あなたは恐ろしい世界に迷い込んでしまったようだ。 作:今でも雲は綿あめで出来ているって信じてる
☆☆☆
廊下から洩れる蛍光灯の青白い光。
その光だけが牢の中を微かに照らす。しかし、その光も今ではバチバチと点滅を続けている。一体何年照明を取り換えていないのだろう。そもそも何故自分が此処にいるのかが分からない。
周りに他の人間の気配も感じない。
………
………
………
逃げ出せないだろうか?
脱走を試みますか?
はい
→いいえ
捕まっているのにはきっと理由があるのだ。
勝手に抜け出すのは止めておこう。リスクも高そうだ。
………
………
………
ずっと此処にいるが誰もやって来ない。お腹が空いた。喉も乾いた。何よりも眠い。少し眠ろう。
☆☆☆
廊下から洩れる蛍光灯の青白い光。
その光だけが牢の中を微かに照らす。しかし、その光も今ではバチバチと点滅を続けている。一体何年照明を取り換えていないのだろう。そもそも何故自分が此処にいるのかが分からない。
周りに他の人間の気配も感じない。
………
………
………
逃げ出せないだろうか
脱走を試みますか?
→はい
いいえ
おかしい。少なくとも犯罪を犯した記憶はない。ならば何故自分が捕らえられないといけないのか?
理由は分からないが、きっと相手は真っ当な世界で生きてきた人間じゃない。捕らえた理由もあまり歓迎の出来るものでは無いだろう。
早くここから逃げなくては。
脱走がバレた時のリスクが頭を過るが、それを振り切りあなたは牢に手をかけた。
空いている。
少し押しただけで牢は不快な音を鳴らしながら開き始める。
廊下に出ると、一枚の扉が目にとまる。
後ろには壁しかないので恐らくこの部屋から出るための扉だろう。
あなたは扉の前まで移動した。
扉を開けますか?
→はい
いいえ
ここで足踏みをしていても何も進展しない。勇気を出して扉を開けてみよう。
あなたはドアノブに手をかけると恐る恐る扉を開ける。
右と左と外の状況を伺うと、自分から見て左側の通路に2.5メートル程の大きさの猫背の人型が歩いているのが見えた。異常に左手とそこから伸びる爪が大きい。
あの左手を振るわれたら一溜りも無いだろう。
扉を閉めますか?
→はい
いいえ
流石にあんな怪物がいては迂闊に動けない。
時間を置いて、再度機会を伺おう。
ドンドンドンドンドンドンドン。
何かが近づいてくる音がする。どうやら考えが甘かったようだ。怪物に見つかってしまった。
鍵も無いので全体重を扉に乗せて開かないようにする。
何度か扉を叩く音がする。背中に扉をこじ開けようとする力を感じる。
けれどそれも暫くすれば収まった。どうやら諦めてくれたようだ。
緊張が緩み、大きく息を吐く。
それとほぼ同時けたたましい音と共に腹が貫かれた。
☆☆☆
右と左と外の状況を伺うと、自分から見て左側の通路に2.5メートル程の大きさの人型が歩いているのが見えた。異常に左手とそこから伸びる爪が大きい。
あの左手を振るわれたら一溜りも無いだろう。
扉を閉めますか?
はい
→いいえ
あの怪物が何時いなくなってくれるか分からない。この部屋の出口は一つだけ、怪物がこの部屋に入ってきたら逃げ場はないだろう。ならば距離が空いている今のうちにこの場所から離れるべきだろう。
怪物がよそ見をした隙に少しだけ扉を開けて、バレない様に部屋から抜け出す。
けれど、怪物はその小さな変化を見逃さずにこちらへと視線を移し、走り寄ってくる。
怪物の足は非常に速い。このままでは捕まってしまう。
そのため、怪物をギリギリまで引き寄せたあなたは扉を大きく開けた。
怪物は突然開いた扉を前に止まることが出来ずに、頭からぶつかった。
怪物は怯んでいる。
今なら逃げられそうだ。
あなたは我武者羅に走る。
走って走って、息が切れるまで走って、後ろを振り返る。どうやら怪物は撒けたようだ。
「漸く見つけたぞ」
あなたの目の前にはペスト医師のマスクと似たデザインのマスクをつけた男が立っていた。
あなたの目の前に見知らぬ男が現れた
-
戦う
-
何者か尋ねる
-
愛の告白をする
-
取り敢えず歌う
-
食べ物を持っていないか尋ねる