人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです   作:ふともも辺りに絡みつく触手

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人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです

《オオムラ閉鎖都市》の一番高い真ん中にあるビル

いわゆる都庁のお高いお部屋

なんか位の高い人が通されるお部屋で

 

「さて、初めまして人間の長さん。私は名前はA168。まぁ見たら分かる通りのエイリアンだよ。よろしくね」

 

「ご挨拶ありがとうございます。私はこの《オオムラ閉鎖都市》でトップを務めさせてもらっている『ヒイラギ』です。よろしくお願いします」

 

俺はこの都市の一番偉い人とお話をすることになった

 

 

 

ヒイラギさん

出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでる女性が羨ましがる体格をしている黒髪ポニーテールのメガネをかけた綺麗な女性だ

 

ちなみに我々エイリアンは本拠地に帰ればいつでも体を変化させれるのであんまり羨ましいとは思わない

胸が大きいと戦う時邪魔だしね(経験則)

 

あ、今の俺の胸はめちゃくちゃフラットです

ヒナちゃんも同じー

 

 

 

「さて都市長さん、この場所で一番偉い人。そんな人は私達に何を望む?」

 

なんか前回のススノキさんとの問答をしてるな

 

「我々《オオムラ閉鎖都市》の人間全てを捧げます。だから人類を救ってください」

 

とんでもねーこと言ってきたぞこの人

 

「人類を救ってくださいとかだいぶ大きなこと言ったねー。というかこの都市全部捧げるとか都市長ってそんな権限あるの?」

 

「《閉鎖都市》というのは都市と名乗っていますけど実質的には昔で言う《国》なのです。なのでほぼあらゆることが私をトップに決めていけます。人の命さえも」

 

おぉうすげーよこの人

というかそんな独裁国家的なアトモスフィアだったんか《閉鎖都市》

いやまぁ厳しい国は強力なリーダーを望むっていうけどさぁ

 

「人の命さえも決めることが出来るのが都市長です

だからこそ私は人の命を無価値なものにしたくない

ただ無意味にエイリアン共に踏みつぶされるくらいなら

 

あなた達に私達、人の命の価値を全部賭けたい

 

それが、私の都市長としての答えです」

 

………あぁ、駄目だ。こういうのに弱いんだよ俺

ただただ踏みつぶされるだけの弱者なのにそれでもなお足掻こうとするその精神

あらゆるものを使ってでも人の価値を無意味にしたくないというその考え

見てるだけでこちらの目が潰れそうになるくらいの魂の輝き

なんでここはそういう人間しかないんだ!!なんか俺がチョロインみたいだろ!!

 

「………私たちは間違いなくエイリアンだ。あなた達を騙そうとしているかもしれない。それでもいいの?」

 

当たり前だ。私たちはエイリアンでこの人たちは人間でずっとエイリアンに殺されてきた人たちなんだ

反感を持つのが普通なのにこの人は、その輝きを持つ人は

 

「えぇ、こんな奇跡もう二度とない。そう私は確信しています。そしてもし騙されていたのなら、もう人間は滅びるしかないのです」

 

そう答えまっすぐこちらを見るその目は覚悟のもって俺を見つめている

 

「なんでそこまで私達に差し出そうとするの?」

 

そんなことを言ってしまう。だってそれは普通の人間が考えることじゃないから

 

「貴方達が希望だからです。人間がエイリアンに勝つための唯一の

そしてあなたがちゃんと約束を守る人だからです。『第21拠点編軍』の皆の願いを果たしたように」

 

それでも彼女は言い切る。それはただの口約束。それもただ一回の約束を守っただけ。

いつでも裏切れるそれを、それでも彼女は、俺達はそれをやってくれるだろうと信じており

 

「ははっ」

 

思わず笑ってしまう

まっすぐこちらを見る目は

 

私の向こうに人類の未来を見てる

 

今まで存在しえなかった。滅亡するしかなかった人類の未来を

 

全く、笑ってしまう

 

「あー全くもう『死にかけてたら助ける』とか言わなきゃよかった。ほぼ全人類が『死にかけてる』から助けるしかないじゃん」

 

多分その言葉はとても傲慢な言葉なのだろう

でも私にはそれを言える《力》を持っている

ならあとは

 

「いいよ《オオムラ閉鎖都市》都市長ヒイラギさん。」

 

こういうしかないだろう

 

この世界にエイリアンとして生まれた俺は

 

「貴方達人類を救ってあげる」

 

人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです




A168の戦いはこれからだ!!ということで他の小説比べると確実に短いですが一応完結です
ですがまだ書きたいことがあるので続きが思いついたら書いていこうと思ってます

あとまさかオリジナル三位まで行くとは思ってなかったです
これも読んだくれた皆様のおかげです

皆様本当にありがとうございました
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