sideレイン
レイシフト当日。既にカルデアに仕掛けられた爆弾の解除には成功していた.....
「(....おかしい、オルガマリーの足下に仕掛けられていた爆弾が無い....原作との相違点?いや、
わざわざそこを変更する意味は無いはず....)....不味いな、そろそろ説明会の開始時刻....早く
見つけなければ――――」
そう言いながら廊下を移動していると、見知った少女に見知った獣が立っており、そして―――
「(....あぁ、随分懐かしい顔だ)マシュ、こんなところでどうした?」
「あ、レインさん。実は人が倒れていて.....」
「ふむ.....確か最後のマスター候補は一般人なはず....シミュレーションによる魔力酔いか?もしくは単純に
寝不足だったのかも知れない」
二秒足らずで考えた適当な考えをマシュへと話す。そうしていると....
「....んっ、んん.....」
「あ、お目覚めみたいです」
「.....えっと、ここは.......?」
「ここはカルデア正面ゲート前、丁度中央管制室へ向かう廊下だ....質問だが、何故君はここで
寝ていた?」
「えっと確か.....ここに来てゲート?をくぐってシミュレーションをしてから少し気分が悪く
なって.....」
「やはり魔力酔いのようですね」
「そのようだな」
「.....えっと、君たちは.....」
「あぁ、自己紹介をしていなかったな。私はレイン、レイン・クロスフォリオ。ここカルデアで
最も優秀な魔術師の集まり....Aチームのサブリーダーを任されている」
「私はAチームのレイシフト先でのナビ、及び周辺情報の伝達を任されています、マシュ・キリエライトと言います。よろしくお願いします!」
「あ、うん...よろしく。俺は....
そうやって
数分前と言ったところだった。
「!不味いな、もうすぐ所長による説明会が始まる。早く移動しよう」
「分かりました」
「.....説明会って何処でやるの?」
......本気で恨むぞマリスビリー....まぁ良い
「こっちだ、はぐれるなよ?」
「あっ、うん!」
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「.......」*1
......駄目だなこれ
「――――さて、ここまで説明してきたが....随分眠そうな青年がいるね?」
「....マリスビリー、彼は一般公募で選ばれた一般人だ....全く、一体何処で判断して選んだんだ?」
「あぁ、その子が....気になるかい?何故その子が選ばれたのか」
.....周りの連中は訝しんでる、か。まぁ概ね予想通りだ......いやまて。
「....それを聞いたり答えたりする前に.....Aチーム。何故私の魔術構想を書き溜めた手帳を持っている???」
『アッヤバ』
「....だからやめておいた方が良いと言ったのに.....」
「同感ね.....」
目を向けた先には私の手帳を興味深そうに呼んでいるAチーム所属のベリル・ガットとカドック・ゼムルプス、それを見て呆れているオフェリア・ファムルソローネと芥ヒナコ.....ついでにそれを傍観しているキリシュタリアとペペロンチーノ、デイビット・ゼム・ヴォイドがいた。
「もう一度聞くぞ?何でその手帳を持っている???」
「いや、これは.....」
『ベリルがレインの部屋から盗んできました』
「お前らぁ!!!!!」
「そうかそうか....覚悟は出来てるな????」
「くっ...!!!カドックも魔術使って誤魔化してたぜ!!??」
「あってめぇ!!!!」
「....二人まとめて後で説教だ(よりにもよってか....くそっ、時間が無い.....)」
※ここで補足しておきますが、レインの部屋は諸事情によりオルガマリーが爆殺された例の部屋の近くにあります。そのため魔術による誤魔化しがそちらまで及びます。
「....まぁ良い、で....藤丸立香が選ばれた理由だったか」
「あぁ、そうだね」
「実際何でなんだ?」
「私も気になるね.....レインは分かっているのかい?」
「まぁ.....」
「ホントカナァ....「そのボケ方やめろ」アッハイ....」
「ハァ.......それで藤丸立香の選ばれた理由は...."レイシフト適正の高さ"だろう?」
「その通りだ」
「ふぅん....どれくらいなんだ?」
『100%』
「....は?」
「それは....凄まじいね......」
流石に100%に対しては驚くか.....まぁそれはそうか。
「まぁ、そこは今どうでも良い....マリスビリー、彼に部屋を紹介しておきたい。良いか?」
「あぁ、許可しよう。ただしレイシフトまでには帰ってくるんだよ?」
「.....親か何かかお前は....まぁ良い、起きろ藤丸」
「.....んぉ?」
「今から部屋を案内する。迷わないようにしてくれ」
「あ~い.......ネムィ」
「全く.....ほら、掴んでいろ」
......
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
sideAチーム
「.....何というか、年の離れた兄弟みたいな感じだったな?」
「そう....ですね」
「アレはアレで面白かったぜ?」
「あいつあんな顔できたのねぇ....」
「昔は結構あんな感じだったよ?」
「そうなのか?あまり想像できないが.....」
「キリシュタリアの言う通りよ?私結構アドバイスとか貰うもの」
そうやって、カルデアの実力者:Aチームは会話していた.....が。
「何であんな一般人が.....」
「適性が高いからって....」
『.....』
やはり魔術師は魔術師。レイシフト適正の高さだけで選ばれた
しかし―――
「クロスフォリオもクロスフォリオだ。何であんなの気にかけてんだよ」
「どうせ何かしら模倣すんだろ?
――――――その一言が、地雷原を踏み抜いた。
『.......アァ???/ハァ???』
『ヒィ....!!?』
「お前らあいつを何だと思ってやがる?」
「人を生贄にする実験が大嫌いなあの子が、そんな理由で人を気にかけると思ってるの???」
「いつも馬鹿だゲスだと散々思っていたけど....限度ってものがあるわよ....」
「.....どうやら本気で説教をしなければいけなさそうだね??」
そして、
「はい、そこまで」
カルデア所長:マリスビリーアニムスフィアが待ったをかけた。
「....それ相応の止める理由が無けりゃキレるぜ?」
「ちゃんとした理由があるよ...そろそろレイシフトの時間だ。くだらない喧嘩なんてしてないで
準備に入ってくれ」
「.....ッチ、運が良かったな」
「えぇ、全くよ」
「本当にね....」
「.....早く準備に入ろう」
これを見ていた他のAチームはこう思ったそう。
(.....絶対に文句言わないようにしよう)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
sideレイン
「.......何処だ.....」
あれから。藤丸に部屋を紹介した私は最後の爆弾を探していた....のだが全く見つからない。
(何でだ...?まさか爆弾の数を減らした?いや、
そうやって爆弾の場所を考えていたら......
「!!!もう爆発したのか!?(くっ....探すのに手間取りすぎた.....キリシュタリア達は!!)」
考えをまとめる前に身体が動いていた。そうしてAチームのコフィンを発見し中を見れば....
悲惨の一言。それ以外が見つからなかった。
「お前達!!!」
「....ぅ、レイ..ン....?」
「...グ、ゥ....遅え..ぞ...」
「そこは後で謝罪する!!!今は喋るな、傷が悪化する!!!」
喋ることが出来たのはキリシュタリアとベリルのみ。他のメンバーは呻き声を上げる今年か出来ていない....そんなとき。
『コフィン内のマスターのバイタル、基準値に達していません』
「!!よりによって....!!」
....もうわかりきっている。力を隠している場合じゃ無いことも、使わなければ助けられないことも。
「.....もう、限界だな....」
「な、にを......」
「安心しろ、お前達を回復させるだけだ」
幼馴染にそう言いながら、この数年で身につけた技...."魔法"を発動する。
「....."
『レイシフト、定員に達していません。該当マスターを検さ――――』
カルデアのアナウンスがそのようなことを話しているが、知ったことかと言うようにAチームの傷は治っていく。
「.....世界を救うのは、全員揃ってだ」
『該当マスターを発見、及びコフィン内のマスター7名の回復を確認。』
「....そうだ、今のうちに......」
私は万華鏡を二重に起動。この世界から見た平行世界と平行世界からみたこの世界へのゲートを
ゼロ距離で展開。展開先は.....オルガマリー・アニムスフィア・マリスビリー・アニムスフィアが指揮をとるはずの場所。
「....間に合え、"別天神"!!」
すかさず別天神を起動する。すると......
『適応番号1:レイン・クロスフォリオ・適応番号2:キリシュタリア・ヴォーダイム・適応番号8:
スカンジナビア・ペペロンチーノ・適応番号13:ベリル・ガット・適応番号22:オフェリア・ファムルソローネ・適応番号27:芥ヒナ子・適応番号33:デイビット・ゼム・ヴォイド・適応番号36:
カドック・ゼムルプス・適応番号48:藤丸立香をマスターとして設定します。カウントダウン開始―――3、2、1。』
カウントダウン終了時、私は肉体が復元されていく二人の人影を見た。
すいません、投稿遅れたし冬木まで書けませんでした.....次回は冬木を書きます。サーヴァントも書きます。戦闘は.....多分書きます。
魔法紹介:
第二魔法"
.....うん、頭魔法使いですね!!!!