あなたは恐ろしい世界に迷い込んでしまったようだ。 作:今でも雲は綿あめで出来ているって信じてる
※前回の投票は17日の午前に締め切っています。
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あなたの目の前にはペスト医師のマスクと似たデザインのマスクをつけた男が立っていた。
戦う
→何者か尋ねる
愛の告白をする
取り敢えず歌う
食べ物を持っていないか尋ねる
怪しい風体の男だが、訳の分からないこの状況協力できるならそれに越したことはない。
取り敢えず何者か聞いて見ることにした。
「俺か?俺は案内人だ。この異常を止めるためにお前をある場所まで連れて行く。」
連れて行く?連れていくことがこの事態を終息させることに繋がるのか?疑問に思いあなたは首を傾げる。
「そうだ。お前の体には呪物が埋め込まれている。その証拠にお前は選択をやり直す力を持っている。自覚しているかは知らんがな。
そして、残り三つ、特別な力を持った呪物が存在する。俺はその呪物を回収し、お前と三つの呪物をある場所まで案内するために来たんだ。」
ある場所ある場所、具体的な場所の名前を出さない男の口ぶりに不信感を抱く。
しかし、この男は何かを知っている。ここは友好関係を維持するために問い詰めないことを選択する。
「なにか言いたげだな?あるなら言え」
男が察する。
あなたは現在選択を迫られている。
ある場所とは?
→他の呪物の力は?
悩んだ末、誤魔化すことを選択。男は呪物の説明を始めた。
「例えば今俺は藍皿の呪物を持っている。この呪物の力は害意を受け止めることだ。
簡単に言えば攻撃を防御できる。」
なるほど、つまり男ならこの施設を徘徊している怪物の攻撃も防げる?
「いや、俺に呪物を使う力はない。
基本的にお前という例外を除けば呪物を使えるのは適性のある人間、通称巫女だけだ」
巫女?つまり、女性しか呪物は使えない?
「それも適性のある、な。
因みに言っておくと巫女でもノーリスクで使える訳じゃない。一、二回なら問題はないが、使えば使う程、精神を汚染される。そして、最悪呪体となる。
だが重要なのはそこじゃない。重要なのは呪物による精神汚染は時を超えて引き継がれるということだ。」
時を超えて?
「そうだ。例えお前が選択をやり直しても精神汚染だけはどうにもならん。」
なるほど
「更に言えば巫女と呪物を物理的に引き剥がすのも無駄だ。
魂で繋がっているからな。」
治す手立ては一つも無いと?
「ああ、ない。
…いや、お前と呪物をある場所まで送り届ければ精神汚染は自然と治る。」
因みに呪体というのは?
「呪体というのは呪物に魂全てを汚染された巫女の成れの果て、強力な力を持った怪物だ。」
なら、この施設にいる怪物も呪体?
「いや、あれは呪体の排泄物みたいなものだ。実際の呪体はあれとは比べ物にならない程厄介だ。」
呪体の排泄物…その言い方からするに呪体は既に存在している?
「ああ、一体だけな。」
巫女が呪物に汚染されれば結果として呪体も増える?
「いや、呪体は時を越えられない。巫女が呪体に変わる前の時間軸に戻れば問題ない」
その場合、巫女は?
「消える。存在ごと無かったことになる。」
なるほど
「聞きたいことはもうないか?流石にずっと此処に留まることは避けたい。」
悩んだ末、一つ頷く。
あなたの返答を確認した男は歩き出す。
「ああそうだ。俺のことはバクと呼んでくれ。」
男はそう名乗った。
その直後。
甲高い悲鳴があなたの耳に届く。反射的に駆け出す。
後ろからはバクが止まる様に怒鳴っているが、迷うことは無い。
真っすぐ、悲鳴の聞こえた場所まで向かった。
すると、あなたの目の前に銀の髪をした青い瞳の少女と白い髪の巨人が現れる。
巨人は窓から少女を覗いている。
更に長い髪で目元が見えないが、目元辺りから頬にかけて黒い液体が流れ、地面に落ちる前に先ほど見た怪物に変化する。
「はぁ、はぁ、呪体だ。」
追いついてきたバクがそう呟く。
「お前を呪体に食われる訳にはいかない。逃げるぞ!」
バクはそう言うが、助けたい。
しかし、バクがそれを許さない。羽交い絞めにし、あなたの動きを封じる。
「無駄だ!お前が何度選択をやり直しても助けることは出来ない。いやそれ以前に食われたら選択をやり直すことも出来なくなる!」
それでも、それでも、目の前で襲われている少女を助けない選択なんて取りたくない。
「はぁ…ならお前は選択しなくちゃならない。幸い、適性持ちのようだしな」
選択?適正?
。
「ああ、彼女を巫女にするか、見殺しにするかをだ。」
あなたは選択を迫られている
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巫女にする。
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見殺しにする。