人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです   作:ふともも辺りに絡みつく触手

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疑問は尽きないがそれでも言わなければならないことがある

銃声が聞こえ男三人は瞬時に戦闘態勢をとる

一人は近くの机の陰に

一人は棚を盾にし

一人は桃色の髪の少女の前で銃を構える

 

ただ操作室の前の通路から聞こえるのはアリ型エイリアンの足音ではなく複数の人の足音であった

そして

 

「隊長達、居たわね」

 

「たいちょうー!!」

 

泣きそうな顔をして服をボロボロにした赤髪と青髪の二人の軍装をした少女が現れた

 

「うっそだろおい」

 

「お前たち、生きてたのか」

 

「死んだかと思ってたぞ」

 

三者三様に反応する

そして少女達の後ろに居た少女に気付く

 

腰まで伸ばした薄紫の髪

そして頭の上に天使のわっかのようなものをつけた少女であった

 

「なっ」

 

男三人が驚いているとすたすたと人間達を通り過ぎ桃色の髪の少女の横に立った

そしてそのまま目を合わせたかと思うと何も喋らず桃色の髪の少女の横に佇んだ

 

「えっと、その、ありがとう!!助けてくれて!!」

 

赤髪の少女が薄紫の髪の少女に声をかける

 

「それが私の任務だったので」

 

とても平坦に少女は言葉を返す

 

「隊長さん達!!この子凄いんですよ!!私がエイリアンにお腹刺されて穴開けられたのを綺麗に治してくれたんですよ!!」

 

赤髪の少女がお腹を見せる

軍服は赤く染まり腹部には穴が開いておりその穴から赤髪の少女の綺麗な肌が見えていた

 

「もうちょっと恥じらいをもって」

 

青髪の少女が注意するがそれを聞いてかきかずが赤髪の少女が話し続ける

 

「お腹から血がどくどく出ててあぁもうだめだなー死んじゃうなーって思ってたらその子が現れて突然お腹にスプレーをぷしゅーってやったら傷がふさがったんだよ!!それでも血が足りなくてヤバかったから輸血パックまでだしてくれて!!」

 

興奮気味に話しながら左腕を見せるそこには確かに赤い液体が入ったパックが腕に括りつけられていた

 

「一応問題ないと思われますがあまり左腕を動かし過ぎないように」

 

薄紫の髪の少女が答える

 

「……」

 

男たちは静かに驚愕し疑問が頭の中に満ちる

なんでエイリアンが人間を治療する術を持っているんだ?

桃色の髪の女の子を見る

 

「人類の文明に興味があっていろいろ研究した結果がそれってだけだよ」

 

桃色の少女は答える

 

「それは特殊な血でどの血液型にも合うように作られてるよ」

 

それは夢のような輸血液の事だった。

どうやってそんなものを作ったとかどうしてそんなものを作ったとか疑問は尽きないがそれでも桃色の髪と薄紫の髪をしたこのエイリアンの少女たちに言わなければならないことがある

 

「私の部下を助けてくれてありがとう」

 

深々と頭を下げると

 

「どういたしまして」

 

桃色の少女は笑顔で、薄紫の少女はそっけなくそう返した

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