられる。何なら元々、【天狗道】は
それだけ....思うところが無かったか?そうね...正直に言えば、無かったとは言わないわ。けど、
子供達があんな悲痛な顔をし続けるくらいなら....ね?そうして一族を皆殺しにして後始末をつけた後、西洋に渡ってフリーの傭兵を続けてた...あ、時計塔なんかとも関わりを持ったわね。そんな
感じに根無し草で生活していると、時計塔のマリスビリーから声がかかった。
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「....カルデア?」
「あぁ。人類の未来を語る資料館及び、未来の人類社会の存続を世界に保障するための保険機関。それこそが――」
「【人理継続保障機関 フィニス・カルデア】ね....それで?何で私は呼ばれたの?」
「スカンジナビア・ペペロンチーノ、君には"サバイバル活動の指導及び監査担当"として所属して貰いたい」
「....へぇ、さっき聞いたレイシフト先でって事かしら?」
「勿論。先ほどの会話と私がした質問への問答、修験道の練度、何より君には
....ここまでの会話から嘘は感じない。けど――
「....何で私に適性があるって言い切れるの?別に検査をした訳じゃ無いって言うのに」
「......」
あら、少し心に揺らぎが出たわね*1
「....そうだね、君には話して良いと言われていた」
「....貴方の上がいるの?」
「上というわけじゃ無い...ただ、私を今の私に変えてくれた子だ」
「....子供まで利用しているの?」
それなら話が...
「いや、
「....へぇ、嘘じゃ無いのね。驚いたわ」
「嘘をついても意味が無いからね。ついでに、これから話すことも嘘偽り無い事実だ...信じてくれるかい?」
....揺らぎが無い、嘘じゃ無い
「良いわ、聞かせて」
「ありがとう。じゃあまずは――「マリスビリー、ここからは私に話させろ」おや、君が直接来たのかい?」
私とマリスビリーしかいなかった部屋に、どちらでも無い声が響く。まだ幼い、年齢は恐らく学生と言った感じの声が。声の方を見ると、そこには...
「...."クロスフォリオの神童"?」
「そうとも呼ばれるな、さて...まずは自己紹介を。」
そう言って、彼は丁寧に名を名乗る。
「クロスフォリオ家長男、レイン・クロスフォリオ。世間一般ではクロスフォリオの神童や...
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
sideレイン
....フリーの傭兵、後のカルデアAチームが一人。スカンジナビア・ペペロンチーノ.....こうやって直接見ると、確かに分かる。強い。
「....それで、アナタもカルデアに?」
「あぁ。と言っても、私の場合はマリスビリーのお目付役のようなものだがな」
「...アナタが?」
「嘘を言っていないのは分かるだろう?」
ペペロンチーノは他心通が使えた。嘘じゃ無いのは伝わっていると思うが...
「...そうね、嘘は言っていない。ごめんなさいね疑って」
「いや、仕方が無いだろう。何せ私はまだ16の子供だ...そんな子供がいきなりこのマッドサイエンティストのお目付役だと名乗ったら疑いもする。私だって疑う」
「....そこまで言うの?」
「じゃあこの阿呆がやろうとして私が全力で止めた史上最悪の実験の話でもするか?聞けば必ず
マリスビリーが屑にしか見えなくなるぞ」
「それ言わないで欲しいんだけd「黙っていろ屑」」
「...少し言い過ぎな気もするけど、聞かせて貰うわ」
「そうか....後悔するなよ?」
そうして、私は本来行われるはずだった英霊憑依実験の詳細を話した。マシュ・キリエライトの
存在、行われようとしていた内容.....副作用によるマシュ・キリエライトの寿命の低下。
「――これが、マリスビリー・アニムスフィアが行おうとしていた実験の全貌だ」
「一言言わせて貰うわね?それやろうとしてた人間が何で平気な顔で私に声を
かけてるの???」
「根っから屑だからだろう」
マリスビリーが沈んでるが知ったことじゃない。
「けど引っかかるわ、何でアナタは
...まぁ、聞かれるだろうな。
「それについての説明も勿論する....ただし、これから話す情報を知っているのは現状私とマリスビリーの二人だけだ。決して口外しないことを約束してくれ」
「...何でそこまで信頼されているのかが分からないわね」
「君の性格上、誰かの秘密を勝手に話したりしないというのを私が知っているだけだ。違うか?...
「!!!」
「さて、驚いているところ悪いが本題に入ろう。まず
「.....もう既に否定したいけど嘘は言ってないのよね...」
「私は嘘をつくのが下手なのでな。さっさと続けるぞ?私の前世では、この世界は一つの
物語だった」
「....物語?」
「あぁ。ゲームの世界、等と言った方が正しいだろうが....そこは関係ない。需要なのは、本来の歴史では君を含めたカルデア職員の殆どが死に瀕する、もしくは死亡するということだ」
「...詳しく」
「結論から言おう。2016年、君は他に選別されたマスター達と共にレイシフトを実行し、ある
敵対者の策略によりレイシフト実行中に爆撃される」
「敵対者は?」
「そのまま君がレイシフトするはずの特異点へと移動、特異点を進んできた物語の主人公と会話
して....
「!?」
「...ここは、マリスビリーにも言っていなかったな?」
「あぁ、そうだね.....話さなかった理由を聞いても?」
「当たり前だろう、お前は職員に"君の娘はこの年にこうやって死ぬよ!!"と事細かに説明する
のか?」
「それは.....確かにそうだね」
「オルガマリー・アニムスフィアって確か...って言うか二代目って」
「知っての通り、マリスビリーの一人娘だ。二代目というのは...本来の歴史なら、3年後の2013年にマリスビリーが死亡したからだ」
「!!....死因は?」
「悪いが、そこは前世から不明だ。他殺なのか自殺なのか...そもそも死に方すら明かされて
いない」
「そう....それで、アナタは何をしたいの?」
...これの答えは、あの日から変わっていない。
「カルデアに起こる全ての悲劇を回避し、死亡者をゼロにする....つまるところ、君を含めた
全てのカルデアの人間を救いたい」
「...理由は?私を含めて、アナタからしたらカルデアの人間は全員【物語の登場人物】でしょ?」
.....
「そう、だな....私からしたら、君たちはマリスビリーを含めてただの"キャラクター"だ」
「だったら――「だが、私は
「君たちが"キャラクター"だったのは私の前世だ。今はどうだ?私はここにいる、
「何より?」
.....
「.....君と共に爆撃されたマスターの中には、今世での幼馴染がいてな。一番最初に思ったのは、あいつに死んで欲しくないと言う感情だった」
「...そう」
「今はまだ確定していないが、私の知っている幼馴染は....とてつもない茨の道を歩んで行く...
君含め他数名のマスターと共に。その末に何が待っていたと思う?」
「どう....なったの?」
「....裏切りによる死亡。それが、あいつに....キリシュタリア・ヴォーダイムに訪れた結末
だった」
「......」
「私は....
「.....」
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sideペペロンチーノ
私は驚いていた。最初あれだけ丁寧に、年齢を誤認しているかもと思うような冷静な説明を
していた男が、前世の物語に登場するだけのキャラクターに対してここまでハッキリとした意思を示して自分自身すらキャラクターに出来るのかと。幼馴染に対して、あんなに熱くなれる人間なのかと。
「.....スカンジナビア・ペペロンチーノ」
「何かしら?」
「.....私は、どんな状況になろうが知っている限りの全てを救いたい。頼む...力を貸して
くれ....!!!」
「....」
あぁ、そうか。この子は誰かのために
殺した私とは正反対。
「...顔を上げてちょうだい?」
「あぁ.....」
力強い、まっすぐな眼......フフッ
「良いわ、協力してあげる」
「!本当k「ただし条件があるわ」...何だ?」
この子がアタシを護るなら、アタシがこの子の盾と矛になる。
「....
「!!....分かった、約束しよう」
「なら、交渉成立ね。よろしく、レイン」
「こちらこそ、よろしく頼む」
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side掲示板
623:魔法の継承者
...と言った感じだったな
624:名無しの転生者
やっぱり家系がまともだったら絶対にいい人なんだよなぁ...
625:推察者
そうだな....
626:名無しの転生者
....ま、一旦話はおいといて...この後はどうする?
627:魔法の継承者
残りのAチームと接触していく。出来ればベリルには早めに接触したい
628:名無しの転生者
何でベリル?
629:興味ない奴の親友
カドックとかの方が良くね?
630:魔法の継承者
>>628~>>629早めに性格を叩き直したい
631:名無しの転生者
わぁ....
632:孤軍
確かにどうにかしときたいな....
633:逢魔ヶ時の王者
随分と励んでいるようだな、イッチ
634:名無しの転生者
ファ!?
635:興味ない奴の親友
オーマジオウ!?
636:孤軍
何で!?
637:推察者
これは....驚いたな
638:魔法の継承者
...随分珍しいですね、
639:逢魔ヶ時の王者
少し気になっt...待て、何だその呼び方は
640:名無しの転生者
イッチが我が王呼びしてる....!?
641:名無しの転生者
ヤベぇイッチが臣下になった!!
642:興味ない奴の親友
何で????
643:魔法の継承者
>>640~>>642あの日喝を入れられなければ、私は今も燻っていた。そんな私を変えて貰った
のだ。王と呼んで何が悪い。
644:名無しの転生者
645:名無しの転生者
646:名無しの転生者
647:名無しの転生者
648:孤軍
....やり過ぎです王様...
649:推察者
流石のオーマジオウでもこれは想定外だろう???
650:逢魔ヶ時の王者
.....少し面食らったが、このまま励むように
651:魔法の継承者
承知しました。
652:名無しの転生者
....凄いものを見た
653:名無しの転生者
だな。
654:魔法の継承者
じゃあ私はこれから色々やることがあるからしばらく黙る。では
655:名無しの転生者
颯爽といなくなった....
656:興味ない奴の親友
>>655嵐かな?
657:推察者
そう言えば、孤軍ニキはあれからどうなんだ?
658:孤軍
俺?何か
659:名無しの転生者
お前もお前でおかしいな!?
660:名無しの転生者
何やったんだ...
661:孤軍
パクノダの席が空いたときだったんだよ...
662:興味ない奴の親友
うわぁ......
663:名無しの転生者
よりによってかよ....
664:推察者
原作を知っている人間からすると....キツいな
665:名無しの転生者
よし、空気を変えよう!!他になんか進展あった奴いる?
666:興味ない奴の親友
>>665原作ぶっ壊しすぎて未来が何にも想像できない
667:推察者
>>665最近ウォーターセブンで麦わらが暴れたらしい。そろそろ準備しないとな
668:名無しの転生者
>>665コナン世界転生者、黒の組織に狙われる
669:名無しの転生者
>>665チェンソーマン世界転生者、レゼの悲劇を回避。デンレゼ最高!!
670:茜の射手
>>665カービィ✕FGO、現在wii開始。ドノツラフレンズぶっ飛ばす!!
671:名無しの転生者
672:名無しの転生者
673:孤軍
674:推察者
675:名無しの転生者
676:興味ない奴の親友
伝説が来た!?
677:名無しの転生者
射手ネキだぁ!?
678:茜の射手
久しぶりに顔出したら面白い後輩が出来てた
679:>>668
面白い後輩で済むのか....?
680:>>669
いや無理だろ。
681:名無しの転生者
>>668~>>669お前らはコテハンをつけろぉ!!!
682:事件回避者
じゃ、俺>>668。コナン世界の事件とか死者とか色々減らしてたら黒の組織に狙われ始め
ちゃった☆(宮野明美・アイリッシュ・キュラソー・諸伏景光→生存、ピンガ・ラム→始末済み)
683:反逆の悪魔
>>669、マキマの天敵の悪魔やってま~す。正体隠しながら過ごしてたんだけどレゼがカフェに向かう例の場面になったんで目の前で正体さらしてレゼをカフェに向かわせました。その後?あの二人に手を出したらぶちのめすって脅しといた。あ、早パイもパワーも....原作死亡者は大体生存させてるぞ
684:名無しの転生者
どっちもヤバかった.....
685:名無しの転生者
>>682オイ後半
686:名無しの転生者
えげつねぇ....
687:名無しの転生者
やっぱり転生者ってイカれてるんだな
688:名無しの転生者
因みに射手ネキって何して伝説って呼ばれてるの?
689:名無しの転生者
>>688射手ネキはFGOを全員生存で1部だけで終わらせた人。ある意味イッチの最終形だな
690:反逆の悪魔
>>689尚その後にカービィ世界とのクロスオーバーだと知って切れ散らかした模様
691:孤軍
ある程度切れた後カービィ抱き枕にして落ち着いたらしい
692:茜の射手
カービィは柔らかい
693:名無しの転生者
>>692どれくらい?
694:名無しの転生者
人を駄目にする例のアレ
695:名無しの転生者
ワドで良いのでくれません?
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
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sideカルデア(レイン)
掲示板に顔を出さなくなって早6年、とうとうレイシフト前日がやってきた。マリスビリーは
生存、ベリルの性格も矯正済み...後は、当日の爆弾を解除することと――
「いよいよ明日だね、レイン」
「....キリシュタリアか。あぁ、ついに明日....私達はレイシフトを行う」
「流石に緊張するね....そう言えば、明日一般公募のマスター候補が来るらしい」
「一般か.....何処で判断しているんだ?」
「マスター適正とレイシフト適正で判断したらしい....けど」
「けど?何か問題があるのか?」
「.....一般人らしいんだ」
「........墜ちるところまで墜ちたな、カルデアも」
「そうだね....」
....よし、藤丸は正しくカルデアに到着する。ここまででイレギュラーは起きていない....
(待っていろ、キリシュタリア....必ずお前を、お前達を救ってみせる)
――――さぁ、
コテハンが増えました。それと今回作者の執筆で最も長い文字数になったと思います。次回からレイシフト、炎上汚染都市:冬木に入ります。こうご期待。