奇跡の魔法は何も起こさない   作:葉洩 陽透

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チート転生だからといって強い訳ではない

少年:先攻・ターン1

場:『火の玉コロガシ』

シールド:5

マナ:0(1)

手札:3

 

セイア:後攻・ターン0

場:なし

シールド:4

マナ:0

手札:6

 

「そして、オレはターンを終了させる!」

 

 少年のターンが終わった。終了宣言でターンを相手に渡す。

 

 早速シールドが破壊された。俺の命は4枚に託された。悲しい。

 頬を触る。ぴりりと痛い。手の平を見ると、鮮血。左手に付いたそれを服でゴシゴシ拭く。血も見慣れたし、服で拭くのも慣れたものだ。

 服は簡素でみすぼらしい。ぼろぼろ。白い病衣というか実験の被験体が着るような服。1年間着ている。同じ服を。洗濯もなし。垢や汗、埃、血液で汚れ、闇のカードゲームの戦闘余波でぼろぼろ。少女から臭っちゃいけない饐えた臭い。鉄の臭い。糞尿の臭い。とりあえず、臭い。

 

「私のターン……ドローします」

 

セイア:後攻・ターン0→1

場:なし

シールド:4

マナ:0

手札:6→7

 

 どうでも良いが声も可愛いのが今世の俺。ロリコン歓喜の美少女。クラスで1番か2番かくらいに可愛い子、というのが関の山だが。アイドルは無理。

 一人称は「私」。男爵令嬢ということもあり、教育され「私」となった。おクソでございますわよ、おほほほほ。たまに「俺」が出て家庭教師の先生を困らせていた。懐かしい外の記憶。

 

 服装は粗末。しかし、容姿端麗さが貴族を想わせる。貴族令嬢なのにこんな服を着るはめになるとは。前世でも洗濯くらいはしたのに。

 服装は誘拐された時に身ぐるみ一緒に剥がされた。全裸にされこれを渡された。可愛らしい服だったのに……。この容姿に似合っていた。おそらく燃やされたのだろう。証拠隠滅。

 

「マナをチャージします」

 

セイア:後攻・ターン1

場:なし

シールド:4

マナ:0→1

手札:7→6

 

 マナを毎ターン、セットするのは基本。マナエリアにカードをセットすることを「マナをチャージする」と言う。コンテナカードやスキルカードをセットするにはマナが必要。マナがなければ相手のシールドを破壊できないし、プレイヤーにダイレクトアタックなんてできない。

 DDDが勝敗を競うゲームである限り、マナは基本チャージする。

 

「『魔術師を敬愛する公爵夫人』をセット」

 

 頭がグルグル巻きの公爵夫人が現れた。扇子を持っている。どこかしこに魔法陣が描かれており、『不思議の国のアリス』の公爵夫人のように、トランプの兵隊を侍らせている。目が怪しい。

 

セイア:後攻・ターン1

場:なし→『魔術師を敬愛する公爵夫人』

シールド:4

マナ:1→0(1)

手札:6→5

 

『魔術師を敬愛する公爵夫人』

種類:コンテナカード

属性:魔

分類:貴族

コスト:1

スキル:なし

 

 TCGで1ターン目から動くかどうかはプレイヤーのプレイスタイルに依存する。

 先程も言ったが、マナは基本チャージ。1枚ドローのルール。差し引きで0枚の増減。そこからコンテナカードやスキルカードをセットすると、手札が枯渇する。1ターンに1枚場に出すのだとしたら、5ターン目には手札がなくなる。

 手札がなくなれば、ドローしたカードをそのまま場にだすしかない。マナにチャージすれば、バトルエリアが手薄になり、バトルエリアにセットすれば、マナが足りなくなる。どっちつかずな状況になる。それは避けたい。

 1ターン目から動かない人は手札枯渇を恐れている可能性がある。DDDのゲームを考えてプレイしている。

 対して1ターン目から動くのは、狙って初動を早める人(主に速攻型)か、全く考えていない人か、どちらかだろう。俺は後者だが。

 

 そして、ここから俺の転生特典が火を噴くぜ。

 

「コスト0のスキルカード『零無の魔導書』を『魔術師を敬愛する公爵夫人』にセット」

「コスト0だって!? なんだそれ!? そんなカード聞いたことないぞ!」

 

 TCGガントレットが正常にカードを読み込む。不正カードでないことが明らかになる。少年はさらに驚愕している。これこそ転生特典〝なんか凄いカード〟である。

 

セイア:後攻・ターン1

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』

シールド:4

マナ:0(1)

手札:5→4

 

『零無の魔導書』

分類:スキルカード

属性:魔

性質:書籍

コスト:0

スキル:【零無の魔法】【零から始める魔法】【無に帰す魔法】

 

『魔術師を敬愛する公爵夫人』

種類:コンテナカード

属性:魔

分類:貴族

コスト:1

スキル:なし→【零無の魔法】【零から始める魔法】【無に帰す魔法】

 

 魔法陣が現れて魔導書が吐き出される。公爵夫人が手に取り、ページを捲る。新しい魔法陣が浮かび上がる。

 

 転生特典〝なんか凄いカード〟。転生特典は転生先の世界基準で適用されるらしい。コスト0のカードがそれに相当すると思われる。

 そして、効果。おおよそ、しょぼかったり、条件が厳しかったり、デメリットスキルだらけだったり、と極端だ。

 

「スキルは3つ。【零無の魔法】【零から始める魔法】【無に帰す魔法】。それぞれトリガーは、[1ターン目である時]、[このスキルがバトルエリアにセットされた時]、[自分のターン終了時]」

 

 スキルカード。そして、スキル。

 

 DDDでのスキルとは、カードに3つまでセットできる特殊効果のこと。他のTCGで言う所の特殊効果、呪文、魔法、トラップ、スペルカード、カードの効果、と同じ。

 スキルカードとは、記載されたコスト分マナを消費することで、コンテナカードにスキルをセットできるカードのこと。スキルカードのスキル欄が1つ埋まっている場合は1つのスキルがコンテナカードにセットでき、スキル欄が2つなら2つ。3つなら3つ。セットされる。

 逆に言えば、コンテナカードにスキル欄が空いていなければスキルはセットできない。スキルはカード1枚につき3つまでしかセットできない。

 

 スキルというのは、DDDのやり込み要素。俺はよくわからんが、世間一般的にはそうらしい。誘拐される前に学校の授業で習った。

 元からスキルを持っているカードもある。【速攻】を持っていた『火の玉コロガシ』のようなコンテナカード。そういった場合、スキルはコンテナカードがバトルエリアにセットされた時、そのスキルもバトルエリアにセットされたと言って良いらしい。コンテナカードが破壊されたら、スキルも墓地にセットされる。

 

 イメージとしては、コンテナカードはバトルエリアにセットし、スキルカードはコンテナカードにセットする、という階層構造を思い浮かべれば良い。スキルカードがコンテナカードにセットされた時、カードにセットされると同時にバトルエリアにセットされたものと考えるらしい。

 

 スキルにはトリガーと効果がある。当然、【零から始める魔法】もトリガーと効果がある。

 

「そして、効果は」

「……」

「デッキシャッフル」

「え?」

「デッキシャッフル」

「……手札を加えるとか、加えた分ドローするとかは?」

「ありません。デッキシャッフルのみ」

 

【零無の魔法】

トリガー:[1ターン目である時]

効果:〈このスキルをセットできる〉

 

【零から始める魔法】

トリガー:[このスキルがバトルエリアにセットされた時]

効果:〈デッキをシャッフルする〉

 

【無に帰す魔法】

トリガー:[自分のターン終了時]

効果:〈このカードのスキルを全てアンセットする〉

 

 条件は1ターン目であること。単純にしてシンプルで端的。理解不能で、意味不明な効果。意味がない。

 自動でシャッフルされる山札。手札を加えたり、加えた枚数分シャッフル後の山札から引けたりはしない。ただ1ターン目にカードをシャッフルするのみ。それも1ターン目以降はただの紙切れ。

 1ターン目で、まだ判っていない山札を何もせずそのままシャッフルするのは意味がない。これはTCGをあまり知らない俺でも判った。手札が1枚失われただけ。しかし、俺の場合、転生特典その2がある。

 

 そう、〝なんか鋭い勘〟、である。このまま試合してはすぐに負けてしまう、と勘が言ったのだ。だから、シャッフルした。これで勝てるとも負けるとも勘は告げていない。しょぼい能力だ。

 

「ターンエンド」

 

『魔術師を敬愛する公爵夫人』

種類:コンテナカード

属性:魔

分類:貴族

コスト:1

スキル:【零無の魔法】【零から始める魔法】【無に帰す魔法】→なし

 

 本当にターンエンドするのかよ、と言った目である。俺は笑うことしかできない。ギョッとされた。解せぬ。美少女の笑顔はご褒美だろ? まぁ、生気ない汚いガキだが。

 

「……オレのターン! ドロー! マナチャージ! そして、『イグニス・ストゥディウス』をセット!」

 

少年:先攻・ターン1→2

場:『火の玉コロガシ』→『火の玉コロガシ』『イグニス・ストゥディウス』

シールド:5

マナ:0(1)→1→2→0(2)

手札:3→4→3→2→3

 

『イグニス・ストゥディウス』

種類:コンテナカード

属性:火

分類:火人

コスト:2

スキル:【追撃】【恩恵】

 

【追撃】

トリガー:[このカードがアタックでシールドを破壊した時]

効果:〈もう1枚シールドを破壊できる〉

 

【恩恵】

トリガー:[このスキルがバトルエリアにセットされた時]

効果:〈1枚ドローする〉

 

 スキル【追撃】持ちのコンテナだ。シールドアタックに成功したら追加でもう一枚シールドを破壊できるスキル。厄介だ。まぁ、俺にとってはどんなスキルも厄介だが。つまり、俺は弱い。

 そして特筆すべきは、スキル【恩恵】。手札アドバンテージを得るスキル。手札がなければ、ほとんど何もできない。そこに目が行っているということは、少年はかなりのやり手だ。デッキが俺と同じように出産時のままだとしても、このタイミングでこのカードを出す所から考えている判断できる。

 カードの見た目は火の玉。そこに悪魔のような顔がある。燃え盛る髪。目は尖って、口は裂けて、こちらを呑み込まんとする。かなりでかい。ヒリヒリ熱が伝わる。火属性の火も実体化されるので、空間が暖かくなる。冬ということもあり、寒かったのだ。ほどよい温度になった。

 

「『火の玉コロガシ』でシールドアタック!」

「くっ! イッ!?」

 

 シールド片が飛び散る。避ける。小さな破片が10歳の柔肌に刺さる。火で熱くなっている。痛みに短い悲鳴。涙が出そうになるが、我慢。痛い。

 しかし、刺さったのが左腕でよかった。右腕だとデュエルガントレットがあったり、手札を握っていたりして、血で濡れたら掃除が大変だ。ゲーム進行にも支障が出る。

 破片は抜かずに放って置く。どうせ勝手に消える。ほら。と、破片が消え、血がじわりと流れる。ちょっと鉄臭い。

 

セイア:後攻・ターン1

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』

シールド:4→3

マナ:0(1)

手札:4→5

 

「ターン終了!」

 

 セット後硬直で『イグニス・ストゥディウス』はアタックできない。だから、このターンでシールドが1枚になることはない。しかし、このターンで何もしないと次の相手のターンでシールドが0枚になる。

 

「私のターン……ドロー。マナをチャージ」

 

セイア:後攻・ターン1→2

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』

シールド:3

マナ:0(1)→1→2

手札:5→6→5

 

 少年は【速攻】を中心とした、早期に決着を付ける戦術を取っているらしい。DDDでは速攻型と呼ばれる。速攻型が先攻になると、それだけで脅威だ。ここはそろそろ真面目に考えないといけない。

 

 しかし、このまま勝っても仕方ない気がする。

 

 これは闇のゲーム。勝った者が生き残り、負けた者は死ぬ。俺が勝てば、少年を殺すことになり、俺が負ければ、少年が俺を殺すことになる。

 少年に俺を殺させる罪悪感を背負わせるか、俺が少年の未来を奪うか。また、勝ったとしても、いつ家に帰れるとも限らない。

 

 なら、負けそうなので負けるか、というとこのまま流れに沿って負けるのも仕方ない。さっきも言ったが、俺が負ける、つまり俺が死ぬのは残された少年にどう影響するのか考えてしまう。

 …………俺がたんに死にたくないってのもあるがな。それと、ただ何もせずに負けるのも嫌だ。たとえ嫌いなTCGでも、何もせずに負けるのは嫌だ。

 

 審判を見る。審判は仮面に祭司服。表情も動きすらも見えない。ついでに、プレイヤーの後ろにも1人ずつ同じ格好の人間がいる。監視も兼ねているのだろう。

 

「……はぁ……『盾の老魔術師ヒスラー』をセットします」

 

 右手に魔導書、左手に盾を持った老人。ローブ姿。ローブは白だが、煤汚れて元の色がわかりづらい。みすぼらしい。裾はぼろぼろだ。

 

セイア:後攻・ターン2

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』→『魔術師を敬愛する公爵夫人』『盾の老魔術師ヒスラー』

シールド:3

マナ:2→1(2)

手札:5→4

 

『盾の老魔術師ヒスラー』

種類:コンテナカード

属性:魔

分類:魔術師

コスト:1

スキル:【ガード】

 

【ガード】

トリガー:[このスキルがバトルエリアにセットされている時]

効果:〈敵は【ガード】をセットされたカード以外へアタックできない〉

 

 スキル【ガード】はシールド以外の防御方法。というか能動的に防御できるほぼ唯一の方法である。

 先程は【ガード】がなかったため、『魔術師を敬愛する公爵夫人』が脅威だと思われなかったようだ。まぁ、スキルセットできるスキル欄がまだ空いていれば、脅威足り得るが。それでも天秤にかけて、少年はシールドアタックが最適だと判断したのだろう。知らんけど。

 

「そして、『老魔術師のお守り』を『盾の老魔術師ヒスラー』にセット」

 

セイア:後攻・ターン2

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』『盾の老魔術師ヒスラー』

シールド:3

マナ:1(2)→0(2)

手札:5→4→3

 

『老魔術師のお守り』

種類:スキルカード

属性:魔

分類:魔道具

コスト:1

スキル:【お守り】

 

『盾の老魔術師ヒスラー』

種類:コンテナカード

属性:魔

分類:魔術師

コスト:1

スキル:【ガード】→【ガード】【お守り】

 

【お守り】

トリガー:[このカードが破壊された時]

効果:〈このカードはセメタリーエリアにセットされず、再びバトルエリアにセットされる。その後、このスキルはアンセットされる。〉

 

 神社とかで貰うようなお守りが老人に渡される。果たして効果はあるのだろうか。少し悩ましいくらいにぼろぼろだ。

 

 スキルカード『老魔術師のお守り』。コスト1で最強のスキルカードだ。

 アンセットとは、スキルが外されること。外されてスキル欄が空く。するとまたスキルをセットできる。ほとんどのスキルはアンセットされない。そのままスキル欄を占領して、使えないようになっている。そういう意味でも強いのが『老魔術師のお守り』というスキルカードだ。まぁ、メタ的な視点に立つと、ルール上アンセットされないと、このスキルがセットされているカードは実質破壊不可能になる、という理由もありそうだが……。

 ともあれ、これでなんとか持ち越せるだろう。時間稼ぎだ。時間稼ぎして、なんか地震でも起こってくれたら、試合が中止になったりして、延期される。それを祈っているのだ。

 

 ここまで出た、【速攻】【追撃】【恩恵】【ガード】【お守り】、あと【連撃】などは他のプレイヤーでもよく見かける。コンテナカードに元から付いているものもあれば、スキルカードで後付できるものもある。さらに、コストも変わってくるし、他のスキルと一緒にあることもあるし、多彩だ。

 

「そして、コスト0のコンテナカード『零無の魔人ヌル』をセット」

「コスト0のコンテナカードだって!? そんなの……ん?」

 

 スキルを見て、首を捻る少年。一瞬で違和感を覚えるとは、やはりやり手だ。

 

セイア:後攻・ターン2

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』『盾の老魔術師ヒスラー』→『魔術師を敬愛する公爵夫人』『盾の老魔術師ヒスラー』『零無の魔人ヌル』

シールド:3

マナ:0(2)

手札:3→2

 

『零無の魔人ヌル』

分類:コンテナカード

属性:魔

性質:魔人

コスト:0

スキル:【魔人の気紛れ】【魔人の喜び】【魔人の叫び】

 

【魔人の気紛れ】

トリガー:[このカードにスキルカードがセットされた時]

効果:〈手札を全てデッキに加え、シャッフルする。その後、1枚ドローする〉

 

【魔人の喜び】

トリガー:[このカードがアタックでコンテナカードを破壊した時]

効果:〈手札を全てデッキに加え、シャッフルする。その後、1枚ドローする〉

 

【魔人の叫び】

トリガー:[このカードがアタックされ破壊された時]

効果:〈手札を全てデッキに加え、シャッフルする。その後、1枚ドローする〉

 

 汚い赤色の魔人が現れた。鬼が笑っているような姿。アラブ地域の服を着ている。どこか怖い。シワを寄せて、笑っている。

 

 一見すると効果はそこそこ良いように感じる。しかし、これ単体では意味のないカードである。

 まず、トリガー[このカードにスキルカードがセットされた時]。スキル上限が3つのDDDですでに3つ元から持っているこのカードにスキルカードを普通はセットできない。当然実現困難。

 トリガー[このカードがアタックでコンテナカードを破壊した時]。これは明らかにおかしくて、コスト0のカードで破壊できるのはコスト0以下のカードのみである。つまり、基本コスト1以上のDDDで破壊できるカードは正攻法ではないということになる。つまり、実現困難。

 トリガー[このカードがアタックされ破壊された時]。こんな不要なカードをアタックする敵はいないだろう。スキル【ガード】持ちであればアタックせざるを得ないが、このカードはそうではない。

 専用のカードがあれば使い道もあるのだろう。そんなガラクタ。紙切れ。ただ手札を失い、バトルエリアのセット欄を少なくしただけ。

 

 これでどう戦えっちゅうねん。

 

少年:先攻・ターン2

場:『火の玉コロガシ』『イグニス・ストゥディウス』

シールド:5

マナ:0(2)

手札:3

 

セイア:後攻・ターン2

場:『魔術師を敬愛する公爵夫人』『盾の老魔術師ヒスラー』『零無の魔人ヌル』

シールド:3

マナ:0(2)

手札:2

 

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