記憶喪失問題児と紅い実験者   作:Lan9393

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あれ?誰でしょ?

夢子「はい、お届けもの」
咲夜「では」

・・・あ、はい。
ノア。どうしたの?

ノア「さー?」

・・・・・・あ、はい。


九話:熟考の末の答え。黒く醜い羽は・・・

理桜Sido

 

  ネリア・・・あの影がきた理由?

やっぱり、目的は無くて気まぐれなんじゃなかったのか?理由なんてなくって・・・。

それ以外には考えられないし・・・・ん?

 

『俺の目的は達成された』

 

ポツリ、セツがつぶやいた。

俺はそれで、直前に緋奈ちゃんの包帯を投げ捨てたのを思い出す。

緋奈ちゃんをあんなにボコボコにして、さらには取られて嫌だという包帯までとって・・・。

ますますわけがわからなくなる。

 

『俺の予測だが———・・・おそらくあいつは俺らの様子見にきたんじゃないだろうか。どれぐらい強いのかや、性格とか・・・』

(・・・)

 

セツはまた喋り出す。

俺の思考が止まった。

なぜならば、セツの声が耳に届いているからだ。

今までならば頭に響くだけだったのに・・・。

目の前には唖然とする幽々子さんたち。

 

「・・・・セツ?」

『あー、わりぃ。ちょっと抑えられてなかったわ』

「・・・そう」

「そのイタチ、面白いわね」

 

幽々子さんが興味深々と言った様子で詰め寄ってくる。

そんな風に詰め寄られても・・・。

 

「ま、まあセツは今は関係ないじゃないですか!」

『は?俺は貴重な意見を出してやってんだ糞野郎。関係ないとは何事だ。緋奈寝取るぞテメェ』

「こらーーー!そういうこと言っちゃいけません!」

『・・・・・・』

 

ボソリとつぶやいたような気がしたが、俺には聞こえなかった。

 

「それで、俺の考えは・・・緋奈ちゃんへの嫌がらせじゃないかなぁと」

 

 

 

 

【・・・・妖夢ならいいのかよ?】

 

——————————————————

 

ヴェルディSido

 

  ぽっかり空いた穴は日光を浴びて徐々に塞がってきている。・・・そう、なるはずだった。

しかし、まるせ溶かされたように羽は穴を大きく広げて行くのだ。

謎で仕方ない。

 

「・・・・戻る、か?!確か永遠亭ってところが・・・・でもな」

 

俺は建物を見上げる。

ついさっきくぐった鳥居。

そこは、博麗神社である。

 

「来ちまったからどっちにしろどうにかしてもらわなければいけないんだよな・・・・はーくれーい!」

 

俺は声を張り上げた。

ゴソゴソと懐をまさぐって賽銭をいれるのも忘れない。

俺の知っている霊夢はこうやって呼ぶものと霊夢の夫から聞いた。

 

・・・しかし、現れない。

 

留守だろうか?首を傾げれば、激痛が走る。

くっ、好い加減我慢ができない!

日光が逆に俺の羽を痛ませている気がした・・・。

羽をかばうようにしてもう一度叫ぶ。

 

「・・・・おい!博麗ッ!」

「はいはい、そこまで言わなくてもわかってるわよ・・・ってなにそれ、グロい」

「いいからこれの進行を止めてくれ」

「これって、そのただれた羽?」

「ああ、そうだよ」

 

羽を広げる。

すると、穴はもう穴とは言えず、えぐれたような跡になっていた。

 

「・・・・ほら、はやく」

「はいはい・・・んー」

 

一つの札を取り出すとそれを思い切り投げてくる。

それはババッと大きく広がり、・・・・否。量産され、隙間なく俺の羽に張り付いた。

 

「・・・なんだこれは」

「進行抑制」

「いや、まあ日光与えなければどうとか言う問題ではなく」

「治療は永遠亭まで」

「うわぁめんどくせぇ」

 

チラリと博麗を見やると、嫌そうにその顔がゆがむ。

察したか、一歩さがった博麗は口を開く。

 

「・・・まさか、うちに泊めてなんて言わないわよね?」

「他に何がある?」

「・・・はぁ。ちょっと聞いてくるから待ってなさい」

「おう、頼む」

 

俺は博麗が言ったのを見送って階段で座る。

空を見上げる。

 

・・・あそこから、あいつらがくるのかも———

 

 

 

 

「うぎゃぁあああああああああああああああ!!!!」

「あははははは!!!緋乃くんってば豪快に落ちてるねぇ!!」

 

 

———聞かなかったことにしようと思った。




遅れてしまい申し訳ありません!!

緋乃「俺らやっと登場、か」
ノア「だねぇ~。まあ緋乃くんがどこいくかなんて知らないけれど~」
緋乃「ノアさんは・・・あれだな。絶対ヴェルディ連行しそうだ」
ノア「さぁ?というか、中途半端なとこで回すんだね、作者?」

いやヴェルドールさんならきっとと思った上で、もう一つ僕は遅れてはいけないと思いましてですねぇ(ry

二人「はいはいワロスワロス」

ひどい!!

理桜「それで俺の答えは嫌がらせになったのね」

うん。だってそれを解き明かす(笑)はヴェルドールさんの仕事だもの!

理桜「まあいいけどさ」

・・・あと、セツの「糞野郎」が書きたかっただけ(笑

理桜「・・・・じゃあバトン持ってくねー」

うん・・・・って、浮いてる・・・。
まあいいか。

では!
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