四話が二つありました。なぜ。
片方削除しておきましたのであしからず。
・・・というよりさぁ、ヴェルディくん。
君もうちょっとジルシーアさん労わろうよ!
ヴェルディ「なんのことだか」
咲夜?「どうぞ」
え?!え?!どなた・・・って消えたぁああ?!
・・・え、こわ・・・。
理桜Sido
部屋の前・・・というか、通路で人を待つ。
一人になりたいけれど・・・なんていうんだろう。寝れない。
するとほうけてしまったらしく・・・しばらく立つとゆすられる感覚。
目を開けると、目の間に、待っていた人が現れたのだ。
俺はつい抱きついてしまう。待っていた人・・・緋奈ちゃんに。
「あ、緋奈ちゃーん」
「うわ、理桜・・戻ったんじゃ。どうして寝てたの?」
「んー。雪銀から聞いたんだけど、腐るってどういうことかな?」
「え?あ、えーっと・・・」
言いにくそうな緋奈ちゃんに追い打ちをかける。
単純に説明しづらいのかもしれない。
なら、・・・聞かないほうがいいのかもしれない。
なんてバカなことをしたのだろうか。
「・・・いいや、なんでもない。ごめんね、急に聞いちゃって」
ぎゅうっとしながら俺は緋奈ちゃんの左の肩にひたいを乗せた。
「ええと・・・」と戸惑う声が聞こえる。
「ごめんね、ちょっと・・・俺、馬鹿みたいだ」
緋奈ちゃんの事情は、強引に聞き出すものではないのに。
——【イタチの少年はお前を不幸にするぞ?そして、お前の周りの者も。周りを巻き込みたくなければ本来の居場所へと戻ってこい!】
なぜか先ほどから思い出す言葉。
何も覚えていない脳が、この言葉をただ流す理由。
きっと、そこにいるなということなのだろうか?
「・・・よし、決めた!」
「え?」
「俺は、ここを出るよ」
「・・・へっ?」
「確かに、恋人・・・らしい緋奈ちゃんと離れるのはさみしいけどさ、・・・俺、ここにいちゃいけないみたい」
二ヘラと笑って、俺は、言葉を紡ぐ。
・・・緋奈ちゃんにしゃべる暇を与えないように。
今なのか言われたら、俺は、俺はきっと———。
聞いてしまうから。決心が揺らいでしまうから。
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ヴェルディSido
何で俺がこんなことを・・・!
嫌になってガシガシと頭を掻き毟る。
確かに、俺しか動けないのかもしれない。でも、でもだ。
だからって天使に看護させるか?!
そんな奴、初めて・・・・。
・・・いや、そうでもないな。
そしてふと、『あいつ』を思い出してしまう。
金髪で、吸血鬼で——……。
苛立ちと幸福感。
無性に、無性に、・・・
「イラつく!!」
地団駄を踏んでいると、そいつの体がピクリと動く。
・・・・やべ、起こしちまったか?
なんて思いながら、そいつが寝てるベッドに腰掛ける。
・・・綺麗な紅の髪だな。その両目はどのような色で彩られているのか。
まあ、知ってもどうでもいいことだが。
髪に手を延ばして、ふとため息を吐く。なんでさっき、『あいつ』を思い出したんだろう。
不思議だ。考えながら髪を撫でる。やはり堕天使の身には何も起きない。
そもそも、天使が悪魔に触るといけないものが移る、とかなんとかの噂は噂にすぎないのだ。俺もそれに惑わされていたと知る。だからといってなにというわけでもないが。
髪を持ち上げ、口付ける。
感謝の意をこめて。
ばれてないか。よし、平気だな。
髪を手放し、どこか安心するように、ベッドに体重をかけた。
刹那——………
「——ッつ、あ"ぁぁああ?!」
急激な激痛に襲われる。
羽が痛い、とても痛い。
そうだ、あのレーザーだ。あのレーザーで俺の羽は射抜かれたんだった。
「こういう重傷は天界にいりゃあ自然と回復したのに、遅いな・・・やはり、紅魔館は不便だ」
つぶやくように言う。でも任務を受けている以上、のこのこ帰るわけにはいかない。
この羽では絶対に冥界まで飛べないだろうし・・・。
博麗神社だったらまだ回復は早まるかもしれないな。そちらへ向かってみるか。
「光を浴びれれば・・・いいのかもしれないけれど」
俺の視界のはしに寝ているそいつが、ピクリと反応した気がした。
・・・気のせいだろう。
俺はそう思って吸血鬼を一瞥し、部屋から出た。
ジルシーア、と言ったか。
いつか、俺はお前を殺すかもしれない。
・・・その時までせいぜい、生きていろ。
「・・・・ははっ」
目元を覆って、ドアにもたれかかる。
情けない。
(どうして、吸血鬼を殺そうと思うと、こんなにも、胸が痛いんだ)
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???Sido
俺らは博麗神社に集まった。
定期的に行われる会議。まあ、趣旨といえば交流会で伝わる簡単なもの。
そんなののために、こいつらは嫁を捨ててまできている。
捨てて・・・ないのかもだけど。
「ねえ、霊夢好き。ロリコンがいないよ?」
「ああロリコンか・・・おい、カリスマ好き。知ってるか?」
「え、その呼び方になります?ちょっとロリコン2って言われた時のツッコミ用意してたんだけど」
「ツッコミは俺の仕事だ」
白い羽がふんわりと広がる。
その指は唇にあてがわれて、「ヴァル・・・か。ま、秘密だねぇ」とつぶやいた。
なんだか、女っぽくて俺でさえドキッとする。
「・・・八雲ッ!」
呼べば、ボロボロになった八雲が出て来る。
ところどころ服が乱れてって俺は何を考えてる?!
「なぁにぃ?」
「どうしたんだよ、お前・・・」
「別に・・・なんにもないわよ。それで?用はなにかしら」
「理桜と、ヴェルディの居場所が知りたい」
「・・・ふふ、あなたたちは本当に仲間思いね」
八雲はクスリと笑って、頷いた。
「教えてあげる。でも準備期間が必要よ。・・・あと、しばらく帰ってこれないだろうから行く人決めて、嫁に一言言ってね・・・あ、緋乃はわざと言わないで私のところに」
「だが断る」
誰が嫁捨てるかっ。
「残念」とつぶやいた八雲は言った。
「準備が終わったら呼んで頂戴」
「・・・なあ、準備期間ってなんだ?何で必要なんだよ。他のやつのところにゃポンポン送ったってのに。特にあいつ・・・」
俺はある知人を思い浮かべ・・・やめた。
会いたくなる。
八雲はしばしキョトンとした後、やけに真剣な顔で告げた。
「言ったでしょう?しばらく帰ってこれないって」
「それがどうかしたのかよ?」
「あの世界・・・知ってるからって油断してたわ。あんなのがいたなんて。ヴェルディには悪いことをしたわ」
「ヴァルは生きてるんだよねぇ?!」
目を見開いたノアさんが叫んだ。荒々しく、・・・どこか恐れたように。
八雲は首を振った。
「わからないわ。最後まで見届けてないもの」
「なんでさ?!君は、君は・・・ッ!!」
「幻想郷はすべてを受け入れる。死をも、認めなければ前へ進めないわ。まあ彼に限ってありえないけれど」
「・・・」
ノアさんは羽を大きく羽ばたかせて飛んで行った。
「妖真!」
「は、はい!」
妖真に頼んで追いかけてもらう。あいつ、なにかとノアさんと仲いいし。
・・・あいつ、早苗に告ってないんだよな・・・まさか?!
ああいややめておこう悪寒がした。
髪へのキスは、思慕を意味します!
感謝は無いですがw
え?理桜が家出しそう?何を言ってるんですか。
これから緋奈さんが殴るんでしょう?(殴
理桜「殴られるの?!」
はい。
ヴェルディ「俺は・・・なんで早速の殺す発言」
大丈夫大丈夫。
君、捕まえるって言ってたフランに惚れたじゃん。今回もヘーキ。
ヴェルディ「あのなぁ・・・」
・・・今思った。ヴェルドールさん大丈夫かな?!
二人「無理だろ、流石に家出とかなんとかは」
えぇえええ?!緋奈ちゃんなら殴って止めれば平気だしヴェルディは・・・あ、美鈴にボコられるんじゃ。
ヴェルディ「早急に退避!退避ぃいいいいい!」
だが断る。殴られて来い。
ヴェルディ「ひぃいいいいやぁあああああああああああああ………」
理桜「南無阿弥陀仏」
どんまーい。
・・・よし、雪銀。すぐ帰ってくるんだよ?あの怖いお姉さんのえz・・・お姉さんにお持ち帰りされないでね?
雪銀(コクコクコク)
はい、いってら・・・あれ?妖真ー?
妖真「僕が届けてきますねー」
えー・・・あ、はい。
・・・あれー?
で、ではー。