妹と幼馴染が強すぎるので、釣りと料理スキルに極振りしたかったです(手遅れ) 作:初見さん
「うーん……メイプルもサリーも見当たらんな……」
「指揮官、貴方がそこまで探している人達は一体どんな人なのです?」
「俺を超えてくる脅威がありながら、俺が絶対に倒さねばならぬ相手だ」
「そんなに強い相手なのですか?」
綾波の言葉にコウヨウは頷く。強きものだと笑いながら、メイプルやサリーを探していく。
「こ、コウヨウ……!?」
「お、敵だ」
プレイヤーが何人か、コウヨウを見つける。コウヨウはそれを見てから少しだけ警戒する。
「どうしますか?」
「うっ……い、いや……このイベントは何度死んでも構わないからな……みんな! コウヨウをやるぞ!!」
「指揮官、綾波は……」
「危なくなれば呼ぶ。ここは俺が行こう」
「「「「かかれ!!」」」」
コウヨウ二天。それだけで正直何もいらない。向かう敵を斬り捨てながらコウヨウは一歩一歩と前に進む。
「闇を裂き燈った激昂が俺達の渇望を照らす」
「ぐっ!? やはり……いち……げき……」
「魔法も効かないのは反則だろ!? みんな、あの刀に少しでも触れてみろ! 死ぬぞ!!」
「きっと邪魔させない。この世界を灰にするまで」
「なんか恐ろしい事言ってる!? ガッ……!?」
「しまった!? いつの間に後ろに」
「私はくどはる」
「「もはや誰だよ!?」」
ツッコミは出来るが突っ込めずみんな消えていった。コウヨウはゆっくり歩きながら、このフィールドのプレイヤーを蹂躙して遊んで……
「あれ? 何これ」
「こ、コウヨウ!? ヤベェ……逃げ……られねぇ!?」
「いいや、斬ろう」
コウヨウもメイプルと一緒で、対戦形式をステージ内で大ごとにするか、カメラの映らない場所で戦うかを選べる事を知らなかったので、そこに巻き込まれた。なんか普通に逃げられないのでプレイヤーを斬ったら帰ってこれたので、何事もなく歩く事にした。
「なんかめっちゃゲリラステージに巻き込まれるんだけど」
「うわぁ!? コウヨウ!? 貴様いつ入った……!?」
「知らない」
仕方がないので全員斬った、さっきのステージどうやって出すの?? そう考えながらのんびりと歩いていると……
「ん? あの爆発って……」
とんでもない音と共にとんでもない勢いの爆風がここ辺りまで届いたのだがコウヨウはすっごく嫌な予感がした。時計を見てみるともう夕方。おい、待て、まさか……
「あいつら……同士討ちしやがった……」
悪霊のせいか怨念のせいか、はたまた自分の運のせいかは知らないが、コウヨウはメイプルとサリーの試合を見逃したのであった。
「あ、コウヨウさん! さっきまであっちでサリーさんとメイプルさんが……」
「テメェら全員皆殺しだぁぁああ!!」
「えっ……私なんかやりました……!?」
この後普通に不機嫌だったコウヨウが話しかけてきたベルベット含めて、イベント中全員叩き伏せた事に対してメイプルとサリー含む【楓の木】全員はハイライトを確認してドン引きしたらしい。
『これより、イベントは終了します。イベント第一位は【コウヨウ】、一位は【コウヨウ】。キルしたプレイヤー数1000人でした』
コウヨウ、初めてのイベント優勝者(ニューレコード達成)
今回短いのは単純に私のミスです。
「二刀流と最終イベント4」の中に入れて完結してあるつもりが、この部分だけ入ってなかったので今ここで追加しました。申し訳ございませんでした。