妹と幼馴染が強すぎるので、釣りと料理スキルに極振りしたかったです(手遅れ) 作:初見さん
「ムサシ、気をつけろ。さっきより威力が上がった」
「どうしたものやら……」
「流石ー、知らなかったー、すごーい、狭ーい、そうなんだー」
「お前ら最近喋りすぎだし、わらしは合コンのさしすせそ言うのやめてくれ。しかも狭ーいってなんだ!?」
認知度は低いであろうショートコント合コンのさしすせそをわらしがするが、コウヨウは普通に知っていた。ツッコミを入れながら、先程よりも威力の上がった水を回避して、斬り裂いてを繰り返してみんなの元に合流する。
「お待たせ」
「お兄ちゃんお疲れ様。アイスティ飲む?」
「メイプル、睡眠姦ならカナデにやってね」
「メイプルはともかくサリーは何の話してんの?」
「コウヨウの事が好きだったんだよ」
「知ってるし俺もサリーの事愛してるけど」
「お兄ちゃんとサリーは私が砂糖吐くからイチャつかないで」
「師匠、あのモンスターどうしたら良いですか?」
「ユイと2人ならSTRで何とかなる可能性ありますけど相手も強いので……」
「ユイとマイがいるし、俺達3人なら木っ端微塵に出来そうだな。よし、アレをやろう……みなさん、行きますわよー!!!」
「レリフルさん!!」
「師匠! 待ってました!!」
「お姉ちゃん! 可愛いよー!!」
「だからなんであの格好なの!?」
「あのモンスターを倒すための秘策がこの装備にあるからですわ!!」
もはや【楓の木】アイドルと化したコウヨウ事レリフル。この格好には理由があり、それもこのモンスターを倒すための秘策らしい。みんながどんなスキルが飛んでくるのかと少しばかり期待した。
「コウヨウ、アレを倒せる秘策とはなんだ?」
「これですわ!! 【コネクト】!!」
レリフルが【コネクト】をムサシとする。一回サリーとやったスキルだが、テイムモンスターとも出来ることにみんなが驚いた
「ムサシと合体!?」
「前見せませんでした?」
「この前サリーとヤッてたやつだね」
「なんかメイプルそれ含みない?? そうなったら嬉しいけど」
「一旦ムサシと契りを交わしましたの。これでわたくしとムサシのSTRは多分バフ重複で2万を超えますわ。そこにイズさんとカナデのバフを頂きまして……【豪傑にして英雄】!!」
この瞬間レリフルは最大火力が叩き込めるようになった。そしてそのまま巨大モンスターに突っ込んでいく。援護はみんなに任せると伝えてだ。
「「私達も加勢します!!」」
「お願いしますわ!」
「よし、みんなコウヨウ達の援護をするぞ!!」
彼らを守るように魔法で攻撃を防ぎながら、レリフルとユイとマイの3人はモンスターに突っ込んで行き……
「「「我の身体に眠りし天からの力よ……」」」
「え? ユイ? マイ? コウヨウ??」
「「「今ここに命ずる」」」
「なんかあの三人厨二してない?」
「「「悪に裁きを下すため、我にその力を与えるがいい!!」」」
「ギャァァァァァァァァアアア!! 恥ずかしいぃぃぃ!!」
「サリーうるさい」
「「【巨人の業】!!」」
「【伝説の一角】!!」
「しかも技名バラバラなんだけど!?」
「サリーうるさい」
コウヨウ達の厨二劇場に対して恥ずか死にかけのサリーとツッコミメイプル以外は中々面白い反応をする人々。そして三人の恐らく数万は軽く超えるSTRの合計を喰らったモンスターは胸元に大穴を開けてそのまま倒れていったのだった。
「あの世で悔いなさいまし」
「「いっぺん死んでみてください!!」」
「決め台詞もバラバラかよ!?」
「サリーうるさい」
サリーの盛大なツッコミと共にこのボス戦は幕を下ろしたのだった。
「フレデリカさん。俺たちと一緒に魔法少女フレデ☆リカコになりませんか?」
「リカコって誰よ!? しかも私黄色い髪だから頭食われるじゃん!?」
「その時は時を止めた俺が駆けつけますよ」
「アンタは『私って本当バカ』のタイプだから安心しなさい」
「敵に回ってません??」