規格外一般人の介入生活   作:ヤストモ

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男性キャラで好きなのはルフィ、白ひげ、シャンクス、エース。女性キャラで好きなのはナミ、ロビン、しらほし、レベッカです。


超一般人の介入生活

 

01

 

 

漫画の世界に入るなんて現象はせいぜいラノベの中だけの出来事だ。ほとんどの人がそう思っているだろう。実際自分もそう思っていた。

 

しかしその現象を実際に体験した人間がいる。その者の名は「只野タダシ」。そう。僕だ。

 

名前から察してくれたと思うが、僕は日本生まれの日本人だ。漫画の中で生きているキャラクターとは何の関係もないサラリーマンだったのだが、ある日の仕事帰り、突然地面に穴が空き、落ちた先はあの大人気作品「ONEPIECE 」に登場する島、「シャボンディ諸島」。

 

はじめは現実を受け入れられず、呆然とする事一時間。突然近くから銃の発砲音が聞こえてきた。

 

音のした方へ移動すると、海賊と思わしきチンピラ達が、島の住民に暴行と略奪を行っていた。

 

放っておけず、ついつい近くに落ちていた石を拾い、海賊に向かって放り投げると船長と思わしき男の眉間にクリーンヒット。白目をむいて気絶した。え………弱ッ。

 

まさかの船長の弱さに硬直していると、海賊と住民の視線がすべてこちらに向いているのに気付く。

 

海賊達が雄叫びをあげ、自分に向かってくる。しかし僕にはその動きがものすごくゆっくりに見える。先ほど石を投げた時も予想以上の威力とスピードが出た。もしかしなくても身体機能が飛躍的に向上しているのだろうか?

 

テンプレにも程があると思わなくもないが、ワンピースの世界は基本的に弱肉強食。素直にありがたく思う事にする。

 

一人ひとり相手するのは面倒くさいので、一気に終わらせる方法ないかな?と考える事10秒間。スーパーヒーロー映画でよく見るシーンを再現してみる事にした。

 

両手を思い切り叩いたら、予想通り広範囲に衝撃波が発生し、海賊達がまとめて吹き飛んだ。自分でやった事とは言え、少し引く威力である。

 

住民からは歓声が上がり、皆「ありがとう」と言ってくれ、酒場で食事をご馳走してくれた。やはりお礼を言われるといい気分になる。

 

海賊達は拘束し、後から来た海軍に引き渡した。どうやら何人かは懸賞首だったようで、感謝と共に合計で1億2000万ベリーをもらった。

 

あの倒され役たちがトータルバウンティ1億超え!!??と驚きはしたものの、ありがたく受け取った。

 

その際、海軍のスカウトを受けるも、まだ世界を旅したいので。という嘘でやんわり断った。海軍は嫌いではないが、あのゴミクズども(天竜人)の犬には死んでもなりたくないので。

 

しばらくはこの島で生活する事にし、懸賞金を使って小さな家を建てた。

 

たまにやって来る、悪事を進んで行う海賊達を行動不能にして、その度に海軍に引き渡し懸賞金を貰い、スカウトを受けるのはもう恒例行事になりつつある。

 

住民とも交流はしており、ご近所さんとはかなり仲良くなった。皆、いい人達だ。

 

しかし海賊以外にも平穏を乱す奴等がいる。そう、皆さんご存知のゴミクズ(天竜人)である。

 

それはもう好き放題に非道を行おうとするので、「見聞色」で先読みし、馬鹿やらかす前に「覇王色」で意識を刈り取る。これも日課のようなモノだ。

 

ついでのように言ったが、何故か覇気も普通に使える。覇王色は「覇王武装」使用可能。武装色は「流桜(りゅうおう)」使用可能。見聞色も「未来視」使用可能ときた。ぶっ壊れ性能にも程がある。

 

そんなこんなで楽しく暮らす事二ヶ月間。ついに我らが主人公、モンキー・D・ルフィ率いる「麦わらの一味」がシャボンディ諸島に上陸。ワンピースの物語もここから大きく動き始めた。

 

つまり、あの「頂上戦争」も近い訳だ。

 

…………サンジの料理食べてみたいな~。腹減った。メシ食おう。

 

 

 

 

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