魔人ブウの能力を持った男子生徒を突っ込んでみた 作:サラダ油チキン
(ふむ、この世界のことを知らなければならないな。)
「日に四回だけ食べ物を渡しに帰ってくるよ。」
「どこに行くの?」
「外だ。俺はこの世界のことを知らなすぎる。」
「外?内戦が起きてるから危険だよ?」
「それよりもうんと遠い所だ。アリウスの自治区を出る。」
「そうなんだ……。気をつけてね。」
(とりあえず人が多いところに瞬間移動してっと)
ヒュン
「なんだこの子ども、どっから現れた!?」
(随分とキラキラしてる。ザッお金持ちってかんじ)
30分ほど歩いた
(お金、どうしようかな…硬貨なら密造できるんだけど…さすがに気がひける)
(というか随分治安が悪そうなとこにきたなぁ……。まあ、光と影は表裏一体とも聞いたことがある気もするしそんなこともあるか……。)
向こうから亜麻色の髪と活発な雰囲気の幼女とピンク髪のザッお姫様ってなかんじの幼女が走ってきてる。
「ナギちゃん!頑張って!もう少しで街に着くから!」
「はあ……はあ……ミカ…ごめんなさい、もう走れません……私がお母様の言うことをしっかりと聞いてこんな所に来なければ…ミカだけでも逃げてください。」
「ナギちゃんを置いていくなんて出来ないよ……。」
幼女が来た後ろからスケバンと言った風貌の女子高生が走ってきた
スケバンが幼女に話しかける
「おチビちゃんたち、下らないお友達ごっこは終わりにして、あたしに着いて来ようね。」
「もうダメ……誰か……」
(仕方がない。恐らく勝てないだろうから見捨てようと思ったけど、助けてやるか。)
幼女二人を小脇に抱えて逃げる
「きゃっ……。あなたは誰……?助けてくれるの?」
(ふむ。仕方はないがだんだんと距離を詰められている。かくなる上は…)
「ガキ、あたしはあんたみたいな貧乏くさい奴に用事はないのさ。今なら見逃してやるから。さっさと失せな。」
「俺もお前みたいな心すらも貧しい奴に用はない。」
「ちょっと、なんでわざわざ怒らせるようなことをいうの……!?」
「もう一遍いってみな。」
銃を向けられる
「何度でも言ってやる
お前は敗北者!掃き溜め大将敗北者!」
「地獄で少しはマシな言葉遣いでも勉強するんだなガキィ!!」
ライフルで足を撃たれる
「ひっ…なんで血が……」
「私が…私が大人しく着いて行くので…ミカとこの人だけは助けてください!!」
(銃で血が出て驚くって事はこの世界の人間は銃で撃たれてもほとんど怪我をしないのだな、つまり。)
「地雷になれ」ボソッ
「随分とお利口になったじゃないか。最初からそうしていれば良かったんだよ!」
「その必要はない。」
「アアン!?何だとこのクソガキ!」
「なぜなら、俺がここでお前を倒すからだ。」
地雷を銃に当たらないようスケバンに投げつける
「ぐあ…」
(銃を奪い取る
そして取り込む!
そして瓦礫に。)
「ライフルになれ!」
瓦礫にお菓子光線を当てて二丁のライフルを作った
それをひたすら至近距離どころか押し当てて打ち込む。
「ふう…緊張した。」
「大丈夫だったかお姫様たち?」
「助けてくれてありがとう!絵本の王子さまみたいで凄くかっこよかったよ!」
「ね…ねえ…足は大丈夫?」
「足なら大丈夫だ。」
「そうなんだね!」
「さっさと親の所へ戻るんだな。」
「それなんだけどさぁ、ついて来てほしいんだ。いいかな?」
「まあいいが。
ところで、名前は?」
「私は聖園ミカだよ!今は7歳!」
「私の名前は桐藤ナギサです!ナギサと呼んでください!ミカと同い年です。」
「俺は魔人ブウだ。よろしく頼む。年は5歳だ。」
「ブウくんって年下だったんだ!私のこと、ミカお姉ちゃんって呼んでも良いんだよ?」
「遠慮しておく。」
「ケチ~、一回だけで良いから!一回だけで良いから。ね!」
「
一回だけだぞ?ミ…ミカお姉ちゃん」
(なんだこの羞恥プレイ!なんで7歳の幼女をお姉ちゃんなんかと呼ばなければいけないんだ!)
「わーお……。もう一回、もう一回お願い!」
「断る!」
30分後
「ナギサ!ミカちゃん!心配してたのよ!」
「ごめんなさい。」
「大丈夫だった?何か事件に巻き込まれたりしてない?」
「怖いお姉さんに追いかけられたけど…ブウくんが助けてくれたんだ。」
「ブウくん?誰?」
「新しく出来たお友達の名前だよ!」
「もしかして君がブウくん?」
「そうです。魔人ブウです。年は5歳です。今日ちょっとしたお出かけで来ました」
「そうなの、ナギサ達を助けてくれてありがとうね。何か欲しいものある?何でもあげる!」
「じゃあ、スティンガーミサイルと呼ばれる種類の銃が欲しいです。」
「それなら武器屋さんに行きましょうね~。」
(そうして、俺はメインウェポンを得た)
こいつのスタンスは、『俺は大して困らないからいいけど、お前は困るだろうからやってやるよ。』
あるいは、『こいつ助けたら謝礼金とか貰えるんじゃね?が行動のスタンスです。』
はい、つまり勉強をしません。生ゴミをダイヤモンドとかに変えたら元手ゼロ円で簡単に大金を稼げるから当たり前なんだよなぁ。