SAOをなんにも知らない奴が謎システムにキャリーされまくるお話   作:お寿司のネタのサーモン

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第一話 誕プレが凄いって話

「霧夜、誕生日おめでとう!」

 

「お父さんありがとう!!」

 

お父さんに自分の名前を呼ばれて近寄る僕こと霧夜守(きりやまもる)は今日11月6日、誕生日だ。

 

霧夜父「霧夜、ソフトはもう買ってあるが一応これから始めてくれ。」

 

そう言われフルダイブ型VRマシン、ナーブギアを嬉々として嵌めている俺にお父さんが言う。

 

霧夜「なにこれ?」

 

霧夜父「何、少し霧夜の補助をしてくれるAIだよ。」

 

霧夜「へー」

 

霧夜父「何しろ霧夜はフルダイブ型のVRゲームというより、ゲームをするのは初めてだろう?」

 

霧夜「うん。」

 

霧夜父「だから補助がいると思ってな。」

 

霧夜「・・・・そうだね、ありがとう!」

 

実際にお父さんが言っていることは事実だ。

僕は今まで一回もゲームというものに触れたことが無い。

そもそも今回も親友が進めて来たというのもあるし誕生日プレゼントで欲しいものも無かったからもらうことにしたのだ。

お父さんから貰ったナーブギアに今日発売のソードアートオンライン、通称SAOとお父さんから貰った補助AIが入っているチップを読み込ませる。

 

ブイイイイイイイン

 

凄い排熱音がナーブギアから聞こえてきた。

 

霧夜「お父さん、これ大丈夫?」

 

霧夜父「大丈夫大丈夫。AI用のデータ領域が大きいから処理が少し追いついてないだけだよ。」

 

霧夜「ふーん・・・」

 

ここだけの話、お父さんは心配性だからやり過ぎる事がある。

現に僕が住んでいる家の防犯は凄まじい、国の代表なんかが住んでも大丈夫なレベルだ。

これは僕が誘拐なんかされないようにとお父さんが家を改造した結果・・・正直僕なんかが狙われるなんて思わないけど・・・

 

霧夜父「ほら、読み込みが終わったから遊べるぞ、遊び方は分かるか?」

 

霧夜「・・・いいや。」

 

霧夜父「じゃあ、これかぶってベットで横になってくれ。」

 

霧夜「うん。」

 

霧夜父「じゃあ、『リンクスタート』って言えば始まる、12時には戻って来いよ、お昼ご飯を食べよう。」

 

霧夜「分かった!」

 

そう言うとお父さんは僕の部屋から出ていった。

 

霧夜「よし・・・リンクスタート!」

 

僕は初めてのゲームに身を投じた。

 

 

 

『Welcome to Sword Art Online!』

 

僕はその言葉とともに現れるログイン画面に個人情報を入力して晴れてSAOの世界に入っていった。

目の前が真っ白な空間から色のある町の中へと姿を変え僕を驚かせた。

 

霧夜「へー・・・ここがSAOの世界か~、賑わってるな~」

 

取り敢えず何から始めようか、ここはやはりレベルとやらを上げる必要があるかな?

そう思っていると視界に地図と赤い矢印が現れ『最寄りの狩場に案内』と書かれていた。

狩場?そこで戦えるのかな?

取り敢えずその矢印に従うことにした。

 

 

 

しばらく矢印に従うとそこは様々な鉱石が光って光源代わりになっている草原だった。

まあ・・・ここに来るのは本当に変な道順だった。

何だかカナダとかに生えてる場違いな木の周りを5周したのちに朽ちて倒れた巨木の中を通って着いた。

・・・やらかした感があるが気にしてはいけない。

 

霧夜「ここにいる生き物はなんだろう・・・あ、これかな?」

 

視線の先にいたのは可愛いウサギ・・・頭の角は無視することする。

ウサギは僕の足元に寄ってきて匂い?を嗅いでいた。

 

霧夜「おっとっと。」

 

何と足元からよじ登ってきて肩に乗っかって来た。

そのあとも他にいるウサギたちと戯れているとふと、思った。

 

霧夜「そう言えばここにきてから誰とも話してないな・・・」

 

その時僕の要望に応えるように赤い字で付近のプレイヤーを誘導中・・・と書かれていた。

誘導?何の事だろうと思っているとウサギの一匹が外に出たあと「待てーーーー!!!」と声が聞こえてきた。

取り敢えず僕は起き上がってウサギたちと戯れていると・・・

 

???「木の上に逃げたぞ!!」

 

???「捕まえるぞ!」

 

バキバキ!ドタッ!

 

???「いたたた・・・あれ?」

 

???「キリトは大丈・・・おわあああああ!」

ドゴオッ!

 

???「ぐはっ!」

 

???「す、すまねぇ!キリト!」

 

霧夜「あの~・・・大丈夫ですか?」

 

???「お前さん、ここはどこだ?それに・・・何だこのウサギ、お前さんには随分と懐いているようだがテイマーか?」

 

???「おい、クライン、マナー違反だぞ。」

 

???「わりぃ、わりぃ。」

 

霧夜「いえいえ、気にしてませんから。」

 

霧夜(テイマーって・・・何?)

 

その疑問に答えるかのように赤い字で『敵を仲間にする役職』と書かれていた。

 

霧夜「言っておきますが・・・どなたですか?」

 

クライン「おっと、すまねぇな、俺の名前はクライン!このゲームでは初心者だぜ!」

 

キリト「俺の名前はキリト、ベータテスターだ、君の名前は?」

 

霧夜「名前は・・・・どこにあるんですか?」

 

キリト「ゲームは今回が初めてか?」

 

霧夜「あ、はい。」

 

キリト「じゃあ、画面の左上に緑色のバーがあるだろ?」

 

え~と・・・あ、この矢印のこれかな?

 

キリト「その左にあるのが名前だ。」

 

ふむふむ・・・名前は・・・マモル?まんま下の名前じゃないか。

 

マモル「マモルだそうです。」

 

キリト「マモルか。よろしく。」

 

クライン「じゃあマー坊だな。」

 

キリト「それでマモル。ベータテスターだがマナー違反上等で聞きたいことがあるが・・・・いいか?」

 

マモル「あ、いいですよ。」

 

キリト「どうやってここを見つけたんだ?俺がテストして時は無かったが・・・」

 

マモル「え?矢印に従っただけですけど?」

 

キリト「え?」

 

マモル「いや、お父さんから貰ったAIが教えてくれるんですよ。」

 

キリト「・・・え?違反行為?」

 

マモル「ゲームでAIって使っちゃダメなんですか?」

 

キリト「・・・でも自動BANされてないからいいのか・・・」

 

マモル「・・・何かいけないことだったんですか?」

 

キリト「いや、大丈夫だ、君は何も悪くない。」

 

あれ?今何時だ?

 

マモル「いま、現実は何時ですかね?」

 

キリト「時間?・・・12時半だ。」

 

マモル「時間だ、抜けますね。」

 

キリト「抜けるなら、町で抜けな!」

 

マモル「ハーイ!」

 

クライン「そう言えばフレンド登録したか?」

 

キリト「あ。」

 

 

 

 

宿で

ログアウトボタンが・・・・無い?

AIに聞いてみるが答えてくれない。

もしかして・・・閉じ込められた?

主人公の使う武器どうする?

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