チビな3年生がティーパーティーに飼われる話 作:T-h208
おチビちゃんの基本ステータスです
名前 佐藤リセル
性別 女
所属 トリニティ
学年 3年生
全てにおいてだいたい普通
戦闘はカッコよさにこだわっているらしい
トリニティ総合学園にはティーパーティーに入り浸っている1年生がいるらしい。彼女は凄く小さく、ティーパーティー専用の愛護動物であるという噂が絶えず、気になってティーパーティーに押しかける生徒が後をたたない……らしい。
だが、言わせてもらおう。それは間違いだと!最近噂の彼女は3年生である。そして彼女は愛護動物ではないと。……どちらかというとセイアちゃん様のほうが愛護動物に近いのではないか?耳生えてるし。なぜこんなことが言えるかって?
……それは私が噂の彼女だからだよっ!
「うぅ、私は3年生なのにぃ……」
「リセちゃんはちっちゃいからしょうがないじゃんね☆」
「ひどいっ!……もう、ミカちゃん様とは口聞かない!」
「えぇ!?そんなこと言わないでよー!!」
「むぅぎゅ!」
く、苦しい……ミカちゃん様がハグしてくれることは嬉しいのだけど、苦しい。その、えっと、色々あたってるから……。もう慣れたけど最初の頃はゆでダコになりかけてたなぁ。
?なんで、私がミカちゃん様と仲良しかって?ふふーん。それは前世の知識を生かして、色々頑張ったからだよっ!いやぁ、最初はビックリしたよ。残業いっぱいハッピー♪してたら、過労死しちゃって、気づいたらいっぱいお世話になった(何にとは言わない)透き通った世界に転生しちゃったってね。好きなゲームに転生したのなら、やるべきことは1つだけ。そう!原作をなんかいい感じにする!ほら、正規のルートとは限らないし(いや、正規のルートであって欲しい)過去おじをユメパイ先輩と一緒に幸せにしたいし、アリウスの子たちを助けたいし……。まあ、元先生だし……。……曇らせも大好きだけどねっ!
と、とりあえず、好きキャラクターには会いたいじゃん?ホシノとかホシノとかホシノとか……。でも、私、何故かトリニティに通うこと確定してたので会えないんだよぉ……ホシノにぃ。だからトリニティの中で好きキャラと仲良くしようと思ったわけです!……もしかしたらうふふあははぐへへな展開にならないかなって思ったの。正直に話すとね。ま、まぁそれなりにうふふあははな展開(手を繋いだりハグされたり……)になったりもするけど、思った以上に私がよわよわでゆでダコになっちゃうからぐへへな展開にはもっていけない……。実際そんな展開になったら私が死んじゃいそうだからいいんだけど…。
「あ、そういえばナギサちゃん様は今日はいないの?」
「ああ、ナギサなら会議にでているはずだ」
「え、そうなの?じゃあ、お手伝いに行ったほうが……うぎゅっ!」
「だーめ!リセちゃんは私と一緒にいるのー!」
「ミカ、リセが苦しそうだぞ」
セイアちゃん様ぁー!助けてー!!私の背骨が折れちゃう!必死にセイアちゃん様にアピールしたおかげでミカちゃん様のハグからは逃れることができた。いやぁ、死ぬかと思った。
「リセ、こっち」
ソファーに座ったセイアちゃん様が手招きしてくる。うわっ……めっちゃ絵になる。惚れてしまうよ。本当に。
「セイアちゃん、それはずるくなーい?」
「さっきからずっとミカのところにいたのだからいいだろう」
「うぁーダメ人間になりそう……」
凄い。今、セイアちゃん様に膝枕されてる状態なんだけど、これがもう、すっっごい。寝てしまいそう。これが噂のティーパーティー専用の愛護動物の姿だ。これをコハルちゃんとかに見られたらもう、生きていけないかもね☆先輩がこんなふにぁふにぁになってるからね…。コハルちゃん、勘違いしそう。うーん、見られたら羞恥心で死ねるね。
「そういえば、シャーレの先生って今どうしてるの?」
「リセちゃんはシャーレの先生、好きだよね!」
「す、好きじゃないしー!!ミカちゃん様のほうが好きだしー!!」
「……わーお。それ、私以外の生徒に言っちゃダメだからね?」
「リセ、私のことは?」
「好きー」
「……リセちゃん?話、聞いてたー?」
うぅ、みんな、みんな好きなんです!1人だけとか、選べないんです!だ、だからね?ほら、ね?ミカちゃん様、怖い顔で見ないで欲しいなぁ。
それはいいとして。(いや、よくない)私、原作前だと思って優雅に過ごしていたのに、実はもう原作が始まっていたのだ。そう、先生が、大人が来たのだ。私がティーパーティーのみんなとわいわいしている間に!既にアビドスの問題が解決していたのだった!嘘ぉ!ユメパイ先輩もう、いないじゃん!!それで、アリスの件も原作どうりに終ったっぽくて……。次、多分エデン条約なんだよなぁ。みんなとわいわいしてる場合じゃないんだよなぁ。多分、最近ナギサちゃん様が忙しいのもそれが原因かなと。
「エデン条約ぅ……ほちぃのぉ……」
「ほら、ミカが怖い顔をするからリセがおかしくなってしまった」
「だって~」
「あら、皆さんいらっしゃったのですね」
「!ナギサちゃん様!!」
名残惜しいが、セイアちゃん様の膝から降りてナギサちゃん様にかけよる。……しょ、書類が、沢山。ナギサちゃん様が持ってきた書類が大変なことになっている……!あれ?今のホストって、セイアちゃん様だよね?あり得ない量なのだが…。
「ナギサちゃん様は休んでて!私がやっても大丈夫なやつは片付けておくからね!」
「ああ……リセ……」
「リセさん、ありがとうございます。ですが、セイアさんと、ミカさんに話すことがあるので休むのはその後にします」
「その話は私が聞いても大丈夫なやつ?」
「多分大丈夫じゃないかな?私、話の内容知らないけど!」
「……ミカさん。はぁ、聞いても大丈夫ですが……」
「大丈夫!私、あっちの部屋でやってるから」
セイアちゃん様が名残惜しそうにしているが、許してくれ。この書類を何とかして、ナギサちゃん様の疲れをとって物語をいい方に進めるぞ作戦決行中なのだ。……なんか部屋でていくとき、ミカちゃん様が名残惜しそうにしていたのは気のせいにしていいかな?
多分、話の内容はエデン条約だよなぁ。……上手いこと行くかなぁ。普通に心配なんだが。……とりあえず、今日からセイアちゃん様には夜は怖くて寝れないとか理由つけて一緒に寝かせてもらおう!セイアちゃん様の襲撃事件がいつ起こるかわかんないからなぁ。セイアちゃん様、私が夜一緒に寝たいなんて言ったら断るかな……。結構仲良くなってるつもりだけど好感度わからないから怖いなぁ。
ーー夜
「えっと、ちょっと、怖くて……。その、一緒に寝てもいいかな?」
「……誘っているのかい?」
「え?」
普通に一緒に寝てくれた。
リセちゃんはティーパーティーの皆様には甘えられるけどそれを他の人に見られるのはダメみたい。