妹と幼馴染が強すぎるので、釣りと料理スキルに極振りしたかったです(手遅れ)   作:初見さん

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二刀流と本戦4

「ドラグさん、カナデ、ユイ、助太刀致しますわよ」

「え? レリフルさん?」

「助かるぜコウヨウ」

「兄さん、ありがとう」

「え? 師匠の名前?? え? カナデさんレリフルさんを知ってるんですか? え? レリフルさんどういう事ですか?」

「当たり前の反応感謝いたしますわユイ」

 

 モンスターに囲まれたカナデとユイを助けたのはドラグとレリフル。最初はドラグがカナデ達を助けてモンスターを斧で斬っていたのだが、そこに乱入したレリフルがドラグでも苦戦するモンスターを一撃で葬った。

 レリフルの正体を知っているドラグとカナデは軽く挨拶をしているが、ユイだけは彼女(彼)の正体を知らない。だからこそユイとしては女性にも関わらず、カナデが兄さんと言った意味がわからず混乱したし、ドラグが自分の愛した男の名を言ったことにも驚いた。

 

「カナデ、よくユイを守ってくれましたわ……これでわたくしも安心して貴方にメイプルを任せられますの」

「話が結構断線してない? どうして彼女を守った事がメイプルと繋がるのさ?」

「わたくしにとってカナデが強い弱いはどうでもいいですの。女の子を守ろうとする態度と努力、そして想いさえ貴方にあればわたくしはメイプルの隣にいる事を認めますことよ」

「このゲーム最強のコウヨウに言われてもなぁ……」

「え!? 嘘!? 師匠!?」

 

 兄と弟。血は繋がってないが、大親友にして妹の恋人。ギルドは違えど、仲の良さは健在である。そんな事よりも1番驚いているのはユイである。

 

「久しぶりですわねユイ」

「れ、レリフルさん……コウヨウさんってどういう事ですか??」

「こういう事ですわ」

 

 そう言ってレリフルは仮面を外す。すぐにユイは顔を見て記憶から引っ張り出した。コウヨウの顔を忘れるわけがないからだ。少し口角を上げながらも、涙を目に溜めて泣きついた。

 

「師匠……!! 会いたかったです!!」

「わたくしもですわ……勝手にギルドを抜けて本当にごめんなさい……」

「許しません! でも……今度お姉ちゃんと一緒に、決闘してくれるなら……許します!」

「無茶苦茶な条件ですわね」

「じゃあ私と付き合って下さい!」

「お買い物でしたらどこへでも」

「頭潰していいですか?」

「恐ろしい事言わないで!? 俺が何したっていうんだよ!?」

 

 ユイのストイック振りに少し笑うコウヨウ。だが、ドラグはそれを見ながらも叫ぶ。

 

「おい、コウヨウ……いやレリフル? 感動の再会に水刺して悪いがモンスターがまた来やがったぞ!!」

「ややこしいからレリフルでいいですわ……仕方ないですわね……」

「しかもあのモンスター様子が変じゃない??」

「ミィさんが言ってましたの、マップの端からモンスターが凶暴化していると……恐らくこれは凶暴化モンスターですわ」

「凶暴化かよ……これは逃げるしかねぇな……」

「みなさんはムサシに乗って下さいまし……ムサシ【変身】!」

「キュルルン!!」

 

 レリフルの合図で、ムサシは大剣に変身した。そこにドラグとカナデ、ユイの3人を乗せるが、レリフルは乗らない。

 

「師匠! 何をやっているんですか!?」

「挨拶代わりですわ……【封印解除】、【極天二刀】、【豪傑にして英雄】、【居合極】!!」

 

 レリフルがコウヨウの装備に切り替えて、MAX12倍の異次元火力を凶暴化した熊のモンスターに叩き込んだ……のだが……

 

「うん。無理だなこれ……退却ですわ!!」

 

 すぐにコウヨウはレリフルの格好に戻ってムサシに乗る。モンスターに一撃入れた彼だが、12倍の火力でも2割残った。流石にもう1発と言いたいが、スキル効果でHPが半分切って、ほんの少しだけ熊の爪に当たったのもありコウヨウも3割程しかHPがなかった。

 

「追撃するのもいいですが……可愛い弟と弟子、ギルド仲間を安全な場所に移動するのが最善手ですの」

「レリ……コウヨウでも1撃じゃ無理なのかよ……とんでもない強さだ……」

「ドラグさん、呼び方逆ですわ」

「恐らく、全プレイヤーで協力するレイド扱いなんだろうね……でも……コウヨウだけでHPが2割しか残ってない時点でコウヨウの強さ側をおかしいと思うのが普通なんだけどなぁ」

「流石師匠……私達まだ足元にも及ばないです……」

「因みにわたくしは今のでレベルMAXなのでこれ以上のステータスアップは打ち止めですわ」

「「「レベルMAX!!?」」」

 

 正直首輪の効果で経験値が大量に手に入ったおかげなのもあるが、第七層段階でレベルMAXなのは後にも先にもこのプレイヤーだけである。

 

「因みにSTRは……?」

「10000ですの。AGIは5000で打ち止めですわね」

「それの12倍でも倒せないレイドモンスターってもう無理じゃね?」

「運営が修正してくれる事を祈りますわ」

 

 これ以上上がらないのならせめてスキルで上げるしかないと感じたレリフルことコウヨウはイベントが終わったらスキル巡りを目標にして見ようと話したのだった。

 

 コウヨウ

 Lv MAX

 HP 200/200

 MP 100/100

 

【STR 10000〈+300〉】

【VIT 0 〈+100〉】

【AGI 5000〈+100〉】

【DEX 0 〈+100〉】

【INT 0 〈+100〉】

 

 装備

 頭 【剣豪の髪結び】

 体 【剣豪の羽織】

 右手 【剣豪宮本】(破壊不可)

 左手 【剣豪佐々木】(破壊不可)

 足 【剣豪の袴】

 靴 【剣豪の草履】

 装飾品 【呪いの首輪】(取り外し可能)

【天下無双の指輪】

【空欄】

 

 スキル

【極天二刀】、【居合極】、【呪斬Ⅹ】、【釣りⅩ】、【魔法削除Ⅹ】、【魔法反射Ⅹ】、【水泳Ⅹ】、【料理Ⅹ】、【吹っ飛ばしⅩ】、【物干し竿】、【超加速】、【毒竜】、【豪傑にして英雄】、【ダブルスタンプ】、【悪霊退散】、【悪鬼羅刹】、【百鬼夜行】、【海皇】、【無双転生】、【浮遊】、【早着替え】、【二天一流】、【コネクト】

 

 テイムモンスター

 ムサシ(ツルギ)

 Lv MAX

 HP 500/500

 MP 300/300

 

【STR 300】

【VIT 300 】

【AGI 300 】

【DEX 300 】

【INT 300 】

 

 スキル

【変身】、【封印解除】




久しぶり過ぎてコウヨウのステータスやスキルをおさらいするところからスタートしてます。

なんか変なところあったら教えて下さい。
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