人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです 作:ふともも辺りに絡みつく触手
凄まじい勢いで砲弾の中、空を飛んでる私はどうも元人間のエイリアンA168です
とりあえず《オオムラ閉鎖都市》が射程に入ったので天井部分の半球状の装甲にぶち込まれます
ぶち抜きそうな感じもするけどそこらへんは俺の方で調整できるから問題ないのである
改めてやべぇ存在だなエイリアン
『他も撃ち出したのであの量を制圧するには問題ない戦力になるかと』
『わかったー』
他のうちの子達を何人も同じ方式で撃ち出してるのでこっちの戦力も問題なしだなーと
『もうすぐ着弾します。勝利を』
『はーい』
んじゃいくいくぞー
持ってる銃の射程距離になったので空中で砲弾の中から飛び出す
下にはトラックぐらいの大きさのアリ型エイリアンの群れとなんとか足止めしようとして頑張って銃を撃ってる人達
ダメージにならないから本当に時間稼ぎにしかならない攻撃
それでもわずかな時間でも稼いで一人でも隠れれるように逃げれるようにしてるその覚悟
「あぁ、やっぱり人間って凄いな」
そんなことを呟き自由落下をしながら両手に持った二丁のショットガンをぶっ放した
ヒット
アリが数体がまとめて弾け飛ぶ
蹂躙されるものと蹂躙するもの
その二つの目が俺を見た
そのまま俺は自由落下しながらショットガンを撃ってアリ型を狩っていく
そして先に俺が入っていた砲弾が《オオムラ閉鎖都市》の天井部分に着弾
砲弾の範囲に居るエイリアン達をバラバラにしていく
ちなみに着弾はしたものの着地地点の都市の天井部分はそこまで傷が付いておらず改めて人間の技術ってすげーなと感心していたりする
そして俺も何体かのエイリアンを巻き込みながら着地
更に両手のショットガン周りに向かって連射
ショットガンの弾が全てを貫き巻き込みながらエイリアン達に大きな穴を穿っていく
黒に覆いつくされていた《オオムラ閉鎖都市》に俺を中心に白点が出来た
近くで俺の戦いを見ていた人間達が呆然と立ち尽くしているのが見える
さっきまで悲壮な顔で戦っていた人たちが戦いを忘れてこっちを見ているのだ。ちょっと楽しい
そんなちっちゃなことを考えつつまだまだ無数に居る黒いエイリアン達に向き直る
『他も到着して戦闘を開始しました』
視界の端では都市の天井に次々と降り立つうちの子達がエイリアン達を撃ち抜き吹き飛ばしてゆく
流石にそれだけ来たら思い思いに行動していたエイリアン達がこちらを向く
思い思いに都市を、人間を蹂躙していたモノ達がこちらを向く
「さぁ、お前たちを蹂躙しに来たぞ」
二丁のショットガンを握り直し、黒い『川』へ
蹂躙してたモノたちは蹂躙されるモノたちへ変わりゆく
地獄を吹き飛ばし地獄を作りに俺は動き出した
右から迫ってきたヤツを右手のショットガンで周りのヤツ事まとめて吹き飛ばし
左からやってきたヤツを左手のショットガンで何人か纏まって吹き飛ぶように殴り飛ばし
正面からやってきたヤツを何人もぶち抜けるように蹴っ飛ばして
撃って♪殴って♪切って♪
刺して♪蹴って♪撃って♪
でーもそれって、俺の殺意なのー♪
「大分減ったかな?」
そう呟きながら迫ってきたヤツの頭を銃身で殴って消し飛ばす
基本的にエイリアン同士の戦いは『階級』の高さで決まる
そして俺はここにいるアリ型達よりは高い『階級』なので一方的に吹き飛ばせる
なので
「おらぁー」
俺の気の抜けた声と共に発射された散弾が黒い『川』を引き千切って行くという一方的な蹂躙が出来るのだ
『敵性エイリアンの数が交戦前から比べ30%まで減りました』
ヒナから通信が入る
『大分減ったねーとりあえずこっちに来る分だけ倒して追撃はしなくていいよ』
『了解しました。それと……』
何かを確認するようにヒナの言葉が止まる
そして
『こちらで敵性エイリアンの『サージェント』を確認しました。誰に対処させますか?』
ボスの登場だ
『私が行くから教えて』
『了解しました。それではナビゲートさせていただきます』
ヒナに言われた方向に進むと確かに他とは違った見た目のエイリアンが居るのが分かった
全身に岩のような鎧を付けたトラックくらいの大きさのアリ
どっかのゲームで出てきそうな姿のそいつはこっちを見つけると周りのエイリアンを吹き飛ばしながら一目散に突撃してきた
「その意気やヨシ!!!」
銃を仕舞い拳を構える
そして凄まじい勢いで突っ込んでくる『サージェント』
「どらっしゃあああああああい!!!!」
振り抜いた俺の拳は
突進してきた『サージェント』の頭から体まで真っ二つにした