人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです 作:ふともも辺りに絡みつく触手
「さて、人間さん達はこの後どうするのかな?」
桃色髪の少女に話しかけられた時帽子の男はどうしようか全く考えてなかった
「先に言っておくと私たちの人間への基本的な姿勢は『死にかけてたら助けてあげる』程度だからね」
これは人間側としてはとても喜ばしい言葉だろう
「この出会いをどうするかはキミ達に任せるよ」
桃色髪の少女はそう言い操作室の横にある展望室に向かいそして
「しばらくはここに居るから困ったらなんかで知らせてくれれば出来る範囲でなら助けてあげるよ」
そういうと外から5mほどの人型の機械としか言いようがない見た目の頭に輪っかを乗せたエイリアンが歩いてきて割れた窓からその肩飛び乗った
「この子達にはキミたち人間を攻撃しないように言っとくから安心して」
そして大型の人型の機械のエイリアンは桃色の少女を乗せたまま歩き去って行った
おそらくそれ一体で我々の拠点は蹂躙されるだろうなぁと帽子の男は益体もないことを考えながらその姿を見ていた
そして総勢5人に戻った帽子の男達は駐車場に向かうため施設内を歩いているとかなりの数居たハズのアリ型のエイリアンは跡形もなく消えておりその代わり何体かの人型の機械のエイリアンと頭の上に輪っかを浮かべた少女としか言えない見た目のエイリアンが徘徊しており桃色の髪の少女が言った通りそのことごとくがこちらを視界に入れても気にせず巡回していた
「はは、心臓が止まりそうな光景だな」
そのエイリアン達がこちらを見ても反応しない光景を帽子の男がそうおどけて言うと
「私が報告を聞いたら集団幻覚を疑いますよ」
神経質そうな男がそう返した
普通のエイリアン達は人間を見ると排除しようとするのでその感想は間違いではない
「だろうな。拠点長殿にどう報告するか頭が今から痛い」
帽子の男がそういいながら悩んでいると
「そもそもどうやってここから帰りましょうか……」
「乗ってきた車あいつらに潰されちゃったしね」
少女二人からどうしようもないことをぶつけられて更に帽子の男は頭を抱えた
「近くに捨てられた車がないか探すしかないでしょう」
神経質そうな男がそう言うと
「あのデカブツ一体借りれねぇかなぁ……」
荒々しい男は土台無理なことを口走っていた
各々がそう喋りながら歩き、そして駐車場に着くと前から壊されたはずの車が走ってきた
それが人間達の前で止まると中から薄紫髪の少女が出てきた
「足がないと困るだろうとA168が言ってたから修理しといたわ」
大分酷使されてて今回のダム行きが最後だろうなぁ思われてた車が新車になって戻って来て困惑する
「それじゃ気をつけて」
薄紫髪の少女はそれだけ言うと去って行こうとする
「アナタ!!名前は!!?」
赤髪の少女が尋ねる
「H17、A168はヒナって呼んでるわ」
それだけ言うと去って行った
確かに毎話1000文字程度は少なかったと感じたので次からはもっと文章量を多くします